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七月堂の詩集アンソロジーZINE(vol.1~)【新本】
¥880
【七月堂詩集アンソロジーvol.1 『やさしくてらす』】 このたび七月堂刊行書籍より、西尾勝彦、海老名絢、佐々木蒼馬、佐野豊、古溝真一郎5人の詩を一篇ずつ、『やさしくてらす』のテーマに収録した七月堂初めてのスペシャルオムニバスZINEを刊行いたします! 七月堂スタッフ手作業、印刷と糸綴じ製本で限定部数を発行。 今後もテーマを変えて発行してまいりますので楽しみにお待ちください。 発行日 2024年8月23日 ―――――――――――――――――――――――――――― 【七月堂詩集アンソロジーvol.2 『音』】 “七月堂の詩集” アンソロジー第二弾のテーマは「音」。ふだん耳でしか聞くことのできない『音』をポケットサイズの詩集のかたちにしてお届けいたします。著者は、髙塚謙太郎、萩野なつみ、尾形亀之助、うるし山千尋、小島日和、黒田夜雨。 発行日 2024年10月5日 ________________________________________ 【七月堂詩集アンソロジーvol.3 『暮らし』】 “七月堂の詩集” アンソロジー第三弾のテーマは「暮らし」。さまざまな事が変動する日々のなか、選択し、取捨することもふえてきたように感じます。そんななかでも変わらずにある暮らしの光景。営みのなかで生まれたアンソロジーをぜひご覧くださいませ。 著者は、一方井亜稀、佐々木蒼馬、江戸雪、國松絵梨、川上亜紀。 発行日 2024年11月1日 印刷・製本・発行 七月堂 ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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シャンティニケタン 平和郷の子どもたち インド先住民サンタル族との出会いの軌跡【新本】
¥2,200
いのち、そのもの この本に登場するのは、東インド・ベンガル平原のシャンティニケタンに暮らす、インドの先住民サンタル族の子どもたち。日々の暮らしと子どもたちの成長、まぶしいばかりの躍動感を捉えた写真集だ。ファインダー越しにも温度が伝わる表情は、向瀬と子どもたちとの友情の証。ここに収められたのは、まさにいのちそのものだ。 著者 向瀬杜子春 発行所 七月堂 発行日 2017年11月3日 A5横長 並製 117ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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アウラ草紙【新本】
¥2,500
佐藤の操るカメラが、本来不可能なはずの見るものに「まなざしを送り返す」力をもちうるとすら、私は錯覚してしまうのである。(室井光広) 本書の写真をはじめて見たとき、一枚一枚が写真葉書のように届けられる、そんな気持がした。その理由は、おのおのの写真だけでなく本書の構成自体にもあるだろうと思われる。 『アウラ草紙』は、第一章「北アイルランドの壁絵」、第二章「二〇一六年夏スコットランド」、第三章「揺れる」から成る写真集である。そして、それぞれの章にたいして、撮影者自身の序文と室井光広による文章が寄せられている。写真が言葉とともにあるように本書は構成されているのだ。 三つの章におさめられた写真は、それぞれの章ごとに独自の視線をもっている。 第一章はその名のとおり著者が北アイルランドで出会った幾多の壁絵が撮影されており、第二章ではスコットランドの光景からどこか懐かしさが漂うように、その多くがモノクロで撮影され、第三章では東京の川の水面が撮影され、その時刻や場所によって川の水は幾多の表情をこまやかにみせている。章ごとにおさめられた写真はおのおのに確かな意図を持っているのだ。 しかし、本書におさめられた一枚一枚の写真、そして、一つ一つの章は、単独であるというよりも、それらは一冊の書物の内にレイヤーをもった像を織りなし、そこに通底する視線の息づかいを読者に届けている。そこにも本書の大きな魅力がある。 室井氏は「まなざしを送り返す」力を佐藤亨の写真に感じているが、写真と一枚一枚向き合い、頁をひらいてゆくと、写真を見るという「まなざし」の意識がやわらかにほどかれるようにひろがり、ふっとその光景を見ていることを見ている、そんな瞬間を覚える。見るという経験を見つめかえすということ、もしくは見るということ自体の経験のレイヤーがやわらかにかよいあうのだ。とじられた「草紙」がひらかれるように。 その時、壁絵が書かれた場所をつつむこむ空気や町の気配、スコットランドの水辺や街の景観に響く音、静けさ、東京の川の水のきらめきに呼応する日射し、水の音、写真にこめられたさまざまな気配が浮かび上がってくる。 まなざしの層に漂う気配は、本書の名に記された「アウラ」とかさなるものではないか、そこに「まなざしを送り返す」力の秘密があるのではないかと思う。佐藤氏の写真は特有の懐かしさをもっていて、それは時間的記憶的な懐かしさというよりも、どこか幼い日々に感じていたような何かを見るということそのものにかかわる感覚的な懐かしさであり、その感覚が写真を見るまなざしによみがえりはじめる。 普段多くの場合、日々に人が生活する中で、見ることと写真を撮ることは異なる営為である。見ることと撮ることの差異を前にして、シャッターを押す指には、撮ることのかまえが生じもする。しかし、本書には、そのようなかまえよりも交感の印象が残る。光景や場面への交感と感光がともにあり、光景の「アウラ」、写真の「アウラ」、「まなざし」の「アウラ」が、かよい合うように残された一枚一枚の写真は、『アウラ草紙』という不思議に魅力的な本書名の意義を伝えているように思う。 佐藤亨の写真の数編を見てこの三本の解説を書き、写真集としての成立を確信したという室井光広の「まなざし」にも私たちは今更ながら胸を打たれている。写真と言葉そのものが葉書を届けあうような交感をそこに感じるのだ。(菊井崇史) 著者 佐藤亨 解説 室井光広 発行所 七月堂 発行日 2022年3月20日 A5判変形(140x170) 並製 帯付 167ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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なんだか眠いのです【新本】
