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【中学生以下用】ことばあつめの夜 星野灯コラボ回 現地での参加チケット
¥300
予約商品
いつもご利用いただきありがとうございます。 こちらの商品は、2024年12月14日(土)19:30~22:00のことばあつめの夜のご予約ページ【中学生以下の方用】です。 大人の方用とセットでお求めください。 https://shichigatsud.buyshop.jp/items/94533186 星野灯さん参加の回となり、今夜の一冊は、星野灯 詩集『星のゆらぎに火を焚べて』になります。 当日星野さんの書かれた詩やことばと、参加者のみなさまの書かれたことばが、一冊の本に収録される特別回です。 【内容】 ① 明かりを消した閉店後の七月堂古書部へ、ランタンを持ってご入店いただきます。 いつもとは少し違って見える本棚をお楽しみください。 ② 店内に「ことばポスト」があります。 投稿用紙にその時に浮かんだ言葉を書いて投函してください。 詩でも、日記でも、一言でもかまいません。 その時心に浮かんだものをお書きください。 書かずに過ごしていただいても問題ありません。 ③ 「今夜の一冊」として、七月堂書籍をピックアップして店内にてご紹介しています。 こちらの一冊から、気になったり好きな詩を引用して書いていただくことも可能です。 ④ 製本家の紙とゆびさきさんが、投函されたみなさまの言葉を編集して、その夜の一冊を手製本で仕上げます。 本の購入をご希望の方は、その場でご予約ください。 1~2か月後にご自宅まで本をお送りいたします。 【楽しみ方】 ① 閉店後の明かりの消えた本屋で非日常感をお楽しみください。 ② ランタンで灯される空間は、いつもより視野が狭まって時間の流れもゆっくり感じられます。日常にまつわるあれこれを、しばし忘れてのんびりとお過ごしください。 ③ しばらくたって本をお手にとっていただきますと、同じようにくりかえされる日々のなか、なんてことない一夜を、たまたま一緒に過ごした方の言葉とともに振り返ると特別な一夜だったと感じたりもします。その場ではすれ違い、言葉を交わさなかったとしても、きっとなにかを共有できることもあるはずです。 【参加方法】 ① 到着までに2~4日かかりますので、開催日の一週間くらい前までにこのページよりご注文ください ② チケットをお送りいたしますので当日ご持参のうえご参加ください 時間┆19:30~22:00(出入り自由。21:30以降点灯) 参加費┆800円 その日の本┆3,000円(送料込・当日にご予約ください) 定員┆20名(現地) 完全予約制┆ご予約はコチラ、または七月堂店頭にて 【参加費にふくまれるもの】 チケット・ランタン1個・パンフレット・その日の詩入りリストバンド チケットは店頭やメールでもご購入いただけます スタッフまでお問い合わせください 七月堂(event★shichigatsudo.co.jp)★→@に変更 その他、グッズなどの詳細はとても長くなって以下のリンクよりご確認ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n3d52d0885726?sub_rt=share_pw イメージビデオ https://www.youtube.com/watch?v=onB_PohF9vk 企画・運営┆紙とゆびさき・七月堂
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七月堂ZINE「AM 4:07」vol.2【新本】
¥1,100
七月堂ZINE「AM 4:07」vol.2 発行いたします! ↓詳細はこちらnoteにて↓ https://note.com/shichigatsudo/n/n5e17e16539d7 〈内容紹介〉 【第2号ゲスト】 短歌| 山川藍 / 大きくなって帰ってきました 詩| 國松絵梨 / 抵抗する エッセイ|〈テーマ:冬、AM 11:45〉 町田康 / 寒い。 