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素描画誌 第四号 面影と顔【新本】
¥1,100
このたび七月堂は、古井フラの詩画集「素描画誌」第四号「面影と顔」を刊行いたします。 ↓「素描画誌」創刊号の詳細はこちら↓ https://note.com/shichigatsudo/n/nc1e2633ba9ca 創刊号「色のない花」お買い物はこちらから https://shichigatsud.buyshop.jp/items/97349523 「素描画誌」第二号の詳細はこちら https://note.com/shichigatsudo/n/n346f6dffa245 第二号「ほどける手」お買い物はこちらから https://shichigatsud.buyshop.jp/items/104463184 「描くこと」や「空白」について、深く思索し実践した、画詩文一体の作品集。3ヶ月ごとに全10回の刊行を予定しております。 第4号のテーマは「面影と顔」。 本作は詩と素描画とエッセイで構成されています。 ゆっくりとお楽しみいただけましたら幸いです。 「素描画誌」は七月堂社内で印刷し、一冊一冊スタッフの手によって糸綴じ製本をしております。 「面影」という言葉は、「面(おも)」と「影(かげ)」という二つの漢字から成り立っています。「面」が物理的な顔や表面を指すのに対し、「影」は光と闇、実体と幻影の間に存在する、捉えがたい現象です。素描が、鉛筆や木炭の黒い線と、紙の白い余白だけで世界を立ち上げるように、面影もまた、存在とその不在のあわいにこそ宿るのかもしれません。 ――素描画誌「面影と顔」より引用 著者┆古井フラ 絵・装幀・組版┆著者 印刷・製本・発行┆七月堂 A5判・糸綴じ 28ページ 価格 1,000円+税 発行 10月22日 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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眼の冒険 デザインの道具箱 / 松田行正【新本】
¥1,870
【出版社内容紹介】 星雲、指紋、素粒子の飛跡。フトンタタキ、ケルトの装飾、コルビュジエのモジュール……。ある種の図像から呼び起されるイメージを整理し、歴史や文化的な文脈を超えて顕れる象徴的な意味を読み解くことで、私たちが無意識に行なっているデザイン的思考の臨界点にせまる。「私たちの思考の衰弱を衝く一冊」(鷲田清一「解説に代えて」より)。図版資料満載の美装文庫。 著者 松田行正 発行所 筑摩書房 発行日 2025年6月5日 文庫判 432ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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素描画誌 第三号 ねむる猫【新本】
¥1,100
このたび七月堂は、古井フラの詩画集「素描画誌」第三号「ねむる猫」を刊行いたします。 ↓「素描画誌」創刊号の詳細はこちら↓ https://note.com/shichigatsudo/n/nc1e2633ba9ca 創刊号「色のない花」お買い物はこちらから https://shichigatsud.buyshop.jp/items/97349523 「素描画誌」第二号の詳細はこちら https://note.com/shichigatsudo/n/n346f6dffa245 第二号「ほどける手」お買い物はこちらから https://shichigatsud.buyshop.jp/items/104463184 「描くこと」や「空白」について、深く思索し実践した、画詩文一体の作品集。3ヶ月ごとに全10回の刊行を予定しております。 第3号のテーマは「ねむる猫」。 本作は詩と素描画とエッセイで構成されています。 わたしたちがかたく握っている何かをほどき、はるかに大きく広がる世界へと誘ってくれる猫。 ゆっくりとお楽しみいただけましたら幸いです。 「素描画誌」は七月堂社内で印刷し、一冊一冊スタッフの手によって糸綴じ製本をしております。 あるべき姿から常に修正すべき、間違った自分をゆるすことができず、しかしいつしかゆるされるはずだと信じて奮闘しつづけている。そこへ猫が、ただ無垢な信頼を寄せてくる。その姿に触れると、固く握りしめていた何かがほどけ、自分を許す余白が生まれるようです。 ――素描画誌「ねむる猫」より引用 著者┆古井フラ 絵・装幀・組版┆著者 印刷・製本・発行┆七月堂 A5判・糸綴じ 30ページ 価格 1,000円+税 発行 7月22日 発売 7月19日 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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GOMA 黒ネコ、日々色々。/ UIKO IKEDA【新本】
¥1,980
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 世界が注目するボールペン画家、UIKO IKEDA。 あたたかで風合いある絵と言葉。 黒ネコ・ゴマのカラフルな日々を描く初作品集。 —————————— ゴマは今日も元気です。 喜んだり、悲しんだり、飲んだり食べたり、恋したり、 お金だって稼がなきゃ。ネコもけっこう忙しい。 落ち込んだりもするけれど、本能に負けて浮かれたり……。 ネコだから? いえ、ヒトもかも。 日々のモヤモヤを解きほぐし、前向きに今日を生きる、 黒ネコ・ゴマがおくる日々のあれこれ。 —————————— インスタグラムを中心に作品を発表し、注目を集めるボールペン画家 UIKO IKEDA。 これまでインスタグラムを中心に作品の発表を開始してきましたが、活動拠点や年齢など私生活についてはすべて非公開。絵の投稿の他は一切の活動を行って来なかったにもかかわらず、純粋な作品の魅力により国内外で広く支持を得て、現在フォロワー数は 12万人を超える、今後も注目の作家です。 作品集の刊行にあたり、エッセイ、インタビューを掲載。ネコとの出会い、作品が生まれた背景ともいえる自身のこれまでについても振り返り、初めてその人物像にも触れます。 一目見て手にしてみたくなる親しみ。ふとした時にページをめくりたくなるような愛着。SNSの世界から飛び出して、スマートフォンでは伝えきれない、確かで温かな質感をおくります。 きっとみんな、ゴマのことが好きになるはずです。 著者 UIKO IKEDA 発行所 クレヴィス 発行日 2025年2月22日 A5判変型 128ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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雲ノ平 / 今宿未悠【新本】
