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眠りの市場にて / 笹川諒【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 とうめいな野原にとうめいな野原を 痛むのは縫い合わすときだけ 第一歌集『水の聖歌隊』で現代歌人集会賞を受賞した著者待望の第二歌集。 「この歌集は夢と同じ言葉で書かれている。ここまで徹底して静かな、酸素のうすい夢の言葉で綴られた歌集が、かつてこの世にあっただろうか」(大森静佳さん/栞より) 「ちぐはぐとおもわれた言葉たちはおそらくあるべくしてそこにある。少なくともこれは笹川さんによってちからを吹き込まれた表現なのだとわかる」(江戸雪さん/栞より) 「この歌集で提示される鮮やかな詩情には驚かされる。(略)歌人は、言葉の鮮度の生命線として、敢えて「詩の痛み」に手を伸ばし、自らの詩を精錬する」(石松佳さん/栞より) 【収録歌より】 いつだって造語のようなすずしさで秋は来るのださびしくはない 簡潔な雨の降るなか思い出す〈時間〉には助手がいたことなどを 春はなおさらあなたの中に教会が二つ見えその小さめの方 沐浴と古地図、それからうつくしい草の作法のひとだあなたは 空自身が壊れぬように空がまだ試さずにいる一色のこと 【目次】 Ⅰ 素描 絵葉書 風の花嫁 春霖 眠りの市場にて 炎天の鳥 Ⅱ 流動 テレーゼ メゾン野放図 二月の果て 修復 紫犬 梅田 カンタベリー echo 白く複雑な街 ピカソ展 紙の船を待つ Ⅲ 銀河の音 まっさらな蜂 ボトルシップ 画商 年表 grace 柚子のゆうれい 須磨 猫の髭 紫陽花抄 ルリケール 窓辺のヴァイオリニスト レモンと巡礼 【著者プロフィール】 笹川諒(ささがわ・りょう) 長崎県生まれ。大阪大学文学部卒業。2014年より「短歌人」所属。歌集『水の聖歌隊』(書肆侃侃房)で第47回現代歌人集会賞受賞。 著者 笹川諒 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年8月23日 四六判 上製 144ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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百人一首バトル【新本】
¥2,310
【出版社内容紹介】 今を生きるあなたにとって 一生忘れられない歌が ここにあります。 短歌をこよなく愛する5人がお届けする 「現代短歌 百人一首×5」 百人一首 栗木京子選 意味としらべのマリアージュ ホメロスを読まばや春の潮騒のとどろく窓ゆ光あつめて 岡井隆『鵞卵亭』 百人一首 穂村弘選 アヴァンギャルドの夢 ポオリイのはじめてのてがみは夏のころ今日はあついわと書き出されあり 石川信雄『シネマ』 百人一首 佐藤弓生選 遠い年、遠い地図 閉ぢられてある鏡にて白鳥は漆黒の夜をわたりの途中 渡辺松男『牧野植物園』 百人一首 千葉聡選 失われた名歌を求めて 永遠に忘れてしまう一日にレモン石鹼泡立てている 東直子『青卵』 百人一首 石川美南選 加速する時間/膨らむ時間 わたしたちの避難訓練は動物園のなかで手ぶらで待ち合わせること 平岡直子『みじかい髪も長い髪も炎』 【目次】 はじめに この本について 百人一首 栗木京子選 意味としらべのマリアージュ 百人一首 穂村弘選 アヴァンギャルドの夢 百人一首 佐藤弓生選 遠い年、遠い地図 百人一首 千葉聡選 失われた名歌を求めて 百人一首 石川美南選 加速する時間/膨らむ時間 作者情報 現代短歌の世界へ、ようこそ! おわりに 編者プロフィール 【編者プロフィール】 栗木京子(くりき・きょうこ) 1954年生まれ。歌人。「塔」短歌会選者。読売新聞、西日本新聞などの歌壇選者。歌集に『夏のうしろ』(読売文学賞)、『けむり水晶』(迢空賞)、『新しき過去』など。歌書に『現代女性秀歌』『短歌をつくろう』など。 穂村弘(ほむら・ひろし) 1962年生まれ。短歌をはじめとして、エッセイ、評論、絵本、翻訳などを手がける。『シンジケート』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『水中翼船炎上中』『世界音痴』『蛸足ノート』『短歌の友人』『短歌ください』等著書多数。伊藤整文学賞、講談社エッセイ賞、若山牧水賞他を受賞。 佐藤弓生(さとう・ゆみお) 1964年生まれ。歌人。第47回角川短歌賞を受賞。著書に歌集『世界が海におおわれるまで』『眼鏡屋は夕ぐれのため』『薄い街』『モーヴ色のあめふる』のほか、掌編集『うたう百物語』、歌画集『花やゆうれい』(画・町田尚子)などがある。 千葉聡(ちば・さとし) 1968年生まれ。歌人。横浜サイエンスフロンティア高校教諭。國學院大學講師。二十代の終わり、「かばん」に入会し、本格的に短歌を詠み始める。第41回短歌研究新人賞を受賞。著書に『微熱体』『飛び跳ねる教室』『短歌は最強アイテム』『90秒の別世界』『はじめて出会う短歌100』など。作曲も手がける。 石川美南(いしかわ・みな) 1980年生まれ。同人誌poolおよび[sai]の他、さまよえる歌人の会、山羊の木などで活動中。歌集に『砂の降る教室』『裏島』『離れ島』『架空線』『体内飛行』。2020年、第1回塚本邦雄賞受賞。最近の趣味は「しなかった話」の蒐集。 編者 栗木京子・穂村弘・佐藤弓生・千葉聡・石川美南 発行所 書肆侃侃房 発行日 2026年1月19日 四六判 上製 168ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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FULL L / 水無田気流【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 待望の第三詩集 うみわり草をつみにゆくのです おもちかえりの水圧 かかえて うみゆき道のはて にわかまち すいろ電車をめざしてゆきます そろそろ神離れが必要です 詩において人間の生が更新される。そのとき生じるものを抒情と呼ぶことは可能だろうか。私は可能だと考える。 (蜂飼耳「振動という基底に降りる」2022/6「現代詩手帖』より」) 【目次】 count5:FULL LIFE 世界モニタ count4:FULL LOCKED FULL LOCKED(デグチナシ) 偽振動(ふるるるる) 太陽視覚 浮遊期 破線史 count3:FULL LENGTH FULL LENGTH(トーシンダイ) ソーラー・ブック増補改訂版 虚色(ソライロ)マーケット テイジョウヘイワノタメニ 幸福装置 count2:FULL LOADED FULL LOADED(ゲンカイ) 世界幻夜行 パンダ令 忘レ月 ソラナミダ・ソーダ 空層ガイド ボオフラ・ロード 文字スクイ count1:FULL L FULL L ヒゴオル 虚音(ソラミミ) 始点(カミバナレ) ニセモノガエリ まつりびとれいこんま 白絶(シロタヘ) 0 暴虐の春 カミワスレ 火凍り 動宴 はいぱーでみっく/いんなーりりっく(みにまむ) -1 ナギノハラ あとがき 初出一覧 【著者プロフィール】 水無田気流(みなした・きりう) 1970 年、神奈川県生まれ。2003 年、第41 回現代詩手帖賞受賞。 2006 年、第1詩集『音速平和』(2005 年、思潮社)で第11 回中原中也賞受賞。 2008 年、第2詩集『Z境』(2008 年、思潮社)で第49 回晩翠賞受賞。 著者 水無田気流 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年6月11日 四六判並製 176ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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氷見敦子全詩集【新本】