梅﨑実奈 / 不思議な関係 小笠原鳥類 / 鳥を、知らなかった 書店エッセイ|〈コンビニおでんよりも温めてほしいときに読みたい詩歌〉 旦悠輔(自由港書店) 井上奨之(云々者) 樽本樹廣(百年・一日) 樽井将太(百年・一日) 【連載】 詩| 西尾勝彦 / 花束 エッセイ| Pippo(近現代詩紹介) / 通りぬける、移る、ひろがる 西尾勝彦 / ひらやまさん 池上規公子(葉ね文庫) / 長い話 後藤聖子(七月堂) / わからなさを抱えて 城下康明(ひとやすみ書店) / 発光 写真|カバー 寺岡圭介(紙片) 《創刊のことば》 「AM 4:07」創刊にあたって この、「詩」と「エッセイ」そして「書店」をテーマに立ち上げた雑誌のタイトルは、もうすぐ日の出を迎える空を見上げると、夜とも朝とも名付けられない景色が広がっているであろう七月の東京の空のことを想像してつけられました。どちらでもあって、どちらでもない。また、そのものでしかありえないもの。世界にはきっと、名付けられていないものが、名付けられたものの何百倍もあって、そんなことには関心を持たずに存在しているような気がします。 自分らしく生きるということが、何者かになるためではなく、ただその人そのものであればよいと思えたら。 これからの七月堂が目指したいことのひとつ、「自分らしくあれる場所」を自分自身の手で作り守っていくために、全一二回の発行を目標に創刊しました。 詩を書く人と、読む人と、売る人の架け橋になることを願い、ありったけの感謝の気持ちをこめて作っていきます。 手にしてくださる方にとって、思いがけずふと、詩的な世界を楽しんでいただける雑誌になれることを願っています。 2024年3月 七月堂 後藤聖子 発行人┆後藤聖子 編集長┆鈴木康太 組版・デザイン┆川島雄太郎 製本指導┆紙とゆびさき 印刷・製本・発行┊七月堂 発行日┆2024年12月1日 発売┆12月1日 価格┆1,100円(税込) 発行部数┆500部 通算12号を不定期にて発行予定 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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【12/14開催】ことばあつめの夜 星野灯コラボ回 現地での参加チケット
¥800
予約商品
いつもご利用いただきありがとうございます。 こちらの商品は、2024年12月14日(土)19:30~22:00のことばあつめの夜のご予約ページです 星野灯さん参加の回となり、今夜の一冊は、星野灯 詩集『星のゆらぎに火を焚べて』になります。 当日星野さんの書かれた詩やことばと、参加者のみなさまの書かれたことばが、一冊の本に収録される特別回です。 【内容】 ① 明かりを消した閉店後の七月堂古書部へ、ランタンを持ってご入店いただきます。 いつもとは少し違って見える本棚をお楽しみください。 ② 店内に「ことばポスト」があります。 投稿用紙にその時に浮かんだ言葉を書いて投函してください。 詩でも、日記でも、一言でもかまいません。 その時心に浮かんだものをお書きください。 書かずに過ごしていただいても問題ありません。 ③ 「今夜の一冊」として、七月堂書籍をピックアップして店内にてご紹介しています。 こちらの一冊から、気になったり好きな詩を引用して書いていただくことも可能です。 ④ 製本家の紙とゆびさきさんが、投函されたみなさまの言葉を編集して、その夜の一冊を手製本で仕上げます。 本の購入をご希望の方は、その場でご予約ください。 1~2か月後にご自宅まで本をお送りいたします。 【楽しみ方】 ① 閉店後の明かりの消えた本屋で非日常感をお楽しみください。 ② ランタンで灯される空間は、いつもより視野が狭まって時間の流れもゆっくり感じられます。日常にまつわるあれこれを、しばし忘れてのんびりとお過ごしください。 ③ しばらくたって本をお手にとっていただきますと、同じようにくりかえされる日々のなか、なんてことない一夜を、たまたま一緒に過ごした方の言葉とともに振り返ると特別な一夜だったと感じたりもします。その場ではすれ違い、言葉を交わさなかったとしても、きっとなにかを共有できることもあるはずです。 【参加方法】 ① 到着までに2~4日かかりますので、開催日の一週間くらい前までにこのページよりご注文ください ② チケットをお送りいたしますので当日ご持参のうえご参加ください 時間┆19:30~22:00(出入り自由。21:30以降点灯) 参加費┆800円 その日の本┆3,000円(送料込・当日にご予約ください) 定員┆20名(現地) 完全予約制┆ご予約はコチラ、または七月堂店頭にて 【参加費にふくまれるもの】 チケット・ランタン1個・パンフレット・その日の詩入りリストバンド チケットは店頭やメールでもご購入いただけます スタッフまでお問い合わせください 七月堂(event★shichigatsudo.co.jp)★→@に変更 その他、グッズなどの詳細はとても長くなって以下のリンクよりご確認ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n3d52d0885726?sub_rt=share_pw イメージビデオ https://www.youtube.com/watch?v=onB_PohF9vk 企画・運営┆紙とゆびさき・七月堂
