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海外詩文庫【新本】
¥1,282
思潮社の海外詩文庫です。 発行所 思潮社 四六判 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ニューヨーク・ストーリー ルー・リード詩集【新本】
¥3,630
【出版社内容紹介】 ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代を含む自選歌詞集。ヴァーツラフ・ハヴェル大統領、作家ヒューバート・セルビーJrとの対話も収録。ファン必読、待望の復刊! 【著者プロフィール】 ルー・リード (リード,L) 1942年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。1965年ヴェルヴェット・アンダーグラウンド結成。1972年ソロ活動に入る。2013年没。 梅沢 葉子 (ウメザワ ヨウコ) 翻訳家。神奈川県生まれ。 著者 ルー・リード 訳者 梅沢葉子 発行所 河出書房新社 発行日 2024年4月30日 四六変型 410ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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パゾリーニ詩集【新本】
¥6,600
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 異端と醜聞、歴史と性愛の交錯点で20世紀イタリアを駆け抜けた大詩人。生誕百年を過ぎて増す評価と関心に応えるべく詩業の変転をたどる論考を加えた決定版。 【目次】 詩人としてのピエル・パオロ・パゾリーニ(四方田犬彦) 『最高の青春』より 献辞 美しき少年の連禱 ハレルヤ ぼくが死ぬ日 コーランの聖約 ナポレオンの兵士 チンティン 最高の青春 『カトリック教会のナイチンゲール』より 言葉 磔刑 マルクスの発見 『ローマ 一九五〇』より ローマ 一九五〇 『グラムシの遺骸』より ピカソ 政治集会 グラムシの遺骸 掘削機の涙 『わが時代の信仰』より わが時代の信仰 新しい墓碑銘 赤旗に 同時代の文学者に ベルトルッチに G・L・ロンディに バルベリーニ殿下に チルコロ・デラ・カッチャの貴族たちに ボンピアーニに わが民族に 死に寄せる断章 『薔薇の形をしたポエジー』より ギニア 現実 母への願い 薔薇の形をしたポエジー 絶望した生命力 イスラエル 『人間を超える、組織する』より エピローグの山から、ひとつ 一般人の歌 聖約 拾遺詩篇 イタリア共産党を若者の手に!! 訣別と祝福 解題と訳註 パゾリーニの詩 変転の歴史(四方田犬彦) パゾリーニ年譜 【著者プロフィール】 *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。 ピエル・パオロ・パゾリーニ Pier Paolo Pasolini 1922-1975。イタリアの映画監督・詩人・小説家。ボローニャで軍人の家に生まれる。母方の実家があるカザルサで過ごした時間も多い。ボローニャ大学卒業後、イタリア共産党に入党、中学校教師をしていたが、学校と党から追われ、母とともに1950年、ローマに移住。1956年、フェリーニ監督『カビリアの夜』の脚本を共同執筆。ヴィアレッジョ賞を受けた詩集『グラムシの遺骸』など次々に詩集を出すかたわら、『生命ある若者』などの小説で文学界を賑わす。映画『アッカトーネ』で監督となり、『奇跡の丘』『アポロンの地獄』『テオレマ』などのフィルムは一時代を画した。1975年11月1日夜から2日早朝にかけて、ローマ郊外のオスティア海岸で殺害された。没後、遺作となったフィルム『ソドムの市』が公開され、未完の小説が刊行され、伝記や研究書も相次いだ。1993年に全詩集、1998年より全集が刊行され、2022年には生誕百年を記念して展覧会やシンポジウムが開催されるなど、芸術家としての評価はますます高まっている。 四方田犬彦 よもた・いぬひこ 1953年西宮生まれ。東京大学文学部にて宗教学を、同人文系大学院にて比較文学を学ぶ。長らく明治学院大学教授として映画学の教鞭を執り、ボローニャ大学、コロンビア大学、テルアヴィヴ大学、中央大学(ソウル)、精華大学(台湾)などで、客員教授・研究員を務める。