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半夏生【新本】
¥2,200
松井ひろか詩集 花の首を薙ぐように 殺めたくなってもなお愛し続けたい あなたに告ぐ ヒッチコックの映画『マーニー』の現代版を目指して書き始めたわけだが、或る「女掏摸」、或る「女ストーカー」の告白となってしまった。しかしこれは、罪に満ち溢れたアクチュアリティをどうにか生き切ろうとする私たちにとって必然の流れだったと思っている。一方で、この詩集を不器用でツンデレな半生を捧げた一途な想いの丈を語り出したひとりの女の裸像に迫る「永遠の愛」のドキュメントとして読んでいただけたら幸いである。私は青空の下にその咎をさらす覚悟だ。 【作品紹介】 つぎのベンチまで こがね色に輝く白樺林 心奥にちろちろと炎が燻る暮れ方に 小雪が舞う 母親が鍋に火を入れ 子どもたちが家々に帰り着く刻だ 野犬の遠吠え 朽ちかけたベンチに わたしたちは腰かける 祖国を追われた小説家 その透き徹る眼 のぞきこむと映っている 極寒の強制収容所で赤むらさき色に腫れたしもやけの足先 がん病棟で最期のちからをふりしぼり微笑む男のくちもと しろい息を吐く 手のひらにのった粉雪を 舌で掬う わたしはここで待っています 二度と会うことはないひとを わたしを笑って 笑って やさしく頰をつねって ねえ あまやかに首を絞めて 眼を醒させて 東京が薄明を迎えるころに突きつけられた現実 もう一度 死ねと言われるまで 待っていますから 北の街 郊外の夕べ なぜ ひとりでここまで来たのだろう つまらないひとに囚われたまま わたしはいつまで生きるのだろう こがね色に輝く白樺林 いずれ散ってしまうのに どうして美しく色づくの いま眼前にいる小説家の 清んだ瞳にわたしの眉間は射抜かれる ながれる沈黙を どちらからともなく破った もう少し歩きますか あなたが望むなら つぎのベンチまで *アレクサンドル・ソクーロフ監督ドキュメンタリー作品『ソルジェニーツィンとの対話』参照 著者 松井ひろか 発行所 七月堂 発行日 2025年7月1日 130×200mm 102ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ヤカモチ【新本】
¥2,750
三井喬子詩集 殺された生き物たちが光っている 生きるか死ぬか、 もちろん わたしは食べるのだ。 【作品紹介】 白い牝牛 暮れつかた、家の内でも外でもないところ、境界としも言うべきか、繰り返し繰り返す波、風音、痛みかも知れない違和感の、差し迫った呼吸、濡れた、温かい感触の、水かも知れない揺らぎを反芻する、月夜の、 月夜の牝牛。 軒下で生まれたててなし児、目ばかり黒々大きくて、本当に牛の子かな、白いあたしの子供かな、あれ一人、あれふたぁりと、あたしのお乳呑んで、争うこともない消耗の、月光のせいばかりとは言えますまいに、しらじらと月夜の、 月夜の子供。 連れ立って、延々と、粛々と、しらじらと、お乳飲むのは何の為やら誰の為やら、張った乳房は痛くって、光燦々、昔話の笛すすり泣き、訳を尋ねれば裂けた傷跡、十三の、不信の宵は寒々と、空など見たくないと言いまして、月夜の、 月夜の軒下。 詮方ない理由がありまして、木の葉一枚の捨て状つけて、牛の子供差し上げますドンと持ってけぇ、切るなと煮るなと勝手だと、思うだけなら罪でも何でもありますまいに、黙って連れて行くとは、風の、自分だって育てられない風の、月夜の、 月夜の錯乱。 著者 三井喬子 発行所 七月堂 発行日 2025年6月30日 四六判 110ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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アン・ドヒョン詩選集 あさみどりの引っ越し日【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 詩集10作から選んだ66篇を、詩人が時代とどのように呼応してきたかわかるよう年代順に配した日本オリジナル詩選集。 著者 アン・ドヒョン 発行所 クオン 発行日 2025年6月30日 四六判変型 194ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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かけらを掬う【新本】
¥2,750