¥3,300
SOLD OUT
【内容紹介】 (著者販売サイトより引用) 雲ノ平は、1泊2日の山行の果てにしか辿り着けない、北アルプスの最奥に広がる「最後の秘境」です。2024年、詩人・今宿未悠はこの地に2週間滞在し、制作を行いました。本書『雲ノ平』は、そこで生まれた詩と写真の記録です。ふたつを同時に見ることはできません。詩の面はページの制約なく緩やかに引き伸ばすことができ、他方で写真の面は開き方を工夫するとまるで一枚の石板のようにソリッドな様相を呈します。表紙は、写真の面を開いた時にピッタリ収まるように加工してあります。 【著者プロフィール】 2000 年生まれ。詩、パフォーマンス、メディアアートの領域で活動。ひとの輪郭をゆさぶる装置 / 状況を作り、それに自らや他者を巻き込む実践を行う。主な受賞に、第一回西脇順三郎賞新人賞、主な出版物に、詩集『還るためのプラクティス』(七月堂)がある。 著者 今宿未悠 発行日 2025年 A5判変型 138ページ(全体276ページ) ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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おやすみ神たち / 谷川俊太郎,川島小鳥【新本】
¥2,750
【出版社内容紹介】 この世での故郷の先に あの世での故郷があるのではないか タマシヒはたぶんそれを知っている (収録詩「故郷」より) 〈タマシヒ〉とは何か。その先には何があるのか。 目に見えない〈タマシヒ〉を描いた 新作書き下ろし詩27篇、 撮りおろし写真102点を収録。 著者 谷川俊太郎 写真 川島小鳥 発行所 ナナロク社 発行日 2019年1月10日 A5判変型 176ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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あなたに犬がそばにいた夏 / 岡野大嗣 佐内正史【新本】
¥2,090
【出版社内容紹介】 歌人・岡野大嗣さんの故郷である大阪の街を、写真家・佐内正史さんと歩いた夏の記憶。 日常の何気ない瞬間の輝きに気がつくことができずに、そしてその積み重ねが毎日のを形づくっていると知らずに、だから昼の暑さが残る夕暮れ時にやってくる名付けようのない気持ちに、わたしたちはいつも戸惑ってしまう。眩しい夏の光、通りすぎる熱風、いつも見る風景にふと思い出すこと。優しく切ない季節が綴じられています。 この本にタイトルの犬はでてこない、けれども大切な犬のように、あなたにとって大切な何かが共にあった夏の日を想ってつくられました。 日没の眺めもいつか見てほしい 後日はうつくしい場所だから 角部屋の3つの窓に違う色 やさしい順にいなくなるひと 郷愁は遠いところをやってくる未来にちょっと寄り道をして 映画館の映画はどれも暗闇のできごと それになれないでいる 著者 岡野大嗣、佐内正史 発行所 ナナロク社 発行日 2025年6月7日 B6変形判 160ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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一年前の猫 / 近藤聡乃【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 『A子さんの恋人』『ニューヨークで考え中』で人気の漫画家・アーティストの近藤聡乃さんが、一緒に暮らす猫たちとの生活を描いたエッセイ7編と、魅力的なイラストを随所に収録した小さな作品集を刊行いたしました。 【本文より】 ニューヨークはもう冬である。今日の猫たちは一年たったら一年前の猫になる。来年もたぶん私は猫たちの誕生日を祝うのを忘れてしまうけど、一年前の猫たちの小さな声やあたたかさを忘れることはないだろう。 【仕掛けが盛り沢山!】 文庫サイズの上製本に、金の箔押し、巻頭と巻末にはそれぞれ、二つ折り、蛇腹(四つ折り)の別丁扉付き。さらに、特典シールも全ての本にはさみ込み。小箱のような一冊です。 【著者プロフィール】 近藤 聡乃|KONDOH Akino 1980年千葉県生まれ。2000年にマンガ家デビュー後、アニメーション、ドローイング、エッセイなど多岐にわたる作品を国内外で発表している。主な著書に、コミックス『はこにわ虫』(青林工藝舎)、『A子さんの恋人』全7巻(KADOKAWA)、『ニューヨークで考え中』1〜4(以下続刊・亜紀書房)、作品集『近藤聡乃作品集』、エッセイ集『不思議というには地味な話』(ともにナナロク社)など。 著者 近藤聡乃 発行所 ナナロク社 発行日 2024年7月17日 文庫判 120ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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カーテンが揺れている / サイコロ014(サイン入り)【新本】
¥990
