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左川ちか詩集【新本】
¥792
【出版社内容紹介】 左川ちか(1911-36)は昭和初期のモダニズムを駆け抜けた女性詩人。日本近代詩の隠された奇蹟とされた。「緑」「植物」「太陽」「海」から喚起する奔放自在なイメージ、「生」「性」「死」をめぐる意識は、清新で全く独自の詩として結実した。爽快な言葉のキーセンテンスは、読む者を捉えて離さない。初の文庫化。 【目次】 詩 篇 昆虫 朝のパン 私の写真 錆びたナイフ 黒い空気 雪が降つてゐる 緑の焰 出発 青い馬 緑色の透視 死の髯 季節のモノクル 青い球体 断片 ガラスの翼 循環路 幻の家 記憶の海 青い道 冬の肖像 白と黒 五月のリボン 神秘 蛋白石 夢 白く 緑 眠つてゐる The mad house 雲のかたち 風 雪の日 鐘のなる日 憑かれた街 波 雲のやうに 毎年土をかぶらせてね 目覚めるために 花咲ける大空に 雪の門 単純なる風景 春 舞踏場 暗い夏 星宿 むかしの花 他の一つのもの 背部 葡萄の汚点 雪線 プロムナアド 会話 遅いあつまり 天に昇る メーフラワー 暗い歌 果実の午後 花 午後 海泡石 夏のをはり Finale 素朴な月夜 前奏曲 季節 言葉 落魄 三原色の作文 海の花嫁 太陽の唄 山脈 海の天使 夏のこゑ 季節の夜 The street fair 1.2.3.4.5. 海の捨子 詩集のあとへ(百田宗治) 左川ちか詩集覚え書 左川ちか小伝 補 遺 墜ちる海 樹魂 花 指間の花 菫の墓 烽火 夜の散歩 花苑の戯れ 風が吹いてゐる 季節 小 文 Chamber music 魚の眼であつたならば 春・色・散歩 樹間をゆくとき 校異 解説(川崎賢子) 著者 左川ちか 発行所 岩波書店 発行日 2023年9月15日 文庫判 236ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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attoiumani_nizi【新本】
¥2,640
【出版社内容紹介】 ピリオドを臓腑にうつ 中途半端に一行に 託していくそういう話法で続くものが 続くように繫いでいく その仕草でひとつ余らせ 余ってしまった 長く続く、間違ったリリイフのことを思った (「ヒア&ゼア、ここを離れて他のどこかに来た」) 「その/海辺沿いの白い光、/陽を浴びて自由落下するような/ギリギリの生、/そういうもの、に/慣れすぎていた」(「旧二号、あるいは傷ついても陽を浴びた要約がある」)。最も後方から、詩は遅れてやってくる。その器に体を預け、いっしんに記された25の抒情。6年ぶり、待望の第2詩集。装画・挿画=小穴琴恵 著者 藤本哲明 発行所 思潮社 発行日 2023年7月31日 A5判上製 128ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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子供の詩の庭【新本】
¥1,760
【出版社内容紹介】 ここはぼくの世界、ぼくが王さま ぼくは小さな水たまりを海と呼び 小さな丘を山だと思った―― 『宝島』のスティーヴンソンが描く、子供の夢と希望、いのちの輝き。 時代を超えて読みつがれる名作詩集が、父娘共訳でよみがえる。 挿絵=マートン・シェルドン 「この詩の庭では、葉っぱの船で大海原にこぎ出してみたり、砂漠に埋もれた大昔の町を探検したり、ケーキと林檎を持って見えない友達と出かけたり、「ぼく」に戻って思い切り遊ぶことができます。大きな人でいることに疲れてしまったら、この庭に帰って来て下さい。」(池澤春菜「まえがき」より) 【著者プロフィール】 ロバート・ルイス・スティーヴンソン 1850-1894。イギリスの小説家、詩人。病弱のため、転地療養しながら創作活動をつづけ、四十四年の生涯で数々の名作をのこす。著書に『宝島』『ジキル博士とハイド氏』『新アラビア夜話』『子供の詩の庭』などがある。 マートル・シェルドン 1893-1939。アメリカの絵本画家。子どもの本の挿絵を多く手がけた。主な挿絵の作品に、『A Child's Garden of Verses』(本書)や、エレン・タリーの『Janie Belle』などがある。 〈訳者について〉 池澤春菜(いけざわ・はるな) 一九七五年生まれ。声優・歌手・エッセイスト。幼少期より年間三百冊以上の読書を続ける活字中毒者。とりわけSFとファンタジーに造詣が深い。お茶やガンプラ、きのこ等々、幅広い守備範囲を生かして多彩な活動を展開中。