【送料について】
お買い物の際はご確認ください
【ブックカバーについて】
古書部オリジナルブックカバーをご希望の方は備考欄にご記入ください。
複数冊のご注文でブックカバーをご希望の場合は、
ブックカバーをかけられるサイズの本どれか1冊におかけいたします。
-
青草と光線【新本】
¥1,650
暁方ミセイ詩集 わたしはしかたなく/人間と恋愛をしていた 新たなる自己を発見し見つめてゆく暁方ミセイ。 夕暮れの光は私たちをゆらゆらとそこに佇ませる。 【あとがきより】 本詩集の詩を書いていた期間、ありとあらゆるものが存在することの価値について考えていました。したがってそれも反映されているかもしれません。だんだん精神の具合が悪くなってくると、まずは四六時中何かの悪い予感にとりつかれ、そのうち積極的に自分は悪しき人間だという証拠を探しはじめます。もっといい人間にならなければ、恥ずかしくない思考と行動をもつ者にならなければ、と思うのですが、一方で、それに激しく反発する自分が、わたしに詩を書かせていました。 【作品紹介】 花畑 あちらの岸にもまた 相似形の地獄が いちめんいちめん展開し 救いのないアラベスクがどこまでも展開し こちらの岸の怒りや悲しみと 相似形の地獄の花畑が どこまでもどこまでも続いているらしい そこを逃げ出す呪文はこう 思考で描くなにもかもは存在しない 陽光 浅い春のまぶしい陽射しと 雪解けの雫のたてる蒸気と 凍った椿のほどける濃い色 風に含まれるもうどうなってもいい冬との境の いまここで血液と酸素を巡らせる感じ そのすべても存在しないが 感じるのもまた本当だ 流れる水の一瞬をとどめられるのは想像だ 自由は その地点でいつでも豊かな風を抱いている 永遠にとまり 永遠にうごき そこに住むことができるなら わたしにひとつの文字が刻まれる 著者 暁方ミセイ 発行所 七月堂 発行日 2023年3月25日 A5判 114ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
詩、海、おにぎり【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 小見山転子(竹村転子)の第2詩集。2013年から2022年までに書かれた作品から22篇を精選して収録。 地球の終焉、友達の最期、大晦日の夜更かし、晩酌のポテトサラダ。それはきっと誰にでもあるかもしれないこと。私だけの出来事ではなく、あなただけの出来事かもしれないこと。それらを抱えて生き延びようではないか。全ての生き物にいつか来るおしまいまで、どうにか生き延びよう。どんなふうにだっていいから。 「なぜ詩を書くのかと自問して、小見山は精神科病院の造形教室を舞台にしたドキュメンタリー『破片のきらめき 心の杖として鏡として』を「大好きな映画」に挙げ、「倒れてしまわないように/姿を見失わないように/死んでしまわない為にでなく/生きていく為に」書くのだと綴る。そしてその詩行を「あの映画を/また観たい」と結んでみせるのだ。誰にも譲れない大切な想い出たちが、現在形の祈りとなって立ち現れる瞬間の鮮やかさに息を呑む。あっけらかんとしてみえるその書きぶりが、却って小見山の傷の深さをあらわしているようでもある。」(小林坩堝・栞文より) 著者 小見山転子 発行所 書肆ブン 発行日 2023年2月10日 A5判 92ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む【新本】
¥1,320
【出版社内容紹介】 「歌集副読本」とは歌集を味わい尽くすための助けとなる読みものです。 2つの出版社(書肆侃侃房とナナロク社)の2022年の話題の歌集2冊の著者が、互いの歌集の魅力について、愛情こめて書き合いました。 【本文より】 私たちの本は真逆と言っても良いくらい、 つくり方も描くモチーフも世界の秩序も、 何もかもが異なっている。(上坂あゆ美) これから書くことは短歌の読解の正解ではない。 読み手の数だけ存在する解釈の中の一つとして、 楽しんでいただけたら嬉しい。(岡本真帆) 【著者プロフィール】 上坂あゆ美(うえさか・あゆみ) 1991年、静岡県生まれ。2017年から短歌をつくり始める。2022年2月に第一歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』を書肆侃侃房から刊行。 岡本真帆(おかもと・まほ) 1989年生まれ。高知県、四万十川のほとりで育つ。未来短歌会「陸から海へ」出身。2022年3月に第一歌集『水上バス浅草行き』をナナロク社から刊行。 著者 上坂あゆ美、岡本真帆 発行所 ナナロク社 発行日 2023年2月日 B6判変形 160ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
家で待つ君のための暦物語【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 青柳菜摘による第一詩集。 2018年に発表した映像作品での12篇「家の友のための暦物語」と、2021年に書き下ろした12篇「家で待つ君のための暦物語」所収。 「家で待つ君のための暦物語」は同タイトルの映像インスタレーション作品を11月に発表しましたが、そこで使用していたテキストとは異なる新たな詩篇です。 1808年にJ.P.ヘーベルが編纂した「ライン地方の家の友」という暦物語、1949年にブレヒトが出版した「暦物語」をきっかけに、どちらにも登場する「家の友」や「コイナさん(誰かさん)」という、世界をただ観察する存在について思いながら書きました。 【著者プロフィール】 青柳菜摘(あおやぎ なつみ) 1990年東京都生まれ。ある虫や身近な人、植物、景観に至るまであらゆるものの成長過程を観察する上で、記録メディアや固有の媒体に捉われずにいかに表現することが可能か。リサーチやフィールドワークを重ねながら、作者である自身の見ているものがそのまま表れているように経験させる手段と、観者がその不可能性に気づくことを主題として取り組んでいる。 2016年東京藝術大学大学院映像研究科修了。近年の活動に「TWO PRIVATE ROOMS – 往復朗読」(theca, 2020-継続中), 「彼女の権利——フランケンシュタインによるトルコ人、あるいは現代のプロメテウス」 (NTTインターコミュニケーション・センター [ICC], 2019)、「冨士日記」(NADiff Gallery, 2016)、第10回 恵比寿映像祭(東京都写真美術館, 2018)、「家の友のための暦物語」(三鷹SCOOL, 2018)など。また書籍に『孵化日記2011年5月』(thoasa publishing, 2016)、小説『フジミ楼蜂』(ことばと vol.3 所収, 2021)がある。プラクティショナーコレクティヴであるコ本や honkbooks主宰。「だつお」というアーティスト名でも活動。 著者 青柳菜摘 発行所 thoasa 発行日 2021年11月25日 A5判 108ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