現在は文学、映画を中心に、あらゆる文化現象をめぐり著述と研究に専念。『先生とわたし』(新潮社)『見ることの塩』『パゾリーニ』(作品社)など、著書は百数十冊に及ぶ。小説作品に『戒厳』(講談社)、詩集に『わが煉獄』『離火』(港の人)があり、ポール・ボウルズ、エドワード・サイード、マフムード・ダルウィーシュなどの翻訳がある。『映画史への招待』(岩波書店)でサントリー学芸賞を、『モロッコ流謫』(新潮社)で伊藤整文学賞を、『日本のマラーノ文学』『翻訳と雑神』(人文書院)で桑原武夫学芸賞を、『ルイス・ブニュエル』(作品社、現在は増補改訂版)で芸術選奨文部科学大臣賞を、『詩の約束』(作品社)で鮎川信夫賞を受けた。 著者 ピエル・パオロ・パゾリーニ 訳者 四方田犬彦 発行所 みすず書房 発行日 2024年3月1日 四六判 528ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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引き出しに夕方をしまっておいた / ハン・ガン,きむふな 斎藤真理子 訳【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 回復に導く詩の言葉 ハン・ガンによる詩60篇を、著者の小説を手掛けてきた翻訳家きむ ふなと斎藤真理子の共訳により刊行。 巻末に収録した翻訳家対談では、韓国における詩の受容や詩人としてのハン・ガンなど、広く深みのある話が繰り広げられており読者を韓国の詩の世界へ誘う格好のガイドとなっている。 ハン・ガンの小説は美しく、同時に力がある。 繊細さだけではなく強さがある。 その元にあるものがこの詩にあらわれている。 ――斎藤真理子 ハン・ガンにとって詩は 内密な自分自身の声に正直なもの。 詩を書くことで、心身のバランスや 問いを直視し続ける力を回復していく。 ――きむ ふな 著者 ハン・ガン 訳者 きむ ふな、斎藤真理子 発行所 クオン 発行日 2022年6月30日 四六判変形 192ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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どこかで涙が湧き出でて / 鄭玄宗,徐載坤 訳【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 現代韓国詩を代表する詩人・鄭玄宗(ジョン・ヒョンジョン)。一九七二年の第一詩集『事物の夢』から二〇二二年の『どこかで涙が湧き出でて』まで、激しく変転し続ける韓国社会のなかで詩を書き続け、十一冊の詩集を刊行。空、海、大地……万物との交流のなかで人生の真理を追い求め、いのちの言葉を語る。かたわら延世大学教授をながく務め、教え子に二〇二四年ノーベル文学賞を受賞したハン・ガンがいる。 本詩集は十一冊の詩集から代表的な作品を厳選し、オリジナル編集により、その広大な詩世界を初めて日本に紹介する。 装丁:長田年伸 ■著者 鄭玄宗(ジョン・ヒョンジョン) 1939─。 現代韓国詩を代表する詩人。韓国芸術院会員。延世大学哲学科を卒業後、出版社と新聞社を経て、延世大学国文科教授。1965年、『現代文学』を通じて登壇し、1972年第一詩集『事物の夢』を上梓。以後、2022年『どこかで涙が湧き出でて』まで11冊の詩集を刊行。パブロ・ネルーダなどの海外文学の翻訳でも活躍。〈大山文学賞〉〈未堂文学賞〉他、2004年の〈パブロ・ネルーダメダル〉など、国内外の各文学賞を受賞。 ■訳者 徐載坤(ス・ゼコン) 韓国外国語大学日本語通翻訳学科教授。韓国啓明大学校日文科卒業。東京大学大学院国文科卒業。文学博士。日本近現代詩が専門。韓国の現代詩を積極的に日本に紹介している。論文に「茨木のり子詩考察──戦争表象を中心に」ほか。著書に『『日本詩人』と大正詩──〈口語共同体〉の誕生──』(共著)、訳書に呉世栄著『千年の眠り』(林陽子共訳)。 林陽子(はやし・ようこ) 仁徳大学語文社会学部副教授。専門は韓日比較文学。おもな研究実績に「韓国近代文壇と日本文学」、訳書に金素月著『つつじの花』、呉世栄著『千年の眠り』(徐載坤共訳)。 ■監修 青木由弥子(あおき・ゆみこ) 詩人、評論家。学習院大学文学部哲学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科美術史学修了。