【内容紹介】 漫画家の山川直人さんが編集発行人を務める同人誌サイコロの14号です。 漫画、写真、絵、エッセイで構成されています。 著者 藤本和也、JUNICO、タカダユウコ、小田島檀、長田結花、保光敏将、品品、小沼宏之、林美樹、山川直人、鈴木裕人、ムライ 編集発行人 山川直人+サイコロ堂 装画 保光敏将 装釘 小沼宏之[Gibon] 発行日 2025年6月1日 A5判 94ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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生きていく絵 ——アートが人を〈癒す〉とき【新本】
¥990
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 心を病んだ人が、絵を描くことで生きのび、描かれた絵に生かされる──。生きにくさの根源を照らし、〈癒し〉の可能性をさぐる希望の書。 精神科病院・平川病院にひらかれた〈造形教室〉。ここでは心を病んだ人たちが、アートを通じて、自らを癒し、自らを支える活動をしている。絵を描くことで生きのび、描かれた絵に生かされている──。4人の作家の作品と人生をつぶさに見つめ、〈生〉のありかたを考え、〈生きにくさ〉の根源を照らしだす。こうした思索のなかで〈癒し〉の可能性をさぐる希望の書。 堀江敏幸氏、柴田元幸氏、川口有美子氏 推薦! 『まとまらない言葉を生きる』(柏書房)で反響を呼んだ気鋭の作家による初文庫! 〈生きにくさ〉の根源を照らし、〈癒し〉の可能性をさぐる希望の書 【目次】 はじまりの章 第1章 “癒し”とあゆむ(安彦講平) 第2章 “病い”をさらす(本木健) 第3章 “魂”をふちどる(実月) 第4章 “祈り”をちぎる(江中裕子) 第5章 “疼き”をほりおこす(杉本たまえ) まとめの章 あとがき さりげなく、やわらかな言葉のために 著者 荒井裕樹 発行所 筑摩書房 発行日 2023年1月10日 文庫判 280ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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野ばら / 小川未明【新本】
¥2,400
【内容紹介】 1920年、小川未明が38歳の時に発表した童話「野ばら」。不朽の名作であるこの作品に2024年、作家・松村真依子さんが絵を添え、よもぎBOOKSが造本を担い、1冊の絵本をつくりました。 大学の卒業制作で一度「野ばら」を題材に私家版絵本を作ったことのある松村真依子さん。その後幅広い活動を経て、改めて今回展示のテーマとして「野ばら」に取り組むこととなりました。 朱色と藍色の2色で2つの国を描いたり、袋とじの手製本で和綴じ仕様という鮮やかかつ和洋折衷な一冊に仕上がりました。 「野ばら」をよくご存知の方も、初めて「野ばら」に出会う方も。 この1つの舞台のような絵本で、童話に没頭していただけたら嬉しいです。 *「童話と飲むダージリン」は数量限定のため、なくなり次第終了します 文 小川未明 絵 松村真依子 発行所 よもぎBOOKS 発行日 2024年6月27日 150mm×138mm×8mm ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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映画とポスターのお話【新本】
¥3,740
【出版社内容紹介】 ヒグチユウコの絵と大島依提亜のデザインによる珠玉の映画ポスター42点を収録し、二人で映画の魅力を語り尽くした画集のような1冊。登場作品/アリ・アスター「ミッドサマー」、ジム・ジャームッシュ「ダウン・バイ・ロー」、宮﨑駿「風の谷のナウシカ」、是枝裕和「誰も知らない」、フェデリコ・フェリーニ「悪魔の首飾り」、アルフレッド・ヒッチコック「めまい」など。 【著者プロフィール】 ヒグチユウコ/ 画家。著書に「せかいいちのねこ」シリーズ『ギュスターヴくん』『ラブレター』『ファッションマジック』(白泉社)、『ヒグチユウコ作品集』『ヒグチユウコ画集 CIRCUS』(グラフィック社)など多数。 大島依提亜/ デザイナー。映画のグラフィックを中心に、展覧会や書籍のデザインを手がける。最近の仕事に、映画「万引き家族」「パターソン」「ミッドサマー」、展覧会「谷川俊太郎展」「ムーミン展」など。 著者 ヒグチユウコ、大島依提亜 発行所 白泉社 発行日 2024年7月10日(初版) 200mm×264mm 128ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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歩いたり喋ったり / サイコロ013(サイン入り)【新本】
¥990
漫画家の山川直人さんが編集発行人を務める同人誌サイコロの13号です。 漫画、写真、絵、エッセイで構成されています。 著者 ムライ、小田島檀、タカダユウコ、鈴木裕人、保光敏将、山川直人、薗田千晴、世田谷ピンポンズ、小沼宏之、林美樹、長田結花 編集発行人 山川直人+サイコロ堂 装画 保光敏将 装釘 小沼宏之[Gibon] 発行日 2024年5月26日 A5判 96ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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対話篇『KYOTO REMAINS』/ 高田怜央 遠藤祐輔【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 異質なもの同士の「あいだ」の差異に誘惑された詩人が、感傷による潤色を拒むこれらの写真ととり結ぶ、距離を介した「対話篇」。 来馬哲平・アメリカ文学研究者 寄稿 "「誰か」としてのあなたのそばでKYOTOを辿りなおしたあと" より 詩人・高田怜央と写真家・遠藤祐輔による、イメージとテクストの対話。