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白石かずこの詩を読む【新本】
¥3,300
白石かずこの声は読者の進化を待っている 白石かずこは宇宙を舞台にその身体の感性を武器に言葉を使う。 その言葉は砂の一粒から生まれ、痒がっている皮膚から生まれ、夜空へ遠吠えをしているスフィンクスと共に星空の中で生まれる。 水田宗子と辻和人の対談は数少ない白石かずこの「評論」である。 【目次】 はじめに 辻和人 序文 水田宗子 対談1 「男根」をめぐって 男根中心主義を砕きフェミニズムを超える 対談2 『聖なる淫者の季節』をめぐって 時代と狂気を越える身体の文学 対談3 『砂族』をめぐって 砂は生きている:性から砂へ、 都会から砂漠へ:いのちのトポグラフィーの転換 終わりに 水田宗子 著者 水田宗子、辻和人 発行所 七月堂 発行日 2024年10月20日 A5変形 208ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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小山俊一全通信【新本】
¥4,500
【出版社内容紹介】 自らの存在を問い続けた「在野の哲学者」 七月堂50周年記念企画第三弾! 『小山俊一全通信』を読んで、改めて強い感銘を受けたのは、小山が哲学の知識や教養をふんだんに持ちながら、それの解釈学に陥らずに、自己の実存に潜む《生存感覚》のすべてを動員して、考えるということをしているからだ。(解説 北川透) 戦前・戦中は皇国思想にまみれ、戦後は共産党に入党、社会主義思想に翻弄されながら、ある時期、そこを離れ自らの研鑽を重ねていった「在野の哲学者」小山俊一。彼は「隠遁」し、他者を峻拒して、しかしなおコミュニケーションを求めて、少部数の通信を発行し続けた。吉本隆明をして「〈法語のような非法語〉を書く覚者のおもむき」、「「偉小な」純乎とした覚者と呼びたい」と言わしめた。 著者 小山俊一 発行所 七月堂 発行日 2024年1月31日 A5判 582ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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異和と痕跡【新本】
¥2,200
著者の歩んできた人生の生きざまを素直に読める珠玉の一冊。 生き残った者たちと、やがて死ぬものたちが、すでに死んだ者たちと、まだ生まれていない者たちが、幻影のように交錯してゆく。 大岡信、碇昭一郎、天知茂、金太中、工藤信彦、澤田展人、寺山修司、成瀬巳喜男、原民喜、三崎亜記、森崎東、アンナ・カヴァン、テレンス・マリック、栗原康、佐々木譲、オスカー・ワイルド、チャン・イーモウ、フォン・シャオガン、服部良一等々他多数登場。 【目次】 アレクサンドリアの断崖……4 異和を生きる感覚――三崎亜記……10 大岡信の『昭和詩史』をめぐって……16 加害/被害、記憶/現在……20 共犯幻想あるいは逆さの鱗……26 〈技術〉を超える精神――テレンス・マリック……34 草の根ファッシズム……40 工藤信彦――国語的〈知〉の軌跡……58 原=成瀬的なものの刻印――『お國と五平』……62 小林政広『愛の予感』……68 この世界の、未来――『エクス・マキナ』……74 澤田展人『人生の成就』……82 詩人の孤独・存在の孤独――金太中……88 社会の縮図を描出――佐々木譲『沈黙法廷』……94 自由=記憶の欲動――栗原康……98 銃後の成瀬巳喜男……106 身体と機械――『オートマタ』……112 成立と流通……118 戦後現代詩史の再検討……132 体制とシンクロした日本人像……136 魂の問題――代島治彦『三里塚のイカロス』……142 知性と無垢――オスカー・ワイルド……148 血は立ったまま眠る……154 地平線の向こう――『スラップ・ハッピー・ハンフリー』……160 チャン・イーモウ『SHADOW影武者』……164 「党宣言」のアクティビティ――追悼・森崎東……170 「月の砂漠」を歌う天知茂……176 読書は再構築する……182 トランペット・オンリー・ジャズライフ――碇昭一郎……188 ノスタルジーは捨てた――フォン・シャオガン『芳華Youth』……200 服部良一と上海ジャズ……206 原民喜の「鎮魂歌」……212 パロディかパクリか……216 ハンガリー1956……222 転向させる技術と非転向でいるための技術……228 富士山登頂のゾンビたち……234 普遍と具体への意志――竹田賢一……240 亡命の果てへ……248 未成の夢――もうひとつのジャズ・シーン……254 冥府をめぐるキトゥンの物語……268 夕暮れの心と身体――廣木隆一『夕方のおともだち』……274 遊猟する骨と肉……280 雪のなかの〈帰還〉――ハンス・エリッヒ・ノサック……286 歓ばしきものの奪回――エミール・クストリッツァ……298 「隷従」への自発的な意志をめぐって……304 レッド・パージの闇の奥……310 私は氷の世界に生まれ、死ぬ――アンナ・カヴァン……316 著者 笠井嗣夫 発行所 七月堂 発行日 2022年12月1日 B6判 328ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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プシュケー、あるいはナルニアの彼方へ C.S.ルイス論【新本】
