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ロートレアモン全集【古本】
¥2,000
【状態】 函付き 付録付き 函:ヤケ 天:シミ ページ:一部折れ 著者 ロートレアモン 訳者 栗田勇 発行所 人文書院 発行日 1968年5月15日 A5判 470ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ランボオ全作品集【古本】
¥2,000
【状態】 函付き 函:少壊れ、ヤケ 背:少破れ 天:少ヤケ 著者 アルチュール・ランボー 訳者 粟津則雄 発行所 思潮社 発行日 1965年2月1日 A5判 572ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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帷子耀習作抄【新本】
¥880
【帯文より】 少女よ。少年よ。 本書は《金石稔による帷子耀》である。 金石稔とは誰か。 きみは誰なのか。 阿吽塾より発行された阿吽文庫第一弾。 著者 帷子耀 発行所 阿吽塾 発行日 2024年4月1日 文庫判 162ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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たびぽえ VOL.7【新本】
¥880
【出版社内容紹介】 『たびぽえ』とは…… 旅とポエジーをテーマに、読者のみなさんといっしょに作っていく新しい参加型の文芸情報誌です。 小説、詩、地域紹介、レポート、写真、イラストほか、各コーナーで幅広く投稿・参加を募集しています。 【特集】 たびぽえミステリーツアー 発行所 イン・ザ・ストリーツ出版 発行日 2024年2月15日 A4判 40ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ヒトノマ / インカレポエトリ叢書26【新本】
¥990
田村奏天詩集 それでも、さわやかでありたいと思って 薄雪色の指 【作品紹介】 「街と暮れ方」 帰り際の夕立が街を知り尽くしている クリーニング屋の文字がさびれて いくつかの空白を埋めて読む 線路沿いは雑草が茂り 今にでも人類史がまっさらになるような予感 黒ずんだビルに書かれた 「ヘルス」はそれほど健康的でなく おぞましい桃色の看板をしているが 一方で自分が口に運ぼうとしている チューインガムも同じ色だった (それは平穏を保つための 音から意識を背けるための 端的な逃避行) 考えれば胎内ははっきりとした 鮮烈な肉の色をしていたはずで 閉ざされた暗がりに見ていた 熱のための色 人体から発生した我々は その色に寄せられた蛾にならざるを得まい 車窓に流れていく雨後の街を見ながら 強い空腹感を覚えて さらにはこの街がいつからか 鉄の匂いにさらされていることを知っている わたしは誰の信奉者にもならないので 冷静に脳が暮れていく街を解釈する 薄紫を羽織って沈みゆく太陽は 明日の雷を知らない 著者 田村奏天 発行所 七月堂 発行日 2024年4月15日 四六判 96ページ 【関連】 インカレポエトリ / インカレポエトリ叢書:https://shichigatsud.buyshop.jp/categories/2851576 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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吉岡実を読め!【新本】
¥3,480
【出版社内容紹介】 2022〜2023年に現代詩手帖誌上で読者投稿欄の選者を務めた小笠原鳥類による初の詩評集が遂に発刊! プレミアがついてしまい、数多のファンを持ちながらもその詩集を入手することが難しくなっている伝説の詩人「吉岡実」。 そのすべての詩およそ280篇と俳句にコメントを書く、という仕事を鳥類氏がやり遂げました。 本書は450ページを超える大作ですが、吉岡実の各詩集や句集ごとのパートに分かれた解説なので、気になる詩集から読み進めていけます! また、かつて氏が詩誌に掲載した評論も収録。 詩の選者が伝説の詩人の作品をどう読むか? そしてそこから導かれる現代詩の未来とは? ライトな語り口と深い知識と詩人らしい鋭敏な感性で編まれた、くすっと笑えてなるほどと唸る鳥類氏流の詩評集。現代詩ファンや、より良い詩が書きたい人は必読の書です! (聲℃オンラインサイトより) 著者 小笠原鳥類 発行所 ライトバース出版 発行日 2024年3月31日 A5判 458ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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パパララレレルル【新本】