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【12/14 開催】ことばあつめの夜オンライン参加キット・今夜の一冊付(星野灯コラボ回)
¥5,850
【ご注意ください】 いつもご利用いただきありがとうございます。 こちらの商品は、2024年12月14日(土)19:30~22:00のことばあつめの夜のご予約ページです。 インスタライブ配信を通して、オンラインでご参加いただく方のためのご予約となります。 【現地参加の方はコチラより】 「ことばあつめの夜」を、実際に店舗に来られない方にも参加していただけるようにキットを販売しております。 ことばあつめの夜は、閉店後の七月堂古書部のあかりを消して、ランタンを持ってお過ごしいただくイベントです。 店内は「ことばポスト」と投稿用紙があるので、そこにその日生まれたことばを書いていただきます。 詳細は以下のリンクよりご確認ください。 イメージビデオ https://www.youtube.com/watch?v=onB_PohF9vk 【参加方法】 ①七月堂古書部ECサイトにて、キットをご購入ください。 12/14の回の「今夜の一冊」は七月堂刊行の星野灯 詩集『星のゆらぎに火を焚べて』です。 お送りする内容は以下になります。 ・投稿用紙 ・星野灯 詩集『星のゆらぎに火を焚べて』1冊 ・その日の夜に集まった言葉をまとめた一冊の本(こちらのみイベント終了後約1~2か月後の発送) ② 当日は部屋の照明を消してお過ごしいただきます。お手元を照らすくらいの灯りをご用意ください。 ③ 当日の時間になりましたら、ちいさな灯りをご用意いただき、七月堂古書部のインスタライブをご覧ください(19:30~21:30)一緒にことばあつめの夜を過ごしましょう。 ④ キットの中の投稿用紙にその時心に浮かんだ言葉をお書きください。エッセイ、日記、詩、短歌、俳句、形式は問いません。 ⑤ 記入済みの投稿用紙の写真を撮って、「kotobaatumenoyoru★gmail.com」まで、タイトルに「ことばあつめの夜」とお書きの上、翌日中までにお送りください。(★を@に変えてください) 【商品内訳】 キットと参加費 800円 今夜の一冊(後送)3,000円 星野灯 詩集『星のゆらぎに火を焚べて』2,050円 一か月~二か月後に、紙とゆびさきさんが一冊ずつ丁寧に製本された、その日の夜にあつまったことばが詰まった本が届きます。 楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。
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【12/14 開催】ことばあつめの夜オンライン参加キット(星野灯コラボ回)
¥3,800
【ご注意ください】 いつもご利用いただきありがとうございます。 こちらの商品は、2024年12月14日(土)19:30~22:00のことばあつめの夜のご予約ページです。 インスタライブ配信を通して、オンラインでご参加いただく方のためのご予約となります。 【現地参加の方はコチラより】 「ことばあつめの夜」を、実際に店舗に来られない方にも参加していただけるようにキットを販売しております。 ことばあつめの夜は、閉店後の七月堂古書部のあかりを消して、ランタンを持ってお過ごしいただくイベントです。 店内は「ことばポスト」と投稿用紙があるので、そこにその日生まれたことばを書いていただきます。 詳細は以下のリンクよりご確認ください。 イメージビデオ https://www.youtube.com/watch?v=onB_PohF9vk 【参加方法】 ①七月堂古書部ECサイトにて、キットをご購入ください。 12/14の回の「今夜の一冊」は七月堂刊行の星野灯 詩集『星のゆらぎに火を焚べて』です。 