¥3,300
【出版社内容紹介】 <没後40年> 生命の火が燃え尽きる直前まで、詩の高みをめざして闘い続けた夭折の詩人、氷見敦子。 没後40年の今ここに甦り、新たな詩の未来を開示する。 ここが わたしにとって 最終的な場所なのだ という記憶が 静かに脳の底に横たわっている 氷見敦子は1985年、30歳の若さで皆に惜しまれつつ逝去した。七回忌に刊行された『氷見敦子全集』掲載の詩に、このたび発見された未発表詩2篇、小説2篇を加え、新たな一冊として現代に問う。その硬質な詩の言葉を読み解く8人の詩人の寄稿・解説と、弟・氷見進氏による貴重な証言も併せて収録。 氷見敦子の壮大な悪夢・異夢には暗黒を噛み砕き、呑み込んでいこうとする意思がちらついている (井坂洋子) 詩人の生きた航跡を詩の言葉で辿るのは、私自身が生きてやがて死んでいくことを辿る感覚に等しかった (川口晴美) 詩と死とを向かい合わせる場で格闘した詩人の足跡が、消えるどころか、むしろ鮮やかさを増して改めて出現する (蜂飼耳) 詩人は見えない何かを察知し、飲み込み、超現実的な言葉にそれを乗せて送り出しているのではないか (氷見進) ━寄稿「氷見敦子のこと」より 解説・近藤洋太 年譜・解題も収録 【目次】 詩篇 詩集『石垣のある風景』 詩集『水の人事』 詩画集『異性の内側』 詩集『パーティ』 詩集『柔らかい首の女』 没後詩集『氷見敦子詩集』 未刊詩篇 小説 潜む女 飛ぶ女 氷見敦子のこと 寄稿 井坂洋子 氷見敦子、あるいは憑存するスピリット 添田馨 想念のゆくえ 須永紀子 想念の宇宙 野木京子 姉氷見敦子の思い出︱光と魚そして夢 氷見進 街はたったひとりの「わたし」たちを銀河のように光らせているか 川口晴美 生きている「女」 杉本真維子 苛烈な追求 蜂飼耳 解説 生の完遂 近藤洋太 資料 年譜 添田馨 解題 参考文献 【著者プロフィール】 氷見敦子(ひみ・あつこ) 1955年2月16日、大阪府寝屋川市生まれ。1971年、神奈川県逗子市に転居。1978年3月、フェリス女学院大学文学部英文科卒業。当時、フェリス講師だった中桐雅夫に詩をみてもらい、本格的に詩を書きはじめる。卒業後はフリーライターなどをして生計をたてながら同人詩誌「SCOPE」を中心に旺盛な作品活動を続けるが、1985年10月6日、胃がんのため死去。享年30。詩集に『石垣のある風景』『柔らかい首の女』『氷見敦子詩集』など。1991年、七回忌を機に、エッセイや日記なども併せ収録した『氷見敦子全集』が刊行された。 著者 氷見敦子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年12月20日 四六判 並製 520ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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現代短歌クラシックス13 さよならバグ・チルドレン / 山田航【新本】
¥1,540
【出版社内容紹介】 たぶん親の収入超せない僕たちがペットボトルを補充してゆく 現代歌人協会賞を受賞した山田航の第一歌集を新装版で復刊! 【収録歌より】 靴紐を結ぶべく身を屈めれば全ての場所がスタートライン ありつたけの奇跡集めて春の野にぶちまけたらやつと笑つてくれた カントリーマァムが入室料になる美術部室のぬるめのひざし 張りつめる水平線は彼方から彼方へつながれる糸電話 りすんみい 齧りついたきりそのままの青林檎まだきらきらの歯型 【著者プロフィール】 山田航(やまだ・わたる) 1983年札幌生まれ。札幌在住。歌集に『さよならバグ・チルドレン』『水に沈む羊』『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』。編著に『桜前線開架宣言』、エッセイに『ことばおてだまジャグリング』。 著者 山田航 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年8月23日 四六判変形 並製 20ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ここにきている / ぷくぷく【新本】
¥2,090
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 空のこと一度忘れて空のこと突然見たらすごいだろうな 第7回笹井宏之賞大賞受賞! 自分の理解が及ばない世の摂理を受容し、世界の美しさと不可解さをそのままに受け止めること。「受容」が難しい時代にあって、この一冊の世界への開かれ方はまぎれもない。 ━━━━山崎聡子(栞文「世界を受容する言葉」より) 【収録歌より】 電柱の上のほうにはいろいろな技術がかなり使われている いやらしい気持ちのようにむらさきの紫陽花をだすことがある道 工場でラムネにされてしまうとき水は痛くてこわいだろうか 雪だるまの胸に林檎を埋めるのはとてもいけないあそびとされる 赤ちゃんに不思議がられているときの世界は少しはりきっている 【目次】 第一章 うつくしい窓辺 散歩している 愛じゃなければ 夏休み 第二章 するどい夜 水 月の番組 雲をつかんで 楽器のように かたつむり 第三章 冬の焚き火の ゼログラム 午後っぽい ここにきている 一度忘れて あとがき 【著者プロフィール】 ぷくぷく 1975年名古屋市生まれ。川崎市在住。2021年に作歌を始める。第7回笹井宏之賞大賞。うたの日育ち。 著者 ぷくぷく 発行所 書肆侃侃房 発行日 2026年2月2日 A5判変形 並製 128ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ユニヴェール20 流 / 桜川冴子【新本】
¥2,310
【出版社内容紹介】 水俣を離れ続けてほーれ、ほう流民の舟にあれば歌へり 流――水俣を離れて50年。 ふるさとの家はなお水俣にありて歌い続ける著者のこれまでの5冊の歌集から抄出した選歌集 【収録歌より】 頼りない湯豆腐のような君なれば生姜のように座ってあげる 沈黙の会議はつづく 微笑みてをれど開かぬモナリザの唇 大宇宙つくり給へる手を想ふまつ白な雪を転がしながら 言葉より生れたるやうにひいふうみいひいふうみいと丘をゆく蝶 古池や 蛙は何匹ゐるのかと言ひあつた日々よ欠席に○をす 【著者プロフィール】 桜川冴子(さくらがわ・さえこ) 1961年、熊本県水俣市生まれ。 現在、福岡市在住。大学准教授。 「かりん」会員、馬場あき子に師事。 これまでに歌集『六月の扉』、『月人壮子』、『ハートの図像』、『キットカットの声援』、『さくらカフェ本日開店』の5冊を刊行。他に現代短歌文庫『桜川冴子歌集』がある。 歌書は『馬場あき子と読む 無名抄』(共著)、『短歌でめぐる九州・沖縄』(編著)がある。筑紫歌壇賞をはじめ多くの賞の選考に携わる。博報賞、福岡市文学賞、福岡市文化賞等を受賞。 