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not DADA, notnot DADAーダダペーパー2016
¥880
SOLD OUT
【発行元内容紹介】 本作品は、〔……〕ダダ100周年フェスティバルの一環として、TOLTAが行った展示「ダダでない、ダダでなくない」展と、パフォーマンスプログラム「スペクトラム・ダダ・ナイト」のドキュメントペーパーです。 内容としては、片面には「ダダでない、ダダでなくない」で展示した200個の「ポジティブな呪いのつみき」に書かれたテキストを、すべて展開した形で収録しました。 もう片面には、パフォーマンスプログラムのためにつくったスコアと、そこから派生し、上演された作品、さらに上演をきっかけに考えられた論考やエッセイなどを収録しています。 なお、今回の作品はドキュメント「ペーパー」という名の通り、ひとつながりの大きな紙となっており、折りたたんだ状態では、だいたいA5サイズです。が、すべて展開すると、だいたいA0サイズになります。したがって、全体の分量は裏表合わせてたぶんA5サイズで50ページくらいはあります。 こちら、通常ならふつうに綴じた本の形で提供してもよさそうなものですが、せっかくですので100年前のダダイストたちにならい、馬鹿馬鹿しいような方法でお届けすることにしました。そのため、少し変わった方法で折ってあります。「ミウラ折り」という折り方で、大きな面を一瞬で開いて、一瞬で閉じることができます。 手作業で加工したので仕上がりにはバラつきがあります。あらかじめご了承ください。 【内容】 2016年夏のダダ100周年記念フェスティバルにおけるパフォーマンスプログラム「スペクトラム・ダダ・ナイト」のためにつくったスコアと、そこから派生し、上演された作品、さらに上演をきっかけに考えられた論考やエッセイ。さらに、同じくダダ100周年記念フェスティバルでの展示作品「ポジティブな呪いのつみき」に書かれたテキストの展開。 執筆者 カニエ・ナハ、久保田翠、河野聡子、佐次田哲、関口文子、橘上、山田亮太 発行所 TOLTA 発行日 2016年11月23日 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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あるときはぶかぶかの靴を、あるときは窮屈な靴をはけ【新本】
¥1,100
SOLD OUT
【発行元内容紹介】 西日本新聞の「読書館」に月1回のペースで寄稿していた短い書評から、外国文学を中心に再録した書評集。画像でまえがきともくじを公開していますのでご覧ください。 以下の書籍と、2018年春にユリイカに寄稿した評論を再録しました。 カレン・ラッセル『レモン畑の吸血鬼』 ミハイル・エリザーロフ『図書館大戦争』 閻連科『愉楽』 ソフィア・サマター『図書館島』 ミハル・アイヴァス『黄金時代』 ジュリー・オオツカ『屋根裏の仏さま』 チャイナ・ミエヴィル『オクトーバー―物語ロシア革命』 レアード・ハント『ネバーホーム』 ジェローム・フェラーリ『原理―ハイゼンベルクの軌跡』 エドウィージ・ダンティカ『デュー・ブレーカー』 ウンベルト・エーコ『プラハの墓地』 ミシェル・ウェルベック『服従』 W・G・ゼーバルト『鄙の宿』 クレア・ビショップ『人工地獄』 ダン・サヴェージ『キッド―僕と彼氏はいかにして赤ちゃんを授かったか』 エマニュエル・キャレール『リモノフ』 ワシーリイ・アフチェンコ『右ハンドル』 アンドレア・ウルフ『フンボルトの冒険―自然という〈生命の網〉の発明』 ヘレン・マクドナルド『オはオオタカのオ』 ダーグ・ソールスター『ノヴェル・イレブン、ブック・エイティーン』 バーバラ・ビム『幸せのグラス』 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『アメリカーナ』 アンナ・カヴァン『われはラザロ』 トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』 ミュリエル・スパーク『あなたの自伝、お書きします。』 