春本あづさ詩集 誰もが経験するようなさりげない場面、日々にまぎれてすぐ見失いがちな一瞬の光を春本さんはやわらかくて強い手のひらに似た詩の言葉で掬い取って差し出してくれる ユーモラスで、味わい深くて、いつのまにかちょっと泣きそうになりながら こんなふうに見つめていい、書いていい、こんなふうに生きているんだから、と 私自身が解き放たれて励まされる気持ちになっていた ーー川口晴美 【作品紹介】 青い空の中 歩き続ける仕事に疲れて 公園のベンチにあおむけに横になった 青い空しか見えなくなった 足にじーんと血が通いはじめる 荷物をしょっていた背中の重さが ベンチにすいこまれていく このままずっとあおむけのまま 重さのない体になって 青い空の中に ゆらゆらとただよっていたい 著者 春本あづさ 発行所 七月堂 発行日 2025年6月30日 四六判 188ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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星を抱く、子どもたち【新本】
¥1,760
神泉薫詩集 人類のページは まっさらな 余白 読み解けないほど まぶしいまま 【作品紹介】 緑葉の 今朝 あなたを縁取っていたものを 数える ひとつぶひとつぶの 透き通った滴たち 丸い宮殿には 日々の澱を潜りぬけた 循環という名の営みだけが 映し出されている 傘を打つ 雨音を慈しむ 弾けるリズムは あの空からの伝言 遠い血の 積み重ねられた息のひとつを 覚えている 行と行の狭間に落とされた鳩の足跡 確かな飛翔が 地球の回転の わずかな傾きに寄り添っていたことを わたくしたちの眼裏に 刻まれてゆく緑葉の 指折り数える四季 いくつ巡ったか 幻の 幼い指は いつまでも折れることに戸惑い 山梔子の香りに満ちた あてどない永遠に 焦がれたまま 著者 神泉薫 発行所 七月堂 発行日 2025年6月25日 176×128mm 82ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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生の丈【新本】
¥2,750
神長善次詩集 今歩いている人生とは、いったい何だろうか? 直に伸びゆく青少年、深みを増す壮年、年と共に高みに向かって変化成長する人生の「生の丈」をいかに生きるか!? 【作品紹介】 平安 書斎のテラスの揺り椅子に 身を深々と沈めつつ 何思うともなく見る空は コバルトブルー一色の ただそればかりの青さなり アラブに流れる祈りの前の 時は青さに吸われゆき 心は青さに癒されて 静かな安らぎ一色の ただそればかりの世界なり 著者 神長善次 発行所 七月堂 発行日 2025年6月18日 A5判 188ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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花だったころ【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 「わたしたちが/わらったり ないたり/おこったり おどろいたり/するのは/花だった頃の 名残だろうか」……デビュー以来、生命の息吹を感じさせる言葉を紡ぎつづけてきた詩人の、最新の成果。 【著者プロフィール】 1987年、兵庫県神戸市生まれ。2020年、「ユリイカの新人」としてデビュー。静岡新聞連載「暮らしの音たち」にて詩を担当(2020年)。静岡県掛川市で開催された「かけがわ茶エンナーレ2020+1」にて詩作品の制作・展示を行う(2021年)。詩集『かんむりをのせる』新装版(私家、2023年) 著者 ゆずりはすみれ 発行所 田畑書店 発行日 2025年5月10日 B6変形判 108ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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雲ノ平【新本】
¥3,300
【内容紹介】 (著者販売サイトより引用) 雲ノ平は、1泊2日の山行の果てにしか辿り着けない、北アルプスの最奥に広がる「最後の秘境」です。2024年、詩人・今宿未悠はこの地に2週間滞在し、制作を行いました。本書『雲ノ平』は、そこで生まれた詩と写真の記録です。ふたつを同時に見ることはできません。詩の面はページの制約なく緩やかに引き伸ばすことができ、他方で写真の面は開き方を工夫するとまるで一枚の石板のようにソリッドな様相を呈します。表紙は、写真の面を開いた時にピッタリ収まるように加工してあります。 【著者プロフィール】 2000 年生まれ。詩、パフォーマンス、メディアアートの領域で活動。ひとの輪郭をゆさぶる装置 / 状況を作り、それに自らや他者を巻き込む実践を行う。主な受賞に、第一回西脇順三郎賞新人賞、主な出版物に、詩集『還るためのプラクティス』(七月堂)がある。 著者 今宿未悠 発行日 2025年 A5判変型 138ページ(全体276ページ) ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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生まれ変わるのが死んでからでは遅すぎる【新本】