二〇二〇年九月より、日本SF作家クラブ会長。著書に『乙女の読書道』、『SFのSは、ステキのS』、『最愛台湾ごはん 春菜的台湾好吃案内』『はじめましての中国茶』『おかえり台湾』(高山羽根子との共著)『ぜんぶ本の話』(池澤夏樹との共著)『無垢の歌』(W・ブレイク著、池澤夏樹との共訳)などがある。 池澤夏樹(いけざわ・なつき) 一九四五年生まれ。作家、詩人。小説、詩やエッセイのほか、翻訳、紀行文、書評など、多彩で旺盛な執筆活動をつづけている。また二〇〇七年から二〇二〇年にかけて、『個人編集 世界文学全集』、『個人編集 日本文学全集』(各全三十巻)を手がける。著書に『スティル・ライフ』『マシアス・ギリの失脚』『世界文学リミックス』『ワカタケル』『ぜんぶ本の話』(池澤春菜との共著)『無垢の歌』(W・ブレイク著、池澤春菜との共訳)など多数。 著者 ロバート・ルイス・スティーヴンソン 訳者 池澤春菜、池澤夏樹 発行所 毎日新聞出版 発行日 2021年12月25日 四六判変形 112ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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あたまの底のさびしい歌【新本】
¥1,650
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 宮沢賢治は37歳という短い生涯の間に、家族や友人に向けて、たくさんの手紙を書きました。それらには、詩や童話などの作品には表れない、なまの賢治の思いをかいまみることができます。本書は、そんな賢治の手紙の1918年から1933年の亡くなる直前に書かれたものまで11通を選び出したものです。 必死の思いで書かれた賢治の手紙には、混迷する時代のなかで、人生の本当の意味や本当の価値を求めている現代人の心に響くことばがあふれています。世の中の矛盾や、自分の無力さに打ちひしがれながらも、一生懸命生きていこうと、自分自身や手紙の相手を励まそうとしています。美しい詩のようにも読める文面は、私たちへの貴重なメッセージとなるでしょう。 ■本書より 専門はくすぐったい。学者はおかしい。 実業家とは何のことだ。まだまだまだ。 しっかりやりましょう。しっかりやりましょう。 ――友人に宛てた手紙より(101ページ) われわれは楽しく正しく進もうではありませんか。 ――弟に宛てた手紙より(118ページ) どうか今のご生活を大切にお護り下さい。 上のそらでなしに、 しっかり落ちついて、 一時の感激や興奮を避け、 楽しめるものは楽しみ、 苦しまなければならないものは苦しんで 生きて行きましょう。 ――死の直前、かつての教え子に宛てた手紙より (134ページ) 【著者プロフィール】 宮沢賢治(みやざわ・けんじ) 1896年、岩手県花巻に生まれる。詩集『春と修羅』、童話『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』『よだかの星』など。1933年、37歳で亡くなる。生誕110年にあたる2006年には、いくつかの記念事業が計画されている。 川原真由美(かわはら・まゆみ) 書籍や広告のイラストレーションやグラフィックデザインで活躍、またギャラリーを中心に作品発表を展開。装幀の仕事は『All Small Things』(角田光代 講談社)、『高山なおみの料理』(高山なおみ メディアファクトリー)など多数、雑誌『クウネル』(マガジンハウス)『リンカラン』(ソニー・マガジンズ)『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)などでも活躍。 著者 宮沢賢治 画 川原真由美 発行所 港の人 発行日 2005年12月24日(第2刷) 新書判 160ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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現代詩ラ・メールがあった頃 1983.7.1 — 1993.4.1【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 今から40年前、ふたりの女性詩人が男性主導の文芸シーンに一石を投じるべく立ち上がった。 新川和江・吉原幸子責任編集「現代詩ラ・メール」の創刊である。 女性による女性のための詩誌創刊。 女たちの発表の場を作り出し、また新人たちを発見しはぐくみながら、詩の大海原を航海し続けた10年間。 笑いあり、涙あり、事件あり。ここで語られる数多の出来事は、単なる過去の思い出話ではない。