¥1,760
【出版社内容紹介】 「恋はいかづち。ラブイズサンダー。美しい雷が私の避雷針に飛んでいった。」 “物語”と“言葉”が弾ける26の小宇宙。最果タヒ、待望の短編集! 【収録作】 「愛はいかづち。」「白鳥時代」「恐竜の卵」「限界人魚姫」「赤い光」「愛してるさん」 「眠れる森後の美女」「夏美の愛」「電話線は赤い」「竹取未満物語」「きみ推し」「言語紀」 「きみはPOP」「青よ空か火か」「記憶の麻薬」「マッチ売りの友達」「立つ鳥」 「ネックレスになるまで」「極北極」「in接骨院」「侵害」「白鳥の湖のほとり」 「私の位置エネルギー」「氷河期行き」「∞親指姫」「猫はちゃんと透き通る」 【著者プロフィール】 最果 タヒ (サイハテ タヒ) 詩人。中原中也賞・現代詩花椿賞などを受賞。主な詩集は『死んでしまう系のぼくらに』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』。詩集の他に小説、エッセイ、絵本(『ここは』絵=及川賢治)など著書多数。 著者 最果タヒ 発行所 河出書房新社 発行日 2021年11月30日 A5判 196ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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無人島には水と漫画とアイスクリーム【新本】
¥1,760
【内容紹介】 詩人が漫画で考える、 自分・他人・友達・孤独・好き・嫌い・愛・憎・挫折・復活・生・死・嘘・本当・物語・世界…… 25作の漫画をきっかけに、「詩人・最果タヒ」の思考が自在に広がる。 共感・驚愕!! 最果ワールドの深淵に迷い込む、「いちばん濃密」なエッセイ集。 「愛情はすべて自立している」 「誰にも理解されなくてもよい、と思える感情が一つでも自分にあるなら、それは自分だけの人生をちゃんと手にしているというその実感につながるだろう」 「現実を現実として直視して生きるために、物語は必要なんだろう」 ――本文より これは、単なる「マンガ論」ではない。 〇〇 漫画史に残る傑作から、いま話題の大ヒット作まで! 〇〇 25のエッセイで、25の漫画を考える。 『違国日記』ヤマシタトモコ 『タコピーの原罪』タイザン5 『ZUCCA×ZUCA』はるな檸檬 『火の鳥 未来編』手塚治虫 『彼氏彼女の事情』津田雅美 『ルックバック』藤本タツキ 『ゴールデンカムイ』野田サトル 『ポーの一族』萩尾望都 『映像研には手を出すな!』大童澄瞳 『BLACK LAGOON』広江礼威 『マチネとソワレ』大須賀めぐみ 『放課後ひみつクラブ』福島鉄平 『忍者と極道』近藤信輔 『ヨコハマ買い出し紀行』芦奈野ひとし 『ちびまる子ちゃん』さくらももこ 『宝石の国』市川春子 『半神』萩尾望都 『女の園の星』和山やま 『X』CLAMP 『バーナード嬢曰く。』施川ユウキ 『笑う大天使』川原泉 『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』芥見下々 『プリンセスメゾン』池辺葵 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴 『秘密 THE TOP SECRET』清水玲子 +++書きおろし「アイスクリーム話」3篇も収録+++ 著者 最果タヒ 発行所 リトルモア 発行日 2024年2月14日 四六判 216ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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春はひかり【新本】
¥1,000
【著者内容紹介】 林やはの第一詩集。 2020〜2022.6までに書いた詩を30編収録。 ココア共和国・ユリイカ・現代詩手帖・季刊びーぐるで入選・佳作をいただいた詩も入っています。 *ポストカード、フリーペーパー『恍惚』vol.2 付き 著者 林やは 装画 主体 発行日 2024年3月10日 B6判 80ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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花下一睡【新本】