本作では、京都の街を舞台に撮影と詩作が同時進行で行われました。ストリートスナップの通り過ぎていくモノクロの街並みと、そこから生まれるバイリンガルの叙情詩(リリック)のコラボレーション作品です。 Look up Here comes an eternity, falling juxtaposed and fractured It’s called an articulation where the relation is born. 見上げて すると 永遠がやってくる、 堕ちて 並んで 骨折してる 関節だよ 関係性が 生まれるところ。 「SCENE 2 Wings of Desire 欲望の翼」より 目次 SCENE 1 Which dreamed it? 夢をみていたのはどっち? SCENE 2 Wings of Desire 欲望の翼 SCENE 3 Blank verse 白拍子 SCENE 4 Stranger In Paradise 楽園の他者 SCENE 5 Lucifer Rising ルシフェルの被昇天 SCENE 6 Dead Don't Die お前はもう死んでいる SCENE 7 Emptiness 無 SCENE 8 Le Fabuleux Destin 素晴らしき宿命 SCENE 9 Until the Day We Meet Again また逢ふ日まで <寄稿文> 来馬哲平 "「誰か」としてのあなたのそばでKYOTOを辿りなおしたあと" 【著者メッセージ】 言葉と写真の欲望の差異を、なしくずしに妥協させないことが、私たちの出発点だったかもしれない。 金井美恵子・渡辺兼人『既視の街』(新潮社、1980年)「あとがき」より 遠藤祐輔と私は、互いをよく知る仲ではないから、私たちは前もって各々の目論見についてポツポツと遠くから語り合っていた。そこで、月末に京都を訪れたら河原院の旧跡に行ってみたい、と告げると、彼は翌日にはもう出かけて撮影を済ませてきた。私が(一緒に)行きたい、と伝えたにもかかわらず。けれども、その足取りの軽やかさと、贈られてきたまなざしの軌跡に触れると、もうなにも言えないのである。彼は私ではなく、私は彼ではない。時間は複数流れ、過ぎた断片だけが飛び交う。タモ網で星をすくうようにどれも捕まえたい。こうなると詩人は止まらない。生まれたての欲望の果てに自己−他者の亡霊的な関係を見出すとき、現実はすでにひそやかな物語を奏でている。忍び足で、まるで映画の始まりのように。 高田怜央 【著者プロフィール】 高田 怜央 Leo Elizabeth Takada 翻訳者、詩人。1991年、横浜生まれ英国スコットランド育ち。上智大学文学部哲学科卒。主な翻訳に、映画「PERFECT DAYS」(制作・脚本・英語字幕、2023年)がある。英日詩に第一詩集『SAPERE ROMANTIKA』(paper company、2023年)、「FUTURE AGENDA [未来の議題]」他 二篇(『ユリイカ 』2023年3月号、青土社)、「AFTER YOU [あなたの跡]」(読売新聞 11/24・夕刊 、2023年)など。 遠藤 祐輔 Yusuke Endo 写真家。1985年宮城県仙台市生まれ。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。大阪大学言語文化研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学人文学研究科博士後期課程在籍中。2016年、「第15 回写真 1_WALL」ファイナリスト。2019年、「写真新世紀 2019」優秀賞受賞。個展に「目に置いていかれないように」(ニコンサロン/東京・大阪、2018)、「Post Decisive Moment」(IG Photo Gallery/東京、2021)、写真集に『幽霊の証言』(DOOKS)、『長井さんの話』(DOOKS)、『時間という概念がないところ、絵画と写真のように惹かれ合うけれど、光は境界線を漂うだけ』(DOOKS)、『Post Decisive Moment』(paper company)がある。 著者 高田怜央、遠藤祐輔 発行所 paper company 発行日 2023年11月30日 A5判 208ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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タイポグラフィ・ブギー・バック ぼくらの書体クロニクル【新本】
¥2,530
【出版社内容紹介】 写植からデジタルへ、文字が急激な変化を遂げた平成の30年間。雑誌、マンガ、CD……多様なメディアの書体から時代を読み解く。 著者 正木香子 発行所 平凡社 発行日 2023年3月24日 四六判 256ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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LOCUST Vol.05【新本】
¥1,760