詩集に『星を産んだ日』『しのばず』、評論に『伊東静雄―戦時下の抒情』。 ■目次 序文 鄭玄宗 1 事物の夢 君は星なのか──詩人のために/図々しい物質/事物の夢1──木の夢 2 私は星のおじさん なんと哀れな/苦痛の祝祭2/落ちて跳ねるボールのように/島 3 落ちて跳ねるボールのように 緑の喜び──春の森で/虫の瞳のような/月と太陽をも巡らせる愛が/感嘆符 4 愛する時間が足りない すべての瞬間がつぼみだった/懐/自己欺瞞/太陽から飛んで降りてきました/ふるさとの小学校/この鍵で/雷を讃える歌/夜道のバス/君は誰なの/ものさし/愛する時間が足りない 5 一輪の花房 道の神秘/葦の花/素晴らしい風景/明るいのです/青天の霹靂/ひとさじの土の中に/一輪の花房/ライオンの顔の上のカタツムリ/木の皮を讃える歌 6 世の中の木々 染みこめ、影/空の火炎/雲の種/露/世の中の木々/夜空に輝く俺の血よ/その花束 7 渇きであり、湧水である 渇きであり、湧水である──Jへ/辞書を讃える歌/青い空/偽りを、さもなくば死を!/安否/飛べ、バスよ/時間と空間の息吹よ 8 光輝のささやき 花の時間1/詩がまさに押し寄せて来ようとするのだが/一日/訪問客/女/すべては心の食べかた次第/味のエネルギー/金剛の光よ――イスタンブール詩篇/光輝のささやき 9 耐えられない 依りかからず/耐えられない/文章という糸よ――物書きの心の欠片/草の葉は/白い紙の息づかい/芸術の力1――ロマン・ポランスキーの「戦場のピアニスト」より/簡単な頼み/蛍光灯で太陽を照らす 10 影に燃える このもどかしさ/挨拶/宝石の夢1/泉を讃える歌/鳥の恩恵/旅の麻薬/恋愛/ああ、時間よ/影に燃える/何という瞬間でしょう!/あらゆる言葉は余韻――卵 11 どこかで涙が湧き出でて 時間は経つ―コラージュ/言葉たち――辞書を広げて/なんてすてきなこと/水月観音図/起こる前に消えてゆく/この有からあの柔が流れ出る――J・S・バッハの音楽/夢うつつに/どこかで涙が湧き出でて 解説 徐載坤 鄭玄宗年譜 著者 鄭玄宗 訳者 徐載坤 発行所 港の人 発行日 2024年11月28日 四六判 224ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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独り 気高く 寂しく / アン・ドヒョン,ハン・ソンレ 訳【新本】
¥2,475
【出版社内容紹介】 韓国の文壇と読者から多くの人々に愛されてきた詩人、アン・ドヒョン。 4作目の詩集となった本作には、 世界的ヒットを記録したドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で朗読された、 「練炭一つ」を収録。 灰になった練炭をむやみに蹴るな 君は 誰かに一度でも熱い人であったことがあるのか ──「君に聞く」より 1980年の光州事件以降、文学より切実なことがあまりに多かった時代。 詩の力、言葉の力で、心を守り抜こうとした、 いまなお、読み継がれる詩集が待望の翻訳刊行! この詩集に載った「君に聞く」は「私」に厳しく問いかけ、 「私」に痛いほど鞭を打とうという詩である。 私でない他人に一度でも熱い人になること、 その思いで学校から追い出された自身の悲哀を自ら収めようとした。 そうして初めて、その険しい時代を耐えていけそうだと思えた ──「邦訳版 あとがき」より 1994年の初版刊行時から約30年を迎え、 著者による執筆当時を回想した、 邦訳版のための「著者あとがき」を特別収録。 時代のうねりのなかで、 何度も書いては消して、 自分へ、世の中へも屈することなく、 ペンを握り続けた詩人によって紡がれた、ことばの灯火。 ■目次 自序 1 君に聞く/練炭一つく/半壊した練炭く/太陽と月く/機関車のために/芽項への道/ニンニク畑のほとりで/母岳山に登りながら /スミレ/土地 2 群山の沖合い/遠くの明かり/国防色のズボンについて/ポン菓子について/冬の夜に詩を書く/私の経済/あの家/服のせい/こんなに遅い懺悔を君は知っているか/この世に遠足に来て/私に送る歌/私をいらだたせるもの 3 木/白樺を探して/雪の止んだ野原/鮒/市内バスは行く/新築工事現場にて/葛藤/家について /古い自転車/井戸/ヒメジョオンの花/昔の風景画/洪水 4 この世に子どもたちがいなかったら/あのトネリコの幼い新芽も/学校へ行く道/その飯屋/群山の友 ── 李光雄先生/恋/新しい道/襲い掛かって来たら── アフリカ民謡を真似て/アメリカに関する研究/ソウルに住む友へ/草刈り 5 冬の葉書/法の通りに/教員労働者になって/マスの刺身を食べながら/妻の夢/ご飯/ミンソクの百日祝いが過ぎて外に抱いて出てみると/ステッカーを貼りながら/私の町のオリオン工場/懐かしい裡里中学校/希望事項 詩人の言葉 /解説 鍊鍛からの新しい道への風景/邦訳版あとがき/訳者あとがき 著者 アン・ドヒョン 訳者 ハン・ソンレ 発行所 オークラ出版 発行日 2024年10月11日 四六判 230ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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あの犬が好き【新本】
¥1,320
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 「詩なんて書けない」と思っていたジャックが、すぐれた詩に出会い、書くことで、抱えていた悲しみから解きはなたれていきます。 受賞歴: 全国学校図書館協議会・選定図書(2009) 社会保障審議会推薦文化財(2009) 日本図書館協会選定図書(2008) 著者 シャロン・クリーチ 訳者 金原瑞人 発行所 偕成社 発行日 2019年11月(第2刷) 200mm×140mm 142ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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インカレポエトリ10号 貂【新本】※送料をご確認ください
¥1,000
【内容紹介】 様々な大学の学生が参加している学生詩集の第10号です。 【編集】 朝吹亮二 新井高子 伊藤比呂美 大崎清夏 笠井裕之 カニエ・ナハ 川口晴美 北川朱実 小池昌代 瀬尾育生 永方佑樹 中村純 野村喜和夫 蜂飼耳 樋口良澄 四元康祐 発行 インカレポエトリ 印刷 七月堂 発行日 2024年4月30日 A5判 425ページ 【送料ご選択時にご注意ください】 *1冊→「クリックポスト」 *2冊→「レターパックライト」 *3~4冊→「レターパックプラス」 *5〜8冊→「クロネコヤマト80サイズ」 *9〜10冊→「クロネコヤマト100サイズ」 【関連本】 インカレポエトリ / インカレポエトリ叢書:https://shichigatsud.buyshop.jp/categories/2851576 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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数学者の朝 / キム・ソヨン,姜信子 訳【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 見えない場所、聞こえない声、いまだない言葉 語りえない物語のために 詩が広く愛されている韓国において 文学性と社会性を兼ね備え、深く心に刻まれる詩を紡ぐ キム・ソヨンの単著詩集を初邦訳。 韓進自動車の労働者の闘争に寄り添って書かれた「主導者」、 映画「詩人の恋」で朗読された「だから」など、49編を収録。 第八回日本翻訳大賞受賞作『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』の監訳者 姜信子による翻訳でお届けします。 「詩は読み解くものではなく、生きるもの。 埋めるべきものがあるとすれば、 それは、詩を生き、旅を生きる自分自身の空白なのですから。 この詩集を手に取って旅人となったあなたも、それは同じ。 今さら気づいても、もう引き返せない。 (ああ、なんてこと、キム・ソヨン!)」 ――姜信子(訳者あとがきより) 【プロフィール】 著:キム・ソヨン 詩人。露雀洪思容文学賞、現代文学賞、李陸史詩文学賞、現代詩作品賞を受賞。 詩集『極まる』『光たちの疲れが夜を引き寄せる』『涙という骨』、エッセイ集『心の辞典』など多数発表。 邦訳に、第八回日本翻訳大賞受賞作品『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』(姜信子監訳、一文字辞典翻訳委員会訳 クオン)、エッセイ集『奥歯を嚙みしめる 詩がうまれるとき』( 姜信子監訳、奥歯翻訳委員会訳 かたばみ書房) がある。 