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町の本屋という物語 定有堂書店の43年【新本】
¥2,420
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。 本屋「Title」店主・辻山良雄さん推薦! 鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。 鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。 いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。 本屋「Title」店主・辻山良雄 人生のあるとき、立身して生きるか、それとも「自分らしく生きるか」の岐路に立つ。でも自分らしく生きるには才能がいる。芸術家なんかそうですよね。私は本が好きなだけで才能もない。でも好きな本からは遠ざかりたくない。そんな時、「本を商う」という選択肢があったことがとてもうれしい。 「小さな商い」はとてもビューティフルなものだ。ここが始まりで、ここが終わりという性質の、ささやかだが至福の場所なのだ。(本書「本屋の学校」より) 【内容目次】 はじめに 身過ぎ世過ぎは草の種 第一章 町の本屋という物語 楽しい本屋は可能か/“夢を託す”ということ/どうして素人が書店を始めることになったかと言うと……/日常の可能性/本のことは井狩春男さんに教わった/本を並べる/本屋の愉しみ/ブック・カバーへの思い入れの話/定有堂から/人文書で、もうおともだち /町の本屋の物語 第二章 「書店」と「本屋」 「本屋」論/ザ・ブックマン/本屋は「舞台」なのだ/本の紹介は楽しい/本屋のカスタマイズ/「本屋アジール」論/本の泉/「書店」と「本屋」/ウェブ、そして町の本屋/町の本屋から生まれた本──『伝えたいこと』出版のこと 第三章 「身の丈」の本屋 人に教わり、本に教わる/座敷わらしの荒ぶる魂/本屋の学校/本屋を歩く/なぜ人文書なのか/本屋ですから/希望/本屋の源泉/スタンダードとカスタマイズ/京都書店研修会へいく/永六輔さんトーク&サインの会顛末記/朋有り遠方より来る/ノアの箱舟/バーチャル書店/町の書店に未来はあるか 第四章 本屋の青空 書と戯れる/就職しないで生きるには/脱個性/徳俵/一周遅れのトップ/書の底力/町に生きる/再生力/本屋と個性/本のビオトープ/好きだからやる 第五章 定有堂書店の生成変化 本屋の未来を創造する/定有堂書店の生成変化 附録 定有堂書店の本棚 往来のベーシックセオリー あとがき 一冊の本の衝撃 編者後記 三砂慶明 奈良敏行・定有堂書店略年譜 【著者・編者略歴】 奈良敏行(なら・としゆき)1948年生まれ。1972年早稲田大学第一文学部卒。1980年鳥取にて、定有堂書店を開業。共著書に、『街の本屋はねむらない』(アルメディア)、三砂慶明編『本屋という仕事』(世界思想社)など。 三砂慶明(みさご・よしあき)1982年生まれ。「読書室」主宰。株式会社工作社などを経て、梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。著書に『千年の読書』(誠文堂新光社)、編著書に『本屋という仕事』がある。 著者 奈良敏行、三砂慶明 発行所 作品社 発行日 2024年3月15日 四六判 240ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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古本大全【新本】
¥1,100
【出版社内容紹介】 古本ライター、書評家として四半世紀分の古本仕事の集大成。書籍未収録原稿や書き下ろしも多数収録したベスト・オブ・古本エッセイ集。 著者 岡崎武志 発行所 筑摩書房 発行日 2024年1月10日 文庫判 432ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ロゴスと巻貝【新本】
¥1,980
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 注目の俳人、小津夜景さんが綴る 人生と本の記憶 山本貴光さん(文筆家・ゲーム作家)推薦 細切れに、駆け足で、何度でも、這うように、 本がなくても、わからなくてもーー 読書とはこんなにも自由なのですね、小津さん 注目の俳人小津夜景さんは、選び取る言葉の瑞々しさやその博識さが魅力。本書では、これまでの人生と本の記憶を、芳醇な言葉の群で紡ぎ合わせる。過去と現在、本と日常、本の読み方と人との交際など、ざっくばらんに綴った40篇。 【目次】 読書というもの それは音楽から始まった 握りしめたてのひらには あなたまかせ選書術 風が吹けば、ひとたまりもない ラプソディ・イン・ユメハカレノヲ 速読の風景 図書館を始める 毒キノコをめぐる研究 事典の歩き方 『智恵子抄』の影と光 奇人たちの解放区 音響計測者(フォノメトログラフィスト)の午後 再読主義そして遅読派 名文暮らし 接続詞の効用 恋とつるばら 戦争と平和がもたらすもの 全集についてわたしが語れる二、三の事柄 アスタルテ書房の本棚 ブラジルから来た遺骨拾い 残り香としての女たち 文字の生態系 明るい未来が待っている 自伝的虚構という手法 ゆったりのための獣道 翻訳と意識 空気愛好家の生活と意見 わたしの日本語 ブルバキ派の衣装哲学 わたしは驢馬に乗って句集をうりにゆきたい そういえばの糸口 月が地上にいたころ 存在という名の軽い膜 プリンキピア日和 軽やかな人生 料理は発明である クラゲの廃墟 人間の終わる日 本当に長い時間 梨と桃の形をした日曜日のあとがき 引用書籍一覧 著者 小津夜景 発行所 アノニマ・スタジオ 発行日 2023年12月27日 四六判 256ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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パリと本屋さん(サイン本あり)【新本】