【発行元内容紹介】 LOCUST(ロカスト)とは・・・批評の言葉で作る、新しい旅行の本です。本の作り手たち (編集者、執筆者、デザイナー etc.)が直接その街・その場所に足を運び、互いに言葉を交わしあい、そこで感じたことを文 章や写真などの表現に変えていきます。とても遠回りな、だからこそ様々な可能性に開かれた旅行ガイドを、『LOCUST』は目指しています。 旅する批評誌「LOCUST vol.05 北海道」刊行のお知らせ。日本各地を旅行し、その土地を批評してきたLOCUST(ロカスト)の最新号は北海道特集になります。広大すぎる土地、コロナ禍の旅行。2つの難題に悩みながら作られた一冊です。 特集:北に散りばめられて ・ 北海道の地図/中村紗千 ・ 北海道へのアクセス/旅程 ・ 北海道年表 ・ 「北国」を盗んだ大地/春木晶子 ・ ロカスト Vol.05 北海道座談会 ・ 群れと食事/太田充胤 ・ コラム「北海道とアニメ」「セカイ系」揺籃の地?/北出 栞 ・ 北海道フィクション座談会 ・ 旅の記録(網走・稚内) ・ バーン・アフター・リーディング(For Your Eyes Only)/イトウモ ・ Because I love(d) you― 桜庭一樹『私の男』を巡る極私的旅行記/西村紗知 ・ 網走の夜に、ロシア人の打ち明け話を思い出す/谷 美里 ・ 北 海 道 の 動 物 ガ イド ・ 旅の記録(釧路・標茶町−阿寒湖・旭川) ・ 体温なき〈乳房喪失〉— 中城ふみ子における北国の景/河野咲子 ・ 形式なき形式 北海道の建築に関する覚書/谷繁玲央 ・ 相米慎二の「北国三部作」/伏見瞬 ・ ル ー ツ と の 対 話 :『 ア イ ヌ モ シ リ 』 監 督 、 福 永 壮 志 イ ン タ ビ ュ ー ・ 旅の記録(小樽・夕張−月形−美唄−札幌・札幌) ・ インタビュー 野本和宏(月形樺戸博物館 解説員) ・ 寿命、観光、水曜どうでしょう。最終日までを生きるためのガイド 嬉野雅道氏へのインタビュー/玉木 青 148「寿命、観光、水曜どうでしょう。」の余白に ・ 旅をする、土地を読む/斧田小夜 ・ ニトリ― 北海道の「チェーン」ストア/谷頭和希 ・ あの魔法をもう一度 札幌のあるマジシャンの話/南島 興 ・ 別の遊びの方へ― ロカストのいま、ロカストのこれから 発行所 ロカスト編集部 発行日 2021年11月23日 B6判変形 188ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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応答、しつづけよ。【新本】
¥3,080
【出版社内容紹介】 〈世界と向き合い、「つくる」ために〉 人類学とアートの刺激的な出会い。 --------- 現代の人類学を牽引する思想家が随筆、批評、寓話、詩などさまざまな形式を駆使して、アート、建築、デザインを論じる。 火、樹木、山、飛行、地面、時間、石、絶滅、線、糸、言葉、手書き、頭字語、色……創造と想像を刺激する思考の集成。 訳者・奥野克巳による詳細な解説を付す。 --------- 【目次】 ◆序と謝辞 ◆招待 森の話 ■はじめに ■北カレリアのあるところで…… ■真っ暗闇と炎の光 ■樹木存在の影の中で ■Ta, Da, Ça, ! 吐き、登り、舞い上がって、落ちる ■はじめに ■泡立った馬の唾液 ■登山家の嘆き ■飛行について ■雪の音 地面に逃げ込む ■はじめに ■じゃんけん ■空へ(アド・コエルム) ■私たちは浮いているのか? ■シェルター ■時間をつぶす 地球の年齢 ■はじめに ■幸運の諸元素 ■ある石の一生 ■桟橋 ■絶滅について ■自己強化ための三つの短い寓話 線、折り目、糸 ■はじめに ■風景の中の線 ■チョークラインと影 ■折り目 ■糸を散歩させる ■文字線と打ち消し線 言葉への愛のために ■はじめに ■世界と出会うための言葉 ■手書きを守るために ■投げ合いと言葉嫌い ■冷たい青い鋼鉄 ◆またね ◆原注 ◆訳者解説 --------- 著者紹介 ティム・インゴルド(Tim Ingold) 1948年イギリス・バークシャー州レディング生まれの人類学者。1976年にケンブリッジ大学で博士号を取得。1973年からヘルシンキ大学、マンチェスター大学を経て、1999年からアバディーン大学で教えている。 『ラインズ──線の文化史』(2014年、左右社)、『メイキング──人類学・考古学・芸術・建築』(2017年、左右社)、『ライフ・オブ・ラインズ──線の生態人類学』(2018年、フィルムアート社)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)、『生きていること』(2021年、左右社)などがある。 奥野 克巳(おくの かつみ) 立教大学異文化コミュニケーション学部教授。 著作に『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(2018年、亜紀書房)、『これからの時代を生き抜くための文化人類学入門』(2022年、辰巳出版)、『人類学者K』(2022年、亜紀書房)など多数。 共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える──人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ──シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(2018年、亜紀書房)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)。 著者 ティム・インゴルド 訳者 奥野 克巳 発行所 亜紀書房 発行日 2023年5月24日 四六版 420ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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L’ANTI-LION あんちりおん 2【新本】
¥1,000
【出版社内容紹介】 特集:沢渡朔のプライベートワーク 詩とエッセイのミニコミ誌第2弾。執筆/藤井貞和、沢渡朔、佐藤美奈子、丹木葦夫、花輪和一、福山知佐子、布施直人、吉田文憲 特集は名作『少女アリス』『ナディア』の写真家・沢渡朔の、画家・福山知佐子とコラボしたプライベートワークについて。 発行所 球形工房 発行日 2006年6月19日 A5判 80ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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L’ANTI-LION あんちりおん 1【新本】
¥1,000