そだつのをやめる【新本】
¥2,750
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 青柳菜摘による二冊目の詩集。37篇所収。 【作品紹介】 雨は山になりつつあった 雷が息を殺す アプリが三十分後にぼくは眠ると言った だけどもうすこし粘ってささやく雷を聴く 声がセミからして 雨がやんだ跡が山になって 大航海をすませたセミが 精一杯鳴く声がする 「鳴くことは喋ることじゃない」 だから尺度を探してぼくを見てほしい 雷が鳴いた 【著者プロフィール】 青柳菜摘(あおやぎ なつみ) 1990年東京都生まれ。ある虫や身近な人、植物、景観に至るまであらゆるものの成長過程を観察する上で、記録メディアや固有の媒体に捉われずにいかに表現することが可能か。リサーチやフィールドワークを重ねながら、作者である自身の見ているものがそのまま表れているように経験させる手段と、観客がその不可能性に気づくことを主題として取り組んでいる。 2016年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。近年の活動に「亡船記」(十和田市現代美術館, 2022)、「家で待つ君のための暦物語」(東京藝術大学大学美術館, 2021)、オンラインプロジェクト「往復朗読」(2020-継続中)、第10回 恵比寿映像祭(東京都写真美術館, 2018)など。また書籍に『孵化日記2011年5月』(thoasa publishing, 2016)、小説『フジミ楼蜂』(ことばと vol.3 所収, 2021)、詩集『家で待つ君のための暦物語』(2021)がある。コ本や honkbooks主宰。「だつお」というアーティスト名でも活動。 著者 青柳菜摘 発行所 thoasa 発行日 2022年月日 195×210mm 118ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
読書の裏側 千夜千冊エディション【新本】
¥1,815
【出版社内容紹介】 書物に携わるすべての「修羅たち」に捧ぐ 本は書かれるだけじゃない。読まれるだけでもない。創られるものだ。書物を愛し、膨大な英知を逍遥してきた松岡正剛が、本のさらに向こう側へと突き進む。 編集、造本、活字、挿絵、写真、翻訳、校正、装幀、組版、製本、書店、本棚、書評、選書……。この、愛しき本の修羅たちよ! 一冊の本が作られて読まれる、その「裏側」まで覗き見て、書物を深く深く愛する術を語りつくす。書物を愛するすべての人に捧ぐ、究極の「愛書術」。 【目次】 一章 配剤を読む 青木正児『華国趣味』 松原秀一『中世の説話』 渡辺一夫『曲説フランス文学』 西脇順三郎『雑談の夜明け』 ベンチョン・ユー『神々の猿』 田中正明『ボドニ物語』 正木香子『文字の食卓』 マイケル・ディルダ『本から引き出された本』 二章 暗示と修羅を読む 石田幹之助『長安の春』 林達夫・久野収『思想のドラマトゥルギー』 花田清輝『もう一つの修羅』 四方田犬彦『月島物語』 鳥越信編『日本の絵本史』 横山真砂子ほか編『人生ではじめて出会う絵本100』 ジャック・ザイブス『おとぎ話が神話になるとき』 ハンフリー・ジェニングズ『パンディモニアム』 三章 本の企図を読む ニコラス・キャロライズ他『百禁書』 吉野孝雄『宮武外骨』 寺島珠雄『南天堂』 松原一枝『改造社と山本実彦』 菊池寛『真珠夫人』 内堀弘『ボン書店の幻』 A・スコット・バーグ『名編集者パーキンズ』 竹田篤司『明治人の教養』 寺田博編『時代を創った編集者101』 小林祥一郎『死ぬまで編集者気分』 四章 本棚を読む シルヴィア・ビーチ『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』 須賀敦子『コルシア書店の仲間たち』 リン・ティルマン『ブックストア』 ヘンリー・ペトロフスキー『本棚の歴史』 佐野衛『書店の棚 本の気配』 内澤旬子『センセイの書斎』 草森紳一『本が崩れる』 五章 もう一度、読む ウィスタン・オーデン『オーデン・わが読書』 朝日新聞学芸部編『読みなおす一冊』 ピート・スフリューデルス『ペーパーバック大全』 池谷伊佐夫『書物の達人』 門谷建蔵『岩波文庫の赤帯を読む』 越川芳明・沼野充義・野谷文昭・柴田元幸・野崎歓編『世界×現在×文学 作家ファイル』 柿沼瑛子・栗原知代編著『耽美小説・ゲイ文学ブックガイド』 宮崎哲弥『新書365冊』 岡野宏文・豊崎由美 『百年の誤読』 斎藤美奈子『本の本』 著者 松岡正剛 発行所 KADOKAWA 発行日 2022年7月21日 文庫判 448ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
ぼくの伯父さん【新本】
¥1,870
【出版社内容紹介】 仏映画の巨匠ジャック・タチによる名作映画『ぼくの伯父さん』の小説版。大人になった少年が変わり者の伯父さんとの日々を回想する物語。タチ映画のポスターイラストを手がけたピエール・エテックスによる線画イラストも魅力。 【著者プロフィール】 ジャン=クロード・カリエール(JEAN-CLAUDE CARRIÈRE) 1931年生まれ。フランスの作家、劇作家、脚本家。高等師範学校を中退後、映画監督ジャック・タチの弟子で本書の挿絵も担当したピエール・エテックスの監督デビュー作となった短編映画『破局』で脚本家としてデビュー。手がけた脚本は約60本で、主な脚本に『昼顔』等のルイス・ブニュエルの後期傑作群、フォルカー・シュレンドルフ『ブリキの太鼓』、大島渚『マックス、モン・アムール』などがある。自身の著書も約80点あり、邦訳としては、ウンベルト・エーコとの共著の『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』(CCCメディアハウス)などがある。2021年に逝去。享年89歳。 ピエール・エテックス(PIERRE ETAIX) 1928年生まれ。フランスの映画監督、俳優、道化師、イラストレーターなど。5歳のときに行ったサーカスに魅せられ、道化師の道を志す。ジャック・タチに弟子入りし、『ぼくの伯父さん』でアシスタントを務める。その時、イラストレーターとしての才能も買われ、ポスターデザインと、ノベライズ版の挿絵を手がける。