翻訳:姜信子 作家。横浜生まれ。主な著書に、『棄郷ノート』(作品社)、『ノレ・ノスタルギーヤ』『ナミイ! 八重山のおばあの歌物語』『イリオモテ』(岩波書店)、『生きとし生ける空白の物語』『路傍の反骨、歌の始まり』( 港の人)、『声 千年先に届くほどに』『現代説経集』( ぷねうま舎)、『平成山椒太夫 あんじゅ、あんじゅ、さまよい安寿』( せりか書房)、『はじまれ、ふたたび』( 新泉社)、『語りと祈り』(みすず書房)、共著に『忘却の野に春を想う』( 白水社)など多数。 また、訳書に『あなたたちの天国』(李清俊 みすず書房)、『モンスーン』(ピョン・ヘヨン 白水社)、共訳に詩集『海女たち』( ホ・ヨンソン 新泉社) 『たそがれ』( 黄晳暎 クオン)、監訳に『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』(キム・ソヨン クオン) 等がある。 著者 キム・ソヨン 訳者 姜信子 発行所 CUON 発行日 2023年11月20日 四六判 176ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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僕には名前があった / オ・ウン,吉川凪 訳【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 「人」から始まり「人」で終わる連作詩集 言葉遊びで描く喜びと悲しみ 「会う時はアンニョンでいたくてアンニョン 別れる時はアンニョンではいられなくてアンニョン 待つ人が路地にいた。 待つ時までいた」(「待つ人」より) 言葉遊びに気を取られているうちに周囲の時空が歪み始め、 自分がいつの間にか韓国の、あるいは日本にも共通した 生きづらい世の光景を眺めていることに気づいて愕然とする。 そして、この詩人はただものではないらしいと、 改めて認識するだろう。 ──訳者解説より オ・ウンの詩集『僕には名前があった』には、 都市で暮らすいろいろな人が集まっていた。 その日常の身近な言葉で綴られた詩はエッセイのようでもあり、 また突如少ない字数で語られる人の一代記のようでもある。 どの人にもどこか心当たりがあり、目を瞑って適当に本を開いて読めば、 それは占いかおみくじのようでもある。 ユーモアのある言葉の中でそれぞれの人はみな、存在の岐路に立っている。 ──友田とん (書評「都市で暮らし、行き交う人びとに言葉遊びで想像を膨らませる」より) 目次 人 よく考える人 望ましい人 凍りつく人 待つ人 持つ人 落ちた人 読む人 いい人 昔の人 都会人 手を離す 決心した人 散歩する人 よろける人 一流学 偉い人恋人 凝視する人 行ってきた人 線を引く人 オレンジ色の少年 猶予する人 一九五八年戌年生まれ 計算する人 無人工場 三十歳 うるさい顔 糸車は元来、文来 三回言う人 あと一歩 人 付録 しない 水滴効果 解説 言葉遊びで描く喜びと悲しみ 前書きなど 詩人の言葉 人に生まれて 人を理解し人を誤解しました。 人だから理解し人だから誤解しました。 人を、ついに人となりを考えるようになりました。 お父さん、お母さん、元気でいて下さい。 僕はようやく 息子になりました。 二〇一八年真夏に 版元から一言 「セレクション韓・詩」は、韓国語で紡がれた同時代の詩のことばを贈るシリーズです。 著者プロフィール オ・ウン(呉 銀) (オ ウン) (著/文) 著者:オ・ウン 1982年韓国全羅北道井邑生まれ。 2002年『現代詩』にて詩人としてデビュー。 詩集に『ホテルタッセルの豚たち』、『私たちは雰囲気を愛してる』、『有から有』、『左手は心が痛い』、青少年詩集『心の仕事』、散文集に『君と僕と黄色』、『なぐさめ』など。 朴寅煥文学賞、具常詩文学賞、現代詩作品賞、大山文学賞などを受賞。 吉川凪 (ヨシカワ ナギ) (翻訳) 翻訳:吉川凪 仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学を専攻。文学博士。 著書に『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ─高漢容と仲間たち』、訳書に谷川俊太郎・申庚林『酔うために飲むのではないからマッコリはゆっくり味わう』、金恵順『死の自叙伝』、呉圭原『私の頭の中まで入ってきた泥棒』、鄭芝溶『むくいぬ』、共訳に『地球にステイ!