¥2,145
【出版社内容紹介】 2020年に講談社小説現代新人賞でデビューした作家のパリの書店めぐりを中心としたエッセイ集です。 当店が発行する購入特典『H.A.Bノ冊子』に「山口文子」名義で連載していた原稿に、書き下ろし小説を加えて単行本化。 単純な本屋紹介でもなく、フランスの風俗や文化だけでなく、日本人のおもしろおかしい異国生活エッセイ、というふうでもなく。その土地で生活しているにも関わらず、やはり常に「移民」である著者が、楽しいことも大変なことも、変わっていく私生活の中でゆっくりと描いてゆく、そういう読み物になりました。 (概要) 「ふらりと入った本屋で偶然出会った一冊を手に取ってみる。 ーーその瞬間はどの国にあっても至福に変わりない。」 パリ郊外に住む日本人作家による本屋めぐり。フランスならではの四季折々のイベントや、ストライキ、コンフィヌモン(ロックダウン)といった社会的な動きを経ながら少しずつ変わっていく生活を、本屋を中心に「移民」独自の視点でやわらかく、ときに鋭く描く。 エッセイと書店インタビューに加え、書き下ろし小説「Yousra」を収録。 【著者プロフィール】 パリュスあや子 神奈川県生まれ、フランス在住。広告代理店勤務を経て、東京藝術大学大学院映像研究科・映画専攻脚本領域に進学。「山口文子」名義で歌集『その言葉は減価償却されました』(二〇一五年)上梓、映画『ずぶぬれて犬ころ』(二〇一九年、本田孝義監督)脚本を担当。二〇一九年『隣人X』で第十四回小説現代長編新人賞を受賞し、二〇二三年「隣人X 疑惑の彼女」のタイトルで映画化。他の著作に『燃える息』(講談社)。 著者 パリュスあや子 発行所 H.A.B 発行日 2023年11月20日(初版) B6判変形 232ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼【古本】
¥4,000
SOLD OUT
【状態】 状態良好 構成 世田谷美術館 発行所 読売新聞社 発行日 2017年 B5判 325ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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言葉だけの地図【新本】
¥1,100
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 本屋に関するいわゆる本屋本はたくさんあるけども、本屋に行くまでについてだけ書かれた本はあっただろうか。もちろん、本屋を紹介する記事の最初に、お店までのことが少し書かれていることはあるだろう。 『言葉だけの地図』は、本屋へ行く道中のことがだけが書かれている。本屋へ向う途中に、見て、聞いて、考えたことが書いてある。店主のインタビューやこれからの本屋のヒントは一切書かれていない。しかし、読者はいままで読んだどの本屋本よりも、本屋へ行きたくなるだろう。いや、行かざるを得ないはずだ。 自分がいままでなんとなく行っていた本屋への道が、どれほど個性的であることに気づき、本屋のある街も含めてその本屋の一部なのだと思う。 ぜひ、本書を読んだあと、あなたのよく行く「本屋へ道のり」について書いてみてほしい。新しい発見があるはずだ。 【目次】 はじめに 宮崎智之 早稲田駅 NENOi 分倍河原駅 マルジナリア書店 谷保駅 書肆 海と夕焼 西荻窪駅 BREWBOOKS 表参道駅 山陽堂書店 赤坂駅 双子のライオン堂 あとがき 山本ぽてと 【著者プロフィール】 宮崎智之(みやざき・ともゆき) 1982年、東京都出身。地域紙記者として勤務後、編集プロダクションを経てフリーライターに。新刊に『モヤモヤの日々』(晶文社)、既刊に『平熱のまま、この世界に熱狂したい』(幻冬舎)、共著『吉田健一ふたたび』(共著、冨山房インターナショナル)、『中原中也名詩選』(田畑書店)など。主な寄稿先に『文學界』、『週刊読書人』など。 Twitter:@miyazakid 山本ぽてと(やまもと・ぽてと) 1991年、沖縄生まれ。ニューサイト「シノドス」編集部を経て、2015年に独立。現在はフリーランスとして、書籍や雑誌を中心にライティングや編集を手がける。構成に『私たちはAIを信頼できるか』 (大澤真幸ほか、文春e-book) など、編集に雑誌『STUDIO VOICE』など。その他「文化系トークラジオ Life」(TBSラジオ)に出演中。Twitter:@PotatoYamamoto 著者 宮崎智之・山本ぽてと ブックデザイン 竹田信弥 発行所 双子のライオン堂出版部 発売日 2022年11月20日 A6版 94ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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しししし 5【新本】