現代にも繫がる熱きシスターフッドの物語である。 【目次】 ラ・メール誕生の夜 闘いのはじまり F氏のジレンマとA子のトラウマ 新しい人々 怒濤のごとく日々は過ぎ ウーマンズ・ライフ 失踪願望 しなやかに生きなさい 「おかえり」 新たなる海へ 魚たちは泳ぐ 名詩発掘 充実のとき 樹の種 こぼれ落ちてよ 顔 ゆがんでいるよ 毀れていく午後 それぞれの空へ 【著者プロフィール】 棚沢永子(たなざわ・えいこ) 1959年東京生まれ。大学卒業と同時に、ちょうど創刊された「現代詩ラ・メール」の編集実務を担当。鈴木ユリイカ責任編集の詩誌「Something」に、田島安江とともに編集人として参加。現在は夫婦で喫茶店を経営しながら、フリーで編集&ライター業。著書に『東京の森のカフェ』(書肆侃侃房)がある。 著者 棚沢永子 発行所 書肆侃侃房 発行日 2023年8月31日 A5判 256ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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キャスリン・レイン詩集【古本】
¥13,000
【状態】 カバー付 カバー:イタミ、ヤケ有 本体:経年劣化によるヤケ、シミ有 著者 キャスリン・レイン 訳者 片瀬博子 発行所 書肆ユリイカ 発行日 1960年11月20日(初版) 170mm×150mm 120ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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あかむらさき【新本】
¥1,650
狂おしいたそがれ ほんとうのことが怖くて 小川三郎の作品は一篇一篇が短編映画のように迫ってくる。書下ろしの2点「あかむらさき」と「夕暮れ」が入っているが「夕暮れ」の中で詩人は「夕暮れに絶望し」かかとで石を割ろうとする。石はかかとをかわし、何かを主張するかのように詩人の頭を割る。「森も川も空も雲も」すべてが夕日を眺めている中でこの行為は行われるのだ。石も夕日を見ているというのだが、「石」って誰? 老夫婦の手には 赤黒い手相がこびりついていて その手を川に突っ込んでは ごしごしとこすっている。 私は反対側の岸にいて もう帰ろうとしていたのだが ならばなんとか助けてやろうと 川に足を踏み入れ 老夫婦の方へと歩いていった。 すると案の定というか 川底はぬるぬるしていて 足をとられる。 私が川底に尻もちをつくと 老夫婦は ふたりして顔をこちらに向け はっとした様子をしたが しかし豊作だ豊作だと言い続けながら 手を洗うのをよさなかった。 私の体が 腰からだんだん 薄赤く染まる。 表面だけではなく 身体の内も 髪までも赤く染まる。 (「赤い川」より抜粋) 著者 小川三郎 発行所 七月堂 発行日 2018年10月20日 四六判
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ギンズバーグ詩集 新装版【古本】
¥3,000
【状態】 ビニールカバー付 本体:表紙ヤケシミ有、天地小口ヤケ汚れ有 著者 アレン・ギンズバーグ 訳者 諏訪優 発行所 思潮社 発行日 1972年5月15日(第3刷) 四六判 176ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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白い着物の子どもたち【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 美しいと思った日々が/絵画のような遠くを散っている (「草深百合」より) 思い出というものではない、遠い風景の中の懐かしい微笑みやさびしさ。 少女が乗るブランコのこすれる正確な音によって伝えられる生きる生活。 清澄な叙情を伝える25篇の詩。 