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リベオートラ【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 知らないものを名づけたことが無かったので 夢で聞いた リベオートラ ということばをつけた どこかにしまい隠されていた箱をひらく、不意に名づけられた記憶と日常、そして不穏な気配が立ちのぼる。橘麻巳子、第二詩集。 装幀=鈴木規子/装画=堀 光希 【著者プロフィール】 橘 麻巳子(たちばな・まみこ) 1989年生。 第一詩集『声霊』(七月堂、2021年)。 笹木一真との詩のユニットによる詩誌「NININ」(2022年)。 著者 橘麻巳子 発行所 書肆子午線 発行日 2023年9月8日 178mm×160mm 102ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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白い着物の子どもたち【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 美しいと思った日々が/絵画のような遠くを散っている (「草深百合」より) 思い出というものではない、遠い風景の中の懐かしい微笑みやさびしさ。 少女が乗るブランコのこすれる正確な音によって伝えられる生きる生活。 清澄な叙情を伝える25篇の詩。 女の子は 小学校の七夕の短冊に にこにこ笑っている女の子を描いて 横に大きく わたしがやさしくなるように と書いていた 一年生だった 枇杷色の服ならオーバーコートがそうだった (「絵のなか」より) 【目次】 ひとが通る 白い着物の子どもたち 奄美和光園 線路のサルスベリ 野風山風 死が生を介抱しながらおとずれるということはあるか 習性として うみづら 海面 一生のこととして 絵のなか 前方 銀杏 声 毎日 友だち 川ふたつ みえつつもとな 祖母山 ざぶんと 青紫蘇と枝豆 お手伝い 月人 草深百合 影よ ベンチのチューリップ 【著者プロフィール】 伊藤悠子(いとう・ゆうこ) 詩集 『道を 小道を』(ふらんす堂、二〇〇七年) 『ろうそく町』(思潮社、二〇一一年、第44回横浜詩人会賞) 『まだ空はじゅうぶん明るいのに』(思潮社、二〇一六年、第34回現代詩花椿賞) 『傘の眠り』(思潮社、二〇一九年) エッセイ集 『風もかなひぬ』(思潮社、二〇一六年) 著者 伊藤悠子 発行所 書肆子午線 発行日 2023年7月15日 A5変形 上製 96ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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戦禍の際で、パンを焼く【新本】
¥2,420
【出版社内容紹介】 詩は、遠い戦禍を思う 若尾儀武、第三詩集。 装幀=稲川方人 この子の手 きっと立派な ウクライナの手になるよ 誰かこの子の手をくるんで 連れて行ってやって くれないか 【著者プロフィール】 若尾儀武(わかお・よしたけ) 1946年、奈良県大和郡山市の農村部に生まれる。 静岡県大学人文学部卒。 詩集『流れもせんで、在るだけの川』(ふらんす堂、2014年、第24回丸山豊記念現代詩賞受賞) 『枇杷の葉風土記』(書肆子午線、2018年) 著者 若尾儀武 発行所 書肆子午線 発行日 2023年7月15日 四六判 並製 96ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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岩船【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 わが身はすでに 鈴虫の うつせみの灰の身ならば いまはただこのいつくしみの思いを この枯野にしずめ 薄明の灰に帰らむ おほかたの 常ならぬ世の 秋の果てに 1990年代に『吉田』『草庭』の二冊の歴史的な詩集を発表し、以後も世界に対しマージナルな位置で孤独に詩作を続けてきた詩人・栗原洋一の26年ぶりの新詩集。 