¥1,760
【出版社内容紹介】 「しししし」は、小さな本屋が年に1回だけ刊行する文芸誌です。 1年間の総まとめのようであり、次の年への抱負のようでもあります。 本屋は、なかなか場所を移動することができないので、 この雑誌に双子のライオン堂っぽさを詰め込みました。 第5号は、心機一転リニューアル号です。 雑誌感を強めるために中綴じ製本にしてみました。 企画も多数!新連載も始まります! この冬は新しい「しししし」を握りしてください。 【目次】 ■犬短歌 石山蓮華 宮崎智之 吉川浩満 田中さとみ 太田靖久 竹田ドッグイヤー 高山羽根子 宮田愛萌 ■創作 オルタナ旧市街「永遠と半日」 川崎祐「日が沈むまで」 柿内正午「お尻」 浅生鴨「洞穴のライオン」 くれよんカンパニー「本屋部」 ■企画 日本文学は、いまー言語を越境しながら「読む」/「書く」ことを巡って (グレゴリー・ケズナジャット×辛島デイヴィッド×長瀬海) ・随筆かいぼう教室キックオフ (宮崎智之×わかしょ文庫) ・本屋は本屋の棚をどう見るか? (有地和毅/荻原英記/岸波龍/柳沼雄太) ■連載 ・まつしたゆうり「むかしばなしのはなし」 ・山本貴光「空想の全集を企画する」 ・吉川浩満「文学ヒッチハイク・ガイド」 デザイン 中村圭佑 装画 大槻香奈 発行所 双子のライオン堂 発行日 2023年11月30日 A5判 116ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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1日1原文で楽しむ源氏物語365日【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 日本人なら誰でも知っている『源氏物語』。その壮大なストーリーは今の時代でも多くの人を魅了してやみません。すばらしい現代語訳も出ているので、全編読み通した人も少なくないはず。 実は『源氏物語』の原文には、紫式部が描きたかった世界や平安時代の風俗習慣など、たくさんの情報が含まれています。当時特有の言葉使いも魅力的です。たとえば「ごくねち(すごく熱い・暑いこと)」や、現代でも使われているが当時は違う意味も持っていた言葉(たとえば「ほのめく(ほのめかして言うの意のほか、男女関係も表す)」から、当時の風習や風俗を読み解いたり、後世、徳川家康が夏の陣直前に学者から源氏物語の講釈を受けたことや、同時期の天皇(後陽成)も源氏を学んだことなど、後代に与えた源氏物語の影響を紹介したり、場面を絵にした絵巻の解釈など、周辺まで広くとらえて源氏物語を深堀りします。 全文を原文で読み通すことは難しくても、1日に1文だから初心者でも楽しめます。紫式部の描いた世界、平安時代の読者が見ていた世界を、原文から追体験しましょう。 著者 砂崎 良 発行所 誠文堂新光社 発行日 2023年11月17日 四六判 384ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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空を、読む。【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 朧雲、時知らずの風、霧の迷い……。「空」にまつわる美しい言葉を集めました。『雨を、読む。』に続く、妖しく美しい「空」の辞典。 著者 佐々木まなび 発行所 芸術新聞社 発行日 2023年4月27日 A5判変型 192ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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雨を、読む【新本】
¥1,980
SOLD OUT
雨にまつわる美しい言葉たち。 【目次】 雨女からの雨のはなし ニッポンの雨 美意識の雨 雨どいのない景色 神様にたとえられた雨 龍神さま 天の水 気になるアメとアマ[前編] 春の雨 春の気配 なぜか気配 春の三条大橋より 梅雨を呼ぶ 雨間より 惑わされる雨 気になるアメとアマ[後編] 雨の色 かさなる音 夏の雨 夏の気配 夕立のにおい 土の神様 雨に縁ある妖怪と鬼 河童の噂と皿の話 見えない存在 雨のつく生き物たち 載らないことば たとえ雨 五感の雨 みえる 視 おと 聴 かおり 嗅 あじ 味 さわる 触 そして 六感 わからない味と匂いと 秋の雨 秋の気配 弁天さま 其の一 弁天さま 其の二 恵みの雨 こころの雨 あいまいに 雨のじかん 雨の予感から 月をまたぐ雨 冬の雨 冬の気配 夕 ユフサラズ 時知る雨 縞模様のむこうがわ 雨のもよう ひとすじの雨 未完成の美 みちくさ 雨の云われや、ことわざ 雨のつく四字熟語 おわりに 【プロフィール】 佐々木まなび 株式会社グッドマン 取締役 HAURA Kyoto Japanデザイナー兼オーナー JAGDA会員 「気配、闇、間」を好み、それらを意識したデザインを追求し、茶道、美術館、劇場関係のグラフィックデザインを手がける。1997年より、書家、石川九楊に師事。2005年に株式会社グッドマンに所属。菓子メーカーの顧問、ショップの空間演出、装丁、広告など、ディレクションやデザインを手がける傍ら、株式会社グッドマンのプロジェクトとして2006年に京都宮川町にオリジナルの紙文具屋「裏具」、2015年に三十三間堂南に「URAGNO」をオープン。2020年京都八坂通に初のオリジナルのテキスタイルショップ「HAURA Kyoto Japan」をオープン。 著者 佐々木まなび 発行所 芸術新聞社 発行日 2021年4月27日 A5判変型 192ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ブクサム2023開催記念 文集・すきな仕事きらいな仕事【新本】