そこで知り合ったカリエールと、自身も映画を制作するようになり、『恋する男(女はコワイです)』『ヨーヨー』『大恋愛』など長編・短編合わせ7本以上の映画を撮る。2016年に逝去。享年87歳。2022年末より「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」が全国にて順次公開される。 小柳帝(こやなぎ みかど) 1963年福岡県生まれ。ライター、編集者、フランス語翻訳。東京大学大学院総合文化研究科表象文化論(映画史)の修士課程修了後、映画・音楽・デザインなどをテーマに執筆活動を続けている。主な編著書に『モンド・ミュージック』(リブロポート)『ひとり』『ROVAのフレンチカルチャー AtoZ』(ともにアスペクト)『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書』(woolen press)。主な翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』『サヴィニャック ポスター A–Z』(ともにアノニマ・スタジオ)。フランス語教室「ROVA」を主宰し、2022年に23周年を迎えた。 作 ジャン=クロード・カリエール 絵 ピエール・エテックス 訳者 小柳帝 発行所 アノニマ・スタジオ 発行日 2022年12月8日 四六判 256ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
一私小説書きの日乗 堅忍の章【新本】
¥2,090
【出版社内容紹介】 平成から令和、そしてコロナ禍── 年号が変わりコロナが蔓延、編集者との宴も球場観戦もかなわず、たまるストレスを師・藤澤清造の更なる追慕作業で晴らす。現代に暮らす"文豪"の日々をつづる「日乗シリーズ」第七弾! 著者 西村賢太 発行所 本の雑誌社 発行日 2021年3月19日 四六判 264ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
窓があるから、世界が眩しい【新本】
¥700
【著者による内容紹介】 星野灯、2冊目のミニ詩集。 「窓」をはじめ、「アイム ヒア」「ここに。」など10篇収録。 【作品紹介】 収録作品「窓」より 窓の写す景色は 窓一つ一つ違う 海が見える窓 山が見える窓 となりの家が見える窓 公園が見える窓 窓はこの世界の事を 少しだけ教えてくれる 「この世界をもっと知りたいなら 窓の向こうへ進みなさい」 と言わんばかりに 窓は世界を写してる 著者 星野灯 発行日 2023年1月15日 文庫判 30ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
星は星であるために光る【新本】
¥700
【著者による内容紹介】 星野灯初のミニ詩集。 神戸新聞年間大賞に選出された「誕生日」をはじめ、「奥地」「性」など10篇収録。 【作品紹介】 収録作品「奥地」より 誰も振り返らなくても、私の居場所はここ。 立ち尽くしている、一人でも群れていても 心はここで。 知識が豊富なわけでは無いけれど、 私は宇宙の果てへ旅行ができる 本を読んで映画を見て、 プラネタリウムで星を見ながら寝息を立てる 探してください 星が星であるための理由を 空の奥地、 遠く手を伸ばしても届かない場所で 光を放つ意味を 私はきっと星になる。 宇宙規模のかくれんぼをしたら 私は私を見つけられない、 私から見える世界そのものが私で 私自身は私では無い と心が憶える時、足が少し浮き上がる。 著者 星野灯 発行日 2022年9月25日 文庫判 30ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
人間に生れてしまったけれど 新美南吉の詩を歩く(サイン入り)【新本】
¥1,870
【出版社内容紹介】 新美南吉生誕110年没後80年 「ごん狐」「手袋を買いに」などで知られる童話作家、新美南吉。 南吉は29歳で早逝していますが、童話とともに深い魅力をたたえた「詩」もたくさん遺しています。 これまで、ゆかりの地へ何度も足を運んできた近代詩伝道師 Pippoが、南吉のふるさと・愛知県半田市周辺を探訪しながら、その生涯と詩を紹介します。幼年童話、詩の読書会の様子も併録。 過酷な境遇のなか、夢を諦めずに生きた南吉の詩や言葉がいまを生きる私たちへ伝えてくれるもの。 当時と現代をつないで、まるごと「南吉の詩の世界」へと誘う、これまでになかった一冊です。 編著 Pippo 発行所 かもがわ出版 発行日 2023年3月22日 四六判 184ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
サウナのぷりンセス【新本】
¥1,100
【出版社内容紹介】 たちまち重版出来! 清水みさとの見ている世界はこんなだったんだ! 岩田リョウコ(文筆家) 人生、熱すぎるのは、サウナだけで充分。 冷たすぎるのは、水風呂だけで充分。 著書初の書籍はまさかのサウナ私小説!? 清水みさと「サウナのぷりンセス」 清水みさと初の著書「サウナのぷりンセス」 サウナから30歳の女性が新たな自分を発見する。わたしたちはどこにだってどこへでもいける。自ら決めて、自らの道を切り開くことができる。第一弾の「酒場のぷりンス」に続く第二弾はまさかのサウナ小説!? 誰もがプリンスにもプリンセスにもなれる。 【あらすじ】 毎日のようにサウナに通う主人公みさとは一人きりで早朝のサウナにいた。まだ寝ぼけた皮膚が一生懸命、汗を出している。じわりじわり。控えめな玉の汗が汗腺から遠慮がちに顔を出し、ちょっとずつ育っていく様子を健気だなぁ、とぼんやり見つめる。でも、どうして、隣り合う汗の粒は、均一な距離感を保っているんだろう? サウナの内と自分の内は似ている。外に出て水風呂に飛び込む。内/外。自己と他者の距離感。みることとみられること。感性豊かなみずみずしい文体で描かれるサウナの描写や体調の変化はサウナ好きにも新たな発見があるだろう。 いつも新しいことに挑戦していこうとする大胆さとうまくいくだろうかと戸惑う臆病さ。すべての悩みはサウナで解決できる! 【著者プロフィール】 清水 みさと(しみず みさと) 女優、タレント。サウナ好きが高じて、いつの間にかサウナの人に。日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」のモデル、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」(AuDee/JFN全国21局ネット)のパーソナリティー、TBS「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターに挑戦するなど、多方面で活躍中。365日、サウナ通いを続ける毎日。 著者 清水みさと 発行所 トラツグミ出版 発行日 年月日 A5判 64ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