コリン・バレット『ヤングスキンズ』 ジョン・ウィリアムズ『ブッチャーズ・クロッシング』 ロベルト・ボラーニョ『2666』 レオ・ペルッツ『聖ペテロの雪』 イタロ・カルヴィーノ『最後に鴉がやってくる』 ルスタム・カーツ『ソヴィエト・ファンタスチカの歴史』 ハリ・クンズル『民のいない神』 ウラジーミル・ソローキン『氷』 リチャード・パワーズ『オルフェオ』 ジョージ・ソーンダーズ『リンカーンとさまよえる霊魂たち』 タンクレード ヴォワチュリエ『貧困の発明 経済学者の哀れな生活』 甘耀明『鬼殺し』 残雪『最後の恋人』 パク・ミンギュ『ピンポン』 マイク・ライトウッド『ぼくを燃やす炎』 マヤ・ルンデ『蜜蜂』 ジュール・ヴェルヌ『蒸気で動く家』 ロード・ダンセイニ『ウイスキー&ジョーキンズ』 マイケル・オンダーチェ『ビリー・ザ・キッド全仕事』 著者 河野聡子 発行所 TOLTA 発行日 2018年11月25日 新書判 134ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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閑散として、きょうの街はひときわあかるい【新本】
¥1,650
【TOLTAによる内容紹介】 『閑散として、きょうの街はひときわあかるい』は「TOLTA マイナンバープロジェクト」によって制作された詩集です。本詩集は、2020年4月20日から5月19日までのあいだ(新型コロナウイルスCovid-19の影響により日本全国に緊急事態宣言が発せられていたあいだ)TOLTAと12人のゲスト参加者により書かれた言葉を構成して作られました。 「TOLTA マイナンバープロジェクト」についてはトルタウェブ https://toltaweb.jp/?p=1764 をご覧ください。 【執筆者】 ゲスト参加者 暁方ミセイ、及川俊哉、大崎清夏、岡本啓、小峰慎也、柴田望、タケイ・リエ、文月悠光、北條知子、三上温湯、宮尾節子、吉田恭大 TOLTA 河野聡子、佐次田哲、関口文子、山田亮太 発行者 TOLTA 発行日 2020年7月5日 A5判変型 134ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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新しい手洗いのために【新本】
¥1,650
【TOLTA紹介文】 2020年1月以来、世界史に残る全人類的出来事となった新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは私たちの生活を大きく変えました。4月から5月「緊急事態宣言」の直前から、仕事や生活のありかたを変えざるをえなくなり、2020年11月になったいまは、この感染症に適応した「新しい生活」を呼びかける言葉があちこちに掲示されるようになっています。 移動の自粛、在宅ワークの推進、三密を避ける環境をつくる、大勢が密集する場所ではできるだけ話をしない、大声を出さない。不特定多数の人に会う時はマスクをつけ、触ったものは消毒をする。感染症に対応するためのさまざまな方策がとられると同時に、日々、経済的・文化的な影響が積み重なっていきます。音楽フェスティバルや演劇、芸術祭、同人誌即売会、スポーツイベントなど、人と人が直接顔をあわせ、空間を共有することが前提となる祝祭が長期にわたり中止や延期となり、再開されても以前と同じようにはいかない。家の中からウェブの画面を通じて世界と向きあう時間がいやおうなく増えていく。全体的な変化(外出の際のマスクの装着といったこと)が、個人のレベルにおける変化(トイレットペーパーの数を気にするといった小さなことから、失業などで収入や身分を失うといった大きなことまで)と平行して起きていく。 これらの変化は同時に、2020年までに「できあがっていた」日本社会のさまざまな仕組みを目に見える形であらわにしたように思います。 私たちの暮らし――会社や学校や家庭や趣味の暮らし、そこにはもともとうまく機能していないことがいくつもあります。逆にとてもいい感じに働いて、私たちを豊かに、幸福な気持ちにさせていることもあります。生きるというのは、多かれ少なかれ、自分がおかれた環境に適応し慣れてしまう、ということです。豊かさにも貧しさにも便利さにも不便さにも私たちはすぐに適応し、自分がどんな仕組みによって生きているのか、生かされているのかに鈍感になります。 ところが「新しい感染症」は良くも悪くもこのような従来の仕組みを日々の生活で実感させるものでした。