─多国籍アンソロジー詩集』、イオアナ・モルプルゴ編『月の光がクジラの背中を洗うとき─ 48カ国108名の詩人によるパンデミック時代の連歌』などがある。 キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。 著者 オ・ウン 訳者 吉川凪 発行所 CUON 発行日 2023年5月31日 四六版 152ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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詩と散策【新本】
¥1,760
【出版社内容紹介】 散歩を愛し、猫と一緒に暮らす詩人ハン・ジョンウォンが綴るエッセイ 雪の降る日や澄んだ明け方に、ひとり静かに読みたい珠玉の25編 オクタビオ・パス、フェルナンド・ペソア、ローベルト・ヴァルザー、シモーヌ・ヴェイユ、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン、ライナー・マリア・リルケ、シルヴィア・プラス、金子みすゞ、ボルヘス…… 『詩と散策』は、著者のハン・ジョンウォンがひとり詩を読み、ひとり散歩にでかけ、日々の生活の中で感じたことを記している、澄みきった水晶のようなエッセイ集だ。読者は、彼女の愛した詩人たちとともに、彼女が時折口ずさむ詩とともに、ゆっくりと散歩に出かける。 【目次】 宇宙よりもっと大きな 寒い季節の始まりを信じてみよう 散歩が詩になるとき 幸福を信じますか? 11月のフーガ 悲しみ、咳をする存在 果物がまるいのは 夏に似た愛 心のかぎりを尽くして来たから 永遠のなかの一日 海から海のあいだに なにも知りません よく歩き、よく転びます 国境を越えること みんなきれいなのに、わたしだけカンガルー ひと晩のうちにも冬はやってくる 夢とおなじ材料でできている 夕暮れただけ 窓が一つあれば十分 灰色の力 真実はゆっくりとまぶしくなければ 猫は花の中に いくつかの丘と、一点の雲 今日はわたしに、明日はあなたに 彼女の歩く姿は美しい(送らない手紙) 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき 【著者プロフィール】 ハン・ジョンウォン 한정원 大学で詩と映画を学んだ。 修道者としての人生を歩みたかったが叶わず、今は老いた猫と静かに暮らしている。 エッセイ集『詩と散策』と詩集『愛する少年が氷の下で暮らしているから』(近刊)を書き、いくつかの絵本と詩集を翻訳した。 【訳者プロフィール】 橋本智保(はしもと・ちほ) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』(新泉社)、チョン・イヒョン『きみは知らない』(同)、ソン・ホンギュ『イスラーム精肉店』(同)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(同)ユン・ソンヒほか『私のおばあちゃんへ』(同)など多数。 著者 ハン・ジョンウォン 訳者 橋本智保 装幀 成原亜美(成原デザイン事務所) 装画 日下明 発行所 書肆侃侃房 発行日 2023年2月6日 四六判変形 152ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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空気の日記【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 23人の詩人が綴ったコロナ禍のリレー日記365日 コロナ禍の1年間、休むことなく書き続けた詩人たちの日記はリアルで、詩的で、いつまでも心に残り続ける。 この時にしか書けなかった貴重な記録です。 著者 新井高子、石松佳、覚和歌子、柏木麻里、カニエ・ナハ、川口晴美、河野聡子、さとう三千魚、白井明大、鈴木一平、ジョーダン・A・Y・スミス、田中庸介、田野倉康一、永方佑樹、藤倉めぐみ、文月悠光、松田朋春、三角みづ紀、峯澤典子、宮尾節子、山田亮太、四元康祐、渡辺玄英 発行所 書肆侃侃房 発行日 2022年7月29日 A5判 464ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