詩とサウナ 1st SET【新本】
¥800
【著者による内容紹介】 詩誌「詩とサウナ」創刊号です。 サウナにかよっていると、熱さで、言葉を失っていくなかで、なおも浮かび上がってくる言葉にできないような感覚があります。自分は、「からだ」だったんだなあっていう、なんとも言えない感覚。 そんな感覚を、自然に詩にしていたところからはじまったのが今回のはじまりです。 いろんなサウナにかよいながら集めた、日常のなんでもないようなエピソードを詩にしています。ぜひ、同じサウナに行って、あなただけの詩を、見つけに行ってみてください。 詩とサウナは、相性がいいとも感じています。 詩を読んでいる方にはサウナのススメを。 すでにサウナーの方には、詩のススメを。 いつか、サウナで詩が読まれたり、そういうことがあったらいいなと思っています。 【特典】 オリジナルロゴステッカー付ビニール巾着 著者 佐々木蒼馬 発行日 2022年11月20日 B6判 34ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
終わりなき不在(サイン本あり)【新本】
¥1,210
【出版社内容紹介】 "科挙ガチ”『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』(集英社)、『シン・サークルクラッシャー麻紀』(破滅派)、『アドルムコ会全史』(代わりに読む人)などで、いま文芸界で熱い注目を集めている才能の一人、佐川恭一。多くのファンから渇望されながらも長らく入手困難となっていたデビュー作『終わりなき不在』を、装いも新たに文庫版としてリリース。 これは、魂のベスト本である。―― 純文学Youtuberつかっちゃん 自堕落男が小説家になることをひとつ心に決めたとき、彼は自分の人生の行き先を予見できたのだろうか。現代の青年期におけるモラトリアムの果てる瞬間を、京大卒の若き才能が描いた問題作。 就職した銀行を一年で辞め、仕事も恋人も失った自堕落な青年は小説家を目指す。その果てに何が待っているかも知らずに……。「文章を書くためだけに脳をカスタマイズされ他の能力を全てスポイルされた俺という怪物の書く小説が、なぜ他者の作品に劣るのか?」 迷走する自意識、崩壊するモラトリアム。これは悲劇か? それとも喜劇なのか? 泣いた方がいいのか? 笑っていいのか? 渦巻くような自意識の階層構造に、やがて読者の意識も翻弄されていく……。 第3回日本文学館出版大賞ノベル部門大賞受賞作。 【目次】 CASE1・吉川雅樹 CASE2・上村麻衣子 CASE3・『仕舞』 CASE4・宮田章吾 CASE5・宮田麻衣子 【著者プロフィール】 佐川 恭一 (サガワ キョウイチ) 滋賀県出身、京都大学文学部卒業。2012年『終わりなき不在』でデビュー。『無能男』(南の風社)、『ダムヤーク』(RANGAI文庫)、『舞踏会』(書肆侃侃房)、『シン・サークルクラッシャー麻紀』(破滅派)、『アドルムコ会全史』(代わりに読む人)、『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』(集英社)など著書多数。2019年『踊る阿呆』で第2回阿波しらさぎ文学賞受賞。 著者 佐川恭一 装画 奈良明日渦 発行所 ネコノス 発行日 年月日 文庫判 ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
ハリセンいっぽん(サイン入り)【新本】
¥1,100
【出版社内容紹介】 2019年以降に、著者が雑誌やWEBなど各種媒体に寄稿したコラム、評論、エッセイなどと、SNSで発信してきた言葉、日記、書評、映画評などから抜粋したものをまとめた人気の雑文集『雑文御免』『うっかり失敬』、同時発売の『脳天にスリッパ』に続く第4弾。 もうこうした形で雑文集をつくることはないだろうと思っていたから、以前つくった『雑文御免』と『うっかり失敬』のカバーには「おそらく最初で最後の雑文集」と書いたのに、なぜかまたしても雑文集をつくることになった。 たいして何もせず適当にぶらぶら暮らしているはずなのに、不思議なことに年月が流れると、あちらに書いたもの、こちらに書いたものが少しずつ溜まって、それなりの分量になっていた。年月とはすごいものである。 しっかりした商業誌に寄稿したものはさておき、基本的にはどれもこれも本当に雑文ばかりで、ダジャレもあれば、ただの愚痴もある。はたしてこれらを人様の目に触れさせて良いものかどうか怪しいのだが、書いたものが散らばることを防ぐのを第一の目的にしてまとめることにした。 (本文『「はじめに」のような』より) 【目次】 「はじめに」のような 間に合うのだろうか 泣ける 試みと実験 オリンピック・パラリンピック すごいと思われたい 祝辞に代えて チョイ住み 高いフライドポテトが見せる とかくタクシーの話題になると 冷たいのではなく 生きている尻と死んだ尻 私だけのスイッチ愛 書かないこと もっとマシな嘘を 隣の芝生にしか青は存在しない ソーシャルじゃないメディア 空いたホテルを 問屋が卸してくれない 好きなフリをしている 雄と雌のツイート アップトゥデート 曖昧になる個に たくさんの小さなものを 物語を食べている 一つずつしか 選ばれる側の倫理 知りたいのは熱量 七年間 ノーパワーノーポイント わりと依存していた つじつまあわせ【辻褄合わせ】 みんなでワクチン ピアニストに求めるもの 人生は自信くらべ リンクルスター 五年経つと きっと僕は戻れない 明日、帰ります よこしま ディティールへ逃げる ひーとなる 変わったのはバランス 残せたらいいのに 指名されなくても 僕は遅い シュークリームの空 三つ星の定食屋 黄表紙 存在しない未来 社会のすごいはあまりない 新刊と新番組 縦方向へは伸びていかない 明日はトゥモロー 愚かにもまるで今 おみくじ 見たものを見る目 ワクチンあれこれ お姉さんの目論見 ただ一文 誘ってもらえる お手本を示すようなものを ゴジラに砂肝はあるのか 猫に置き換える どちらも正しくない アジア的メンタリティ メインワードは資本 食べるのだいすき 「ラブレター」制作日誌 無限のループ 少しだけ味わえればいい 広告は商品に含まれている やる気スイッチ 文学フリマへの参加について 継続は力なりなのだな 二つの世界 自分に指示を出す やりづらいだろうなあ いま非日常にいる人たちが 伝えたいのは もっとバカになりたい 100%の国 入りづらい専門店 試みと実験 僕はずるくて汚い 神はどこまで嘘をつけるか 僕たちは綻びを抱えたまま とにかくめんどうくさい 敗級 まったく読む必要のない記事です 基準は自分の中にある かつてそれは確かにあった 僕は好き嫌いが多い 知っていた ヤツら、ただものじゃない 東京ロックダウン 最後の仕事 『街の上で』を観てきた 対案よりも 僕の役には立つ 何だか気味が悪い オンライン会議 柔らかいところ 一億総安心 ことばの外 二番じゃダメな理由 夢と真実 僕の美男美女 向こう側とこちら側 正しい肩書き 『SF作家オモロ大放談』 ハリセンいっぽん 【著者プロフィール】 浅生鴨(あそう・かも) 作家、企画者。