著者 桜川冴子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2023年9月25日 四六判変形 並製 160ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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富岡冬野 われを見知らぬ街にきて / 清水あかね【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 〈両脚の無い子が街に這つてゐる空にひそかな三日月のかげ〉 上海にて35歳で客死した伝説の歌人・富岡冬野の知られざる生涯 文人画家富岡鉄斎の孫として1904年に生まれた富岡冬野は、15歳で「心の花」に入り頭角を現した後、プロレタリア運動に関わり、東宝で映画製作に関わる夫とともに上海に渡り、上海事変に巻き込まれた民衆の悲惨を歌に詠んだ。 佐佐木信綱、齋藤瀏、佐藤春夫、五島美代子らが高く評価し、一つ年上の前川佐美雄からライバル視もされた富岡冬野はどのような歌人であったのか? 大正末から昭和初期の激動の時代を生き、35歳で若くして客死した彼女の生涯が、本書で初めて明らかになる。 ◎片山廣子と齋藤史が編纂した遺歌文集『空は青し』から160首余りを抄録 ◎鶴見和子との合同送別会、李香蘭により施された死化粧など、貴重な写真を収録 「高い教養に裏打ちされた社会に対する鋭い眼差しを持ち、それをやわらかい言葉で伝えた女性歌人が戦前にすでに存在していた。富岡冬野の存在が、戦後の女性歌人たちの系譜に繋がることは間違いない。五島美代子をはじめとする「女人短歌」を創刊した歌人たちに繋がり、また現在活躍する、とりわけ鋭い社会詠を詠む女性歌人たちに繋がっているのだと思う」(「おわりに」より) 「女が女を本当に好きになれるといふ事を、私はふゆのさんを得て初めて理解したのだつた。(略)私は女学生のやうに甘やかな気持と、それから烈しい同志愛といふにも似た気持と両方を持つて、ふゆの様に接してゐたのだつた」(五島美代子) 「御一緒に坐つて居る丈で、この方は、私に欠けて居る実に多くのものを教へて下さつた」(齋藤史) ◎富岡冬野の作品の一部 ふるさとの大き樹しげり暗き家にひねもす何もせずゐし娘 楡の樹も空なる雲もかささぎもわれを見知らぬ街にきて住む しどけなく物思ふ春を谷かげの蛇やとかげとわが犬は遊ぶ 南京路(ナーチンル)の夜のカフヱに小猫ゐてすゐつちよと遊ぶ秋となりぬる 両脚の無い子が街に這つてゐる空にひそかな三日月のかげ 【目次】 第一章 京都富岡家での日々 1 富岡家に生れて 2 佐佐木信綱との出会いと父の死 3 「心の花」に登場 4 いちじるしい進歩 第二章 『微風』の世界 1 第一歌集『微風』刊行 2 『微風』の世界 3 歌集の評価 第三章 プロレタリア運動 1 モダンな女学生時代 2 恋愛と結婚 3 新婚生活とマルクシズム 4 三・一五事件 5 松崎流子としての活動 6 東京へ 第四章 砧村時代 1 作歌の再開 2 挫折感、閉塞感 3 夫との齟齬 4 孤独 5 なまけものの妻 6 京都への思い 7 動物や植物からの癒し 8 「試写室」 9 冬野の夢 第五章 同時代の歌人たちとの交流 1 五島美代子 2 前川佐美雄 3 片山廣子 4 栗原潔子 5 齋藤史 第六章 上海時代 1 松崎の映画工作 2 冬野の上海行き 3 上海上陸 4 上海の風景 5 望郷と夫婦愛 6 戦禍の跡 7 突然の死 8 最終歌 第七章 悲しき帰国、その後 1 悲しき帰国 2 遺歌文集『空は青し』 3 考察『空は青し』 4 松崎のその後 5 おわりに 富岡冬野関連年譜 参考文献・図版出典 上海地図 あとがき 富岡冬野『空は青し』抄 【著者プロフィール】 清水あかね(しみず・あかね) 1966年神奈川県生まれ。お茶の水女子大学修士課程人文科学研究科日本文学専攻修了。鎌倉女学院中学校高等学校国語科教諭。大学時代「心の花」に入会、中断を経て2011年「心の花」に再入会する。2014年より「佐佐木信綱研究会」に所属、佐佐木信綱や富岡冬野の研究をする。2020年第一歌集『白線のカモメ』を刊行、ながらみ書房出版賞を受賞する。 著者 清水あかね 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年12月28日 四六判 並製 272ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ユニヴェール27 ドアノブだったら屈んで拾う / 佐藤理江【新本】
¥2,310
【出版社内容紹介】 下からのにぶい反射の正体がドアノブだったら屈んで拾う 強現実の片鱗。 超現実でも仮想現実でもない、強現実とでも呼びたい景がこの世にはある。たとえば家屋取り壊し後になお残る生活の跡、たとえば手のひらの火傷に感じる焦土。ドアの向こうに広がる、かつての、そしてこれからの強現実の数々。それらの片鱗を伝える歌集がここにある。――佐藤弓生 【収録歌より】 トンビトンビそこから落ちると痛いってその良く見える目でわからないのか 袈裟懸けに鬼を斬るたびステージの上で子どもは親を探した 坂道の角度にあわせ足首を前に倒してからだを運ぶ 迂回路の隔てる先に谷底の旗を見下ろす切り岸がある 【著者プロフィール】 佐藤理江(さとう・りえ) 1967年1月25日 東京生まれ 2002 第1歌集『虹の片脚』 2005 第2歌集『箱船』 2008 第3歌集『避雷針の先端の銀』 2012 第4歌集『西日が穏やかですね』 2017 第5歌集『あったこともない人々』 2021 第6歌集『最初ギリッとふたを開け』 埼玉県歌人会理事 埼玉新聞歌壇欄選者 まいだーん編集人 未来編集委員 ユニヴェール 新鋭短歌シリーズ、現代歌人シリーズが生まれ、 短歌世界は思いもかけない方向にひろがりをみせている。 そして今、新しいレーベルが生みだされる。 ユニヴェールとは、短歌の壮大な宇宙。 これからもきっと、新しい歌人との出会いが待っているにちがいない。 著者 佐藤理江 発行所 書肆侃侃房 発行日 2026年1月25日 四六判 並製 144ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ユニヴェール25 パーチェム / 水岩瞳【新本】
¥2,640