¥990
SOLD OUT
2023年10月1日に新代田で行われた本と雑貨とフードのイベント「Books & Something」の開催を記念して作られたZINEです。 各出店者が「好きな仕事、嫌いな仕事」をテーマにエッセイを書いています。 【目次】 生きる。/ 百万年書房 北尾修一 ここに一冊の本があって。 /七月堂 後藤聖子 好きなの嫌いなの日記/タバブックス 宮川真紀 これより出版活動を開始する/ナナロク社 村井光男 「好き」が「嫌い」を凌駕する/夕書房 髙松夕佳 いただきもので生きている/信陽堂 丹治史彦 嫌よ嫌よも好きのうち/SUNNY BOY BOOKS 高橋和也 庭師をやっていく/TISSUE PAPERS 安東嵩史 アナログなしごと/よはく舎 小林えみ 笛吹きのエルフ/ 三輪舎 中岡祐介 企画・レイアウト 中岡祐介(三輪舎) 装画 木下ようすけ 発行所 生活綴方出版部 発行日 2023年10月1日 小B6判 48ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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投光 vol.12【新本】
¥1,000
下北沢の古書店「クラリスブックス」が発行するリトルプレスです。カルチャー、アート、社会問題など、さまざまな話題を取り上げています。 【目次】 【目次】 特集:体験としての読書 ・サラリーマンのはらわた 石村光太郎 ・旅に携える本 谷口岳 ・幽体離脱 高松徳雄 ・意見を求めない読書 谷口岳 CLARIS CINEMA CLUB ・『エドワード・ヤンの恋愛時代』を見て 高松徳雄 ・最後に女の悲鳴が世界を切り裂いた 石村光太郎 COLUMN ・冠婚葬祭 林美樹 ・紙の本ややっぱりいいよね? 高松徳雄 ・壊すべきいま、つくるべきあした 谷口岳 クラリスブックス 古書店。2013年、下北沢にオープン。文学・哲学書・美術書・写真集・デザイン書など、全般的に取り扱っている。本の買取も積極的に行っている。 発行所 クラリスブックス 表紙写真 篠田優 装丁 谷口岳 発行日 2023年9月30日 A5判 42ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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小出版レーベルのブックデザインコレクション【新本】
¥2,860
【出版社内容紹介】 個人または小出版レーベルで制作された出版物から、印刷・製本・デザインに独自性を持つものを約80点選出。その仕様や制作のプロセスをビジュアルと共に収録し、多様な広がりを見せる「紙の出版物」の現在形を俯瞰する。 編者 西山萌、三條陽平、加納大輔 発行所 グラフィック社 発行日 2023年3月25日 B5判 184ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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これはわたしの物語 橙書店の本棚から【新本】
¥1,925
【出版社内容紹介】 熊本で小さな本屋兼喫茶店を営んでいる。 珈琲をいれ、お客さんに本をすすめる。 そして時折、新聞や雑誌に書評を書く。 店での会話も書評もやっていることは変わらない。 さて今晩も、読んでくれる人を思い浮かべて原稿書きだ――。 熊本の「橙書店」店主、田尻久子氏による初めての書評エッセイ集。 西日本新聞書評連載など新聞・雑誌書評(72篇)のほか、本と本屋をめぐるエッセイ(雑誌掲載文、書き下ろしエッセイ・読書日記など12篇)を併せて収録。 エッセイでは、10代の頃の読書、記憶の本棚、「年を重ねた者は若い人たちへ何かしらの義務がある」と50歳を過ぎて気づかせてくれた熊本の大先輩の言葉などを綴る。 出会った本を自らの糧として読み、思いをわかちあえる誰かへと手わたす。本屋店主の日々の営みから立ち上がる体験的書評エッセイ集。 装丁・装画・本文デザイン 鈴木千佳子 <著者プロフィール> 1969年、熊本市生まれ。「橙書店 オレンジ」店主。 会社勤めを経て2001年、熊本市内に雑貨と喫茶の店「orange」を開業。2008年、隣の空き店舗を借り増しして「橙書店」を開く。2016年より渡辺京二の呼びかけで創刊した文芸誌『アルテリ』(年2回刊)の発行・責任編集をつとめる。同年熊本地震被災後、近くに移転し再開。 2017年、第39回サントリー地域文化賞受賞。著書に『猫はしっぽでしゃべる』(ナナロク社)、『みぎわに立って』(里山社)、『橙書店にて』(晶文社、2020年熊日出版文化賞)、『橙が実るまで』(写真・川内倫子、スイッチ・パブリッシング)がある。 著者 田尻久子 発行所 西日本新聞社 発行日 2023年8月8日 四六判 240ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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タイポグラフィ・ブギー・バック ぼくらの書体クロニクル【新本】