1971 年、神戸市生まれ。たいていのことは苦手。著書『アグニオン』(新潮社)、『猫たちの色メガネ』(角川書店)、『伴走者』(講談社)、『どこでもない場所』『すべては一度きり』(左右社)、『ぼくらは嘘でつながっている。』(ダイヤモンド社) 著者 浅生鴨 発行所 ネコノス 発行日 2023年1月24日 文庫判 288ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
脳天にスリッパ(サイン入り)【新本】
¥1,100
【出版社内容紹介】 2019年以降に、著者が雑誌やWEBなど各種媒体に寄稿したコラム、評論、エッセイなどと、SNSで発信してきた言葉、日記、書評、映画評などから抜粋したものをまとめた人気の雑文集。『雑文御免』『うっかり失敬』に続く第3弾。第4弾の『ハリセンいっぽん』も同時発売 雑誌やWEB媒体に寄稿したもの、noteに書いていた小文に加えて、そうした日記のような文章や愚痴などは、あまり人目に晒すものではない気もするのだが、ある一時期の記録としてあえて削除せずに載せることにした。自分ができないことへの言いわけやら、世に対する愚痴やらを恥ずかしげもなくつらつらと書いているが、これは一種の「ぼやき芸」として読んでいただければ救われる。 あいかわらず何を書いているのかわからないデタラメなツイートのほか、ずいぶん昔に書いた原稿なども出てきたので、これらも載せることにした。 さて、さすがに今回は一冊で収まるだろうと思っていたのだが、結局のところやっぱり量が多くて収まらず、またしても二冊にわけることになった。 (本文『「はじめに」のような』より) 【目次】 「はじめに」のような 間に合わないのである 陽炎 僕は応援しない 猫々しいツイート 線を入れてやるだけで 職務質問 子どもインタビュー すばらしき日本の民主主義 時代にくさびを打ち込むために 経験が支配する ドアを、こう、上に開けるやつ おじさんがじゃまをする クレタラ節 百キロハイク 大きな文字 Wピック 読めるのに解らない ありえない刑事 駄文を書き終えたら 松永久秀 多すぎるのかもしれない がらりと世界が変わるのだ つくり方はちゃんとある 僕の中の十四歳 自己責任と切り捨てられつつ 「文書」を作る道具 回る世界 YNMN わかってるさ どうしようかなあと頭を抱えている 掲げていた目標 実験をしばらく 他人を褒める いつかのさようならに デビューをダメにした 自分で選びたいのだ 華麗なる餃子 子供のころの感覚を ある日の日記 二月十五日 最適な方法で まだまだ 同じ側で ひどすぎて笑ってる いつだって手遅れ 十年 立ち尽くす自信 少しずつ続けるということ 閑話休題 答えのない問題 PRのこと 言葉と想像 ⠟⠴⠐⠳⠎⠎⠒⠞⠣ もう一方の目で 言いづらい雰囲気 ほんの少しの上質のために 目鼻口1 無意味 言うべきことを言うべきときに 体は弱いのにタフ 博士は躊躇いがちに言った とりあえず今はやらない 酒は禁止しないのか 家族としての犬猫の姿 違いがわかる男が選ぶのだ 日本選手ばかりを 未来よりも やりながら 辛い気持ちになりそうなら 誰にだってわかるだろう 言葉が世界の見え方を変える キャッシュディスペンサー 透けている それが不思議 ガラス張りの動物園 プライドを保ちながら いつから名前があったのか 一九七一〜二〇〇二 ビルの上の丸いもの しばらくは手を振っていたい 共通するものが欠けている たちばなし 飲酒伺い書 自分で言うこと あのときの東京の暗さ 三年越しのごはん 知人の訃報を耳にするたび 顔も知らずに せめてその時には 目鼻口2 ランチ 僕は始めない こんなやつらに おもしろ書店のおもしろ選書 手塚治虫『空気の底』 NHK東北ツイート聞き語り旅 人生は謎 詠める 運なのに 安心と困惑と非日常 ねずみの人 カメラのせいじゃないよね 自動改札 選手が見る風景を僕は。 今の僕たち テトリス もうこれ以上は入らない 疲れていたい 増殖 握りあえたら ヤバいし焦る 幻想はあやふやさと引き換えに 脳天にスリッパ 【著者プロフィール】 浅生鴨(あそう・かも) 作家、企画者。1971 年、神戸市生まれ。たいていのことは苦手。著書『アグニオン』(新潮社)、『猫たちの色メガネ』(角川書店)、『伴走者』(講談社)、『どこでもない場所』『すべては一度きり』(左右社)、『ぼくらは嘘でつながっている。』(ダイヤモンド社) 著者 浅生鴨 発行所 ネコノス 発行日 2023年1月24日 文庫判 288ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
TEXT BY NO TEXT【新本】
¥3,300
【出版社内容紹介】 詩人にしてバンド「うるせぇよ。」のヴォーカルとしても活動する橘上が、2016年より続けるパフォーマンス「NO TEXT」。 読みあげる書物も付き従う戯曲も持たず、身一つで舞台に立ち、言葉を即興かつ高速に発し続けるその試みは、「朗読」や「(即興)演劇」といった既存の枠を超え、限界まで同期させられた思考と発語が新たに生み出す肉体/時間/言葉の存在を、奇妙なユーモアの奔出とともに雄弁に示してきた。 今回、いぬのせなか座が叢書第5弾として同時刊行する『TEXT BY NO TEXT』は、2018年に行なわれた「NO TEXT」3公演を引き受け制作される、4つの書物から成る。 ヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」のメンバーにして多数のインスタレーション・パフォーマンスにも関わる詩人・山田亮太が、「上演/記録」をテーマに組み上げる新詩集『XT Note』。 演劇ユニット「モメラス」の主宰・劇作・演出であり、俳優としても多数の作品で活躍する松村翔子が、実際の事件をモチーフに母と子、障害と虐待を描く渾身の戯曲『渇求』。 激しく空転する独白が言葉と意味を脱臼し、代え難いユーモアと切実さを放つ詩集『複雑骨折』などで知られる橘上が、「NO TEXT」での言葉の氾濫に自ら向き合い、その声と批評性を純化、増幅することで成立させた、6年ぶり待望の新詩集『SUPREME has come』。 