【出版社内容紹介】 パーチェムは平和のことなり 弥撒曲のフォルティッシモに響くパーチェム 歌集の題名はこの一首から取られた。「ドナ・ノービス・パーチェム」(Dona nobis pacem) は、「われらに平和を与えたまえ」という意味のラテン語で、バッハのロ短調ミサ曲にもこの歌詞があるという。初句と結句の二つの「パーチェム」が響き合い、音が耳にくっきりと残る。平和を祈る思いが込められた美しい一首である。 —吉川宏志《解説 結句の飛躍と、平和(パーチェム)への祈り》 学校のレモン石鹼まだあるか網に吊るされ月照る中に 事故なんかなかったように次々と再稼働するザクロの実たち 聖書読むわたしを褒めし父親の右腕にある比島の弾痕 礎(いしじ)の名なでて呟く「忘れたらかわいそうやさ」琉球木槿 あの戦争はつい最近のことなんです千年の樟の時間にすれば 【著者プロフィール】 水岩瞳(みずいわ・ひとみ) 名古屋市生まれ 同志社大学文学部卒業 現在 「塔」短歌会所属 有志の「短歌の会」参加 中部日本俳句作家会会員 現代俳句協会会員 「古志」同人 著書 小説『あの夏のニセコから』(健友館) 第一句集『薔薇模様』(ふらんす堂) 第二句集『幾何学模様』(ふらんす堂) 新鋭短歌シリーズ、現代歌人シリーズが生まれ、 短歌世界は思いもかけない方向にひろがりをみせている。 そして今、新しいレーベルが生みだされる。 ユニヴェールとは、短歌の壮大な宇宙。 これからもきっと、新しい歌人との出会いが待っているにちがいない。 著者 水岩瞳 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年8月31日 四六版 並製 184ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ユニヴェール22 空のために飛ぶ鳥 / 宮川聖子【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 夜にはまだ浅き落陽の丘にいて空のために飛ぶ鳥を見ていた 陶片に差す光と出あうとき キラリと歌が生まれ軽やかに空を飛ぶ 【収録歌より】 全部が要らないんじゃない無残だねシュレッダーの見えない刃(やいば) 採血の瓶の日付は整列し同じに見える今日にさよなら 生命はガラスの瓶に納まったいちばん静かな壊れものです ふあんふあんひらがなにしたら軽やかで不安がふあんと無くならないか 繫ごうと思わずふれる夜の手はこたつの足より寂しいんだよ 【著者プロフィール】 宮川聖子(みやがわ・せいこ) 1962年 岐阜県多治見市笠原町に生まれる 1998年 父親の病室で短歌を作り始める 2003年 未来短歌会に入会(加藤治郎に師事) 2019年 第一歌集『水のために咲く花』刊行(書肆侃侃房) ユニヴェール 新鋭短歌シリーズ、現代歌人シリーズが生まれ、 短歌世界は思いもかけない方向にひろがりをみせている。 そして今、新しいレーベルが生みだされる。 ユニヴェールとは、短歌の壮大な宇宙。 これからもきっと、新しい歌人との出会いが待っているにちがいない。 著者 宮川聖子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2024年11月2日 四六判 並製 128ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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素面のダブリン市民 ゆるふわアイルランド紀行 / 北村紗衣【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 ダブリンは世界で一番すてきな街です! 大学のサバティカル(在外研究)で1年間ダブリンに住むことになった英文学者のアイルランド滞在記。 文学、ことば、劇場から、最悪の住宅事情に、紅茶論争、ポテトチップス文化まで。 1年間住んで、心の故郷と思えるくらいダブリンが好きになりました。家賃がバカ高い以外は最高の街です。ロンドンに比べて住民はフレンドリーですが、そんなに干渉されることはありません。素晴らしい劇場や映画館があり、値段さえ我慢すれば美味しいお茶やコーヒーが飲めます。全体的に文化とか芸術を尊重する雰囲気があり、ロンドンや東京に比べて金儲け主義的なところが少なくて大学ものんびりしています。(略)アイリッシュ海に浮かぶ複雑な歴史と豊かな文化を持つエメラルドの島に、ぜひ興味を持ってほしいと思っています。 (エピローグより) もくじ プロローグ エメラルドの島へようこそ アイルランド全土マップ/ダブリン中心部マップ アイルランドあれこれ ダブリンの住宅事情 ブルームの日 ダブリンの銅像 ダブリンお茶事情 アイルランドのことば 実在するアイルランド語ヒップホップトリオを題材にした新作映画『KNEECAP/ニーキャップ』 クリスプスことポテトチップス 少数言語がテーマのウィキメディア会議「ケルティック・ノット」 ウェクスフォード・フェスティバル・オペラ ダブリンの劇場 クリスマス~パントマイムとホリデイ気分 リトル・クリスマスと小正月~アイルランドと日本の女性の新年 ダブリンの「付属カフェ」 ショーン・オケイシー『銀杯』に出てくる「フットボール」とは? ドラキュラの正体は? アイルランドを離れて イギリスでの調査 ボウイはベルファストじゃなく、ベルリンに行った 『ゲーム・オブ・スローンズ』の故郷、北アイルランド デリー・ガールズを訪ねて ラスベガスでのバーレスク・ホール・オブ・フェイム・ウィークエンド 地球最後のオンラインユートピアの祭典、ウィキマニア シスター、大丈夫ですか?~イギリスでヘイトクライムにあって エピローグ 聖パトリックの日、さよならダブリン サバティカル中の業績 参考資料一覧 画像出典一覧 初出一覧 【著者プロフィール】 北村紗衣 (きたむら・さえ) 武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授。1983年士別市生まれ。旭川東高校卒業後、東京大学教養学部表象文化論にて学士号及び修士号を取得し、2013年にキングス・カレッジ・ロンドンにて博士号を取得。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』(白水社、2018)、『批評の教室――チョウのように読み、ハチのように書く』(筑摩書房、2021)、『[増補]お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(筑摩書房、2025)、『女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選』(書肆侃侃房、2024)、『学校では教えてくれないシェイクスピア』(朝日出版社、2025)など。日本語版ウィキペディアで活動するウィキメディアンでもある。 著者 北村紗衣 発行所 書肆侃侃房 発行日 2026年3月17日 四六判 並製 184ページ+口絵カラー8ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ユニヴェール13 偶然、この官能的な / 笹原玉子【新本】
¥2,310
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 塚本邦雄の歌とともに歩いた歌人のいま 23年ぶりの第3歌集 笹原玉子が塚本邦雄や山中智恵子を強烈に慕うのも、その中にある「とてつもない孤独の空洞」を見いだし、共鳴したからにちがいない。美を選択することは、世界の果てに独り立つことなのだ。 林和清 言葉と言葉がなんらかの共通項に呼ばれて近づき、ふたたび離れてゆく。星の数ほどある言葉の宇宙のなかで、それは偶然の出会いである。偶然を呼びよせ、招きいれる歌が、本書にはたくさんおさめられている。 佐藤弓生 ロマンチックだがどこか人を食ったようなところのある、飄々とした語り。スピード感のある韻律。一ページ目を開いて、嬉しさに小躍りしてしまった。そうそうそう。これです、これですよ! 石川美南 目次 それより空のふかみどり とほき祖鳥も 昼は日ぐらし これの世に 此処は未完のものがたり 書物のなかはからさわぎ 玲にして瓏 わすれられただいじな さざなみ軍記 おやくそく あとのゆふぐれ 儚ごと あめつちほしそら うはのそらこそ 明けは騒ぎぬ あさきみどりを あをざめた系譜のむすめ 露はらひ うたたね 詩歌列島 ヒアシンス 回廊より 流燈がゆく 嵐の夜の 他の名はない 髪のさはだち、眉宇の孤独 兆 花散里 永遠 横顔を見せてください 花ばかり降る 朱夏 美酒ありき うすきみどりの沓にはきかへ 冬の書記 夜物語 Ⅱ 夜物語 あとがき 著者プロフィール 笹原玉子(ささはら・たまこ) 1948年生まれ。