女の子は 小学校の七夕の短冊に にこにこ笑っている女の子を描いて 横に大きく わたしがやさしくなるように と書いていた 一年生だった 枇杷色の服ならオーバーコートがそうだった (「絵のなか」より) 【目次】 ひとが通る 白い着物の子どもたち 奄美和光園 線路のサルスベリ 野風山風 死が生を介抱しながらおとずれるということはあるか 習性として うみづら 海面 一生のこととして 絵のなか 前方 銀杏 声 毎日 友だち 川ふたつ みえつつもとな 祖母山 ざぶんと 青紫蘇と枝豆 お手伝い 月人 草深百合 影よ ベンチのチューリップ 【著者プロフィール】 伊藤悠子(いとう・ゆうこ) 詩集 『道を 小道を』(ふらんす堂、二〇〇七年) 『ろうそく町』(思潮社、二〇一一年、第44回横浜詩人会賞) 『まだ空はじゅうぶん明るいのに』(思潮社、二〇一六年、第34回現代詩花椿賞) 『傘の眠り』(思潮社、二〇一九年) エッセイ集 『風もかなひぬ』(思潮社、二〇一六年) 著者 伊藤悠子 発行所 書肆子午線 発行日 2023年7月15日 A5変形 上製 96ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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戦禍の際で、パンを焼く【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 詩は、遠い戦禍を思う 若尾儀武、第三詩集。 装幀=稲川方人 この子の手 きっと立派な ウクライナの手になるよ 誰かこの子の手をくるんで 連れて行ってやって くれないか 【著者プロフィール】 若尾儀武(わかお・よしたけ) 1946年、奈良県大和郡山市の農村部に生まれる。 静岡県大学人文学部卒。 詩集『流れもせんで、在るだけの川』(ふらんす堂、2014年、第24回丸山豊記念現代詩賞受賞) 『枇杷の葉風土記』(書肆子午線、2018年) 著者 若尾儀武 発行所 書肆子午線 発行日 2023年7月15日 四六判 並製 96ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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青草と光線【新本】
¥1,650
暁方ミセイ詩集 わたしはしかたなく/人間と恋愛をしていた 新たなる自己を発見し見つめてゆく暁方ミセイ。 夕暮れの光は私たちをゆらゆらとそこに佇ませる。 【あとがきより】 本詩集の詩を書いていた期間、ありとあらゆるものが存在することの価値について考えていました。したがってそれも反映されているかもしれません。だんだん精神の具合が悪くなってくると、まずは四六時中何かの悪い予感にとりつかれ、そのうち積極的に自分は悪しき人間だという証拠を探しはじめます。もっといい人間にならなければ、恥ずかしくない思考と行動をもつ者にならなければ、と思うのですが、一方で、それに激しく反発する自分が、わたしに詩を書かせていました。 【作品紹介】 花畑 あちらの岸にもまた 相似形の地獄が いちめんいちめん展開し 救いのないアラベスクがどこまでも展開し こちらの岸の怒りや悲しみと 相似形の地獄の花畑が どこまでもどこまでも続いているらしい そこを逃げ出す呪文はこう 思考で描くなにもかもは存在しない 陽光 浅い春のまぶしい陽射しと 雪解けの雫のたてる蒸気と 凍った椿のほどける濃い色 風に含まれるもうどうなってもいい冬との境の いまここで血液と酸素を巡らせる感じ そのすべても存在しないが 感じるのもまた本当だ 流れる水の一瞬をとどめられるのは想像だ 自由は その地点でいつでも豊かな風を抱いている 永遠にとまり 永遠にうごき そこに住むことができるなら わたしにひとつの文字が刻まれる 【著者プロフィール】 暁方ミセイ(あけがた・みせい) 第48回現代詩手帖賞(2010) 第一時集『ウイルスちゃん」(2011・思潮社) 2012年、同作で第17回中原中也賞を受賞。 第二時集「ブルーサンダー」(2015・思潮社) 第6回鮎川信夫賞、第 33回現代詩花椿賞最終候補。 第三時集「魔法の丘」(2018)で第9回鮎川信夫賞受賞。 第四時集「紫雲天気、嗅ぎ回る 岩手歩行詩篇」(2019・港の人)に対して第 29回宮沢賢治賞奨励賞受賞。 著者 暁方ミセイ 発行所 七月堂 発行日 2023年3月25日 A5判 114ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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源流のある町【新本】
¥1,870