さらに、企画の発端=素材となった「NO TEXT」3公演をテキスト化し、「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴がレイアウト、3公演の記録映像が視聴できるURLや本企画に関わる橘上のエッセイも複数収録する『NO TEXT Dub』。 「戯曲から上演へ」ではなく「上演から戯曲へ」。あるいは幾つかの即興を素材にして新たに書かれる思考と発語の所在――。 自由と従属のリミックスをめぐる4つのプロセスが、次なる上演に向けてここに隣接される。 【著者プロフィール】 橘上(たちばな・じょう) 詩集『複雑骨折』(2007・思潮社)、『YES (or YES)』(2011・思潮社)、『うみのはなし』(2016・私家版)。 バンド「うるせぇよ。」ヴォーカル。向坂くじら・永澤康太との詩のパフォーマンスユニット「Fushigi N°5」でも活動。 2013年第55回ヴェネツィアビエンナーレ日本館(代表作家・田中功起)によるプロジェクト「a poem written by 5 poets at once」に参加。 同年、スロヴェニアの詩祭「詩とワインの日々」に日本人として唯一参加。 以降、「LITFEST」(2014・スウェーデン)「SLAMons&Friend」(2015・ベルギー)「Brussels Poetry Fest」(2016・ベルギー)等、海外でのリーディングを重ねる。 2016年より本を持たない朗読会/即興演劇「NO TEXT」を始める。 松村翔子(まつむら・しょうこ) 劇作家・演出家・俳優。2000年より舞台俳優として東京の小劇場を中心に活動。2013年に演劇ユニット「モメラス」を旗揚げし、劇作・演出を始める。 メーテルリンク作『青い鳥』で「利賀演劇人コンクール2017」優秀演出家賞及び観客賞受賞。 『こしらえる』『反復と循環に付随するぼんやりの冒険』が「岸田國士戯曲賞」最終候補にノミネート。 2021年 ジャパン・ソサエティ(ニューヨーク)にて『こしらえる 』、2023年 ロイヤルコート劇場(ロンドン)にて『28時01分』の英訳リーディング公演が上演される。 山田亮太(やまだ・りょうた) 詩人。詩集に『ジャイアントフィールド』(思潮社)、『オバマ・グーグル』(思潮社)、『誕生祭』(七月堂)。『オバマ・グーグル』で第50回小熊秀雄賞受賞。共著に『新しい手洗いのために』(素粒社)、『空気の日記』(書肆侃侃房)など。2006年よりヴァーバル・アート・ユニットTOLTAで活動。詩をもちいたインスタレーションやパフォーマンスを制作する。TOLTAでの参加展覧会に「あそびのじかん」(東京都現代美術館)、「月に吠えよ、萩原朔太郎展」(世田谷文学館)など。 著者 橘上、松村翔子、山田亮太 発行所 いぬのせなか座 発行日 2023年1月31日 A5判変形 各約150ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
君は君の人生の主役になれ【新本】
¥968
【出版社内容紹介】 先生や親の言葉に違和感を持ち、悩むことの多い十代。みんなとは違う自分独特の生き方を見つけて、大人たちの「普通」を打ち破ろう。 【目次】 第1章 学校に支配されないためのメソッド(同調圧力に負けるとき 社会に適応することで失うもの ほか) 第2章 自分独特の世界を生きる(あなたはもう恋をしている 君もワンチャン狙ってるの? ほか) 第3章 親からの逃走線を確保する(あなたの人生を阻害する親という存在について 親はいかにして親になったのか) 第4章 お金で回る世界(お金という「可能性」がほしい 生きのびるための資本論) 第5章 勉強という名のレジスタンス(宿題っていったい何なん?! 「成績が伸びない」は本当か? ほか) 著者 鳥羽和久 発行所 筑摩書房 発行日 2022年10月6日 新書判 256ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
シュークリーム【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 書物の愛好家はもとより、作者や作品ないしは読書そのものへの入り口にしてほしいという想いのもと、「小品」をコンセプトに刊行してきた「灯光舎 本のともしび」第1期最終巻。 第1期の最後を飾るのはいまも根強いファンが多い文豪・内田百閒。敬愛してやまなかった師・夏目漱石にお金を借りに行く諧謔のきいた随筆から古郷・岡山と祖母のおもかげを語る小話「シュークリーム」など7作品を収録。 どことなく悲しさを感じる百閒独特のユーモアや、収録作「昇天」に感じる怪奇的な世界観など百閒文学の旨みを凝縮した1冊。本や文学に親しむきっかけを与えてくれる小品集です。 【目次】 漱石先生臨終記 長春香 昇天 掻痒記 乱れ輪舌FOT 寺田寅彦博士 シュークリーム 著者 内田百閒 撰者 山本善行 発行所 灯光舎 発行日 2023年3月10日 四六判 160ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
hiver(※おひとりさま2冊まで)【新本】
¥1,000
峯澤典子さんの個人詩誌です。 5人の詩人によって冬に書かれた詩篇が収録されています。 【執筆者】50音順 糸井茂莉 髙塚謙太郎 時里二郎 十田撓子 峯澤典子 発行・編集 峯澤典子 発行日 2023年3月3日 B6判 102ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
詩と散策【新本】
¥1,760
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 散歩を愛し、猫と一緒に暮らす詩人ハン・ジョンウォンが綴るエッセイ 雪の降る日や澄んだ明け方に、ひとり静かに読みたい珠玉の25編 オクタビオ・パス、フェルナンド・ペソア、ローベルト・ヴァルザー、シモーヌ・ヴェイユ、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン、ライナー・マリア・リルケ、シルヴィア・プラス、金子みすゞ、ボルヘス…… 『詩と散策』は、著者のハン・ジョンウォンがひとり詩を読み、ひとり散歩にでかけ、日々の生活の中で感じたことを記している、澄みきった水晶のようなエッセイ集だ。読者は、彼女の愛した詩人たちとともに、彼女が時折口ずさむ詩とともに、ゆっくりと散歩に出かける。 【目次】 宇宙よりもっと大きな 寒い季節の始まりを信じてみよう 散歩が詩になるとき 幸福を信じますか? 