¥2,750
秋山基夫詩集 〈 詩 〉の始原へ 終わらない夢幻劇 【作品紹介】 はぎ 先ごろ思いもかけぬ幸いにて宮城野に参りました あわわあわわと萩を分け露に濡れつつ歩みました 歩めども歩めども萩の花萩の露萩の花萩の露です 薄闇にしゃがむと西行法師の歌が聞こえてきます あはれ いかに 草葉の露のこぼるらむ 秋風立ちぬ宮城野の原 するとほんとうに風が吹いてきましたいちめんに むすうの露がむすうの萩の花からこぼれています あわわあわわと花を分け露に濡れつつ歩みました 月が昇りました銀の世界で馬鹿になってしまった 美しいお方のしゃれこうべがいまも転がっていて 萩の露を舌のない口をあけてのんでいるでしょう むかし郊外に 住んでいた頃 休日の夕方には 妻とよく散歩に出た 道ばたに萩を見つけ これが萩だと教え 顔を近づけ うす紫の小さな花を 暗くなるまで見ていた 何十年も過ぎてしまった病み衰え何もかも失って 白い壁の部屋で白い天井をただぼんやり見ている 著者 秋山基夫 発行所 七月堂 発行日 2024年4月1日 A5判変形 112ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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凪 第五号【新本】
¥1,000
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 石川敬大さんが発行・編集されている詩誌の第五号です。 『凪』5号は福田拓也・大木潤子御夫妻を招聘し、能登大地震で被災した裏路地ドクソ氏の体験記とも言える詩篇『暗夜の灯』を掲載しています。死と背中合わせの切迫した心情を切々と綴った傑作です。お手にとって味読頂きたいと願います。(石川敬大さんのtwitterより) 【ゲスト】 福田拓也 大木潤子 発行所 「青い凪」の会 発行日 2024年4月1日 A5判 106ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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凪 第四号【新本】
¥1,000
【出版社内容紹介】 石川敬大さんが発行・編集されている詩誌の第四号です。 【ゲスト】 松尾真由美 和田まさ子 【執筆者一覧】 青野澪 天乃絵留 石川敬大 岩佐聡 詩村あかね 裏路地ドクソ 黒田ナオ 白島真 鈴木奥 高平九 滝本政博 椿美砂子 妻咲邦香 鳥井雪 灘奏子 野宮ゆり 星野灯 松岡政則 まほろばしじみ 水木なぎ 宮永蕗 藪下明博 弓リツ 吉川彩子 発行所 「青い凪」の会 発行日 2023年12月1日 A5判 104ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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志村正彦全詩集 新装版【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 フジファブリック15周年 志村正彦 没後10年 万華鏡のように七変化する志村正彦の詩の世界 2009年12月24日、突然この世を去ったロックバンド 「フジファブリック」のフロントマン・志村正彦。 彼が生前に書き遺した、インディーズ時代からアルバム「MUSIC」まで、 歌詞の全てを収録した“全詩集”。 フジファブリック志村正彦没後10年。 2011年に発行した『志村正彦全詩集』を装いを新たに新装版として再刊行致します。 志村正彦本人の貴重な手稿を特別に収録しました。 ■フジファブリック 志村正彦没後10年 特設サイト 著者 志村正彦 発行所 PARCO出版 発行日 2022年6月17日(新装版第2刷) 四六判 204ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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港の人 付単行本未収録詩【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 ◎現代詩を代表する詩人・北村太郎は、近年、エッセイ集『光が射してくる』『樹上の猫』、北村太郎の日常風景を淡々と素朴な筆致で描いた『珈琲とエクレアと詩人 スケッチ・北村太郎』4刷、橋口幸子著、小説『荒地の恋』ねじめ正一著などで知られる。ファンからながく待望されていた、読売文学賞受賞の名詩集『港の人』を復刊する! ◎『港の人』には33篇の作品が収められ、詩人独自の死生観から社会を穿ち、根源的な生のあり方を照射する。 ◎巻末には、あらたに発見された単行本未収録詩4篇を収録。北村太郎のやさしさに触れる詩篇でたまらなくいい。 ◎解説は、詩人・平出隆。『港の人』についての解説のほか、詩人が目撃した北村太郎の生きようを丁寧に描き、北村太郎の魅力を語り尽くす。 ◎函の装画は、岡鹿之助作「古港」。端正な装本がひときわ美しく輝いている。 ◎港の人創立20周年記念出版 ■収録作品より 1 暑い朝 たくさんの観念が 鼠いろになって目の前を通りすぎていく それらは とっても淋しい響きを残すわけでもないのに 音の幻としては いつまでもうつ向いていたいくらいの 囁きである 色としては 濃淡がなさすぎて もうすこしで 影になりそうに思える そうやって ほとんど観念が消えかかっているのに 〈ほら 〈もっと 〈早くしないと 汗をかきながら促しているんだから 観念は 別れを惜しみつつ この世ならぬ 音と色とを考えないわけにはいかず ツタの這う窓べに ■目次 港の人 1~33 単行本未収録詩 少年の夢/ある男の肖像/ねこ/水たまり 解説 平出隆 ■著者 北村太郎(きたむら・たろう) 詩人。1922年、東京の谷中に生まれる。戦前に同人誌「ル・バル」に参加。47年鮎川信夫、田村隆一らとともに「荒地」を創刊。66年第一詩集『北村太郎詩集』を刊行。以後数多くの詩集を上梓し、繊細な感性をもとに生と死を凝視した独自の詩世界をひらいた。その傍ら翻訳家としても活躍する。92年秋に死去。 おもな著書に、詩集『ピアノ線の夢』『犬の時代』『港の人』(読売文学賞)、エッセイ集『パスカルの大きな眼』『樹上の猫』『光が射してくる』ほか多数。著作集に『北村太郎の仕事』(全3巻)『北村太郎の全詩篇』がある。 著者 北村太郎 発行所 港の人 発行日 2020年12月4日(第2刷) 四六判 函入 128ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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楽園【新本】
¥3,850
【出版社内容紹介】 第42回現代詩人賞受賞! 世間の人々は、笑うかもしれない。かぎりなく幼稚な愚かな夢だ、と。しかし、たとえば、瀕死の病床にあって、薄明の時間を過ごす者にとっては、そうではない。それは、直接の、そして、切実な現実である。 (「楽園」) 私は、幻の一匹の犬であったか――。現実と異郷のはざまから、遥かな啓示の光が射しこむ。10年ぶりの新詩集。散文詩38篇。装幀=奥定泰之 著者 粕谷栄市 発行所 思潮社 発行日 2023年10月25日 菊判 168ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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紫雲天気、嗅ぎ回る 岩手歩行詩篇【新本】
¥1,760
【出版社内容紹介】 2018年鮎川信夫賞の気鋭詩人、暁方ミセイの最新詩集。少女の頃から宮沢賢治の世界に魅了されてきた詩人暁方ミセイが、小岩井農場や花巻などをうろうろ歩きながら、賢治の幸せについて考えた、ミセイの「心象風景」。 トン、トン、と音がする/さみしくないか、/さみしいよ/さみしいならなぜ行く/わたしはさみしさを使いきらねばならないからです(「七月三十日」より) なぜ、さみしさを使いきらねばならないのか。紫雲天気、この世に降りそそぐ新鮮に出会い、心が軽くなったり透きとおったりして、幸せを呼ぶ吉兆詩集。 第29回宮沢賢治賞奨励賞受賞 ■収録作品より 「花巻駅」 今でた向かいホームの電車は濃い紫ライン その奥の空は淡い金色とくらくなる雲 青い駐輪外灯の下は別の世界だ まだ学校帰りの話題が続く男の子たちを あの一帯は知らない間に飲み込んでいる 向かいのホームのベンチにはもう秋が居座り それはくらがりの水気と 白い電燈の身を切るような発光でわかるのだけど ひるま風がやわらかで 人肌のやさしいなつかしさを持っていた あれが夕方になって 冷えてさみしく錆びついている 意識の外でも伴奏は流れ 待合室にも秋は生じていた 一度ここを出てしまえば みんな白と淡いうすまった金色の水中 泳いだ記憶だけが あとまでずっとついてくる ■目次 虹と吉祥/ばらと小鳥/夕立/七月三十日/朝雲/奥の間/東北の昼ま/留守/忍/小岩井農場 二〇一六年 パート一、パート二、パート三、パート四、パート五、パート六、パート七、パート八、パート九/東北本線(下り)/花巻農高/参拝法/花巻駅/風景の明滅 ■著者 暁方ミセイ(あけがた・ミセイ) 1988年神奈川県横浜市生まれ。2011年に第1詩集『ウイルスちゃん』で第17回中原中也賞、2018年に第3詩集『魔法の丘』で第9回鮎川信夫賞を受賞。そのほかの詩集に『ブルーサンダー』、電子版詩集『宇宙船とベイビー』など。 著者 暁方ミセイ 発行所 港の人 発行日 2018年10月17日 四六判変型 104ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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腐敗性物質【新本】