伊予風土記の逸文をモチーフに伊予松山の伝承や神話と詩人の「現在」が往還する長歌「岩船」とその反歌「櫂ノ歌」からなる表題詩篇「岩船」、広島への原爆投下という「歴史的惨事」に対峙する「宇品まで」「厳島」「創造者」など16篇の詩を収める。 栞=稲川方人/林浩平 はるか遠い古語の文献(「源氏物語」等々)に響いているのはあくまでも「現世」に他ならない。「現世」こそが「常ならぬ世」の彼岸であることを、詩集『岩船』はわれわれに教えるだろう。 稲川方人 ハイデッガーがその詩論で唱えたように、我々は生の実存的な不安に晒されるなかで、Da「現」の根源的な顕現である「開け」を経験するために詩を書くのである。栗原氏が郷土松山の歴史の裂目に身を差し入れて、歴史事象を題材として詩を書くことこそが、自らの生を「現存在」として掴みとろうとする、のっぴきならない営為ではないだろうか。 林 浩平 著者プロフィール 栗原洋一(くりはらよういち) 1946年愛媛県松山市生まれ。詩集に『吉田』(七月堂、1990年/新版・2009年)、『草庭』(思潮社、1993年)。 目次 神野 枯葉 波動 告知 宿営地 岩船 岩船/櫂ノ歌 去年の舟 宇品まで 厳島 創造者 水 海の鏡 失踪者 鈴虫 白き象 焚火 著者 栗原洋一 発行所 書肆子午線 発行日 2019年9月30日 A5判 64ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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こよりの星【新本】
¥2,640
【出版社内容紹介】 くずおれた現実に対峙する詩語の硬質な響き。 どこに起ち上がれば世界の秩序は見渡せるのか。 異形の抒情詩がここに! もういちど木の葉を もういちど木の葉の時を 葉脈から滲んでくる色水が すみずみまで自分の思念を塗り替える時 奥の部屋で一本の木は花を咲かせる もういちど草原の驟雨を夢見る 後悔しないように、と (「木の葉の時」より) 著者プロフィール 田尻英秋(たじり・ひであき) 一九七一年生まれ。神奈川県横浜市出身。 詩集『機会詩』(竹林館、二〇〇五年)。 詩誌「タンブルウィード」同人。 目次 粒立ち川 光、どよめいて ひとつの、砕けた絵のなかを川原に沿って歩いてゆく 今日の空にいたたまれなくなって泣いてみる 淵の歌 某月某日、真昼、の 流離篇 美しく醜く自然を模倣して 光源のない光 木の葉の時 誰もいない椅子 こよりの星 夜の紙の裏 長後街道 光の浮標 柏尾川 涙の海 光の塔 スノードーム 生憎の雨 車輪のうた 編むひと 著者 田尻英秋 発行所 書肆子午線 発行日 2019年7月15日 A5判変形 100ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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きみちゃんの湖【新本】
¥2,200
【出版社内容紹介】 第52回横浜詩人会賞受賞 障がいと向きあう子供たちへの真摯な眼差し。 彼らのこころと身体の姿に言葉が寄り添うとき命の場所がきらめく。 長らく特別支援教育に携わってきた著者が綴る28篇の詩。 世界を抱きしめようとする 産声にも似て きみのうっすらと色づいた唇が ことばの葉脈に 口づけをする 静かによせてくる きみからのひとすじの径が ほのかに光りだす (「うっすらと色づいた唇が」より) 著者プロフィール 多田陽一(ただ・よういち) 1955年生れ。神奈川県伊勢原市出身。高校教育を経て、長らく特別支援教育に携わる。詩誌「タンブルウィード」同人。 目次 序詩 Ⅰ 二十年後の手紙 こうちゃんの宝箱 水の上の煌めき せせらぎ 瞳に宿る影法師 うっすらと色づいた唇が 竜が空を翔ける くるっと回すスプーンから あっくん! ゆっくり落ちてくる静けさの Ⅱ 軋むシャフトを突きたてて ニンニクのにおい 玉葱のなみだ きみちゃんの湖 光の粒のような ひろとくんの手帳 さち子の手のなかの ちっぽけな赤い耳栓 踊る! 時間(とき)のはざまを震わせて Ⅲ 先生 わたしね 始業チャイム 挑む指 電動車いすをスーツ代わりに 足のうらから突きあげてくるもの ムーンリバーをわたる 思いの跡 卒業式 蹴とばしたい あとがき 著者 多田陽一 発行所 書肆子午線 発行日 2019年7月15日 四六判 128ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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人は眠り花は歩き【新本】