「玲瓏」会員。 歌集に「南風紀行」「われらみな神話の住人」、詩集に「この焼跡の、ユメの、県(あがた)」。 【自選6首】 みづうみのなかに小さき墓地ありきいづれの世にか呼ばむ「東京」 氷売りが扇売りとすれちがふ橋たつたそれだけの推理小説 バビロンの宝はひとつ金銀でなく捕囚でもなくそのかみのうはのそらこそ お嬢さん、今宵つくうそはみづいろ。こころはいつもからにしてをく 犬戎の頭目なれば文盲にして星辰の列すべて諳んじ まだことば生まれぬまへに祈りはあつた綺羅めく空に膝を折りし日 著者 笹原玉子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2020年4月9日 四六判変形 並製 160ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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夜明けと音楽 / イ・ジェニ、橋本智保 訳【新本】
¥2,200
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【出版社内容紹介】 「結局のところ物を書くというのは、よく知っている単語の中に、自分の悲しみを見つけること」 なくなったものの痕跡をたどり、孤独とともに創作する詩人イ・ジェニが綴るエッセイ集。 夜の闇に流れる、長く静かな時間に立ち上がる静謐な26編。 ある夜明けには涙のようにあふれる音楽について語り、またある夜明けには悲しみに満ちたプレイリストを思い出しながら詩を読む。 旅先で遭った不慮の事故、長いあいだ不眠症に悩まされたこと、ロックバンドで音楽に心酔していた二十代の頃のこと。 孤独とともに創作する詩人が、母の最期に立ち会い、イヨネスコやボードレールなど文人たちの足跡をたどり生まれた、詩と散文の境界を行き来するような言葉の記録。 ロングセラーエッセイ『詩と散策』(ハン・ジョンウォン)と並ぶ、“言葉の流れ”シリーズの代表作。 ①「チェチェク―花の別称」 ②「夢はどこから流れてきて、どこへ流れていくのか ――夜明けの日記 二〇一六年二月七日 一時三十一分」 ③「白紙は削除された文章を抱いている」 『夜明けと音楽』は、時間の流れという出版社の「言葉の流れ」シリーズ全十巻の十巻目にあたり、本書はその全訳です。しりとりをするように前の著者が次の著者に言葉をバトンタッチをする形を取っており、四冊目の『詩と散策』(ハン・ジョンウォン、拙訳 二〇二三年 書肆侃侃房)から『散策と恋愛』へ、『恋愛と酒』から『酒と冗談』へ、『冗談と影』から『影と夜明け』へ、そして最後を詩人イ・ジェニの『夜明けと音楽』が飾ります。(訳者あとがき) 【著者プロフィール】 イ・ジェニ 이제니 1972年生まれ。2008年、京郷新聞新春文芸によりデビュー。詩集『たぶんアフリカ』『なぜなら、私たちは自分を知らなくて』『流れるように書いたものたち』『ありもしない文章は美しく』を発表。片雲文学賞優秀賞、金炫文学牌、現代文学賞を受賞。 言葉によって世界の細部を書き、消し、再び書くことをとおして、既知の世界と少しは違う世界、少しは広く深い世界にたどり着くことを願っている。 【訳者プロフィール】 橋本智保(はしもと・ちほ) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』『七年の最後』(共に新泉社)、李炳注『関釜連絡船』(藤原書店)、朴婉緒『あの山は、本当にそこにあったのだろうか』(かんよう出版)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(書肆侃侃房)、ハン・ジョンウォン『詩と散策』(書肆侃侃房)、チョン・ジア『父の革命日誌』(河出書房新社)など多数。 【目次】 Ⅰ 音楽もしくは孤独、あるいは愛と呼んでいた瞬間 チェチェク―花の別称 涙のようにあふれ出る音楽 誰かがあなたのために祈りを捧げる 文章は上から下へ降り注ぐ 跳躍する曲線があるから、私たちは メタリカフォーエバー その光が私のもとへやってくる 夢はどこから流れてきて、どこへ流れていくのか 事物に慣れた目だけが事物の不在を見る 回復期の歌 私の部屋の旅行―天井と床のあいだで一週間 麻田―繰り返し広がる 夜釣りのためのプレイリスト 眠れない夜のためのプレイリスト Ⅱ 再び明るむ夜明けのリズムから 未知の書き物 夢から来た手紙―天上の音を歌うあなたへ 直前の軌跡 夜明けに詩を読むあなたに 暗闇の中から暗闇に向かって イメージは言語を必要とする 言葉が魂へ流れたら 紙の魂 白紙は削除された文章を抱いている 墓地を散策する人の手紙 瞬間の中から、瞬間に向かって 朝の木から夜明けの海まで 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき 著者 イ・ジェニ 訳者 橋本智保 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年11月20日 四六判変形 240ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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現代短歌パスポート6 石になるための準備号【新本】
¥1,100
【出版社内容紹介】 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊! 山田航 藪内亮輔 竹中優子 田村穂隆 石川美南 土岐友浩 小坂井大輔 左沢森 小原奈実 笹川諒 【収録作品】 田村穂隆「構想」 土岐友浩「タイムアタック」 石川美南「サイレント菜園」 左沢森「This Car Is Very You」 竹中優子「半額のシール」 小坂井大輔「涅槃は坊主の耳の奥です」 小原奈実「鷹の墓」 藪内亮輔「それでも表示する」 笹川諒「宇宙樹」 山田航「それぞれのちゃちな忘却のために」 【執筆者プロフィール】 田村穂隆(たむら・ほだか) 一九九六年生まれ、島根県出身。「塔」所属。第一歌集『湖とファルセット』(現代短歌社)で第四十八回現代歌人集会賞、第六十七回現代歌人協会賞を受賞。 土岐友浩(とき・ともひろ) 一九八二年、愛知生まれ。歌集に『Bootleg』(第四十一回現代歌人集会賞受賞)、『僕は行くよ』、『ナムタル』。「西瓜」同人。京都市在住。 石川美南(いしかわ・みな) 一九八〇年生まれ。同人誌pool および[sai]、さまよえる歌人の会などで活動中。歌集に『砂の降る教室』『裏島』『離れ島』『架空線』『体内飛行』。第一回塚本邦雄賞受賞。趣味は「しなかった話」の蒐集。 左沢森(あてらざわ・しん) 一九八五年生まれ。山形県出身。二〇二一年ブンゲイファイトクラブ3優勝。二三年第五回笹井宏之賞大賞受賞。第一歌集準備中。 竹中優子(たけなか・ゆうこ) 一九八二年生、福岡県在住。短歌・詩・小説を書く。歌集『輪をつくる』(KADOKAWA)、詩集『冬が終わるとき』(思潮社)、小説『ダンス』(新潮社)。 小坂井大輔(こざかい・だいすけ) 一九八〇年名古屋市生まれ。短歌ホリック同人。二〇一六年「スナック棺」で短歌研究新人賞候補。