¥1,540
【出版社内容紹介】 《一篇の詩が生れるためには、/われわれは殺さなければならない/多くのものを殺さなければならない/多くの愛するものを射殺し、暗殺し、毒殺するのだ》(「四千の日と夜」)現代文明への鋭い危機意識を23の詩に結晶化させて戦後の出発を告げた第一詩集『四千の日と夜』完全収録。『言葉のない世界』『奴隷の歓び』表題詩「腐敗性物質」他戦後詩を代表する詩人田村隆一の文庫版自撰詩集。 著者 田村隆一 発行所 講談社 発行日 2023年9月14日(第15刷) 文庫判 268ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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フィラメント【新本】
¥1,760
【出版社内容紹介】 詩人は日常をはずれ、はぐれて、詩の世界に出会う。 ふるふると鮮烈な「生」の感触を発見して、生きることの不可思議さを覚える。やわらかな詩句のなかに潜む苦い空白と、あらたな物語の予感。 神奈川で活躍する詩人の待望の第5詩集『フィラメント』誕生。傑作「武蔵野」をはじめ、14編の詩作品を世に問う。 ■本詩集「武蔵野」より そうして私たちは ゆっくりとした爆発のなかにいた。 恍惚とした瞳を集め 胸がいっぱいになるまで 雨は降り続き 病めるときも 健やかなるときも 不純だろうとなんだろうと 雨に打たれ やがて 雨粒のひとつひとつが 時となって静止すると 光までもが静止して あなたの憂いた瞬きが 長い物語を語り始める。 ■目次 日常/レモン/日曜日/酷暑/黄金色の海/冬ごもり/コップ/武蔵野/音/未明のひと/晴れの日/松ぼっくり/帰れないふたり/回想 ■著者紹介 小川三郎(おがわ さぶろう) 1969年神奈川県生まれ。 詩集 『永遠へと続く午後の直中』思潮社、2005年 『流砂による終身刑』思潮社、2008年 『コールドスリープ』思潮社、2010年 第四十三回横浜詩人会賞受賞 『象とY字路』思潮社、2012年 著者 小川三郎 発行所 港の人 発行日 2015年9月22日(初版) A5判変型 64ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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海峡よおやすみなさい【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 女性ファッション誌を愛読する女子大生や若年OLたちに〈現代詩〉を捧げるという果敢な試み。 流行のブランドを着飾り、都市生活に、仕事に、恋愛に、可愛く闊歩している現代のうら若きの乙女の内実を、勢いよくあふれだす言葉をリズミカルにあやつって豊かに表現する。 新進気鋭の女性詩人が、高度情報・消費社会を生きる現代女性のいまを描ききる。 ■ 本詩集より 「happiness」 羽田空港のショップで売られているよーじやのあぶらとりがみは表紙 の赤い限定品。そろそろ使い終わってしまうからまた迎えに行かせて くださいまた見送りに行かせてください、さくら色のも買いたいの。 箱にマルコリーニ詰めて宛名をしたためながら来週の仕事の段取りと 通帳の残高と知らない街のことを考えていた。川の端っこに立ってい れば会えるかもしれないのに大雪の影響で、台風の影響で、永遠にあ したは飛び立てない。そんな日々でもいまは素敵いつよりもいまが素 敵傷つけられた心ってなんて素敵。エスティローダー塗り直し自分用 のハーシーに口づけて、かなしみならば咲き誇れ ■著者 紺野とも(こんの・とも) 1972年岡山県岡山市生まれ。 詩集『かわいくて』思潮社、2014年 詩集『擾乱アワー』マイナビ出版、2015年(オンデマンド) 著者 紺野とも 発行所 港の人 発行日 2016年10月7日(初版) 四六判 88ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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井上陽水英訳詞集【新本】