これは夕凪 あれは反射光 草間小鳥子 堂々の第二詩集。 「町」をテーマとした18篇を収録。 「おもかげの育て方を間違えていますよ」 執着しているからです つづら折りになった地獄が 両目に釘を刺しにくる 「適切な距離を保って」 段取りを踏めばすんなりと 形式的な不在となる 問われた罪 問われなかった罪 これで手打ちだ、と本を閉じ つじつま合わせの長い夜を越えた 去ってゆくものへの ひろびろとしたやさしさ やさしさに似た諦めが ぎりぎりの肺を満たしている 結論は出せない 出せるものでもない 仮住まいのつもりで 浮ついた季節をかぞえながら 遠い波形に目を細め (ずいぶんと高い空だ) いま ほんとうに崩れてゆく瞬間の 最後の透過へ浸水する 白い手袋で敬礼するドアマン 陽気な口笛と避難誘導 (また 電話します) むき出しの鉄骨にきらめく埃 その隙間からさす光 まっさらな 雨上がりの引力にしたがい 大きく弓を引いたまま わかりやすいものを疑いながら生きた (すべてを愛せなくたって) いま 明けかけた空へ旗が振り下ろされ ひとりきり滑空の合図だ はじまりの時そうであったように なにもないところから ただ なにもないところへ 荒れる湖を飲みこんで まっさおな胸 忘却曲線のかなたに白い帆のはためき たったひとりできみは 軽やかな骨になれ 【著者プロフィール】 草間 小鳥子(くさま・ことりこ) 第14 回北日本児童文学賞最優秀賞。 第27 回詩と思想新人賞受賞。(2018) 2019 年、資生堂の季刊誌『花椿』の付録として、小詩集『ビオトープ』を発表。 詩集『あの日、水の森で』(2020、土曜美術社出版販売)第71 回H 氏賞候補 著者 草間小鳥子 発行所 七月堂 発行日 2022年10月8日 四六判 並製 130ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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歩きながらはじまること【新本】
¥2,200
西尾勝彦詩集『歩きながらはじまること』 言葉の「森」がここにある 奈良の山で暮らす詩人、西尾勝彦のポケットには、どんぐり、石ころ、いろいろな形の葉っぱや木の実。たくさんの宝物がつまっているに違いない。 『朝のはじまり』、『フタを開ける』、『言の森』、『耳の人』に加え、私家版『耳の人のつづき』を収録。 いつからか 素朴に 暮らしていきたいと 思うようになりました 飾らず あるがままを 大切にしたいと 思うようになりました そうすると 雲を眺めるようになりました 猫がなつくようになりました 静けさを好むようになりました 鳥の声は森に響くことを知りました けもの道が分かるようになりました 野草の名前を覚えるようになりました 朝の光は祝福であることを知りました 人から道を尋ねられるようになりました 月の満ち欠けを気にするようになりました 遅さの価値を知る人たちに出会いました 一日いちにちが違うことを知りました ゆっくり生きていくようになりました 鹿の言葉が分かるようになりました 雨音が優しいことを知りました 損得では動かなくなりました わたしはわたしになりました (『言の森』より「そぼく」) 著者 西尾勝彦 発行所 七月堂 発行日 2018年3月7日 四六判変形 並製 112×155 本文 344頁 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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七五小曲集【新本】
¥2,970
時代に逆らい定型詩の小さな灯をともしてみる 黒船の大砲が轟くことなく、日本がまだ東海中の緑なすオアシスであった頃、学者はことごとく詩人であった…略…この詩集で私は、かつて儒学者が手すさびに漢詩をこころみた顰に倣い、七五調の日本語で四行詩を書いてみた。――序より 月がこんなに明るいよるは 独り静かに笛を吹こう 清き美の国 四季の国 衰えつつある古い国 (月下吹笛) 著者 西原大輔 発行所 七月堂 発行日 2011年10月1日 B6変形(124x154) 上製 149ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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掌の詩集【新本】
¥2,750
定型詩で心を余すところなく表現する 「この詩集では、専ら七五調四行または五七調四行の定型に拠って詩を書いています。計四十八文字のこの形式を、私は前の詩集で「七五小曲」と名付けました。『掌の詩集』は、その『七五小曲集』(二〇一一年)の続編です。」(「七五小曲について」より) 著者が「自分の心に最もかなった形」と語る七五小曲で描かれるのは著者の人生全て。縦横無尽な表現は「定型」は「制約」ではないという事を雄弁に語り、その魅力を教えてくれる。人生郷愁編、春夏秋冬編、列島地誌編、生老病死編、学問文藝編の五編。平安時代から近世にいたるまでの著者の考察をまとめた「七五小曲について」を収録。 少年に 一人前になるために 越えねばならない恥の道 僕は秘かに知っている その峠路の地形図を 林間逍遥 病得て林を歩く かさこそと落葉ささやく 遥かなり青雲の日々 今こそは人生の秋 朝の出勤 体は先に抜け出たが 心は蒲団の中にある 職場へ赴くバス電車 身柄は定時に運ばれる 自ら嘲る この家の主人は詩を愛す 雪月花に遊ぶなり しかし給与が薄いので 梅干し齧って瘦我慢 著者 西原大輔 発行所 七月堂 発行日 20年8月6日 95×135 上製 箱付き 245ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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星綴り【新本】