11月のフーガ 悲しみ、咳をする存在 果物がまるいのは 夏に似た愛 心のかぎりを尽くして来たから 永遠のなかの一日 海から海のあいだに なにも知りません よく歩き、よく転びます 国境を越えること みんなきれいなのに、わたしだけカンガルー ひと晩のうちにも冬はやってくる 夢とおなじ材料でできている 夕暮れただけ 窓が一つあれば十分 灰色の力 真実はゆっくりとまぶしくなければ 猫は花の中に いくつかの丘と、一点の雲 今日はわたしに、明日はあなたに 彼女の歩く姿は美しい(送らない手紙) 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき 【著者プロフィール】 ハン・ジョンウォン 한정원 大学で詩と映画を学んだ。 修道者としての人生を歩みたかったが叶わず、今は老いた猫と静かに暮らしている。 エッセイ集『詩と散策』と詩集『愛する少年が氷の下で暮らしているから』(近刊)を書き、いくつかの絵本と詩集を翻訳した。 【訳者プロフィール】 橋本智保(はしもと・ちほ) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』(新泉社)、チョン・イヒョン『きみは知らない』(同)、ソン・ホンギュ『イスラーム精肉店』(同)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(同)ユン・ソンヒほか『私のおばあちゃんへ』(同)など多数。 著者 ハン・ジョンウォン 訳者 橋本智保 装幀 成原亜美(成原デザイン事務所) 装画 日下明 発行所 書肆侃侃房 発行日 2023年2月6日 四六判変形 152ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
たましひの薄衣【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 ほぐれつつ咲く水中花――ゆつくりと死をひらきゆく水の手の見ゆ 満を持して刊行される、菅原百合絵待望の第一歌集。 人間が荒れ狂う今世紀にこのような美しい歌集が生まれたことをことほぎたい。 ────水原紫苑 静謐で深い歌の探求が続けられていたことに胸を打たれる。 ────野崎歓 【収録歌より】 ネロ帝の若き晩年を思ふとき孤独とは火の燃えつくす芯 たましひのまとふ薄衣(うすぎぬ)ほの白し天を舞ふときはつかたなびく 水差し(カラフ)より水注(つ)ぐ刹那なだれゆくたましひたちの歓びを見き 一生は長き風葬 夕光(ゆふかげ)を曳きてあかるき樹下帰りきぬ 「わたしの夫(モン・マリ)」と呼ぶときはつか胸に満つる木々みな芽ぐむ森のしづけさ 【著者プロフィール】 菅原百合絵(すがわら・ゆりえ) 1990年生まれ。東京出身。「東京大学本郷短歌会」「パリ短歌クラブ」元会員(現在いずれも解散)。「心の花」会員。パリ・シテ大学(旧パリ第七大学)博士課程修了。専門は18世紀フランス文学。 著者 菅原百合絵 装丁 須山悠里 表紙写真 アンダース・エドストローム 栞 水原紫苑、野崎歓、星野太 発行所 書肆侃侃房 発行日 20223年2月20日 四六判 144ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
ねむらない樹 vol.10【新本】
¥1,650
【出版社内容紹介】 ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす(笹井宏之) 特集=第5回笹井宏之賞発表/15年目の笹井宏之 【目次】 ■特集1 第5回笹井宏之賞発表 ◎大賞 左沢森「似た気持ち」、瀬口真司「パーチ」 ◎大森静佳賞 中村育「風は吹く、無数の朝」 ◎染野太朗賞 手取川由紀「羽化のメソッド」 ◎永井祐賞 野川りく「遡上 あるいは三人の女」 ◎野口あや子賞 八重樫拓也「晩年」 ◎Moment Joon賞 橙田千尋「Liminal」 ◎選考座談会 大森静佳×染野太朗×永井祐×野口あや子×Moment Joon 最終選考候補作 ■特集2 15年目の笹井宏之 ◎座談会「笹井宏之という歌人の自由さとは何だったのか」 穂村弘×東直子×土岐友浩 ◎インタビュー 筒井孝司・和子「音楽と短歌、そして仲間に支えられた日々」 ◎論考 瀬戸夏子「名づけられないままに象徴となってしまうこと」 山田航「ゼロ年代文化の中の笹井宏之」 江戸雪「はっさくになりなさい──『ひとさらい』再読」 ◎エッセイ 宇都宮敦「「ちかく」の〈やかん〉と「とおく」の〈公務〉」 伊藤一彦「笹井さんと言葉」 荻原裕幸「ひろゆきの名を」 吉川宏志「『ひとさらい』評釈の試み」 斉藤斎藤「俺の勝手」 しんくわ「碗琴」 生田亜々子「純粋ファンです」 今泉洋子「笹井宏之さんとの思い出を辿って」 森戸孝子「あなたへ伝えたいこと、そしてつないでほしいこと」 平原奈央子「内なる宇宙と現実の汽水域」 須藤歩実「笹井宏之と彼を支えた仲間たち」 森山希代子「ふるさと、家族の懐に育まれて」 ◎アンケート 私の好きな三首 笹公人「40歳の笹井宏之」 戸田響子「渇望の記憶」 伊舎堂仁「むだづかい」 橋爪志保「ぜいたくな力」 水野葵以「雨と月とワームホール」 笹川諒「言葉の世界による救済」 ◎未発表作品 短歌50首(加藤治郎選) 詩12篇(「ぽろぽろ」「どこかの交差点で」「オレンジ」「眠れない夜」「祈り」「夢見る雨上がり」「しるし」「こんな世界でも」「言葉を書こう」「まぶた」「夢」「羽化」) 俳句/川柳20句(編集部選) エッセイ「ことばは雨のようだ」「夏の匂い」 小説「水葬の街」 ◎詩 筒井孝徳「長い沈黙―兄宏之へ―」 ■特集3 2022年の収穫アンケート 水原紫苑 枡野浩一 千葉聡 藪内亮輔 石川美南 尾崎まゆみ 松村正直 ■作品20首 toron*「エンドユーザー」 木下侑介「ヘッドホン・トラックス」 佐々木朔「Rain rader」 帷子つらね「cue (all about a fiction)」 田村穂隆「玉眼」 佐藤弓生「ささがにの」 魚村晋太郎「天職」 奥田亡羊「俗武者」 石井僚一「○」 【巻頭表現】 大白小蟹 【特別掲載】 涌田悠「生まれ続ける未知のよろこび──『千年とハッ』創作レポート」 金子冬実「しずくひとつ、取りさった幸福──葛原妙子の文箱から」 【書評】 山下翔「変われないもの」……『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』(山田航) 山崎聡子「恍惚として、うたを」……『山中智恵子歌集』(水原紫苑編) 渡辺松男「カテゴライズからの自由」……『ヘクタール』(大森静佳) 奥村知世「美と不穏」……『ゴダールの悪夢』(尾崎まゆみ) 千葉聡「驚かされました」……『海辺のローラーコースター』(加藤治郎) 井上法子「わたしたちのまわりは、」……『オールアラウンドユー』(木下龍也) 小野田光「言葉にする静かな楽しさ」……『うすがみの銀河』(鈴木加成太) 久石ソナ「映画のような日常を暮らす」……『永遠よりも少し短い日常』(荻原裕幸) 黒瀬珂瀾「忘れものというたまもの。」