¥2,200
文学の根源である「憧れ」を求めたC.S.ルイス。共に歩むのは木村聡雄だけではない。第一歩を導いてくれる入り口がここに在る。 もくじ はじめに 『顔を持つまで』 『顔を持つまで』 神話をめぐる変容 『ナルニア国年代記』 一 『ライオンと魔女と衣装箪笥』 始まりの物語 二 『カスピアン王子』 別世界への帰還 三 『ドーン・トレッダー号の航海』 中世的世界の広がり 四 『銀の椅子』 洞窟にて 五 『馬と少年』 約束の地へ 六 『魔術師のおい』 形式を求めて 七 『最後の戦い』 内は外より広い あとがき 注 索引 著者 木村聡雄 発行所 七月堂 発行日 2021年8月7日 四六版(128x188) 並製 249ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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能のジャポニズム【新本】
¥1,980
SOLD OUT
外から見た「日本」から「日本」を伝える。 先にアストンの『日本文学史』やチェンバレンの『日本人の古典詩歌』を訳して注目を浴びた川村ハツエ氏は、かねて関心を抱いていた西欧ジャポニズムの波動を、今度はフェノローサやパウンド、イエイツやウェイレーの「能」への発言に探り、さらには近代から現代へと場を広げつつ、外人の眼の新鮮さをもって、「日本とは何か」を問いかけてくる。―馬場あき子― 著者 川村ハツエ 発行所 七月堂 発行日 1987年7月 四六判 237ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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いまよみがえる 戦後詩の先駆者たち【新本】
¥2,200
激動の時代を生きた詩人たち 戦後初の本格的同人詩誌と目される北九州の「鵬/FOU」、それに続く関東の「新詩派」「純粋詩」、初の総合詩誌「近代詩苑」そして敗戦を跨いで発行された執念の詩誌「麦通信」。本書の標的は現代詩の「いま」である。その母胎をなす戦後始動期の200名に迫る詩人たちの詩魂に真向かう。 ――本書で対象とした戦後黎明期の詩群は「青春」と形容するのがふさわしい。戦時体験と乏しい物資や疾患に苦しみながら、文字どおり命懸けで創作に励んだ詩人たち。一見軽薄にみえるが「凄春」ということばで呼びたいほどである。――(「まえがき」より) 作者が望んでも望まなくても作品は時代を映す。戦時・戦後を生きた詩人たち、その生を知ることは「いま」を、そしてこれからの詩を知ることでもある。 著者 南川隆雄 発行所 七月堂 発行日 2018年1月20日 A5 並製 カバー付 181ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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なんだか眠いのです【新本】
¥2,200
眠りを誘う読書の旅へーー 家の庭に鹿がくるらしい。 そんな人が描いた詩とエッセイです。 ズレてもいいよ、無理しなくていいよ、そのままでいいよ、 と西尾さんはそそのかしてくれる。 ──帯文 とほん店主 砂川昌広 絶版となっている詩集『光ったり眠ったりしているものたち』をはじめ、私家版やフリーペーパーなどに掲載された作品、そして書き下ろしの随筆や俳句などをたっぷり収録しました。 組版と装幀は川島雄太郎さんにご担当いただき、草原に寝転んで見上げた空と雲、まぶたにうつる太陽の光をイメージしました。 判型や製本は詩集『歩きながらはじまること』と同じです。 付録にカード型の栞付いてきます。 【収録作】 『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE) 「古い東洋人」(私家版) 「亀之助気質」をお持ちの方へ(フリーペーパー「粥彦」連載) 「ならならのひと」(私家版) 「なんだか眠いのです」(書下ろし) 「粥彦の句」(ほぼ書下ろし) 「平穏と無事」(ループ舎) 著者 西尾勝彦 帯文 砂川昌広(とほん店主) 付録 栞 組版・装幀 川島雄太郎 発行所 七月堂 発行日 2022年5月23日 四六判 344ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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十三人の詩徒【新本】