¥2,600
【出版社内容紹介】 詩人・黒川隆介―今を生きること、言葉にすること、詩を通して世界を見ること——そのすべてが、この一冊に詰まっています。 これまで私家版、雑誌やライブパフォーマンスなどを中心に活動してきた黒川隆介にとって、本書は初の商業出版となります。 詩というジャンルを、文学の枠にとどまらず音楽・演劇・アートと自在に横断してきたその表現活動が、一冊の本というかたちで結実した記念碑的作品です。 都市の喧騒のなかで、人はなにを見て、なにを感じているのか。 本書は、酔いどれた夜の居酒屋、雨の日の静けさ、旅先での出会い――何気ない日常の風景にひそむ感情や記憶を、詩人ならではのまなざしで切り取った一冊です。 詩という形式にとらわれず、生と死、孤独と希望、都市と人間の関係をあぶり出すように綴られる作品たちは、読む者の記憶や人生と静かに交差していきます。 黒川隆介の言葉が映し出す、「今を生きる」ための詩のかたち 。 『生まれ変わるのが死んでからでは遅すぎる』――そのタイトルが示すのは、「死んでからやり直すのではなく、いまこの瞬間に生き直すこと」への問いかけです。 本詩集には、都市で生きる人間の孤独や葛藤、日常の中にふと現れる詩的な瞬間、そして生と死の狭間を見つめるまなざしがつまっています。 黒川の詩は、形式にとらわれず、生活と詩の境界線を曖昧にしながら、まるで生きることそのものが詩であるかのように、静かに、力強く語りかけてきます。 著者 黒川隆介 発行所 実業之日本社 発行日 2025年6月12日 A5判変型 240ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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今日は昨日のつづき どこからか言葉が【新本】
¥1,760
【出版社内容紹介】 ひとが旅立つ寂しさ、いま生きているいのち、言葉にできずにただ思っていたこと……日々の生活から浮かんできたことばたち。 朝日新聞の連載「どこからか言葉が」をまとめた、谷川俊太郎がさいごに遺した「感謝」を含む47篇の詩。 著者 谷川俊太郎 発行所 朝日新聞出版 発行日 2025年6月30日 四六判 104ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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文藝誌「灑」【新本】
¥2,200
【内容紹介】 (著者BOOTHより) 文藝誌「灑」について 「灑(さい)」とは、「そそぐ」「きよらか」「ながれてたえないさま」などの意味を表すことばです。 ことばについた手垢をそそぐ過程が詩歌を書く一側面であると感ずること、とどこおらず読むたびに新鮮な感覚を持てる文藝誌にしたいという願い、加えて「麗」にさんずいがつくという文字自体のうつくしさと合わせて、この命名としました。 無防備で、贅沢な文藝誌を目指して。 主宰が憧れを持つ、8名の詩人と1名の歌人にそれぞれお声がけをして寄稿をしていただきました。皆さん長く時間をかけて、この「灑」に向きあってくださいました。 寄稿する内容については自由とし、長さなどもとくに制限を設けませんでした。ただ、不思議なことに、共鳴し重なりあうような作品たちが集まりました。どこかクラシカルで、でも新しい。それぞれの作品が自律しながらも、影響を及ぼし合うような文藝誌になったと思います。 「灑」の寄稿作品に一貫して見られるのが、ことばへの「真摯さ」「誠実さ」です。 詩歌にふれてきた年数も、活躍する場所も、もちろん志向する詩歌の形式も違う寄稿者たちの作品が、一冊のなかで交わることで「灑」はふくらみのある〈辻〉になっていると感じます。 【参加同人(敬称略)】 赤澤玉奈 板見谷諒汰 小縞山いう 菅原百合絵 関根健人 成田凜 花氷 広橋山羊 砌アイコ 峯澤典子 【表紙絵・扉絵(敬称略)】 冬野 発行者 文藝誌「灑」編集部 発行日 2025年5月1日 A5変型判 140ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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箱庭【新本】
¥1,980
