書肆侃侃房

  • ¥ 1,430
  • 【出版社内容紹介】 きもちのいい奇天烈。たぶん、きもちがいいのは、それが本能とか骨とかに刻まれた、文様のようなものだから。知らなかった世界なのに、自分を見つけた気もしてる。 ――最果タヒ 妹の右目からビームが出て止まらない。薔薇園にいくと必ず鰐がいた。眠たくて何度も泣いた。紙粘土で上司たちの顔をつくった。三人でヤドカリになった。サメにたべられて死にたいだけの関係だ。あたらしい名前がいる。おばけになっているときはなにも話してはいけない。肩車をした拍子に息子の股間が私の首にくっついてしまう。隠れ家的布屋さんは月に進出している。私は忍者で、すごいのだけれど、あんまりみんな信じない。……可笑しさと悲しみに満ちた53の物語 著者 大前粟生 装幀・装画 惣田紗希 発行所 書肆侃侃房 発行日 2019年3月(第1刷) 四六判 144ページ

  • ¥ 2,200 SOLD OUT
  • 【出版社内容紹介】 第12回日本一行詩大賞受賞 曇天に火照った胸をひらきつつ水鳥はゆくあなたの死後へ 幽明を行き来しながら うたは火となる。水となる。 声の雫が心を濡らす。 著者 大森静佳 装幀 宮島亜紀 装画 寺澤智恵子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2018年5月15日 四六判 144ページ

  • ¥ 1,870
  • 【出版社内容紹介】 首長竜のすべり台に花びらが降る 短歌の黄金地帯をあなたとゆっくり歩く 現実と夢の境には日傘がいっぱい開いていた       加藤治郎  郵便がカタンと届き昼寝から浮上してゆく振りむけば海  エンジェルを止めてくださいエンジンの見間違いだった地下駐車場  三本締めが終わった後の沈黙に耐えられなくて服を脱ぎだす  塀越しによくしゃべってた隣人の腰から下が人間じゃない  暴れる鳥をなだめるように折りたたみ傘はかばんの中に納まる  (5首抜粋) 著者 戸田響子 監修 加藤治郎 発行所 書肆侃侃房 発行日 2019年4月5日 四六判 144ページ

  • ¥ 1,870 SOLD OUT
  • 寺井奈緒美歌集 【出版社内容紹介】 この世のいとおしい凸凹 どこまでも平らな心で見つけてきた、景色の横顔。 面白くて、美しくて、悲しくて、ほんのり明るい。                     東 直子  改札を通るときだけ鳴く鳥をだれもが一羽手懐けている  柴犬の尻尾くるんの真ん中の穴から見える極楽浄土  耳と耳あわせ孤独を聴くように深夜のバスの窓にもたれて  路上にはネギが一本落ちていて冬の尊さとして立て掛ける  なくなれば美しくなる でもぼくは電線越しの空が好きです  (5首抜粋) 著者 寺井奈緒美 監修 東直子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2019年4月5日 四六判 144ページ

  • ¥ 1,870
  • 小坂井大輔歌集 【出版社内容紹介】 平和園、たどりつけるだろうか 名古屋駅西口をさまよう あ、黄色い看板! 短歌の聖地から君に届ける熱い逸品 (加藤治郎)  家族の誰かが「自首 減刑」で検索をしていたパソコンまだ温かい  一発ずつだったビンタが私から二発になって 進む左へ  持ちあげたグラスの底におしぼりの袋がついてる愛欲は死ね  国士無双十三面待ち華やいで進むべき道いつか間違う  平等な世界を望むわれわれに大きく立ちはだかる由美かおる  (5首抜粋) 著者 小坂井大輔 監修 加藤治郎 発行所 書肆侃侃房 発行日 2019年4月5日 四六判 144ページ