……『岡井隆の忘れもの』(岡井隆) 西村曜「適当な距離」……『アップライト』(鯨井可菜子) 大井学「謎と問い」……『memorabilia/drift』(中島裕介) 虫武一俊「人生という瞬間」……『weathercocks』(廣野翔一) ■歌人の一週間 伊豆みつ 手塚美楽 廣野翔一 谷川電話 ■忘れがたい歌人・歌書 林和清「四倍(クアドラプル)になる世界」 ■文鳥は一本脚で夢をみる⑩ 梅﨑実奈「いにしえを背負う者」 ■ねむらない短歌時評⑩ 寺井龍哉「時にはむかしの話を」 ■短歌に近づく⑤ 細馬宏通「ひらかなの激情」 ■読者投稿欄 選者=内山晶太、花山周子 (テーマ:「電」もしくは自由) 発行所 書肆侃侃房 発行日 2023年2月20日 A5判 272ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
-
ねむらない樹 vol.9【新本】
¥1,650
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす(笹井宏之) 【目次】 特集=詩歌のモダニズム ■巻頭エッセイ 永井玲衣「枕辺の足」 ■巻頭リレー共作 上坂あゆ美×岡本真帆「はじまりの合図」 ■特集 詩歌のモダニズム 1922年にジョイスの『ユリシーズ』、エリオットの『荒地』、ウルフの『ジェイコブの部屋』が刊行された。それからちょうど100年。詩歌にとってモダニズムとはいったい何だったのか? 短歌、詩、小説、俳句、川柳のジャンルを横断しながら考えてみたい。 ◎導入 中井亜佐子「モダニズムの時空間」 ◎モダニズム短歌 三枝昂之「自転車屋にかうもり傘を修繕にやる━━前川佐美雄のモダニズム」 佐藤弓生「通い路にて━━モダニズムと短歌」 石原深予「いわゆるモダニズム短歌とは何か?━━自由律短歌とポピュラーソングの歌詞を補助線として」 松澤俊二「モダン都市の歌人たち━━デパートをめぐる短歌と想像力」 寺井龍哉「生まれてはみたけれど…」 髙良真実「モダン・モダニズム・モデルニスム?」 (前川佐美雄) 石原深予「前川佐美雄━━明るくておちついている「西洋的な新しさと日本的な古典の匂ひ」との結びつき」 濱田美枝子「「尖端」と前川佐美雄」 黒岩康「かくして今も由緒ただしき━━前川佐美雄&山中智恵子・師弟のこと」 瀬口真司「『植物祭』の戦後改訂」 (石川信雄) 黒瀬珂瀾「石川信雄━━都市という抒情」 (斎藤史) 川本千栄「異人さんにつれられて」 (加藤克巳) 吉川宏志「加藤克巳論 人間不在のまなざし」 ◎モダニズム詩 水田宗子「モダニズム文学の女性詩人・作家たち」 藤井貞和「モダニズム 左川ちか全集 いまここで」 北川透「モダニズム詩について」 大川内夏樹「モダニズム詩とは何だったか━━北園克衛の北原白秋受容に触れながら」 菊地利奈「伊藤整と左川ちか━━翻訳と創作についての一考」 佐藤雄一「技術的なあまりに技術的な」 ◎小特集 左川ちか ・座談会「左川ちかとモダニズム詩」島田龍×蜂飼耳×鳥居万由実 ・エッセイ 川野芽生「刺繡の裏」 マーサ・ナカムラ「生きること、書いて遊ぶこと━━『左川ちか全集』」 小津夜景「雲の影のあわいに」 酉島伝法「幻の鏡」 中保佐和子「左川ちかを英語に訳して」 小澤京子「小さな部屋のポエティーク」 西崎憲「左川ちかとヴァージニア・ウルフ」 高原英理「触角の上に空がある」 高遠弘美「机辺から離したくない一冊━━編者の情熱に敬意を」 木村朗子「硝子ごしの風景」 内堀弘「地図にない町」 田中綾「左川ちかの高等女学校時代━━教員・本間重と小樽歌壇」 ホルカ・イリナ「翻訳と創作と読書の連鎖━━サワコ・ナカヤスと左川ちかのコラボから連想すること」 中村多文子「スペインでも左川ちか」 ◎モダニズム文学の諸相 (小説) 戸塚学「モダニズム小説━━言葉という媒体」 (俳句) 大塚凱「虚子と虚子の子」 (川柳) 小池正博「現代川柳におけるモダニズム」 ■座談会 「いま山中智恵子を読むということ」水原紫苑×川野里子×大森静佳 ■作品 ◎30首 谷崎由依「この世のすべての言葉が」 櫻木みわ「みずうみ、または私小説」 ◎20首 染野太朗「愛について」 仲田有里「ライト」 千種創一「いくつもの四月をしないために」 大口玲子「カンガルーの母」 上篠翔「Dr.Martens の偽物を履いた男」 兵庫ユカ「時差」 木下こう「ミュゲ」 望月裕二郎「かえりたかった」 山崎聡子「家族旅行」 笠木拓「カピバラまんじゅう/地魚十貫」 我妻俊樹「偶然はあれから善悪をおぼえた」 ■第4回笹井宏之賞受賞者 新作 椛沢知世「べにひかり」 涌田悠「うごかなくなるまでうごく」 佐原キオ「川と傾く」 上牧晏奈「いい出汁」 手取川由紀「アイスストーム」 安田茜「鉱石」 ■特別寄稿 金子冬実「栗の木はさびしきときに━━葛原妙子の歌をめぐって」 ■書評 中山俊一「1マスすすむ」……『ショート・ショート・ヘアー』(水野葵以) 土岐友浩「カラフルな矛盾」……『老人ホームで死ぬほどモテたい』(上坂あゆ美) 藤原龍一郎「想像力の凄み」……『イマジナシオン』(toron*) 大松達知「しばし見ていた」……『羽と風鈴』(嶋稟太郎) 田丸まひる「医師として母として」……『メビウスの鎖』(桜木幹) 中家菜津子「時空を読む」……『青き時雨のなかを』(加藤孝男) 石川美南「しあわせ輪廻の外で私(ら)」……『柴犬二匹でサイクロン』(大前粟生) 谷川電話「終わらない白昼夢の世界」……『わたしの嫌いな桃源郷』(初谷むい) 江戸雪「笑って笑って笑えない」……『感電しかけた話』(伊舎堂仁) 前田康子「医療と言葉」……『救命』(犬養楓) 竹中優子「一枚の写真」……『水上バス浅草行き』(岡本真帆) 大平千賀「肉体を産む肉体」……『湖とファルセット』(田村穂隆) 今橋愛「理知的なゆうれい」……『深呼吸広場』(谷川電話) 加藤治郎「意識の旅人」……『牧野植物園』(渡辺松男) ■歌人の一週間 鈴木晴香 藤宮若菜 伊舎堂仁 伊波真人 ■忘れがたい歌人・歌書 大辻隆弘「田井安曇『父、信濃』」 ■文鳥は一本脚で夢をみる⑨ 梅﨑実奈「いいことばっか言ってんじゃないよ」 ■ねむらない短歌時評⑨ 寺井龍哉「定型にもあったんだ」 ■短歌に近づく④ 細馬宏通「大阪弁の距離」 ■読者投稿欄 選者=永井祐、野口あや子 (テーマ:「許す」もしくは自由) 発行所 書肆侃侃房 発行日 年月日 A5判 240ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955