神山紗良詩集 ずっと先の未来は 選んだものでなくてもいい 【作品紹介】 第七児童遊園 砂の地面に いくつかの足跡がついていた しばらくぶりに 上のほうを見た プラタナスの葉が とても高いところで揺れていた 音もさせずに柔らかく揺れていた 雨が降った後は こんなふうに完全な均衡が 訪れることがある 著者 神山紗良 発行所 七月堂 発行日 2025年6月15日 四六判 120ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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Après-midi Vol.1(特典付)【新本】
¥500
梁川梨里さんによって創刊された詩とエッセイを纏めた冊子です。 【著者プロフィール】 梁川梨里(やながわりり) 1967年12月22日生まれ(群馬県高崎市在住・前橋市出身在勤) 現代詩手帖、詩と思想、ユリイカ、ココア共和国などに入選・佳作 詩と思想現代詩の新鋭 2017日本現代詩人会員・群馬県詩人クラブ会員同人:妃、凪、La Vague 著者 梁川梨里 発行日 2025年5月11日 B6判 40ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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冬の鹿 特装版【古本】
¥3,000
【状態】 サイン付 函、パラフィン付 函:ヤケ、破れ小 本体:ヤケ、天シミ 著者 眞壁仁 発行所 潮流社 発行日 1983年12月30日 A5変型判 114ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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彼岸と主体【古本】
¥1,500
【状態】 函付 函:表面、角にスレ有 カバー:スレ有 本体:ヤケ小 著者 黒田喜夫 発行所 河出書房新社 発行日 1972年6月30日初版 B6判 176ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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村のアルバム 堀内幸枝詩集【古本】
¥1,800
【状態】 カバー、帯付 カバー:ヤケ、スレ小、ヨレ有 本体:ヤケ、天ヨゴレ小 著者 堀内幸枝 発行所 冬至書房 発行日 1970年11月25日 B6判 128ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ルネ・シャール全詩集【古本】
¥6,000
【状態】 函付 函:角スレ有 本体良好 著者 ルネ・シャール 訳者 吉本素子 発行所 青土社 発行日 2002年8月23日 A5判 566ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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遺棄されたものたちのドローイング【新本】
¥2,640
【出版社内容紹介】 社会によって遺棄された汚点、擦れた絵の具、折れた鉛筆の芯、チャコールの屑。線にもなりきれず、ただ不快として投げられた痕跡。その粗野のなかに潜む慎重な粗暴さ、あるいは、投げやりな囁き声をどうか聴き取ってほしい。 強烈な印象をもたらした第一詩集『零時のラッパをぶっ放せ』から8年、第二詩集ついに刊行! 春はリハーサルで終わった、夏はバーモントが攻めてくるだろう、痣だらけの部屋がソフトフォーカスに燃える、寝癖がますますひどくて、さよなら、時候の挨拶よ、「深夜のカフェインから始まるぼくらの蜂起」のために、茎燃ゆ、茎燃ゆ、ってはしゃぐなよ、隙間という隙間に錯乱を産み付けて、これはチャンスなんだろ、目脂が青く発光するのはチャンスなんだろ(「ビジョンメガネ」より) 【著者プロフィール】 増田秀哉(ますだ・しゅうや) 1987年大阪府生まれ。 詩集に『零時のラッパをぶっ放せ』(七月堂、2017年)。 著者 増田秀哉 発行所 書肆子午線 発行日 2025年4月25日 A5変判 116ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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音楽になりたい【新本】
¥1,500
池田彩乃さんの口語定型詩による詩集です。 26の題で編まれた 394篇の口語定型詩を収録。 青森に移住した一年目の秋から、 大雪の冬を経て、春の入り口までをうたいました。 【目次】 人は星 甲板に立つ 曇のち雨 気温17℃ 戦う大人 甘くるしい お手元の愛 きれいなものを見るちから 死して生まれる 愛の腕 人間がふたりで暮らす ひとりではやさしくなれない ひとつなる 胃の中は墓地 眠るひと 人間の鳥たち たましいに雪を 魔法とは呼ばれない魔法 手紙はふるえたか ファンタジー つきゆびの治る日 名の外の海 水になるすべて 色とりどりのかけらたち 冬と春の間 水のお湯割りお湯の水割り 手捏ねの光 【収録作品より】 反射する人は光を生きていく 火を守る仕草で話すファンタジー 隣り合う花に生まれてまた会おう 水っぽいふたりの苗字で飼う魚 たましいに雪を見せてる観光客 著者・発行 池田彩乃 発行日 2025年5月4日 128mm×140mm 110ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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観光記2【新本】