¥1,980
【内容紹介】 ここに登場する13人の詩人はもうこの世にはいない。それでも私たちは彼らの作品と共に生きていることを明かしてくれる貴重な視線がここに在る。 本書は池田康発行の『洪水』に2012年7月から2017年7月に連載されたエッセイに加筆修正をし、稲葉真弓、那珂太郎の章を加え一冊にした 「今、ことばは、どこへ向かおうとしているのか。いつの時代にも、転換期と呼ばれる事象が、私たちの生へと揺さぶりをかける時、必ずや唇に上ってくる問いかけだ。そして、明確な答えは、いつも見えない。私たちは、問うことの自由にたゆたいながら、時代の波打ち際で仄見える光を、ことばを探り続けるだけだ」与謝野晶子冒頭より 【目次】 鳳小舟の舳先から見えるもの─── 与謝野晶子 人類の時間、ことば、金色のウィスキーに酔う─── 田村隆一 「わて」の詩(うた)─── 永瀬清子 拳玉少年の夢想─── 吉岡実 卵をわると月が出る─── 左川ちか トンカ・ジョンの雀は赤子のそばに─── 北原白秋 かなしみの朝露─── 八木重吉 むんむんする青いメロン、●(まんまる)が熟すとき。─── 草野心平 若葉とおっとせい─── 金子光晴 火星からやって来た男─── 小熊秀雄 レモン色の車輪に乗る、薔薇の人─── 多田智満子 都市から半島へ─── 稲葉真弓 虚無の音楽、その美しき〈ことだま〉─── 那珂太郎 著者 神泉薫 発行所 七月堂 発行日 2021年8月27日 四六判 173ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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西田、田邉と瀧澤―巴戦の真実【新本】
¥3,850
【出版社内容紹介】 西田哲学成立後の思想史における真実の発掘 第二巻で展開されている思想的・人間的関係は第一巻と同様に独創的な視点は健在である。 なぜこのような視点からこの国の哲学史を語ろうとしているのか。 人間が発する言語とはどこから生まれ、何を意味するのだろうか。 著者は思想が生まれる原点を探りながら、その人間性に迫っている。 この点が本邦初の試みである。 【目次】 ■第一部 三名の履歴 序 章 エピソードと俯瞰 第一節 エピソード/第二節 世代差/第三節 履歴を俯瞰する /第四節 同時代人 /第五節 アプローチの方法 第一章 西田幾多郎の履歴 第一節 西田幾多郎の履歴/第二節 西田の履歴の特徴 第二章 田辺元の履歴 第一節 田辺元の履歴/第二節 田辺の履歴の特徴 第三章 滝沢克己の履歴 第一節 滝沢克己の履歴/第二節 滝沢の履歴の特徴 ■第二部 二者関係―その発生から帰結まで 序 章 二者関係の発生へ 第一章 西田と田辺の交流 第一節 交流の概観/第二節 交流の第一期―学問上の師弟関係〔一〕文通時代〔二〕京大同僚時代〔三〕西田定年後の時代/第三節 交流の第二期―種の論理〔一〕田辺哲学の形成 〔二〕対峙する西田〔三〕田辺の沈黙と西田の最晩年 第二章 西田と滝沢の交流 第一節 交流の概観/第二節 交流の第一期―初期西田論の時代〔一〕西田哲学との出会い 〔二〕一九三三(昭八)年秋の諸論文/第三節 交流の第二期―批判と約束の時代〔一〕『西田哲学の根本問題』批判と称揚〔二〕西田の反応 〔三〕その後のふたり―書簡と著作から 1 第三章 田辺と滝沢の交流 第一節 交流の概観/第二節 交流の第一期―読者としての田辺と滝沢の就職〔一〕滝沢の読者としての田辺〔二〕滝沢の就職に助言する田辺〔三〕浮かび上がる事実/第三節 交流の第二期―滝沢の田辺批判〔一〕滝沢による田辺哲学批判〔二〕田辺の反応と滝沢の第二弾〔三〕その後のふたり ■第三部 三者関係―その発生から帰結まで 第一章 三者関係とその発生 第一節 二者関係の変容/第二節 三者関係の発生/第三節 発生の理由と留保 第二章 三者関係でみる西田の宗教論 第一節 西田の三者関係とその実態/第二節 宗教論の醸成/第三節 宗教論成立にみる三者関係/第四節 西田の宗教論〔一〕その要旨をたどる〔二〕要旨にみる三者関係/第五節 最後の西田 第三章 三者関係でみる田辺の沈黙・懺悔道 第一節 巻き込まれる田辺/第二節 滝沢による田辺哲学批判/第三節 この時期の西田哲学/第四節 沈黙から懺悔道へ〔一〕田辺の沈黙〔二〕田辺の懺悔道/第五節 田辺の巴戦 ■第四部 日本哲学成立下の真実 第一章 三者関係のねじれ 第一節 西田哲学誕生と巴戦/第二節 ねじれた三者関係 第二章 田辺と滝沢…西田哲学批判 第一節 田辺の西田哲学批判/第二節 滝沢の西田哲学批判/第三節 西田の対応 第三章 西田と滝沢…田辺哲学批判 第一節 西田の田辺哲学批判/第二節 滝沢の田辺哲学批判/第三節 田辺の対応 ■結論 日本哲学成立下の真実…ねじれた巴戦とその決着 (事項索引、人名索引あり) 著者 前田保 発行所 七月堂 発行日 2021年12月31日 四六判 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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西田幾多郎と瀧澤克己【新本】