¥2,530
【出版社内容紹介】 写植からデジタルへ、文字が急激な変化を遂げた平成の30年間。雑誌、マンガ、CD……多様なメディアの書体から時代を読み解く。 著者 正木香子 発行所 平凡社 発行日 2023年3月24日 四六判 256ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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わたしのなつかしい一冊【新本】
¥1,870
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 本は帰ってくる。 友情、自由、冒険、歴史――ぜんぶ本が教えてくれた。人気作家ら50人が、何度も読み返す〈人生の一冊〉を語る。毎日新聞好評連載「なつかしい一冊」がついに書籍化。軽やかな絵と文章でおくるブックガイド。 【目次】 はじめに 池澤夏樹 1 物語が教えてくれた 池澤夏樹・選 『オオカミに冬なし』(クルト・リュートゲン) 益田ミリ・選 『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子) 江國香織・選 『時の旅人』(アリスン・アトリー) 河瀬直美・選 『ムーミン谷の彗星』(トーベ・ヤンソン) 小川洋子・選 『トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す』(トーマス・マン) 中島京子・選 『赤頭巾ちゃん気をつけて』(庄司薫著) 落合恵子・選 『はなのすきなうし』(マンロー・リーフ文、ロバート・ローソン絵) 永井愛・選 『外套・鼻』(ゴーゴリ) 持田叙子・選 『どくとるマンボウ青春記』(北杜夫) 村上陽一郎・選 『シラノ・ド・ベルジュラック』(エドモン・ロスタン) 荒川洋治・選 『運命』(国木田独歩) 柚木麻子・選 『ハイジ』(J・シュピーリ) 川本三郎・選 『飛ぶ教室』(エーリヒ・ケストナー) 中野京子・選 『雨・赤毛』(モーム) 太田省一・選 『時をかける少女』(筒井康隆) 田中優子・選 『長い長いお医者さんの話』(カレル・チャペック) あさのあつこ・選 『人間の絆』(モーム) 小島ゆかり・選 『中島敦全集1 光と風と夢』(中島敦) 養老孟司・選 『射程』(井上靖) 2 道に迷ったときに 角田光代・選 『リチャード・ブローティガン詩集 突然訪れた天使の日』(リチャード・ブローティガン) 堀江敏幸・選 『孤島』(ジャン・グルニエ) 加藤陽子・選 『見るまえに跳べ』(大江健三郎) 若松英輔・選 『余白の旅 思索のあと 井上洋治著作選集2』(井上洋治) 中村吉右衛門・選 『紫陽花舎随筆』(鏑木清方) 高村薫・選 『仮往生伝試文』(古井由吉著) 斎藤真理子・選 『シカゴ詩集』(サンドバーグ) 山内マリコ・選 『若草物語』(ルイザ・メイ・オールコット) 土屋賢二・選 『白痴』(ドストエフスキー) ペリー荻野・選 『江戸の子守唄 御宿かわせみ2』(平岩弓枝) 津村記久子・選 『さむけ』(ロス・マクドナルド) 行定勲・選 『シネマトグラフ 覚書 映画監督のノート』(ロベール・ブレッソン) 山田美保子・選 『完全版 ピーナッツ全集』(チャールズ・M・シュルツ) 田中里沙・選 『アイデアのつくり方』(ジェームス・W・ヤング) 水谷修・選 『堕落論』(坂口安吾) 瀧浪貞子・選 『空海の風景』(司馬遼太郎) 辛酸なめ子・選 『新訂 方丈記』(鴨長明) 佐伯一麦・選 『ヘンリ・ライクロフトの私記』(ギッシング) 3 世界をみつめる 小島慶子・選 『女神記』(桐野夏生) 藤原帰一・選 『あなたと原爆 オーウェル評論集』(ジョージ・オーウェル) 島田雅彦・選 『イエスという男 第二版[増補改訂版]』(田川建三) 中村桂子・選 『動物会議』(エーリヒ・ケストナー) 片渕須直・選 『楡家の人びと』(北杜夫) 高階秀爾・選 『陰翳礼讃』(谷崎潤一郎) 橋爪大三郎・選 『改訂新版 共同幻想論』(吉本隆明) 山崎正和・選 『時間と自由』(ベルクソン) 西垣通・選 『我と汝・対話』(マルティン・ブーバー) 佐藤優・選 『世界の共同主観的存在構造』(廣松渉) 永江朗・選 『自動車の社会的費用』(宇沢弘文) 中西寛・選 『ボッコちゃん』(星新一) 武田徹・選 『増補新版 チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』(エルネスト・チェ・ゲバラ) 編者 池澤夏樹 発行所 毎日新聞出版 発行日 2021年9月5日 四六判 224ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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絶景本棚2【新本】
¥2,530