まだ本をお持ちでない方で購入をご希望される場合には、以下のURLよりご購入いただけます。 ※送料にご注意ください ・2冊→クリックポスト ・3冊からレターパックプラス ◉◉◉◉◉ お送りする内容は以下になります。 ・「ことばあつめの夜」概要と参加方法 ・投稿用紙 ・その日の夜に集まった言葉をまとめた一冊の本(イベント終了後約1~2か月後の発送) ②当日は部屋の照明を消してお過ごしいただきます。お手元を照らすくらいの灯りをご用意ください。 ③当日の時間になりましたら、ちいさな灯りをご用意いただき、七月堂古書部のインスタライブをご覧ください(19:30~21:30)一緒にことばあつめの夜を過ごしましょう。 ④キットの中の投稿用紙にその時心に浮かんだ言葉をお書きください。エッセイ、日記、詩、短歌、俳句、形式は問いません。 ⑤記入済みの投稿用紙の写真を撮って、「kotobaatumenoyoru★gmail.com」まで、タイトルに「ことばあつめの夜」とお書きの上、翌日中までにお送りください。(★を@に変えてください) 一か月~二か月後に、紙とゆびさきさんが一冊ずつ丁寧に製本された、その日の夜にあつまったことばが詰まった本が届きます。 楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。
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星のゆらぎに火を焚べて【新本】
¥2,050
予約商品
星野灯 詩集 詩の中の「私」が、書いている「私」より少し先を歩いている。 未知な自分を詩のなかの「私」が生きようとする時、言葉の星はゆらぎ、詩は透明な比喩の秘密を語りはじめる。 ――時里二郎 星野灯さんはこれまで私家版の詩集を発行するほか、展示会や朗読会などを開催し活躍されてきた詩人です。 これまで発表されてきた作品を中心に、書き下ろしをふくめた詩集を発行することとなりました。 等身大の自分で生きて、言葉を紡いでいくということ。 だからこそ光るものがあるということをそっと教えてくれるような詩集です。 【作品紹介】 手に 宇宙の端っこにいる 海に浮かんでいて 何も掴めないまま ただ一人、夜を揺蕩う シーツの抱擁の中、頬は濡れ 言葉をまた費やす、延命のため 粗大な心なら少しの悩みも 篩にかけず流せたのでしょうか 時は泡沫、 星を美しいと賛美する者が なぜ死なねばならないのか 未だわからないままでいる 命であるということ そこに在って ここに亡い ただそれだけのことに 深い傷を手にして そのほかの何もかもを 持てないままでいる 【著者プロフィール】 星野灯(ほしの・ともる) 2001年10月生まれ、兵庫県出身 2021年神戸新聞文芸年間大賞受賞 詩の個展「街に詩があればいいのに。」(2023年) 「ポエトリーゴーランド」(2024年) 詩の朗読会「冬眠し損なった私たち」(2024年) 著者 星野灯 装画・挿絵 星野灯 帯文 時里二郎 組版・装幀 川島雄太郎 発行所 七月堂 発行 11月29日 発売 12月2日頃 四六版・並製・カバー帯付 152ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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放課後によむ詩集【新本】
¥1,980
【出版社内容紹介】 仲間から離れ、一人になった時間に、ゆっくりと向きあえる、31の詩を選びました。それぞれの詩の後に付された小池昌代さんの言葉は、読者に寄りそい、詩の世界に風を通します。すべての人の「放課後」に贈るアンソロジー。 ■ 古今東西から31 の詩を精選して掲載 ■ 読みを広げ、助ける、詩人によるコメント ■ 巻末「詩人紹介&ブックガイド」が充実 編集者コメント 巻末「詩人紹介&ブックガイド」が充実! この詩集を読み、一篇の詩や、一人の詩人が気になった読者に「次に読んでほしいおすすめの本」も紹介しています。略歴に加えて掲載した「詩人が十代のころ、何をしていたか」にも注目。なぜ彼らは詩を書いたのか、その一端を感じられます。 ◆紹介されている詩人 飯島耕一、三角みづ紀、松岡政則、まど・みちお、高安海翔、石垣りん、山之口貘、萩原朔太郎、左川ちか、井坂洋子、ソホラーブ・セペフリー(訳・鈴木珠里)、宮沢賢治、村岡由梨、石原吉郎、入沢康夫、ローベルト・ヴァルザ―(訳・飯吉光夫)、松下育男、なんどう照子、宮沢賢治、E・E・カミングズ(訳・川本皓嗣)、中原中也、茨木のり子、青柳菜摘、藤井貞和、三好達治、貞久秀紀、新川和江、白石かず子、吉岡実、岡本啓、ヴィスワヴァ・シンボルスカ(訳・沼野充義) 編者 小池昌代 発行所 理論社 発行日 2024年11月 四六変型判 144ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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一本足の少女【新本】