¥2,200
松田ゆか詩集 若苗色の実が熟して 微かに揺れもしなくなったころ とっくの昔に終わった人の後を追う わたしの先端にしがみついた水滴は 裂けてこぼれる時に声となる (帯文より) 【作品紹介】 お客③ 足裏 ガラス越しの陽だまりで 縮こまった足をガーゼで拭く クリームを塗って軽く揉む あるときはささくれ あるときは血が滲み あるときはむくんだ 埋もれてしまったアーチ橋を行ったり来たり やすらかになる前に もっとも称えられるべき足裏は 真っ白な太陽が右の土踏まずから昇り 左のかかとに沈んでいくのを知らないで オレンジ色のわずかな窪みにも 年輪はテカテカと反射していた 著者 松田ゆか 発行所 書肆子午線 発行日 2023年4月16日 150×150mm 48ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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膜にそって膜を【新本】
¥2,640
【出版社内容紹介】 そこにある、やってくる、拡散する言葉/声のうねりにのみ込まれる。 蜆シモーヌ、待望の第二詩集刊行。 装幀=鈴木規子。 「ぴりか/ぴりか/ここは楽園です。」(「ぴりか」) 「ひとはみずからを/模倣して/なにももたずに、そこをでていく」(「春のために」) 著者 蜆シモーヌ 発行所 書肆子午線 発行日 2022年12月28日 B5判変形 80ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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雪ひとひら、ひとひらが妹のように思える日よ【新本】
¥2,640
河口夏実詩集 今朝 早いうちに飛び立っていった小鳥が降らせた 雪が中空に舞い、滞る その雪の塊が落ちながらひらいていくのを見ていた 僕らは 道の途中で立ち尽くしていたんだ いつか偶然に満天の星の下で見つけた 星と星とがオリオン座を結び 祖母が昔話をしていた父、母の家系図のような宇宙で 下萌えるものを覆う 雪ひとひら、ひとひらが 妹のように思える日よ 数枚の さざんかの花びらがてのひらを零れ、雪に 雪に埋もれていく (「咲きつぐ花」) 著者 河口夏実 発行所 書肆子午線 発行日 2016年7月25日 A5判変形 120ページ
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ルート29、解放【新本】
¥3,080
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 薄く、張り裂けそうな詩の皮膚に 精いっぱいの光を浴びて予感する明日のポエトリー 中尾太一新詩集! 装幀=稲川方人/カバー写真撮影=菊井崇史 声を押し殺し こころを固く閉ざし わたしも、あなたも 生まれたというたったひとつの史実に現れようと 中指を突き立てる (「飛行機雲」より) 「そうではない」と発語するためにわたしは生まれた。そして今、「あなたも同じだ」と書いたビラを、わたしにとってきわめて戦後史的(父母的)な「淵」であり、今日という一日の前で意気地なく途方に暮れている、自分とそっくりな「国道29号線」の空に撒こうと思う。そうした意思が詩という見えない「わたしたちの分身」の位置をときに的確に(だけどやっぱりせっかちに)探り当て、それらの「言葉になる才能」を触発し、開いていったとき、この詩集によってようやく可能になった行の表現があると感じている。(「「たとえば」の話と後記」より) 【著者プロフィール】 中尾太一(なかお・たいち) 1978年鳥取県生まれ。2006年、思潮社50周年記念現代詩新人賞受賞。2007年、第一詩集『数式に物語を代入しながら何も言わなくなったFに、掲げる詩集』を刊行。2019年、詩集『ナウシカアの花の色と、〇七年の風の束』(2018年)で第10回鮎川信夫賞受賞。その他の詩集に『御代の戦示の木の下で』(2009年)、『現代詩文庫 中尾太一詩集』(2013年)、『a note of faith ア・ノート・オブ・フェイス』(2014年)、『詩篇 パパパ・ロビンソン』(2020年)。 著者 中尾太一 発行所 書肆 子午線 発行日 2022年6月30日 A5判変形 144ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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古賀廃品回収所【新本】