¥4,400
西田幾多郎と瀧澤克己の交流の真実から日本思想史に迫る 西田幾多郎と瀧澤克己の交流は、昭和8年から20年までの12年間。西田は京大退職後の晩年、瀧澤は20代半ばから30代半ばの壮年期の頃となる。二人の間には62通ほどの書簡が残されているが、全て西田から瀧澤宛てのものである。西田は来簡を保存する習慣をもたなかったからだ。 書簡の全体は学問上の子弟関係の上に成り立ち、生活の多岐にわたる話題で綴られている。戦争の拡大、破局へと向かう中で右翼からあびた非難への言及や疎開などの話題から、敗戦後の思想界への思いを若き研究者に託す文面になる。 500頁にわたる第一巻の第一部「書簡にみる交流」は全書簡の公開と分析。第二部はテキストにみる交流、第三部は宗教論にみる交流、第四部は交流の真実へと迫ってゆく。 特に宗教論における「西田と仏教」、「瀧澤とキリスト教」という視点の展開は圧巻である。 著者 前田保 発行所 七月堂 発行日 2018年9月9日 四六判 489ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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杉中昌樹詩論集 野村喜和夫の詩【新本】
¥1,760
野村喜和夫を究める 1987年の第一詩集『川萎え』から2016年『よろこべ 午後も 脳だ』まで野村喜和夫の作品を詳細に読み解く。 また野村喜和夫本人の監修による「全詩集解題」「略年譜」も収録。野村喜和夫研究の先駆けとなる一冊である。 野村喜和夫の詩を読むことは、楽しい体験である。私にとって、野村の詩を読むことは、良質な音楽を聞くのに似ている。良い音楽を聞くとき、私たちは、音楽を聞くという行為そのものを味わっている。音楽を聞いて、何かを考えたり、何かを感じたりするのではなく、音楽を聞くという行為そのもの、聞くことそのものに私たちは没頭している。同様に、野村の詩を読むことは、読むことをそのものが快楽であり、快感である。読めば意味は取れるし、感じるところもあるが、読むという行為そのもの、字を目で追うという行為そのものが快楽であり、快感である。なぜだろう。私は他の詩人にはこのような読むことそのものの快楽や快感を感じることはない。なぜ、野村の詩に私はそれを感じるのだろうか。(「序」より) 著者 杉中昌樹 詩論集 2017/07/01発行 発行所 七月堂 A5 並製 本文232ページ
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神聖なる怪物【新本】
¥2,200
呪縛(にちじょう)からの解放 舞踏から詩へ、文学から映画へ。 畏怖という古代的感情にふさわしい芸術はどこにあるか。 サッフォー、ブルトン、アドニス、シオラン。 世界の彼方へと向かう芸術批評論集。 この一〇年ほどに書いた文章のなかから、海外の文学者と芸術家について書いたものを集めて、一冊に纏めてみた。(略) 「神聖なる怪物」というのは一九世紀の終わりごろ、フランスかイタリアで考案された言葉である。正確なところはわからない。それは世間的な美貌や幸運に恵まれ、一世を風靡している才子を意味しているわけではない。頑固にして妥協を許さず、存在自体があまりに魁偉にして畏怖すべき芸術家を指していう言葉である。(「あとがき」より抜粋) 著者 四方田犬彦 発行所 七月堂 発行日 2018年6月25日 四六判 315ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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三島由紀夫【新本】
¥1,980
「三島の死」を通して社会と言葉の本質へ切り込んでゆく。 「三島の死」はその後の社会思想を変えてゆくきっかけをつくった。 多くの人々は彼の死をさまざまに語る。 歪曲され、同調され、利用された。 三島のその言葉は本当に精査されたのだろうか。 秋元潔の粘り強い視線が三島の深層へと切り込んでゆく。 著者 秋元潔 発行所 七月堂 発行日 2019年10月25日 四六判 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955