【出版社内容紹介】 あなたの本棚見せてください。 大評判だった『絶景本棚』の続編がついに刊行。 夢枕獏さんや穂村弘さんの本棚をはじめ、作家、書評家、デザイナー、コレクター、本好き、の壮観な本棚を写し撮った写真集。 羨望、垂涎、間違いなし! 著者 本の雑誌編集部 発行所 本の雑誌社 発行日 2020年8月31日(初版) A5判 256ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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読書の日記 InDesign 入籍 山口くん【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 本を読む人と、その生活。心地よく本を読むことに特化した〈本の読める店〉「fuzkue」店主による、読書の喜びに満ちた日記シリーズ、第4弾。 額に入れた絵画のような美しい表紙の、厚さ5cmのハードカバー。装画・カナイフユキ。 登場する本(一部):マルセル・プルースト『失われた時を求めて』吉田健一『時間』ケイト・ザンブレノ『ヒロインズ』アリ・スミス『両方になる』千葉雅也『意味がない無意味』坂口恭平『cook』ホルヘ・イバルグエンゴイティア 『ライオンを殺せ』庄野潤三『夕べの雲』など。 ◎著者について 阿久津隆(あくつ・たかし) 1985年栃木県生まれ。東京・初台にある〈本の読める店〉fuzkue 店主。2020年4月には下北沢店もオープン。著書に『読書の日記』(NUMABOOKS)、『本の読める場所を求めて』(朝日出版社) 著者 阿久津隆 発行所 NUMABOOKS 発行日 2023年5月1日 装丁 戸塚泰雄(nu) 装画 長谷川海 編集 内沼晋太郎、久木玲奈(日記屋 月日) 印刷・製本 株式会社広済堂ネクスト B6判変型 672ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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読書の日記 本を出す 指を切る お葬式【新本】
¥2,200
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 本を読む人と、その生活。心地よく本を読むことに特化した〈本の読める店〉「fuzkue」店主による、読書の喜びに満ちた日記シリーズ、第3弾。 額に入れた絵画のような美しい表紙の、厚さ5cmのハードカバー。装画・長谷川海。 登場する本(一部):マルセル・プルースト『失われた時を求めて』ミシェル・レリス『幻のアフリカ』中井久夫『徴候・記憶・外傷』阿久津隆『読書の日記』保坂和志『ハレルヤ』滝口悠生『茄子の輝き』ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』伊藤亜紗『どもる体』など。 【著者紹介】 阿久津隆(あくつ・たかし) 1985年栃木県生まれ。東京・初台にある〈本の読める店〉fuzkue 店主。2020年4月には下北沢店もオープン。著書に『読書の日記』(NUMABOOKS)、『本の読める場所を求めて』(朝日出版社) 著者 阿久津隆 発行所 NUMABOOKS 発行日 2023年5月1日 装丁 戸塚泰雄(nu) 装画 長谷川海 編集 内沼晋太郎 印刷・製本 株式会社広済堂ネクスト B6判変型 672ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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本と貝殻 書評/読書論【新本】
¥2,750
【出版社内容紹介】 『本は読めないものだから心配するな』(ちくま文庫)の著者による最新の、本にまつわる書物・読書エッセイ。 本書は、稀代のエッセイストがいろいろな媒体に書きつづったさまざまな書評や読書論のなかからとくに厳選したテクストを集成したものです。読書の方法と書物への讃歌にあふれた本です。 本とともに生きたいとのぞむ人たちへとどける、読書のための書物の実用論です。 【「あとがき」より】 本という物のふしぎな性格は、それがこの世のあらゆるものにつながっていることだ。少なくとも、人間の意識がおよぶあらゆるものに。ヒトが集合的に経験したすべての記憶がいずれかの本に流れこみ、個々の本からはそれを手にした人の数だけ別方向にむかう細い流れが生じる。知識も、情感も。一冊一冊の本がタイムマシンでありきわめて現実的な意識のヴィークルであることも、いうまでもない。本を大切にしよう。 本を語るときにそれを自然物にたとえたくなるのは、ぼくの趣味にすぎないのだろうか。そんなことはないと思う。本は貝殻にも花にも似ている、砂ねずみにもメタセコイアの大木にも似ている、流星にも虫を閉じこめた琥珀にも似ている。この世に存在してヒトの経験の中に入ってくるあらゆるものに似ることができるのが本なのだ。そしてそれは玉手箱でありびっくり箱であり手鏡でもある。すずめのようにチュンチュンと鳴きながら群れなして飛びたつこともある。予想をつねに裏切ってくれる。未知の海鳴りが、いつもそこから聞こえる。 ここでは本を貝殻にたとえてみたが、貝殻は意志なく意図なく自然発生することはなく、その中に住んだ貝の生命が生きてゆくために硬い住処を作り上げるわけだ。海水とのあいだの物質交換の果てに。本の作者と本との関係も、このプロセスにたとえられるのではないだろうか。できあがった貝殻から作者が出ていくとき、その空いた貝殻に読者がひっこしてくる。そして書評という行為が何に似ているかといったら、それは生け花だと思う。本という素材の一部を切り取り、それを新しいアレンジメントに投げこむ。