インターネットを通じたコミュニケーションや情報共有はこの感染症の影響で加速したとはいえ、私たちはまだ、新型コロナウイルス感染症によって生まれた「新しい社会」に適応できていません。 私たちTOLTAはこの状況のなかで、誰も否定しない本をつくりたいと思いました。 感染症および公衆衛生対策の基本は「接触の管理」にあります。そのための基本的な方法は「手を洗うこと」です。新型コロナウイルスCovid-19においては飛沫感染を防ぐためのマスクが重要とされていますが、はっきり目にみえる一方で顔の大部分を隠してしまうマスクの装着は、文化や体質によってなかなか受け入れられないこともあります。一方で、手洗いはほとんどの場合、目にみえません。手洗いは他人にアピールする行為ではなく、自分自身で完結する行動です。 多くの場合視覚優位な生き物である人間は、とかく、目に見えるものから問題にしがちです。しかし私たちの目は顕微鏡ではない。多くの場合洗った手も洗っていない手も私たちには区別がつきません。だからこそ私たちTOLTAは、手洗いについて考えることにしました。そしてできあがったのがこの本です。 『新しい手洗いのために』は、手を洗うという行為についての叙事詩です。 本書はTOLTAが2018年に開始した協同制作の方法論で作成され、TOLTAのメンバー各自が「手を洗う」ことについて思いをめぐらし、記述した言葉をあつめて作られました。本書は部分的に、手を洗うためのハウツーであり、手を洗うことの歴史であり、手を洗うことの物語となっています。 【TOLTA】 河野聡子、佐次田哲、関口文子、山田亮太の四人からなるヴァーバル・アート・ユニット。2006年発足。詩を中心とした言語作品の多様なあり方を探求し、出版物のほか「言葉」との関わりを軸にしたインスタレーション・パフォーマンスを制作する。また多数の詩人、短歌・俳句・音楽・演劇等、他ジャンルのアーティストを巻き込んだプロジェクトを実施。主な刊行物に『TOLTA』1~5および詩集『この宇宙以外の場所』(TOLTA6)『閑散として、きょうの街はひときわあかるい』、パロディ教科書『トルタの国語』シリーズ、アンソロジー詩集『現代詩一〇〇周年』。主なインスタレーションに「ポジティブな呪いのつみき‐ダダでない、ダダでなくない展」(ダダ100周年フェスティバル + SPIRAL GALLERY VOLTAIRE/2016)「質問があります」(アーツ前橋×前橋文学館「ヒツクリコ ガツクリコ 言葉の生まれる場所」展/2017-2018)「ポジティブな呪いのつみき 2019」「漠然とした夢の雲」「ロボとヒコーキ」(東京都現代美術館「あそびのじかん」展/2019)。主なパフォーマンス作品に「代替エネルギー推進デモ」(2011、2017)「雨の確率」(自作ロボットと役者による演劇作品/2014)「スペクトラム・ダダ・ナイト」(ダダ100周年フェスティバル + SPIRAL GALLERY VOLTAIRE/2016)など。 企画・制作 TOLTA 発行日 2020年11月22日 A5判変形 64ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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新しい手洗いのために【新本】
¥1,760
【出版社内容紹介】 この本に書かれているのは「手洗い」つまり手を洗う行為についての叙事詩です。……この本には、詩の言葉で、手洗いについてのさまざまな事象や、手の洗い方、歴史、物語が書かれています。(「はじめに」より) 新型コロナウイルスによるパンデミック以来、さまざまな変化を強いられてきた私たちの社会や生活――政治や科学のことばがあつかう“大きな変化”に対して、日常における微細な変化、ささやかだけれどきわめて切実な変化をすくいとるのには、詩のことばこそ、うってつけです。 「テノウオ」なる全自動手洗いマシンが出現した今よりちょっと先の未来を舞台に、「手を洗うこと」についての統計、歴史、省察、記憶や物語が、共同制作という方法によってアクロバティックに織りなされる、ヴァーバル・アート・ユニットTOLTA(トルタ)による、ポップでシリアスな“現代の叙事詩”。 