¥2,750
それゆけ、ポエム。/それゆけ、ポエム。(鈴木志郎康) 仕事が終わって空を見たら星が光っていた。 自分の現在位置がわからない。 いつもそうだ。 けれど今日の私は、いま自分が帰るべき場所がどこなのかをはっきりと自覚している。 それがどれだけ幸せなことなのかも。 あちこちから夕飯の支度をする音が聴こえる。 一日の終わり。 ――2023年2月26日 X(旧Twitter) 村岡由梨 【作品紹介】 少女達のエスケーピング ある夏の日、娘の眠は、 いつも通り学校へ行くために 新宿行きの電車に乗ろうとして、やめた。 そして何を思ったのか、 新宿とは反対方向の車両に、ひらり と飛び乗って、多摩川まで行ったと言う。 私は、黒くて長い髪をなびかせて 多摩川沿いを歩く眠の姿を思い浮かべた。 そして、彼女が歩く度に立ち上る草いきれを想像して、 額が汗ばむのを感じた。 それから暫くして、今度は次女の花が、 塾へ行かずに、ひらりと電車に飛び乗って、 家から遠く離れた寒川神社へ行ったと言う。 夕暮れ時の寂れた駅前の歩道橋と、 自転車置き場と、 ひまわりが真っ直ぐに咲く光景を、 スマホで撮って、送ってくれた。 五時を知らせるチグハグな金属音が 誰もいない広場で鳴り響いていた。 矩形に切り取られた、花の孤独だ。 日常から、軽やかに逸脱する。 きれいだから孤独を撮り、 書きとめたい言葉があるから詩を書く。 そんな風に少女時代を生きられたのだったら、 どんなに気持ちが清々しただろう。 けれど私は、歳を取り過ぎた。 汗ばんだ額の生え際に 白髪が目立つようになってきた。 夏の終わり、家族で花火をした。 最後の線香花火が燃え尽きるのを見て、 眠がまだ幼かった頃、 パチパチと燃えている線香花火の先っぽを 手掴みしたことを思い出した。 「あまりにも火がきれいだったから、触りたくなったのかな?」 と野々歩さんが言った。 きれいだから、火を掴む。 けれど、今の私たちは、 火が熱いことを知っている。 触るのをためらい、 火傷をしない代わりに、私たちは 美しいものを手掴みする自由を失ったのか。 いや、違う。 私はこの夏、 少女達の眼の奥の奥の方に、 決して消えることのない 美しい炎が燃えているのを見た。 誰からの許可も求めない。 自分たちの意志で 日常のグチャグチャから ひらりとエスケープする。 そんな風に生きられたら そんな風に生きられたのなら、 たとえ少女時代をとうに生き過ぎたとしても 私は。 著者 村岡由梨 発行所 七月堂 発行日 2024年11月25日 四六判 184ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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プリンは置いといて【新本】
¥1,650
私の仕事は花びらです//朝から晩まで花びらです 詩集『プリンは置いといて』を読むことによって、われわれは「首か ら上を空にして美しいを入れ込む」(「ワンピースの空」)ことができる ようになる。われわれは「八百二十年ものの雨」(「建仁寺の雨」)に降 られることができるようになる。 詩を読むことはなんと楽しいことだろう。そしてこれは、なんと稀有 な才能によって生みだされた、なんと香ばしく甘い詩集だろう。 