組み合わされ配置された花たち(=引用文たち)は、もともともっていた生命の連関の名残により、新たにつむがれた文の中でも新しく輝く。書評執筆者は一種の花道家として、さあ、見てください、といえるかたちと色合いを、限られた字数のうちに実現しようとする。そこには意味も過剰なくらいに入っているのだが、どれだけ伝わるかはわからない。最低限つたわるといいと思えるのは、論じられる元の本それ自体が、この世界に対して与えようとしていた振動。個々の本の意志、そのafterglow。 今世紀に入ってからもかなりの点数の書評を書いてきたが、紙幅にはつねに物理的制限あり。本書にもそのすべてを収録することはできなかった。そもそも、データもすでに散逸しているのは、それぞれの文がいきものである以上、仕方がない。かれらは逃げていったのだ。それでもここに収めることができた書評とエッセーが、この十年あまりの自分のそれぞれの本に対するそのつどの動物的反応だとはいえるだろう。ありがとう、本たち。ありがとう、その作者たち。震災後、二年間にわたって書評委員として読売新聞に書いた文はすべてを収録することにした。一時代の新刊書という動物たちの群れに対して、一匹の犬がだいたいこれくらいの幅で反応している、というサンプルのつもりで。 錯綜をきわめたにちがいない編集を担当してくれた出版社コトニ社の後藤亨真さんに、心から感謝します。 二〇二三年四月九日、狛江 【目次】 本と貝殻 Ⅰ 読むことにむかって 立ち話、かち渡り/本のエクトプラズム/横切ってもたどりつかない[プルースト]/詩との出会い[西脇順三郎]/京都との出会い[林達夫]/文体との出会い[吉田健一]/雑学との出会い[植草甚一]/翻訳文学との出会い[サン゠テグジュペリ、パヴェーゼ] Ⅱ 心の地形30 ハーンという驚異の群れ/誰も見たことがない映画を/火山が教えるもの/写真をどう語るか/そこにないものを想像する動物、われら/森と海をむすぶ視点が呼ぶ深い感動/神話が覚えていること/味覚的ポストコロニアル/運動し流通する写真/年齢も境遇もちがう六人の「さきちゃん」とともに/Neversという土地の名の意味/牛の胃の中にある希望の大地/ウイグルの大地をみたす詩/声を探し、声にすること/「北国の少女」をくりかえし聴きながら/寄せては返す批判の言葉/人生を変えるための小説へ/グアテマラでユダヤ人として生きること/肉食について真剣に考えるために/世界音楽を生きる彼女/言語学小説はいかにして可能なのか/生命をめぐる態度の変更について/世界史の最先端を生きた島へ/気まぐれ経済のユートピアについて/みずみずしい線をまとい甦った可憐でモダンな歌、その生涯/帰れなかった帰郷へ/心の扉をあけると/新しい意識を本気で求めるなら/蜜蜂が書いた日本語の文章を Ⅲ 読売書評2012-2013 ステーキの意味論/手と土の仕事について/破壊を超える言葉を/言葉の究極のコラージュ/装いの詩と真実/見過ごされた大作家のヴィジョンについて/詩という領土なき大地/この土地は草に、木に/驚くべき旅人の音声発見/異郷を歩いてゆくカメラの旅/土地の運命を一から考えること/あなたの服を見せて/巨匠の不思議な恋愛小説/スワヒリ語世界のお話の夜へ/至高の道草文学への招待/映像で学ぶ科学/精神分析という知のあり方について/一世紀を生きた人類学者の遺産/この土地をかれらと共有するために/彼女はいつどこで何を考えたのか/物語を超えた言葉の群れへ/なつかしさのむこうにある真実への接近/動物と出会うとき人は何を考えるか/北の島に残る言語をめぐって/代々木公園に立ちこめる記憶の霧/文学が合宿にはじまるとしたら/二〇一二年の三冊/物語の途方もないおもちゃ箱/辛さに挑み、叫べ/こんな作品を見たことがあっただろうか/小説家、あるいは仮死の身体/この過剰な贈与を考えぬくために/すべてがぐるぐると渦巻く海岸で/廃墟の幼児たちが詩人になるとき/さあ、バオバブの島国へ/イディッシュ語作家が背後にもつ世界/英語とは日本語にとって何だったのか/人々の情動に感応する人類学へ/食物が言葉に変わるとき/無人を通して歴史の層にふれる詩集/われわれと共に進化してきた同伴種へのまなざし/猫旅、ふたたび/孤独な人生に光がさす小さな瞬間/学にとりつかれた亡命ユダヤ人の肖像/シルクロードの食に誘惑されて/スペイン語文学が世界にもたらすもの/中継せよ、と言語がいった/壁はいまもある、記憶の中に/宗教は世界をいかに造形してきたか Ⅳ 四つの解説、対話ひとつ 近現代からいかに出てゆくか?[ジャン=フランソワ・リオタール]/文字のやし酒に酔いながら[エイモス・チュツオーラ]/パルテノジェネシスから言語的ジェネシスへ[古川日出男]/Transversal, translingual[リービ英雄]/過去はつねにこれから到来する[エドゥアール・グリッサン] あとがき 【著者略歴】 管啓次郎(すがけいじろう) 1958年生まれ。詩人、比較文学研究者。明治大学理工学部教授(批評理論)。同大学院理工学研究科<総合芸術系>教授。1980年代にリオタール『こどもたちに語るポストモダン』、マトゥラーナとバレーラ『知恵の樹』の翻訳を発表(いずれも後に、ちくま学芸文庫)。以後、フランス語・スペイン語・英語からの翻訳者として活動すると同時に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)などにまとめられる批評的紀行文・エッセーを執筆する。2011年、『斜線の旅』にて読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞。2010年の第一詩集『Agend’Ars』(左右社)以後、8冊の日本語詩集と1冊の英語詩集を刊行。20ヵ国以上の詩祭や大学で招待朗読をおこなってきた。2021年、多和田葉子ら14名による管啓次郎論を集めた論集 Wild Lines and Poetic Travels (Lexington Books) が出版された。東日本大震災以後、小説家の古川日出男らと朗読劇『銀河鉄道の夜』を制作し、現在も活動をつづけている。 著者 菅啓次郎 発行所 コトニ社 発行日 2023年6月16日(初版) 四六版 320ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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投光 vol.11【新本】
¥1,000
下北沢の古書店「クラリスブックス」が発行するリトルプレスです。カルチャー、アート、社会問題など、さまざまな話題を取り上げています。 【目次】 特集:感染症のあとさき ・忘備(2020年4月7日-2020年5月25日) 篠田優 ・感染備忘録2022年12月 石村光太郎 ・コロナについての雑感 高松徳雄 ・斜面から見渡す世界 谷口岳 CLARIS CINEMA CLUB ・彼女は大石先生か、高峰秀子か 高松徳雄 ・映画館の思い出 石村光太郎 COLUMN ・踏まれた花の色 谷口岳 クラリスブックス 古書店。2013年、下北沢にオープン。文学・哲学書・美術書・写真集・デザイン書など、全般的に取り扱っている。本の買取も積極的に行っている。 発行所 クラリスブックス 表紙写真 篠田優 装丁 谷口岳 発行日 2023年6月30日 A5判 42ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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投光 vol.10【新本】
¥1,000
下北沢の古書店「クラリスブックス」が発行するリトルプレスです。カルチャー、アート、社会問題など、さまざまな話題を取り上げています。 【目次】 特集:短編小説の余韻 ・闇の中へぽつりと 石村光太郎 ・対応関係・機微 谷口岳 ・小宇宙としての短編小説 高松徳雄 CLARIS CINEMA CLUB ・ディストピア映画 高松徳雄 ・『アイガー・サンクション』―ジャック・キャシディに捧ぐ 石村光太郎 COLUMN ・新目白通り沿いの窓について ・買取できないこともある 高松徳雄 ・あらゆる声の鳴り響く場から 谷口岳 クラリスブックス 古書店。2013年、下北沢にオープン。文学・哲学書・美術書・写真集・デザイン書など、全般的に取り扱っている。本の買取も積極的に行っている。 発行所 クラリスブックス 表紙写真 airi. 装丁 谷口岳 発行日 2022年12月31日 A5判 42ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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投光 vol.9【新本】
¥1,000
下北沢の古書店「クラリスブックス」が発行するリトルプレスです。カルチャー、アート、社会問題など、さまざまな話題を取り上げています。 【目次】 特集:短編小説の余韻 ・闇の中へぽつりと 石村光太郎 ・対応関係・機微 谷口岳 ・小宇宙としての短編小説 高松徳雄 CLARIS CINEMA CLUB ・ディストピア映画 高松徳雄 ・『アイガー・サンクション』―ジャック・キャシディに捧ぐ 石村光太郎 COLUMN ・新目白通り沿いの窓について ・買取できないこともある 高松徳雄 ・あらゆる声の鳴り響く場から 谷口岳 クラリスブックス 古書店。2013年、下北沢にオープン。文学・哲学書・美術書・写真集・デザイン書など、全般的に取り扱っている。本の買取も積極的に行っている。 発行所 クラリスブックス 表紙写真 airi. 装丁 谷口岳 発行日 2022年12月31日 A5判 42ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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投光 vol.8【新本】
¥1,000
下北沢の古書店「クラリスブックス」が発行するリトルプレスです。カルチャー、アート、社会問題など、さまざまな話題を取り上げています。 【目次】 特集:商いと生活 ・店という生きものに就いて 加賀谷敦 ・暗黙のルール 林美樹 ・踏切とツヨシ(何代目) 谷口岳 ・床屋の客 石村光太郎 CLARIS CINEMA CLUB ・映画のイメージ 高松徳雄 ・映画徒然に 記憶、音、雑踏、台所 石村光太郎 COLUMN ・ダークサイドに堕ちた友達の話 高松徳雄 ・キラキラした街を引きずり下ろすために 谷口岳 クラリスブックス 古書店。2013年、下北沢にオープン。文学・哲学書・美術書・写真集・デザイン書など、全般的に取り扱っている。本の買取も積極的に行っている。 発行所 クラリスブックス 表紙写真 airi. 装丁 谷口岳 発行日 2022年9月30日 A5判 42ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955