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 特集:映画『たった8秒のこの世に花を』 詩とエッセイのミニコミ誌。執筆/稲川方人、岡村民夫、佐藤美奈子、丹木葦夫 、花輪和一、福山知佐子、宮西計三、吉田文憲 特集は詩人・稲川方人が撮った映画『たった8秒のこの世に花を』めぐる論考、出演者の言葉など。 発行所 球形工房 発行日 2004年12月6日 A5判 80ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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寺山修司記念館【新本】
¥3,080
【出版社内容紹介】 寺山修司生誕85周年記念!寺山修司記念館公式カタログ 2000年より全国で開催された「寺山修司展」の公式図録が復刊!代表的な寺山作品の生原稿、台本、手紙、写真、ポスター、スケジュール帳ほか、今でも色褪せることのない奇才・寺山修司の世界を堪能できる一冊。巻末特別付録として、貴重な『天井棧敷新聞』のベストセレクション付き。 監修 笹目浩之 発行所 TWO VIRGINS 発売日 2020年7月14日 A4判 128ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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あなたと同じ名前の木 / サイコロ012(サイン入り)【新本】
¥880
漫画家の山川直人さんが編集発行人を務める同人誌サイコロの12号です。 漫画、写真、絵、エッセイで構成されています。 著者 保光敏将、小田島檀、小沼宏之、世田谷ピンポンズ、タカダユウコ、林美樹、山川直人、鈴木裕人、文庫善哉、長田結花 編集発行人 山川直人+サイコロ堂 装画 保光敏将 装釘 小沼宏之[Gibon] 発行日 2023年5月5日 A5判 88ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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オキナワノスタルジックタウン / ぎすじみち【新本】
¥2,640
【出版社内容紹介】 「いつか無くなってしまうかもしれない風景を ここにとどめておきたくて」 いつもの街で見つけた ノスタルジックなたたずまい。 もう消えてしまった風景。 市場・商店・喫茶店・食堂・映画館・ヴィンテージ品 沖縄レトロ建築物と面白看板…… アメリカ世を思わせる建物まで デザイナー・ぎすじみちが1990年代から撮りためた 沖縄各地をめぐる味わい写真探訪 __________________ 「はじめに」より 2022年、沖縄の風景もすっかり様変わりしてしまった。幼少時を過ごした1970〜80年代には、その頃でも古めかしい看板やお店がまだ多く存在していたが、2000年代頃から急激な開発が進み、古い建物はなくなって高層マンションやホテルが軒並み増えていった。 当たり前の風景がいつかは消えてしまうことを意識したのは、そんな20代後半の頃だったと思う。 更地になった途端、そこに何が建っていたか思い出せなくなり記憶とはなんと儚いものよ…と我ながら愕然とする。ならばせめて写真に記録して記憶を繋いで共有したいと思った。 しかし実際はそんな壮大な計画ではなく、ただただ好きな懐かしい看板風景やお店の佇まいをコレクションして「この書き文字いいよな〜」とニヤニヤ味わいたいだけなのかもしれない。 この本を手にされたということは、きっと貴方もこの気持ちを共感してくださるはず。 日頃はデザインを生業としている私が、日常的に撮りためてきた沖縄各地の看板や建物の風景を(独断と偏見で選び)紹介していく。そんな「ノスタルジックタウン」の風景へようこそ。 【目次】 第一章 那覇編 看板職人の達筆さを味わう市場看板 農連市場 暗渠となったガーブ川に沿って連なる 水上店舗 那覇のシンボルといえばこの巨大タワー 那覇タワー アーチ形の吹きぬけから光がおりてくる商店街 ちとせ商店街ビル 市場のにおいがしみこんだ看板たち 第一牧志公設市場 浮島通りにて、在りし日の床屋の静かな佇まい 理容ナイル 地下の片隅で静かな余生を過ごす土産物の看板たち 浮島マンションの駐車場 国際通りの移り変わりを見てきた理容館 二見理容館 時を忘れて静かにくつろげる老舗の喫茶店 喫茶ルイ オアシスのような憩いの場所だった パラソル通り 心から落ち着く居心地のよい喫茶店 喫茶スワン 木造建築と資生堂マークの味がある組み合わせ 化粧品店モダン バタークリームケーキの美味しさ再発見 末廣製菓 現役でありつづける、城下町の老舗菓子屋 武村松月堂・中村製菓 テント地のひさし看板がかわいい 大衆食堂ミルク 見上げれば白い壁面に美しい立体看板 新田家具店 3文字ですべてが伝わる 津山印房 子供の頃の予防接種がトラウマだった 那覇市役所 スパゲティがパスタへと変わる大人の階段 あるでん亭 市場にマチヤグヮー、友達の家もあった 若松公設市場 仏壇通りで異彩を放つ店頭のインパクト 大城テレビ修理店 手書き文字の看板もかわいい、セメント瓦の美容室 みのり美容室 シーサーが見守る街のバーバーショップ 山城理容館 第二章 中部編 青空に映えるネオン看板がフォトジェニック ホテルライカム あの頃は遊園地もありました 沖縄こどもの国・観覧車 多くの人々に愛され続けた定食屋 定食丸仲 竜宮城の入口だったかもしれない 社交街入口 気品ただよう古き良き中華料理店のおもむき 月苑飯店 創業50年の街のステーキ屋さん ステーキハウス四季 渋みのある立体英文字看板のさびれ具合 空港通りのファザード 個性的すぎて入ってみたい衝動にかられる ラビットビル 高くそびえる巨大ボウリングピン コザボウリングセンター ひっそりと静かな佇まいの珈琲店 コーヒーハウス響 当時の看板が今も鮮やかに残るアーケード商店街 一番街 ポップな宇宙船があらわれた 一番街アーケード・パークアベニュー界隈・ゴヤ中央市場 青いタイル張りと鉄格子がモダン ルーブルホテル