歌集に『平和園に帰ろうよ』『KOZAKAIZM』。 小原奈実(おばら・なみ) 一九九一年東京生まれ。第五十六回角川短歌賞次席。東京大学本郷短歌会(現在は解散)、同人誌「穀物」などに参加。歌集に『声影記』(港の人、二〇二五年)。 藪内亮輔(やぶうち・りょうすけ) 一九八九年生まれ、京都在住。第一歌集『海蛇と珊瑚』(二〇一八年・角川文化振興財団)、第二歌集『心臓の風化』(二〇二四年・書肆侃侃房)。角川短歌賞選考委員。 笹川諒(ささがわ・りょう) 長崎県生まれ。大阪大学文学部卒業。二〇一四年より「短歌人」所属。第一歌集『水の聖歌隊』(書肆侃侃房、二〇二一年)、第二歌集『眠りの市場にて』(書肆侃侃房、二〇二五年)。 山田航(やまだ・わたる) 一九八三年札幌市生まれ・在住。「かばん」会員。第一歌集『さよならバグ・チルドレン』(現代歌人協会賞・北海道新聞短歌賞受賞作)が二〇二五年九月に書肆侃侃房「現代短歌クラシックス」シリーズで新装復刊。 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年11月20日 四六判変形 112ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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午後のコーヒー、夕暮れの町中華 / 安澤千尋【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 いつだってわたしを助けてくれたのは、街にある小さな店だった。 そこへたどり着けさえすれば、またわたしは生きる力を取り戻すのだ。 街歩きエッセイスト「かもめと街 チヒロ」が、東京の店の情景を描く。 浅草、上野、日本橋、銀座、新橋、神保町、秋葉原 ――東京下町エリアを中心とした全61店 【目次より】 揚げたてのチキンバスケット ― 銀座ブラジル 浅草店(浅草) 夢うつつの空間で、クリームソーダ ―丘(上野) はじめまして、黒い天丼 ― 天ぷら 中山(日本橋) 平日のサラリーマンとポンヌフバーグ ― カフェテラス ポンヌフ(銀座・新橋) 喪失と再生のグラタントースト ― カフェトロワバグ(神保町・神田) 【著者プロフィール】 安澤千尋(やすざわ・ちひろ) 1981年生まれ。浅草出身の街歩きエッセイスト。2017年より個人ブログ『かもめと街』を始める。『決めない散歩』『いつかなくなるまちの風景』『たらふく』などの日記やエッセイ、アンソロジーなど多岐にわたるZINEを発行。近年では青土社『ユリイカ』、講談社『群像』への寄稿などで活動し、本書が初の商業出版となる。 著者 安澤千尋 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年5月13日 四六判 224ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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現代短歌パスポート5 来世イグアナ号【新本】
¥1,100
【出版社内容紹介】 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊! 斉藤斎藤 山崎聡子 堀静香 吉田隼人 井上法子 佐々木朔 石井僚一 丸山るい 野口あや子 内山晶太 【収録作品】 佐々木朔「新市街」 井上法子「碧瑠璃」 丸山るい「遠景」 堀静香「ひらひらと四股」 野口あや子「サブスク」 内山晶太「逃げてゆく馬たちの」 山崎聡子「越冬隊」 斉藤斎藤P「呼吸のように」 吉田隼人「nunc aeternum」 石井僚一「ありがとアーメン、さよならグッバイ」 【執筆者プロフィール】 佐々木朔(ささき・さく) 1992年神奈川県生まれ。早稲田短歌会を経て、現在「羽根と根」同人。歌集に『往信』(2025年、書肆侃侃房)。 井上法子(いのうえ・のりこ) 1990年生まれ、福島県出身。著書に『永遠でないほうの火』『すべてのひかりのために』(ともに書肆侃侃房)。 丸山るい(まるやま・るい) 1984年生まれ、東京都在住。「短歌人」所属。第22回髙瀬賞受賞。第一歌集準備中。 堀静香(ほり・しずか) 1989年神奈川県生まれ、山口県在住。短歌同人「かばん」所属。第一歌集『みじかい曲』(2024年、左右社)で第50回現代歌人集会賞受賞。他エッセイ集に『わからなくても近くにいてよ』(2024年、大和書房)など。 野口あや子(のぐち・あやこ) 1987年、岐阜市生まれ。「未来」所属。第一歌集『くびすじの欠片』にて第54回現代歌人協会賞。ほか歌集に『夏にふれる』『かなしき玩具譚』『眠れる海』。岐阜新聞にて月一エッセイ「身にあまるものたちへ」連載中。 内山晶太(うちやま・しょうた) 1977年、千葉県生まれ。第57回現代歌人協会賞。歌集に『窓、その他』。「短歌人」編集委員。「pool」「外出」同人。 山崎聡子(やまざき・さとこ) 1982年栃木県生まれ。「pool」、ガルマン歌会などに参加。未来短歌会所属。2013年歌集『手のひらの花火』(短歌研究社)で第14回現代短歌新人賞。2021年歌集『青い舌』(書肆侃侃房)を刊行。2022年同歌集で第3回塚本邦雄賞。 斉藤斎藤P(さいとう・さいとうぴー) ・斉藤斎藤(さいとう・さいとう) 1972年生まれ。歌集『渡辺のわたし』『人の道、死ぬと町』。 ・ChatGPT 4o(ちゃっとじーぴーてぃー・ふぉーおー) 2023年生まれ。豊富知識で対話の疑問を即解決する最新AI。 吉田隼人(よしだ・はやと) 1989年、福島県出身。早稲田大学大学院仏文科博士課程満期退学。2013年に角川短歌賞、2016年に現代歌人協会賞。歌集『忘却のための試論』『霊体の蝶』、エッセイ集『死にたいのに死ねないので本を読む』。 石井僚一(いしい・りょういち) 1989年北海道生まれ。石井は生きている歌会主催。歌集に『死ぬほど好きだから死なねーよ』(短歌研究社)、『目に見えないほどちいさくて命を奪うほどのさよなら』『・』(いずれもKindle版)。 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年4月28日 四六判変形 112ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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葛原妙子歌集【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 戦後短歌史に燦然と輝く歌人・葛原妙子。 すべての歌集から1500首を厳選、 葛原の壮大な短歌世界を堪能できる一冊。 著者 葛原妙子 編者 川野里子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2021年11月19日 四六判 296ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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寂しさでしか殺せない最強のうさぎ【新本】
¥2,200