  • ¥ 1,870
  • 【出版社内容紹介】 痛みと風穴が愛おしい 心に向かって254回も引き金をひかれ、逃げられました。 (道尾秀介) 圧倒的な言語感覚  類いまれな想像力と繊細な洞察力で刻む、斬新な世界。 (東 直子)  夕暮れのゼブラゾーンをビートルズみたいに歩くたったひとりで  ハンカチを落としましたよああこれは僕が鬼だということですか  自販機のひかりまみれのカゲロウが喉の渇きを癒せずにいる  鮭の死を米で包んでまたさらに海苔で包んだあれが食べたい  カードキー忘れて水を買いに出て僕は世界に閉じ込められる  (5首抜粋) 著者 木下龍也 監修 東 直子 装画 清水彩子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2013年5月25日 四六判 144ページ

  • ¥ 1,540
  • 2020年4月下旬入荷予定 人生はドラマではないが、シーンは急に来る 『わたしを空腹にしないほうがいい』のくどうれいん、最新エッセイ集 「東北の小さな歌人。鋭いと思いきや、その先は丸く、言葉たちは強く光っている」(植本一子) ・失恋してラーメン屋に喪服でやってきたミオ ・「ビニニでもバナナ」と大発見したのんちゃんとゆーきちゃん ・暗号でしか告白できないスズキくん など個性的な「ともだち」がぞくぞく登場! 「web侃づめ」の大人気連載に大幅増補の全39編。おだやかにかわいい百鬼夜行 【著者プロフィール】 くどうれいん(工藤玲音) 1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。会社員。樹氷同人、コスモス短歌会所属。 著書に『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD、2018年)、共著に『ショートショートの宝箱Ⅰ・Ⅱ』(光文社)。 「POPEYE」(マガジンハウス)にて「銀河鉄道通勤OL」連載中。 四六判・並製 192ページ 装画:西淑

  • ¥ 2,090
  • 木下龍也第2歌集 【出版社内容紹介】 この歌集は余白ばかりで、言葉が寂しそうだ。 それならいっそ俺に下さい。 曲を付けて音楽にしてしまいたい。 それ程に素晴らしい。 (クリープハイプ 尾崎世界観) ・みずうみの光の膜の治癒力を平たい石で何度もためす ・(ユ/カ)レテイル(セ/シャ)カイ(サ/ボ)クラガ(フリ/シニ)オエテかみさまのてはじゃぐちをひねる ・風のはじまりを止めようとして差し出した右手で風をはじめてしまう (本文より3首抜粋) 著者 木下龍也 発行所 書肆侃侃房 発行日 2016年5月3日 四六判 144ページ

  • ¥ 1,870
  • 岡野大嗣第1歌集 E席の車窓に海がひろがってそれをAより見ているこころ ここじゃない何処かへ行けばここじゃない何処かがここになるだけだろう 生地を裁つ鋏のすべる音がすき内緒ばなしの合図のようで (本文より3首抜粋) 著者 岡野大嗣 発行所 書肆侃侃房 発行日 2014年12月17日 四六判 144ページ

  • ¥ 2,200
  • 岡野大嗣第2歌集 リュック抱きしめて都会の路線図は虹のほつれのようで見上げた 近い過去の遠い場所での戦争のさっき習った黒板を消す 聴かせたい曲がYouTubeになくてさわりを歌うきみが良かった (本文から3首抜粋) 著者 岡野大嗣 発行所 書肆侃侃房 発行日 2019年10月7日 四六判変形 144ページ

  • ¥ 2,200
  • 雪舟えま歌集 ・千年後緑の星で再会の話の腰を折って口づけ ・ひとつひとつ雪に名前のある夜よ渋谷につどう霊を想えば ・君はいま深い呪いを解いたことも気づかず牛乳パック束ねる ・君たちがどんなに素敵かを語りそのまま成仏しそうになった ・モーニング・ミールの湯気のあいまからきみの横顔に似た地上絵 (本文より5首抜粋) 著者 雪舟えま 発行所 書肆侃侃房 発行日 2018年3月3日 四六判変形 160ページ