¥2,640
没後7年、その死の直前に書き積もらせた圧倒的な詩群を新たに編集した一書。『血の穴』『血のたらちね』に続く、棄民たちの昭和への怨念がここにまた吐き出される!戦後現代詩が書き得なかった極地にいまだ古賀忠昭は立っている。 目次 古賀廃品回収所 テロリスト風スキヤキ会 天皇の穴 焼き肉と思想 紙クズと鉄クズ 見えない戦争 エヘヘへへ たった一つの日本語 初雪 妊娠 見えない便所 汲取り口 ものがたり 鬼の生まれた日 イナイ、イナイ、バア 著者 古賀忠昭 発行所 書肆 子午線 発行日 2015年10月30日 四六判 144ページ 小川三郎選書 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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風の領分【新本】
¥3,080
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 ごらん、これがほんとうの正午の火照り。きみに影をつくる、生きて在ることの静かな明るさ 現代詩の主体と詩語のありかを問い続けてきた詩人・岸田将幸。 前詩集『亀裂のオントロギー』から7年、静かなる耐久の時間を経て、限りある存在の地平から詩にゆるやかな解放をもたらす待望の第六詩集。 装幀=著者自装 本書は単純な章立てで構成した。この四つの場所を行ったり来たりしているのが近年の詩の正直な姿で、それ以上ではない。あとは、おぼつかない生活があるだけである。 それでも、僕は依然として誰かを、何かを説得しようとしている。 (「後書」) 著者 岸田将幸 発行所 書肆子午線 発行日 2021年3月13日 A5判変形 112ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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球体と落ち葉【新本】
¥2,640
【出版社内容紹介】 午後遅く、太陽の 取り分を与えられた手のひらが 触れた物質その生涯をかけて打ち込めるものへ 「ほんとうの対話ができるものにわたしはなりたい」 手塚敦史、第六詩集。 あらゆる瞬間において葉は 奥深い思慮の形状へと、ながれるであろう フィルムに貼られた綿毛や翅などの細かさとともに 複写され、 映写機を通して投影されている 地肌は 気触れてゆく暗やみを見上げ、底から不意に込み上げる胃酸の臭いを 嗅ぎ これから生まれて来るものを予感している 光源は、幾重にも揺れている モスライト とおくまで離れていった印象を、何度もてのひらへ集め、 いつかのほの白い指は 自然の霊気を住まわせたように動く ──「深泥池」より 著者 手塚敦史 発行所 書肆子午線 発行日 2018年11月5日 A5判変形 116ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ナウシカアの花の色と、〇七年の風の束【新本】
¥2,750
中尾太一詩集 種の中は種 いつまでたっても種 小さなたつまきがやわらかい殻の中で、芽吹かない明日のつむじの向きを知らせている ねこ、歌っているね うたたねしながら仲間はずれのきつねになった夢を見て 種の中に芽吹かない明日の種を植えているね ああぼくが覚えている歌もそんなだ 無知な鳥が啄ばんだ種の 年輪のまんなかにある血潮 あそこにいるのはとうさんでもかあさんでもない 左巻きのくるくるぱーの左巻きが始まる一日の くらいくらい洞窟の中 あのおくびょうな生き物が座っている スポンジ・ボブのあとのブラウン管には後姿しか映らないから きみがねこをひざに乗っけているのかどうか だれにもわからない 僕がおぼえている歌もそんなで、だれにも歌えない 自在になった言葉を使ったから、ぼくたちはさびしくなるのかなあ ふああ、ときみとはなしたぜんぶの話のおわりにもあくびが混じっていくような そのぬくい吐息の中で くらいくらい洞窟に朝日がさしたような でもそれに気付きもしないような 長い夜 これからもずっと、種のままの夜 (「スニフが抱いたねこのうた」より) 著者 中尾太一 発行所 書肆 子午線 発行日 2018年5月10日 A5判 92ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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遙かなる光郷へノ黙示【新本】