¥2,200
眠りを誘う読書の旅へーー 家の庭に鹿がくるらしい。 そんな人が描いた詩とエッセイです。 ズレてもいいよ、無理しなくていいよ、そのままでいいよ、 と西尾さんはそそのかしてくれる。 ──帯文 とほん店主 砂川昌広 絶版となっている詩集『光ったり眠ったりしているものたち』をはじめ、私家版やフリーペーパーなどに掲載された作品、そして書き下ろしの随筆や俳句などをたっぷり収録しました。 組版と装幀は川島雄太郎さんにご担当いただき、草原に寝転んで見上げた空と雲、まぶたにうつる太陽の光をイメージしました。 判型や製本は詩集『歩きながらはじまること』と同じです。 付録にカード型の栞付いてきます。 【収録作】 『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE) 「古い東洋人」(私家版) 「亀之助気質」をお持ちの方へ(フリーペーパー「粥彦」連載) 「ならならのひと」(私家版) 「なんだか眠いのです」(書下ろし) 「粥彦の句」(ほぼ書下ろし) 「平穏と無事」(ループ舎) 著者 西尾勝彦 帯文 砂川昌広(とほん店主) 付録 栞 組版・装幀 川島雄太郎 発行所 七月堂 発行日 2022年5月23日 四六判 344ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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芸術のルール【新本】
¥1,980
黙示し隠る[画と文]。群を抜く泥濘の中を抜け あなたは□型・○型・△型のヒントを孕む「芸術のルール」を発見するだろう。 栞・阿木津英/小池昌代/宗近真一郎/四元康祐 高貴にして、卑俗、卑俗にして、高貴。これが倉本修と最初に会ったときの印象であった。 そして奇妙なことに(と言うべきだろうか)、それがこの散文集を読んだあとの印象でもあった。 文は人なり、人は文なり、と言うべきであろうか。(吉田文憲) 26 子どもの風景 [The landscape of the child] よし、という声が聞こえる。かれは紐を引っ張った。その紐が言う。 わたしは息の吸い方を知らない。 わたしは息の吐き方を知らない。 わたしはわたしを支えるべき、なにもかもを知らないのだ。 紐曰く、そも「わたし」とは何なのだ? あらかじめ設定された張力の限界を超えたとき、かれはひきち切れ「息の止め方」をはじめて知るのだろう。 子どもらは、猿にしか興味を示さない。猿に導かれ立派な猿に育つまでの一本の川。その川筋に添うように流れ刻される幾重の轍がみえる…遊戯の跡、病みの跡、戦慄の跡、名をもたない多くの痕跡がある。 喉頭の痛みゆえに、口を噤む猿たちのなんという愛おしさよ。 「わたしが42年前に受け取った手紙を再び開く気になったのは、不思議な羽根つき猿を見たからです。恐ろしく危険なその生き物は、ばらばらになることで一瞬にして闇に消えてゆきました。それが何なのか、わたしには推し測ることが出来ないのです」アルフレッドは述懐する。 歳月をかけたちいさな川は大河と合流する。流され、沈んでいった羽根つき猿の残骸は、其処此処に浮かび上がり漸く光りを得る。それらを手にとり、かれは河を憎み涙し、そして嘔吐するだろう。 わたしはそろそろ此処を去ろうと思う。羽根をもたない息子と二人。 昊は笑って見送ってくれるだろう。 著者 倉本修 発行所 七月堂 発行日 2020年5月30日 A5判変型 87ページ
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とてちてた【新本】
¥1,650
2009年頃から猫の絵物語を描き始められた内藤利恵子さんの作品を、たっぷり収録した一冊です。 詩? 漫画? それとも‥? 内藤さんの作品は、どんな風とジャンルにとらわれることなく、自由気ままにページをめくっていただきたい、そんな風に思います。 手をのばしてクルリと回った手の先が描く線のなかに大事なもののほととんどがあって、それはいつだって、手元に引き寄せることができるかもしれない。 そんな風に気持ちを優しくしてくれる、ある猫とその仲間たちの詩物語です。 【内藤 利恵子】 絵と詩と猫で、物語をつむいでいます。 本と音楽に夢中な思春期をすごす。 95年頃より、演劇制作者として、演劇界を中心に数々の舞台公演で活躍。 2009年6月、すべて引退。 その夏の、ある日より、猫の絵物語を描きはじめる。 【著書など】 2017年 絵本「ねこかげ」 2017年 詩「おひさままち」(世田谷文学賞佳作) 2018年 作品展「ドリーミン」 2018年 マンガ絵本「COFFEE CAT!」 ほか、リトルプレス多数 著者 内藤利恵子 発行所 七月堂 発行日 2020年11月1日 A5判変形 96ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955