これからの「手洗い」の話をしよう―― (本書は、2020年11月にTOLTAにより刊行された冊子『新しい手洗いのために』を加筆修正し、「はじめに」、書き下ろし詩篇「さらに新しい手洗いのために」「付記」を加えたものです。) 著者 TOLTA 発行所 素粒社 発行日 2021年4月25日 四六判変形 136ページ 【関連】 『新しい手洗いのために』:https://shichigatsud.buyshop.jp/items/36379750 『閑散として、きょうの街はひときわあかるい』:https://shichigatsud.buyshop.jp/items/31410950 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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詩誌 権力の犬 第7号 戦争篇【新本】
¥500
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詩人の久谷雉さんが中心となって刊行している詩誌の第七号です。 監修・序文 久谷雉 企画編集 亜久津歩 執筆者(掲載順) 久谷雉・小峰慎也・オカザキなを・横山黒鍵・能美政通・橘上・亜久津歩・山田亮太 発行日 2016年11月23日 A5判 25ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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オバマ・グーグル【新本】
¥2,420
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 第50回小熊秀雄賞受賞! 百年か二百年たってもう一度 何回目のまばたきをここにあるからだは生まれてからいままでに呼吸を積み重なる記憶を はじめましてさようなら 私たちは分け合った時間を持って帰る (「タイム」) 名づけられない労苦を経て送られた膨大な支援物資の記録。押し寄せる波のただなかに立ちつくす自動販売機のシルエット。<オバマ>という現象をめぐりインターネット上を駆け巡るニュース。事実と記述から取材され選択された無数の言葉は、詩という独自の生命体で不滅の文字となってよみがえる。2刷出来! 装幀=小田原のどか 著者 山田亮太 発行所 思潮社 発行日 2016年6月 四六判 114ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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誕生祭【新本】
¥2,200
第50回小熊秀雄賞を受賞した『オバマ・グーグル』より5年。 山田亮太、待望の新詩集! 生まれてきてくれてどうありがとう。きみたちは私たちよりももっと好きなように、でたらめに生きていい。(「ピーポー」) 「Two systems」 どうしても行かなきゃいけないならどこへ行くか教えて 海だろうが山だろうがどこへでも見つけにいくからわかりやすい場所にいて いくつかのシステムがひとつのからだに同居している どんな風にそれが動いているのか知りたいし それを守るためになんだってする 生れなかったこどもたちのために描いた絵や 丁寧に漢字だけを取り除いた文 食品と薬品の安全性について調べられるだけ調べて 知識はこうやってまた増える からだの中の地図のシステムは外国へ行っても使えるよ なんだってできるし やめたくなったらやめたらいい 違法な行いや誤解を招く服装を見抜けなかったから罰せられたんだ 知らぬ間に約束を破った一〇〇人以上が罰せられた むかし住んでいた家に戻ってのんびり暮らしてもいい ふたりか三人の友だちといっしょにちょっとしたものをつくろう ここから先の一〇年で力を失って移動と通信の手段を失って別の国に行く 確からしい考えを見知らぬ人と分け合って別の未来をつくる準備はできた よく食べてよく飲んで息をしてできるだけ長く生き延びるんだ たとえ住む家がなくなってもこのシステムを守るよ どうしても行かなきゃいけないならその前に教えて これまでの一〇年に行った場所を全部思い出すから 著者 山田亮太 発行所 七月堂 発行日 2021年5月27日 A5判変形 88ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955