さまざまな有名人が訪れたレストラン レストラン平安 ツートーンのひさしがアクセント 宮城理容館 メリーゴーランドのようなゴージャスさが素敵 カラオケパブナウ ガレージのような佇まいの小鳥店 栄小鳥店 つたに覆われたネオン看板が絵になる レストラン跡地 ヤシが似合う昔ながらのホテル外観 ホテルハーバー 曲線のくり抜きが印象的なデザイン キーストン ペットショップの博物館のような歴史ある店内 砂辺水園 58号で大きな存在感を放つ老舗ホテル アジアホテル 一歩入ればスナック街のラビリンス 嘉手納の社交街 年季の入った看板が伝える靴屋の歴史 上運天靴店 最高に密度の濃い老舗薬局 やまびこ薬局 花ブロックまで床屋仕様にカスタマイズ みのる理容館 和風な門構えと大きな木造建築の迫力 吉野 三叉路の風景と老舗食堂 三角食堂 建物とイメージを合わせたデザイン文字が秀逸 回生堂薬局 個性的なスナックビル サンロードビル 飴色の時が流れる喫茶店 ぶどうの木 夜空を彩るネオン看板のあたたかみ パチンコサンシャイン 第三章 北部編 ネオンと電飾の跡に当時の賑わいを想う ROBIN 建物のデザインとネオン文字の迫力 レストラントーミー 町の子どもたちはこの店と共に育った 金武文化堂 東海岸を一望する海のそばのレストラン 漢那ドライブインレストラン 赤瓦屋根の佇まいが美しい商店 屋嘉比商店 名護で長年愛されたボウリングセンター キタボウリングセンター 巨大ペンケースを彷彿 ルルのとなり カッティングシートで筆文字 食事の店 和 個性的な社交街の跡が今も残る 辺野古のスナック跡 あの頃の町の本屋さんの風景がここに ひかり書店 漁港のそばの鮮魚店 儀間鮮魚店 第四章 南部・離島編 今にも動き出しそうな畳工場 糸満のたたみ店跡 文字デザインが卓越した手書き看板 手書き看板類 今では珍しい全面トタンの建物 トゥータンヤー トタン造りの2階部分につながる螺旋階段 勝冷凍 戦後すぐから続く金物店で沖縄の戦後史を知る マルサ 地面に埋まった壁の直書き文字 照喜名商店 フラリと入ってみたくなる喫茶店 喫茶パープル 近づくほど隠れてしまう看板文字 山入端商店・商店看板 緑の中で静かに佇む画廊喫茶 画廊喫茶独楽 港が見える老舗旅館 波止場旅館 在りし日の市場支店と今も残る本店 マルマサ菓子店 市場前店・本店 手書き文字がイカす島の美容室 ビューティーサロンとよみ タイル地のアーチ窓の重なりが印象的 菊栄食堂 歴代の手書き文字が重なる とみや商会 島の風景になじむ手書き看板 なかま理容館 第五章 素敵な看板の世界 そのままの君でいて 直書きの存在感に和む 文字を愛でる直書き看板 個性が光るスナック看板の世界 思い出の細い路地 懐かしいロゴとほのぼのイラスト Machi Art〜ようこそマチアートの世界へ〜 〈特集〉My Favorite things 私のお気に入り 古いタイルと壁/錆びていくものたち/古いゲート/古いブロック/ ビンテージグッズのある風景/レトロなガラス模様など/ あの頃のスイッチとボタン/理容館&美容室看板コレクション 〈コラム〉 思い出の牧志公設市場/あの坂道をのぼれば/ 椿食堂のおもいで/消えた映画館たち 著者 ぎすじみち 発行所 ボーダーインク 発行日 2022年8月1日 A5判 160ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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『&:アンパサンド』 第1集「詩的なるものへ」vol.4【新本】
¥2,530
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 「セカイに触れる遊び」 今回も封筒のなかは、とても賑やかです。ふと見つけた何気ない風景に我を忘れて魅入ってしまったときのような、秘密の感覚の世界をお楽しみください。 今の文化とアートの広いフィールドからテーマを取り上げ、一つのテーマに、さまざまなジャンルの創作家や書き手が「&」することで、枠にとらわれない新しい視界や発見がひろがりますようにという願いとともに。 それぞれの寄稿をふさわしいかたちに仕立て、ジャケット封筒に詰め届けられます。 これは、言葉通りの「小さな雑誌」という気軽なもの。これを手にした人がそれぞれの感じ方で、何か考えるきっかけになるのでは。 第1集のテーマは「詩的なるものへ」。封筒入り組立式・全6号でお届けするその小雑誌の第3号がようやく完成します。 回文、手紙小説、創作ノート、エッセイ、レイヤースコープ(多重する写真と文)、ポエトリ・エフェメラ(オブジェ・写真・文)を「&:アンパサンド」して、みなさまの詩的体験になりますように。 限定特典として「びん博士」の「ボトロジア通信」を付録。博士の文章から「びん的世界」に潜む詩的なることを体験していただきます。 【Contents】 ◆創作ノート ー CIRCLE CIRCUS 大森裕美子 「常に物と物の好ましい配置・位置関係」を模索する作者の次なる作品は、数多くのコラージュ作品を並べた「CIRCLE CIRCUS」。 それぞれの作品がまなざしあい、色彩の溢れた世界が、なんか楽しい。 ◆手紙小説 ― 遠い場所からの手紙④ ちぎれ雲からの手紙 BOOKSOUNDS 遠いとおもいがちな場所から近くするべくこのお手紙をお届けします―― 配達人からあなた宛てにお手紙を預かっています。空から地上を眺めるちぎれ雲からあなたに。 ◆レイヤースコープ(多重する写真・文)― TORUS④ 村松 桂 過去の作品と同様に第4号も透明のレイヤーを2枚お届けします。4号に封入された景観と綴られた言葉のピースで、またひとつ、写真の世界が更新されます。第1号でお届けした台紙シート➀に第2号・第3号・第4号でお届けした透明シートa, bのいずれか1枚をそれぞれ重ね合わせていただきます。 ◆回文―わたしたち、言葉になって帰ってくる ー抄― ④ 輝石 福田尚代 はじまりからもおわりからも読むことのできる回文。今回のタイトルは「輝石」。