¥3,300
倉本侑未子詩集 地球という惑いの星で織りなされる生と死の循環 倉本侑未子の紡ぐ言葉は静かな音擦れ。 病院の待合室、遠くで響くインターフォーンの音は空気を押し流してゆく。 老樹の傍らで座り続けたい、そんな思いを引き出すのは、森のかなたに消えた歌声。 錨を降ろす場所を探す日々の声はモールス信号となる。 【作品紹介】 潜水 蔦の葉が涸れかけたプールの底へ 一散に手を伸ばす もう届かないだろうか 潜りつづけた 自身にもっとも近い場所 そのままでいて欲しくても 息継ぎのたび 様変わりしていく風景 けれど水の中の地下室は いつも同じ ひんやりした半透膜の壁は 地上では漏らせない声を そっと潜(くぐ)らせてくれた 銀色の吐息とともに 目も耳も心も 何もかも溶かしこみ わたしは揺らめく水溶液になる 消えていく水紋 間遠になる水音 心拍の心地よい危うさ…… 打ち解けていた薄明かりが いつのまにか遠ざかり 強い陽射しが照りつけると 水はするすると引き いまはもう指先を濡らすだけ ひび割れたプールサイドで 蔦の葉が底を見下ろしている ――逃げ水? 水銀(みずかね)色の余滴を掌(たなうら)にしまい込むと 遥かな鈴の音が消えがてに響く 冬の幾何学 蜘蛛よ かぼそいモノローグは 絹糸のゆらぎ 螺旋のうねり 漆黒のなか 補助線も引けずに どうしたら聴きとれるだろう 声の大きなものたちが 肥大した舌をだらりと垂らし 地上が弛緩する頃 声なきものの顫える忍耐が 脈打ちはじめる 痣だらけの空と地のあわい 連綿と継ぐ自問自答 不断に傾ぐ多角形 今宵 凍てつく大気のもと 六(りっ)花(か)が無言の合図を送ると 君は手製のカタパルトから 馭(*)者座めざして 空(くう)を蹴る *馭者座(Auriga)…五角形をなす北天の星座 真冬の夜に南中する 著者 倉本侑未子 カバー装画 長谷川潔 発行所 七月堂 発行日 2023年1月15日 A5判 208ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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リリ毛【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 第56回現代詩手帖賞 あなたの表情も足音も夕暮れも すべてが濡れてしまって 水彩という匿名 夜る だけが そこに描かれている (「Re:チランジア」) 「数億年先も消滅しない詩=恒星のまわりをぐるぐる回り、朝夕の、そして季節ごとの光の移ろいの中で落ちていく文字の影、あるいは感受性の輪郭=自己」(中尾太一)、「「残」の「残」の「残」が、果てしなく行として繋がり、(…)送り仮名を湿潤させ、そのうちに行間がうるおい、ついには全体が水彩のとろみとして現れる」(岸田将幸)。ことごとく文字は滲み、行は残像する。2018年現代詩手帖賞受賞詩人による、待望の第1詩集。 著者 小縞山いう カバー作品 鈴木いづみ 発行所 思潮社 発行日 2018年11月25日 四六判 110ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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じぇるも い のちぇ【新本】
¥1,650
【内容紹介】 荒野をさ迷う私の今は夜 兄が亡くなって、今年で五年になります。 グリオブラストーマとは、脳腫瘍膠芽腫のことです。兄が救急搬送された先の病院で余命一年半、五年生存率は5%と告げられました。現代の医学でも治ることは難しい病気です。 つい最近になって「なぜ、わたしは兄の闘病記ではなく詩というスタイルを選んだのだろう?」と不思議に思いました。わたしにとって最も〈リアリティ〉を表現できる手段が詩だったから詩を選んだのだと、今思っています。 わたしの感じたあの頃の現実は夜の記憶ばかりです。タイトルに夜(のちぇ)という言葉を入れたのもそれが理由です。 (著者 あとがきより) 【作品紹介】 さあばあだうん (中原中也の声がします) 脳がさあばあだうんして 海辺の飛行機は健全です 墜落する天使はミクロの世界に向かうため 復旧の目途は現在経っておりません 脳内には静かなブロッコリーが満ちあふれ 日々増殖して 世界を宇宙を浸食していきます やがて宇宙は美しいみどりにむせ返ります 植物に慈悲があったならば 脳はさあばあだうんしなかっただろう わたしはひかる宇宙のブロッコリーをもぎ取って一口齧り 兄の永遠に復旧しない脳のことを思い浮かべました Noche そこは暗闇というよりは 液状の夜 よく磨った濃墨でできた湖に そっと右足を入れる 左足も入れる とろりとした夜の中に 身体を沈めて目を閉じる 伝えたかった言葉が夜に溶け出してゆく それらは文字になる前に形を失う そしてからだは空っぽになって 眠りに落ちる 右手に握っていた墨が するりと湖の底に吸い込まれていった 深い夜の底に 音の消えた湖に 月が静かに溶け始めた 著者 荷田悠里 発行所 七月堂 発行日 2023年6月30日 四六判変形 71ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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しかが【新本】
¥1,100
【内容紹介】 これは、一冊のオルゴール ページをめくり、言葉を追ってゆくと、 いつの間にか音楽が奏でられていることに気づく。 手回しオルゴールのハンドルを回すように楽しめる一冊。 【作品紹介】 くる しか しか こない した した した した した した の みみ こい こい しか こい しか こない こない で こい っ て き かない き かない きかないから か な の ないから どうし どうしが どうし て どうし ても どうし でも ほしい めいし じゃ ふくし じゃ なく う ごく どう し う ごく もの どう した したって お したい して した って うごく もの どうし たい どうし ても いつ いつも いつ も 著者 小沼純一 発行所 七月堂 発行日 2023年5月19日 B6判変形 39ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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秘剣まぶさび【新本】
¥1,980
【内容紹介】 ジョイスへ秘剣で挑む/光る滝に飛びかう超絶短詩 本詩集の発想の原点には、空海の『般若心経秘鍵』がある。般若心経の言葉を解釈する空海が、仏などの尊格を自在に飛びかわすさまに、驚嘆したのである。ワタシも、せめて言葉を剣のまわりに飛びちらせてみたい。そう妄想したのである。 超絶短詩とは、一つの語句を、擬音語・擬態語を含む間投詞と別の語句とに分解する詩型で、すでに三〇年近く前から提唱し実践してきた。今回は、各ページに、語句をいくつか組みあわせたものを縦一列に配列し、それを分解した超絶短詩を、縦線の左右に配することにした。いちおうの数え方としては、一ページに一詩篇となる。 (「あとがき」)より 著者 篠原資明 発行所 七月堂 発行日 2023年2月3日 A5判変形 105ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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子犬は跳ねて 空の色に溶けた【新本】
¥1,980
【内容紹介】 生きる神秘 そのアイロニーを超えて 私たちは不確かな日常を生きている。 私たちはヨブの日々を生きているのかもしれない。 「受難という永劫の受動態を、一瞬だけ受動態に置換するモメント、それが詩である」野村喜和夫の栞文より 【作品紹介】 「紫陽花の森」 ベッドに腰掛け、テレビの画面を眺めていた母 「ひさしぶり わたし 誰だかわかる?」 目をあわせずに、窓の外に視線を移す小さな背中 介護療養病棟の真四角な天井に 無言の時間が流れる 「散歩 行こうか?」 