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【出版社内容紹介】 雨宿りやめる決意を君はする止んだのか濡れる気かは知らない 小説的な企みのなかに、「ひかりってめにおもい」ことや「夏が動く音」、「手渡し」の危険さといった日常に潜むスリルが散りばめられている。 ふいに出現する口語の息遣いに虚をつかれた。 ――江國香織 【収録歌より】 猫の頭蓋骨は小さい 手に収まるくらいの量の春つかまえる 手渡しは危ないからさテーブルに置くよ紅茶もこの感情も ひかりってめにおもいの、と不機嫌だごめん寝てるのに電気つけちゃって 電線で切り刻まれた三日月のひかりが僕をずたずたに照らす 海、海、海、海が見えるよ僕たちは海に奇跡の投げ売りを見た 著者 山田航 装幀 クラフト・エヴィング商會 発行所 書肆侃侃房 発行日 2022年7月20日 四六判変形 144ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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初恋 / 染野太朗【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 悲しみはひかりのやうに降(ふ)りをれど会ひたし夏を生きるあなたに 恋の悲しみも苦しみも嫉妬も ただひたすらに 会いたい 伝えたい 狂おしい胸の裡に吞み込んで、ただ歌を 2023年6月下旬発売 【収録歌より】 ああなんでこんなに傷つけたいのだらうしじみ汁ずずずと啜りたり 恋のやうに沈みつつある太陽が喉をふさいでなほ赤いんだ しあはせのきみにかかはることできず冬が去る雨のすくなかつた冬 四月二日物干し竿を光ごとぬぐつてぼくは布団を干した 嫉妬を投げつけてほしかつた茶碗とか花瓶とか小銭のごとく 【著者プロフィール】 染野太朗(そめの・たろう) 1977年茨城県生まれ、埼玉県に育つ。 歌集に『あの日の海』(本阿弥書店、2011年)、『人魚』(角川書店、2016年)、現代短歌クラシックス『あの日の海』(書肆侃侃房、2021年)がある。 短歌同人誌「外出」「西瓜」同人。短歌結社「まひる野」編集委員。 著者 染野太朗 発行所 書肆侃侃房 発行日 2023年7月11日 四六判 160ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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青い舌【新本】
¥2,310
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【出版社内容紹介】 第3回塚本邦雄賞受賞!! 舌だしてわらう子供を夕暮れに追いつかれないように隠した 子供との時間のなかに 前世のような記憶の翳がさす。 いつか、どこかで、わたしは立っていた 2021年7月刊行。 【自選5首】 君のべろが煙ったように白かったセブンティーンアイスクリーム前 西瓜食べ水瓜を食べわたくしが前世で濡らしてしまった床よ 蟻に水やさしくかけている秋の真顔がわたしに似ている子供 ヒメジョオンの汁でつくったマニキュアでにぶく光っていた爪の先 遮断機の向こうに立って生きてない人の顔して笑ってみせて 【著者プロフィール】 山崎聡子(やまざき・さとこ) 1982 年栃木県生まれ。 早稲田大学在学中に作歌を始め、2010 年「死と放埓なきみの目と」で 第53回短歌研究新人賞受賞。 2013年第1歌集『手のひらの花火』( 短歌研究社) で第14 回現代短歌新人賞受賞。 2022年『青い舌』で第3回塚本邦雄賞受賞。 pool、「未来」短歌会所属。 著者 山崎聡子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2024年5月23日(第2刷) 四六判変形 160ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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世界同時かなしい日に / 山下一路【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 世界同時かなしい日に雨傘が舗道の上をころがる制度のような驟雨 2023年に亡くなった山下一路の作品を有志がまとめ、第二歌集『スーパーアメフラシ』(2017年)以降に発表された歌を中心に編まれた遺歌集。 「山下短歌は、人々が日常生活を最優先する中で「考えなくなっている事柄」を寓意的にではありますが伝えようとしています。文体こそ軽みを持っていますが、本人はちっともは面白がらず、溜飲も下げず、深く悲しんでいるようです。それは絶望と紙一重だったかもしれません」(編者あとがきより) 「これからたくさん軽口を叩かれ、笑ったり、苦笑(にがわら)ったりの前に、一回ちゃんと泣かされる。山下さん。(略)軽(かろ)みでもって最後まで駆け抜けた先達には「かばん」だと杉﨑恒夫がいるし、口語の抜け感では岡井隆、暗喩の質感だと平井弘、「この人は本当に、どういうつもりなんだろう」の楽しさからはしんくわが連想される。(略)なんて厄介なものを置いていったんだ」 ─────────伊舎堂仁(栞より) 【栞】 伊舎堂仁「二周目の前に」 坪内稔典「はははぽちゃぽちゃ」 【収録歌より】 この星に投身をする少女のように海底へ降りてゆくレジ袋(題詠: 塵も積もれば山となる) 水銀の海に溺れてユニクロの試着室から出られぬアリス(題詠:鏡) これは食べ物ではありません口から溢れだす倫理です ないよりはだいぶいい虫コナーズ ぶらさげているヒロシマの鐘 ふらふらと母飛んできて蛍光す説明ばかりの映画みたいに 【目次】 Ⅰ 世界同時かなしい日に 世界同時かなしい日に 浜辺 で、蛸になる(抄) プラスチックの米櫃のなかで(抄) Ⅱ 世界同時晴れた日に 昭和レジデンス ぷぷプリン体 そんなところがキライ ぬらりひょんと一緒 ロング・グッドバイ 太陽政策 緘黙教団 We selected a mass suicide エリー・マイラブ 2040年 ビーマイベイビー あらかわ遊園 この国は賛同しません Ⅲ 新しい戦争がはじまる 新しい戦争がはじまる エビデンスがほしいんだよ スワンボート水没ちゅう もうすぐですね きょうも新聞はお休みです カンナとゴジラ ローカルな話しで恐縮ですが 世界同時晴れた日に Ⅳ ジンタカタッタカタン ジンタカタッタカタン 魚の目に花粉症 レーゾン・レプリカ コロナの星でおぼれる あるある公園で エレーンは元気ですか 武勇でんででんでんでん 東京天使病院 お取り寄せの世界 Ⅴ 舟を出す日に サフラジェット記念日 スーパームーンの夜に キューちゃん スーパーアルプスで買い物をした夜にキミと話した ただしい資本主義について ぎなのこるがふのよかと 無呼吸症候群の夜 やがて(外付け) カラフルペイント 舟を出す日に 増強・増強・増強 Ⅵ 全世界同時夕焼け 赤いハンカチの王国 勝鬨橋から 鳥は川面をわたって お持ち帰りにします この星に 全世界同時夕焼け 『あふりかへ』抄 『スーパーアメフラシ』抄 出典一覧 編者あとがき(飯島章友) 山下一路略歴 【著者プロフィール】 山下一路(やました・いちろ) 1950年3月14日生。中央大学在学中に全共闘に参加。闘争中なだれ込んだ校舎の壁に大書された福島泰樹の短歌を見たことが短歌との出会いとなった。氷原短歌会に参加。1976年に第一歌集『あふりかへ』(視原社)刊行。その後は企業戦士となって夜討ち朝駆けの生活を送る。