¥1,800
池田彩乃さんによる詩・散文集。 2020年に刊行された『観光記』の第二章です。 コロナ禍、前歯が抜けた日、リハビリ、書店員の日々、共同生活、ひとりについて、ふたりについて。「手当て元年」と称したある日々の回復と変容。 【目次】 第一期 それから春になるまで 第二期 あたらしいレッスン 第三期 手当て元年 第四期 星渡りの便り 第五期 更地と本屋 著者・発行 池田彩乃 発行日 2025年5月4日 新書判 206ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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おやすみ神たち【新本】
¥2,750
【出版社内容紹介】 この世での故郷の先に あの世での故郷があるのではないか タマシヒはたぶんそれを知っている (収録詩「故郷」より) 〈タマシヒ〉とは何か。その先には何があるのか。 目に見えない〈タマシヒ〉を描いた 新作書き下ろし詩27篇、 撮りおろし写真102点を収録。 著者 谷川俊太郎 写真 川島小鳥 発行所 ナナロク社 発行日 2019年1月10日 A5判変型 176ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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あたしとあなた【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 今、いちばん新しい谷川俊太郎 メディアに氾濫するコトバの洪水に食傷しているうちに、思いがけず自分にとってはちょっと新鮮な発想の短い詩群が生まれた。 ―あとがきより 83歳の今も、新しい挑戦をつづけている谷川さん。半世紀以上にわたって第一線で書き続けてきた詩人の最新作は、37篇の詩すべてにさまざまな〈あたし〉と〈あなた〉が登場します。 工芸品のような一冊を 最初に原稿を読んだ時、この言葉たちの動きや遠さや近さを、どうやって本という物質にしたらいいのか、悩みました。その結果、一番大事なのは、目の前の言葉を載せる紙なのではないかと考えました。あなたの指先に、やっと届けることができて嬉しく思います。 ―はさみ込みのしおりより 装丁担当 名久井直子 書籍の常識を超える工芸品のようなデザインは、気鋭のブックデザイナー・名久井直子さん。「一番大事なのは、目の前の言葉を載せる紙」(名久井さん)というコンセプトから、本書の制作は「この本のためだけの特別な紙」を作ることからスタートしました。伝統の高級越前和紙で知られる石川製紙株式会社の協力を得て、しっとりとした質感の鮮やかなブルーの紙が誕生しました。まさに、日本の職人技から生まれた贅沢な一冊です。 著者 谷川俊太郎 発行所 ナナロク社 発行日 2015年7月 B6判変型 120ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ドン・ジュアン(上下巻セット)【古本】
¥5,800
【状態】 〈上巻〉 箱、箱帯付 カバー:良好 本体:極小ヨゴレ 〈下巻〉 箱、箱帯、パラフィン付 カバー:良好 本体:状態良好 *上巻・下巻のセット販売となります。 著者 バイロン 訳者 小川和夫 発行所 冨山房 発行日 1993年4月24日第一刷発行(上巻)/ 1993年7月14日第一刷発行(下巻) 150mm×215mm 546ページ(上巻)/ 554ページ(下巻) ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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祝婚歌【新本】
¥792
【出版社内容紹介】 室生犀星、ジェイムズ・ジョイス、田村隆一、オクタビオ・パス、安西冬衛、ジャック・プレヴェールなど、結婚とその後の時間を軽妙かつ濃密に描く名詩27篇を精選。谷川俊太郎が編んだ傑作アンソロジー。 著者 谷川俊太郎 発行所 河出書房 発行日 2025年2月20日 文庫判 112ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955