コトバを「粒」として、詩的に感知している福田さんにこそ創作できる作品は、まさに「言葉の芸術」といえるでしょう。 ◆ポエトリ・エフェメラ(写真・文)― INNOCENT④ 天使ⅱ 川添洋司 今回のタイトルは「天使ⅱ」。 メッセージのように添えられた一片の詩、そして、どこからともなく舞い降りて来た天使が、ひっそりと、そこにすわっています。 作者の目に映る「詩的なるもの」を、活版印刷の深みある文字と二つ折りのカードでお届けします ◆エッセイ ー 詩的なるものー二十世紀美術家たちの言葉 間奈美子 20世紀アーティストが書き残した「詩的なるもの」をめぐる言葉を集めて綴るエッセイ。「詩とは何か」と問われてきた近現代抒情詩の土壌とは別の場所で、「詩的」とはどういった事象かをじっくりと考察します。 ◼︎付録|目録・仕様書・覚書、奥付カード兼ピンナップ・ギャラリー *本誌は、6号発行を前提として完成する作品を多く含んでおります。 冊子への組み立て方、シートを組み合わせる楽しみ方など、 [目録・仕様書・覚書]からご覧ください。 ◆200部限定付録 チャップブックーボトロジア通信 第3号 庄司太一(通称:びん博士) 45年以上をかけて、主に手造りのガラスびんに魅せられて、収集してきたその数は6万本以上。ガラスびんとの出会いからこれまでのこと、びんの詩的世界観を綴ったエッセイを小さなチャップブックにしてお届けします。 著者 川添洋司、大森裕美子、福田尚代、BOOKSOUNDS、村松桂、間奈美子 企画・編集 間奈美子(空中線書局) 発行所 灯光舎 発行日 2022年5月 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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『&:アンパサンド』 第1集「詩的なるものへ」vol.3【新本】
¥2,530
【出版社内容紹介】 『セカイは常に新しい』 今の文化とアートの広いフィールドからテーマを取り上げ、一つのテーマに、さまざまなジャンルの創作家や書き手が「&」することで、枠にとらわれない新しい視界や発見がひろがりますようにという願いとともに。 それぞれの寄稿をふさわしいかたちに仕立て、ジャケット封筒に詰め届けられます。 これは、言葉通りの「小さな雑誌」という気軽なもの。これを手にした人がそれぞれの感じ方で、何か考えるきっかけになるのでは。 第1集のテーマは「詩的なるものへ」。封筒入り組立式・全6号でお届けするその小雑誌の第3号がようやく完成します。「詩的なるもの」という秘密の感覚の世界へ誘ってくれる6人の作家の作品たちが誕生しました。あなたをまた『新しいセカイ』へと導いてくれるはずです。 「詩」から「詩的」へ――「詩」とは何かという土壌からは離れて、「詩的なるもの」に愛でられた作家たちの創作品。回文、手紙小説、創作ノート、エッセイ、レイヤースコープ(多重する写真と文)、ポエトリ・エフェメラ(オブジェ・写真・文)を「&:アンパサンド」して、みなさまの詩的体験になりますように。 限定特典として「びん博士」の「ボトロジア通信」を付録。博士の文章から「びん的世界」に潜む詩的なることを体験していただきます。 【Contents】 ◼︎創作ノート|{NOCH ETWAS} なにかもうひとつの |大森裕美子 「常に物と物の好ましい配置・位置関係」を模索する作者の次なる作品は「 {NOCH ETWAS} なにかもうひとつの 」の習作ノート。そこには、二重になりわずかなズレを生じた「物」たちの写真が並んでいる。 「…写真にスイッチして並べた物達を眺めていると {NOCH ETWAS} なにかもうひとつの とぽかんと浮かぶ/なにかしらの要素を加えることをを考える 二重にしてわずかなズレを加えてみる/…並列させると ことんと 落ち着く感覚がやってきた」と作者はいう。初回配本500部には「ある小さな特典」がついています。 ◼︎手紙小説|遠い場所からの手紙[3] ♯からの手紙|BOOKSOUNDS 遠いとおもいがちな場所から近くするべくこのお手紙をお届けします―― 今回は、♯からあなたに手紙が届きました。 不思議な手紙小説の世界へ、どうぞ。 ◼︎レイヤースコープ|写真・文 TORUS[3]|村松 桂 第2号同様に第3号も透明のレイヤーを2枚お届けします。3号に封入された景観と綴られた言葉のピースで、またひとつと写真の世界が更新されます。 第1号でお届けした台紙シート➀に第2号・第3号でお届けした透明シートa,bのいずれか1枚をそれぞれ重ね合わせていただきます。 ◼︎回文|わたしたち、言葉になって帰ってくる -抄-[3]色|福田尚代 はじまりからもおわりからも読むことのできる回文。今回のタイトルは「魚」。コトバを「粒」として、詩的に感知している福田さんにこそ創作できる作品は、まさに「言葉の芸術」といえるでしょう。 ◼︎ポエトリ・エフェメラ|造形・文 INNOCENT[3] 海辺|川添洋司 今回のタイトルは「海辺」。陸と海の境界線に立ち、空を見上げているような深々とした青色に一羽の鳥が舞っている。 そばには一篇の詩が添えられています。 作者の目に映る「詩的なるもの」を、活版印刷の深みある文字と二つ折りのカードでお届けします ◼︎エッセイ | Philopoesis I 詩的なるもの――二十世紀美術家たちの言葉|間奈美子 20世紀アーティストが書き残した「詩的なるもの」をめぐる言葉を集めて綴るエッセイ。「詩とは何か」と問われてきた近現代抒情詩の土壌とは別の場所で、「詩的」とはどういった事象かをじっくりと考察します。 ◼︎付録|目録・仕様書・覚書、奥付カード兼ピンナップ・ギャラリー *本誌は、6号発行を前提として完成する作品を多く含んでおります。 冊子への組み立て方、シートを組み合わせる楽しみ方など、 [目録・仕様書・覚書]からご覧ください。 著者 川添洋司、大森裕美子、福田尚代、BOOKSOUNDS、村松桂、間奈美子 企画・編集 間奈美子(空中線書局) 発行所 灯光舎 発行日 2020年4月1日 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