¥2,970
【出版社内容紹介】 井上陽水デビュー50周年、『ブラタモリ』のテーマ曲をはじめ、私たちの心をずっと捉えて離さない陽水の名曲の数々。ロバート キャンベルが人生を彷徨っていた時代から、病の日々も傍らにあったのは陽水の歌だった。初期の代表作から陽水を象徴する曲まで、厳選歌詞50作を英訳。英語というフィルターを通すことで炙り出されてくる陽水のメッセージ。この本はスリリングなほどのくわだてなのだ。 「陽水はうなぎだ」これは陽水の親友であるユーミンが放った一言。 後日TOKYO FMの番組で陽水と対談したキャンベルは、ついにうなぎを捕まえる。これまで陽水は決して歌詞について語ろうとしなかったが、沈黙は破られた。スタッフが固唾を飲む中初めて自らの歌詞について語る。同番組「ミュージックドキュメント 井上陽水×ロバート キャンベル『言の葉の海に漕ぎ出して』」は、日本放送文化大賞グランプリなど放送界の大きな賞を多数受賞。 この対談も含めて評論パートでは、何にこだわり、どんな心情を込めてきたのか陽水自身の言葉も多数紹介。「青い闇の警告」では、「言葉をそういうふうに並べることで、切なさや、人間って何だろうと想像してもらうんです。それこそがこの歌詞の目論見なのです」と。 病に倒れたキャンベルが病床で1日1作を英訳していったことから本書は生まれた。評論では人間の業や願いをすくって文学世界にも分け入っていく。命のカウントダウンが始まったとき、作家たちは何を日々記したか、何を望んだか。陽水の歌から、宮沢賢治、中江兆民、正岡子規など近現代の作家たちの声が立ち上ってくる。さらに、陽水が受けていたボブ・ディランの影響、ジェーン・バーキンらは陽水の「カナリア」をどう解釈したのかも――。愛や人間、人生、社会と、本書の中で陽水の言葉が読み手をも照らしていく。 【本書収録の英訳詞】 限りない欲望・人生が二度あれば・断絶・もしも明日が晴れなら・家へお帰り・傘がない・つめたい部屋の世界地図・東へ西へ・かんかん照り・夏まつり・夢の中へ・心もよう・帰れない二人・氷の世界・夕立・ゼンマイじかけのカブト虫・二色の独楽・招待状のないショー・青空、ひとりきり・曲り角・結詞・青い闇の警告・ミス コンテスト・甘い言葉ダーリン・なぜか上海・海へ来なさい・勝者としてのペガサス・ジェラシー・とまどうペリカン・カナリア・お願いはひとつ・ワカンナイ・背中まで45分・バレリーナ・いっそ セレナーデ・ダンスはうまく踊れない・飾りじゃないのよ 涙は・ワインレッドの心・ミスキャスト・恋こがれて・最後のニュース・少年時代 ・Just Fit・ドレミのため息・嘘つきダイヤモンド・アジアの純真・積み荷のない船・ビルの最上階・長い坂の絵のフレーム・覚めない夢 【目次】 はじめに 「井上陽水はうなぎだ」 第1章 時を彷徨う中で 震災、鳴子温泉ブッククラブ 博多、陽水の曲へ 入院、命の静止点に始まる 偶然、オーディションに来たサラサさん 時限、作家たちの終わらせ方 余白、不寛容な時代と「最後のニュース」 第2章 余白に気をつけろ A.時の設え B.鳥を逃がした C.愛 D.同時代性 第3章 井上陽水英訳詞集 限りない欲望・人生が二度あれば・断絶・もしも明日が晴れなら 家へお帰り・傘がない・つめたい部屋の世界地図・東へ西へ かんかん照り・夏まつり・夢の中へ・心もよう・帰れない二人 氷の世界・夕立・ゼンマイじかけのカブト虫・二色の独楽 招待状のないショー・青空、ひとりきり・曲り角・結詞・青い闇の警告 ミス コンテスト・甘い言葉ダーリン・なぜか上海・海へ来なさい 勝者としてのペガサス・ジェラシー・とまどうペリカン・カナリア お願いはひとつ・ワカンナイ・背中まで45分・バレリーナ いっそ セレナーデ・ダンスはうまく踊れない・飾りじゃないのよ 涙は ワインレッドの心・ミスキャスト・恋こがれて・最後のニュース・少年時代 Just Fit・ドレミのため息・嘘つきダイヤモンド・アジアの純真 積み荷のない船・ビルの最上階・長い坂の絵のフレーム・覚めない夢 【著者プロフィール】 ロバート キャンベル Robert Campbell 日本文学研究者。国文学研究資料館館長。東京大学名誉教授。 ニューヨーク市生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒業。ハーバード大学大学院東アジア言語文化学科博士課程修了、文学博士。1985年に九州大学文学部研究生として来日。専門は近世・近代日本文学。とくに江戸後期~明治前半の漢文学に関連の深い文芸ジャンル、芸術、メディア、思想などに関心を寄せている。著書には『Jブンガク 英語で出会い、日本語を味わう名作50』(編集、東京大学出版会)、『ロバート キャンベルの小説家神髄 現代作家6人との対話』(編著、NHK出版)、『東京百年物語』1~3(編集、岩波文庫)などがある。 著者 ロバート・キャンベル 発行所 講談社 発行日 2023年9月1日(第10刷) A5変判 306ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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朝、空が見えます【新本】