50代なかば、過労によるものか心身を患い退職。短歌を再開。2006年10月号から「かばん」に参加。「かばん」を活躍の場としつつ、並行して2013年にはスワンの会にも参加。また、岡井隆の講座にも通うなど研鑽に努め、独自の表現を究めていく。2017年に『スーパーアメフラシ』(青磁社)刊行。2023年3月28日脳梗塞で緊急搬送され、4月9日永眠。享年73。 著者 山下一路 発行所 書肆侃侃房 発行日 2024年11月16日 四六判 208ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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大江満雄セレクション【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 ぼくらを感激さすものは ぼくら自身がつくらねばならぬ (「雪の中で」より) ハンセン病療養所の入所者による合同詩集『いのちの芽』を編んだ詩人大江満雄の代表的な仕事を精選した作品集。 プロレタリア詩運動の中心で活躍した後、戦争詩の時代を経て、戦後の激動期を生き抜いた大江満雄。常に混交のなかに身を置き、社会の片隅で生きる人たちへのあたたかいまなざしにあふれた作品群を残した。単行本初収録作品を含む詩63篇と散文8篇を収録する。 「大江満雄は、多様で異質な人たちが、どうすれば互いに理解し合うことができるかを探究した詩人だ。他者との相互理解に至るために、独自の詩の世界を切り拓き、新たな対話思想を展開した。その詩学の輝きは、現在も魅力を失っていない」(編者解説より) 2025年3月上旬発売予定です。 【目次】 詩(「日本海流」「四万十川」「四方海」「癩者の憲章」ほか63篇) 散文(「詩の絶壁」「ライ文学の新生面」「日本思想への転向者フェレイラ」ほか8篇) 編者解説 編者あとがき 大江満雄年譜 【著者プロフィール】 大江満雄(おおえ・みつお) 1906年高知県生まれ。詩人。10代で父とともに上京。原宿同胞教会にて受洗。詩を書き始める。プロレタリア文学運動の中心で活躍。そのため治安維持法違反で検挙、転向。以後、戦争詩を書く。戦後はヒューマニズムを基調とする思想的抒情詩を多数発表した。詩集に『血の花が開くとき』(1928年)、『日本海流』(1943年)、『海峡』(1954年)、『機械の呼吸』(1955年)、『自選詩集 地球民のうた』(1987年)。その他、ハンセン病療養所入所者の合同詩集『いのちの芽』編集、解説。多くの評論、児童文学の作品ものこした。1991 年心不全により死去。享年85。没後、『大江満雄集―詩と評論』(思想の科学社、1996年)が刊行された。 【編者プロフィール】 木村哲也(きむら・てつや) 1971年生まれ。国立ハンセン病資料館学芸員。2023年に企画展「ハンセン病文学の新生面 「いのちの芽」の詩人たち」担当。『詩集 いのちの芽』(岩波文庫、2024年)解説を執筆。著書に『『忘れられた日本人』の舞台を旅する──宮本常一の軌跡』(河出文庫、2024年)、『来者の群像──大江満雄とハンセン病療養所の詩人たち』(編集室水平線、2017年)、編著に『内にある声と遠い声──鶴見俊輔ハンセン病論集』(青土社、2024年)など。 公式オンラインストア Amazon 著者 大江満雄 編者 木村哲也 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年3月13日 四六判 264ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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王国を見にいくと言い残して / 蝦名泰洋【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 失ってはならない涙と 消えない光がある 傷つきやすいこの世界に詩人がいてくれてうれしい わたしは蝦名さんの詩や短歌を読んで生きてこられた ―野樹かずみ ひっそりと生き、亡くなった蝦名泰洋の幻の詩集 『カール ハインツ ベルナルト』ほか、詩人の全貌 王国を見にいくと言い残して もどらない彼のことを パンを食べているとき忘れていた 食べるときは忘れているのだ たえまなく浸食される時間の痛みの中で わたしも一筋の傷口である 黒パンには塩分が含まれており 沁みる 王国はどうだったの? と、もどって来たら訊いてみよう (カムパネルラ忌より) 【著者プロフィール】 蝦名泰洋(えびな・やすひろ) 1956年 5月20日 青森市に生まれる。 青森高校卒業。明治大学卒業。数年東京で働いたのち青森に帰郷。 1985年頃から短歌をつくりはじめる。90年頃から98年頃、短歌や詩を投稿、発表し、注目される。 「短歌研究」新人賞候補、評論賞候補(1991年) 青森県文芸協会新人賞(1992年) 東北デーリー デーリー歌壇年間賞(1993年) 青森県芸術文化奨励賞(1994年) など。 1993年 歌集『イーハトーブ喪失』(沖積舎)刊行。 1994年 詩集『カール ハインツ ベルナルト』(筆名・伊丹イタリア 私家版) 1995年 『現代短歌の新しい風』(ながらみ書房)に「イーハトーブ喪失」から50首掲載。 1999年 青森を離れる。茨城県内に職を得て2009年まで働く。 2010年 東京に移る。台東区に住み職を得る。 2020年 春頃から腰痛。10月駒込病院で尿管癌と診断される。治療後、12月に退院。 2021年 3月、両吟歌集『クアドラプル プレイ』の構想を野樹に伝える。3月から6月にかけて『ニューヨークの唇』180首をまとめる。6月末、杏雲堂病院に入院。 2021年 7月26日 永眠。 2021年 9月 両吟歌集『クアドラプル プレイ』(野樹かずみとの共著 書肆侃侃房)刊行。 2023年 6月 歌集『ニューヨークの唇』(書肆侃侃房)刊行。 『クアドラプル プレイ』の著者略歴から 子供時代、詩を書きたいと願う。書けない。高校生のときに別役実の童話「淋しいおさかな」を知る。影響あり。詩は書けず。安西水丸の漫画「青の時代」、鈴木翁二の影響を受ける。荒地派、櫂派、辻征夫、多田智満子を読む。詩は書けない。あるとき吉岡実の『詩を書きたい人は短歌を勉強してみるといい』という言葉に触れ、短歌を書くようになる。紀野恵、中城ふみ子、相良宏などの作品を好きになり歌を書き重ねる。詩を書けない日々がつづいたがのちに唐突に「カムパネルラ忌」「七夕」を書く。初めて「私」を失くす。もう森へは行かない。笹井宏之、杉﨑恒夫、小原奈実の短歌作品に興味を持ち、作歌をつづけた。 (著者の生前最後の文章 2021年6月24日) 【編者プロフィール】 野樹かずみ(のぎ・かずみ) 1963年愛媛県生まれ。1991年短歌研究新人賞受賞。歌集に『路程記』(2006)『もうひとりのわたしがどこかとおくにいていまこの月をみているとおもう』(2011)詩人の河津聖恵との共著に『christmas mountain わたしたちの路地』『天秤 わたしたちの空』(ともに2009)、蝦名泰洋との共著に『クアドラプル プレイ』(2021)。未来短歌会所属。広島在住。 著者 蝦名泰洋 編者 野樹かずみ 発行所 書肆侃侃房 発行日 2025年2月26日 B6判 192ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