杖を片手に立ち上がった母が着ていたのは 袖口がほつれたTシャツ 父があわてて選んだのだろう 私は着ていたレモン色のカーディガンを脱いで そっと肩にかける 「あめ ふってないのね」 つぶやきながら母は、曇り空を見上げる 裏庭へ回ると、小道の脇に幽かな光を放つ一群れ 紫陽花だ 母の顔がぱっと輝き 私の手をひいて転がるように近寄った レモン色に背中を丸め 色褪せた花に頬をよせて、いつまでも眺めている (知らなかったよ 好きだったんだね あじさい) 散歩から戻り、ベッドへ倒れこむと 花を眺めていたときの横顔で 小さな寝息をたてた 帰りのバスの後部座席 振り返ると、紫陽花がこんもり茂った一角 戯れながら折り重なる花々が、森のように咲き誇り 建物の白壁を鮮やかな群青色に覆い隠している (守られていたんだね 花たちに) ガラス窓の向こう 冴え冴えと浮き立った紫陽花の森が 曇天の空まで 広がっていて 「きみはいつも」 けっこんしようか こいぬのみみもとに ささやいた けっこんってなあに てれびをみながら こいぬがたずねた いつまでも いっしょにいようねって おやくそくすることだよ わたしのひざのうえに あごをのせたまま こいぬはちいさく あくびをした * * きょうはこれがいいな こいぬがせのびして コンビニのたなから トマトジュースをえらぶ かいものかごいっぱいに ビールとぽてちもほおりこむ レジにならんで 小銭をかぞえるわたし ガラスとびらのむこうで そらをみあげるきみ きづいてたよ きみはいつも ざわわ ざざざわ かぜのおと さわがしいから ゆうぐれのさんぽは ここまで 著者 佐野亜利亜 発行所 七月堂 発行日 2022年9月27日 四六判 121ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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襤褸【新本】
¥1,650
【内容紹介】 まとってきた「時」はわたしの襤褸 辞書を引くと「襤褸」とは「ぼろぼろの布」「ぼろ」と出てくる。 野間明子の生きてきた日々は何気なく語られているが どのような運命もさりげなく受け止めてゆく。 【作品紹介】 橋 狭い橋の上ですれ違ったとき 赤ん坊を抱いた女が転げ落ちた ぶつかったわけではない そっとのぞくと ずぶ濡れになった女が赤ん坊を抱いて流れのなかに立っている ああ けがはないようだ ほっとしてまた橋を渡りかけると 見損なったわ 後ろで声がする 驚いて振り向くと一緒に歩いてきた女が 背を向けて引き返していくのだった ああ 失敗した 俺が悪いんだ 女は決して振り返らず どんどん遠ざかっていく ふたりが一緒に歩いてきた道のはじめ 小さく川が光っているあたりまで引き返して 光のなかへ見えなくなった 夕映 手探りで鍵を開けると 赤い部屋に息子が突っ立っている 父ちゃん 俺やっちゃった やっちゃったって 母ちゃんはどうした 息子を押しのけて死体を捜す なぜ 死体がないのか なぜ 死体を捜しているのか 夕映が喉を破って俺からも噴き出しそうだ 幽霊 黄色くなるんだ 見てしまうと 白い壁 バターを擦ったみたいに 白い 天井とかも それって あれですかね もろびとこぞりてを歌うか 目を瞑って家事をするとか 大丈夫かいおまえさん 外出てたほうがいいんじゃない うんでも家にいたいから 黄色くなるってことですよね 歌うよもろびとこぞりて だいじょうぶ小学校で演った貧乏靴屋の親爺 帽子を胸に当て主は来ませり主は来ませり 夜中のトイレも怖くない 黄色くなる バターを溶いたみたいに 見てしまうと 今日なんか絶好の洗濯日和で 朝から干して真っ白く乾いたシーツ 午後まで干してふかふかの蒲団に掛けて 思わず 見たらば バターを流したみたいに 滲んで 泛ぼうとする誰か知らない 来ないで 来ないで拳握って叩いて 叩いて叫んで叩いて叩いたら 移ろう夕光のなか 黄色褪せて 黒ずんで 悲しげに穴の眼を瞑って硬直したヒトのかたち 枯枝の両腕広げ 別になにもしないんだけど なにか悲しくてね 目を伏せてももう消えないんだ 著者 野間明子 発行所 七月堂 発行日 2022年7月17日 A5判変形 104ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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フランソア・ヴィヨン全詩集【古本】
¥2,000
【状態】 箱付、本体カバーフィルム付 箱:シミ多 本体:ヤケ少、小口に汚れ少 著者 フランソア・ヴィヨン 訳者 佐藤輝夫 発行所 河出書房新社 発行日 1976年4月30日(初版) 菊判変形 348ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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断腸詩集【古本】
¥600
【状態】 フィルムカバー付 フィルムカバー:破損アリ 著者 アラゴン 訳者 橋本一明 発行所 新潮社 発行日 1957年3月30日(初版) 四六判変形 337ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955