¥1,870
【出版社内容紹介】 2017年1月1日から12月31日まで、Twitter(現在はX)に毎朝、「おはようございます」から始まる一文を投稿し、その日の空の様子を言葉で伝えていました。この本はそれを纏めたものですが、1月1日以外の「おはようございます」を省略し、1日ずつ立たせ、1年を通して一編の詩のように纏めました。太陽をひとまわりしながら眺めた早朝の空です。(巻末「空のあとがき」冒頭より) 【著者プロフィール】 東直子(ひがし・なおこ) 歌人、作家。第7回歌壇賞、第31回坪田譲治文学賞(『いとの森の家』)を受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』、小説に『とりつくしま』『ひとっこひとり』、エッセイ集に『一緒に生きる』『レモン石鹼泡立てる』、歌書に『短歌の時間』『現代短歌版百人一首』、絵本に『わたしのマントはぼうしつき』(絵・町田尚子)などがある。「東京新聞」などの選歌欄担当。近刊にくどうれいんとの共著『水歌通信』がある。鳥好き。 著者 東直子 発行所 ナナロク社 発行日 2024年2月1日 B6判 146ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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たんぱく質【新本】
¥3,520
【帯文より】 なぜか生きている 私は 私が 生と死、獣と人、 食べること、殺すこと、 めぐりゆく記憶 この地球に生まれ やがて、去っていく 私のすがた この世のはなし 人という生き物は、どうして生まれてきたのだろうか 生まれて来る、生まれて来たこれに、いろいろな何かが詰まっている これをどうしてほしいと思うのだろう 誰かに、他人というものに 誰とどのように関わりたくて、この体には、こんないろいろが詰まったのか これが、こんな体が、形成されたのか いろいろな、たんぱく質とかで 焦げるとあの匂いのするたんぱく質とかで 【著者プロフィール】 飴屋法水 (アメヤノリミズ) (著/文) 1961年山梨県生まれ、東京都在住。演劇、美術、文筆を中心に、領域を横断しながら一貫して、人間の「生」の根源を見つめる独自の表現をおこなう。高校在学中、唐十郎の「状況劇場」に音響担当として加わり、83年「東京グランギニョル」を結成、演出家として独立。90年代は主に現代美術の分野で活動。その後、動物商となり、2005年「バ ング ント」展で美術活動を、07年「転校生」で演劇活動を再開。以来、フェスティバル・トーキョー、国東半島芸術祭などに参加。東日本大震災後、いわき総合高校の生徒たちとともに校庭で「ブルーシート」を上演。主な著書に『君は珍獣(ケダモノ)と暮らせるか?』『ブルーシート』『彼の娘』がある。 著者 飴屋法水 発行所 palmbooks 発行日 2024年3月22日 160mm×153mm 144ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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二十億光年の孤獨【古本】
¥80,000
【状態】 初版、帯付、「谷川」印 カバー、本体:ヤケ、シミ有 著者 谷川俊太郎 発行所 創元社 発行日 1952年6月20日 130mm×150mm 166ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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私の前にある鍋とお釜と燃える火と【古本】
¥40,000
【状態】 カバー付、フィルム付 カバー、本体:ヤケ有 著者 石垣りん 発行所 書肆ユリイカ 発行日 1959年12月10日(初版) 160mm×178mm 140ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955