¥2,160
SOLD OUT
菊井崇史詩集。2012年に著者自身の印刷・製本により制作した私家版詩集を復刊したものです。 詩の雨が降っている。とうとうやって来た詩の雨が降っている。ひたすら詩の雨が降っている。詩の風景は、詩が書かれることによってその都度、更新される。しかし圧倒的なヴィジョンの顕れ「月膚に千々ノ草花、むさぼる観音の瞳」によって詩の風景にとうとう、革命的な〝光〟が顕れたのである。詩の風景は開け放たれた。 (帯文より) 著者 菊井崇史 発行所 書肆子午線 発行日 2018年8月10日 A5判 108ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ゆきはての月日をわかつ伝書臨【新本】
¥2,530
菊井崇史詩集。350ページにおよぶ長編詩です。 埋めることことなどできない離散 別離をおもいしらされながら 手紙を託すように 遙かな宛先へ書き継がれた詩文に息衝く抒情 その痛切も断絶も 詩に護られねばならない (帯文より) 著者 菊井崇史 発行所 書肆子午線 発行日 2018年8月10日 A5変形判 350ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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そこに月があったということに【新本】
¥2,200
鈴木正枝詩集 夏には日陰を 冬には日向を歩いて からだのなかの実を育ててきた あのひとと同じ形をとって 木になりたいとでもいうのか と詰問する 私に 否と反論する 私は ただあの家のあの木が愛おしいだけ あの時も今も 遠すぎる距離が淋しいだけ (「隠し事」より抜粋) 著者 鈴木正枝 装幀 田代しんぺい 発行所 書肆子午線 発行日 2016年10月31日 四六判 112ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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四千の通行人【新本】
¥2,200
米山浩平詩集 遊戯でもなく懐疑でもない 詩史の揺らぎに対峙する真新しい言葉の生成 そこに問われているものは何か…… (帯文より) 著者 米山浩平 発行所 書肆子午線 発行日 2016年7月25日 四六判 88ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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形式は反動の階級に属している【新本】
¥2,420
SOLD OUT
未刊詩篇を再編した稲川方人、初めての、そして最後の詩篇集。 1990年代以後の現代詩の「抒情」を、傷だらけの時代へと召喚し、多様な声の交叉するその場から眺望される未踏の詩学! 漫画家・ユズキカズの少年像が誘う。 目次 いずこへか、鉄橋の影 ヴィジョン 死者の番 一名の詩に、樹は生い繁る スタンダード・サイズ 花火の子供 年老いた先生の傘の下でぼくは肝をひやしながら指さした 船の映画は、一九五〇年代のさびしい人々の目に映る かくある貧しき都市に反駁ありや ぼくがどんな町に帰るのか誰も教えない さようならアントナン、ぼくはまだそこまでは行かない 約束の人を待ちながら 帝国叙説Ⅰ 帝国叙説Ⅱ 首飾りの歌 ピュア・ゾーン 最終戦争のとき 形式は反動の階級に属している 海で、永遠の奇数を数える 秋のエクリ コオロギ遺文 SKA フォン・ゴッテス・グナーデン、たたかう川を コモンウェルス・チャイニーズ ペイル・ライダー 追悼詩篇 磯辺を行く亡き母に捧ぐ 善悪の面影 詩集 稲川方人 著 四六判上製 128ページ 発行所 書肆 子午線 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955