松下育男 【作品紹介】 アイロンとアマゾン 小林さんに迷いは無い ならぬものはならぬと言い切って 速やかに気に入らぬ場所から立ち去る人だ たくさんのマスクをくれた お礼にトイレットペーパーを贈った 役に立っただろうか 小林さんはとってもいいひとなのに いつも小さなブラックホールを持ち歩いているから ともだちになることを躊躇してしまう それでも小林さんがくれたお菓子を遠慮なく平らげた 迷いのない味だった 小林さんには迷いが無いから 次の仕事が決まらぬうちに会社をやめてしまった 小林さんはアイロンを持っていない アイロンがけはしない主義だ 迷いがないから服の皺にも迷いがなくて とてもしわくちゃ 水分を含んだポロシャツにアイロンをかける時 じゅっと音がして湯気が立ち昇る 湯気の中から小林さんが現れて まだ仕事を探している途中なのだと言う 早く間をあけずに働かなくちゃと話していたのに まだまだまだまだ仕事を探している アイロンをじゅっと押し当てる度に 小林さんは湯気の中に分け入ってゆく アマゾンの森の奥へ奥へと仕事を探しに 文字を持たない部族の中へ 迷いを持たない集落の中へ 耳を塞ぎながら 目を覆いながら 森の奥へと 仕事を探しに 私にできることはアイロンをかけてあげることだけ じゅっ。 鳥 鳥が祖母をくわえて連れ去ってしまったので それきり祖母に会うことができない 時々庭にやって来る鳥の脚をひっつかんでみると するする鳥の体がほつれだし どんどんほどけてゆく 鳥は ただの 長い糸 その束の中に 祖母のかけらは 見つからなかった 著者 竹井紫乙 発行所 七月堂 発行日 2024年11月21日 四六判 82ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ふたば【新本】
¥1,980
道山れいん詩集 ”今やらないと… 時だけがすぎていってしまうんです” そう言われて参加を決めたアートプロジェクト。そして行った町は … だれかのふるさと、 かえれないふるさと、 かえろうとするふるさと。 これはみんなにとっての「ふるさと」の話。 ─── 道山れいん あるとき、道山れいんさんにとある依頼が舞い込みました。それは、福島県双葉町への関心を集めるための「メッセンジャーインレジデンス」に参加してほしいというものでした。 双葉町の未来を切り拓くをテーマに活動しているヒラクフタバによって企画されたもので、アーティストや写真家、編集者など、さまざまな立場にある人たちが実際に双葉町に3日間滞在をして、そこで感じ取ったものを作品などにして残し伝えていくという企画です。 道山さんはそれまでほとんど双葉町のことを知らず、ある意味部外者ともいえる自分が立ち入ってもよいものかと逡巡しました。それでも、と悩んでいた時にかけられた言葉で双葉町への訪問を決意します。 それが冒頭にある道山さんのことばです。 このたび刊行する詩集『ふたば』は、そのような過程で、道山さんが東京から車を走らせ辿り着いた双葉町へ何日か滞在し、そこで出会った人や風景と接してうまれた詩集です。 忘れてはイケナイ、そう紡がれる言葉は沢山見てきたけれど、ここにある言葉は軽やかにけれどずっしりと確かな重さを持って腑に落ちてくる。 思い出す、ふるさとの事。 思い出す、自分ではない人の事。 ――帯文:吉岡里帆(俳優) 【作品紹介】 へんなはなし だれもしらないなんて へんなはなしだ だれもくちにしないなんて へんなはなしだ だれもおぼえてないなんて へんなはなしだし へんなのはじぶんなのかとおもってくる だけどへんなはなしだ それにしてもへんなはなしだ へんなはなしをつづけよう へんだとわかるひがくるまで くるとねがって へんなはなしをしつづけよう へんじゃなくなるそのひまで 【著者プロフィール】 道山れいん Michiyama Rain 東京大学文学部国文学科卒。詩人。 2019年 フィンランド・ラハティ詩祭映像詩部門で日本人初の優秀賞。 2022年 朗読詩の大会「Kotoba Slam Japan」全国優勝。 2023年 国際ポエトリースラム大会・パリPSW(20ヵ国)とリオWPSC(40ヵ国)に日本代表として出場、リオデジャネイロでは日本人初の準決勝進出。 2024 年 台北市での国際ポエトリースラム準優勝。 詩集「水あそび」「水の記憶」「しあわせでいいじゃない」 Instagram @michiyamarain X @michiyama 著者 道山れいん 帯文 吉岡里帆 装幀・組版 川島雄太郎 発行所 七月堂 発行日 11月30日 発売 12月1日(文学フリマ東京39にて初売り) 117mm×188mm・並製・小口折り・帯付 216ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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そは、ははそはの【新本】
¥2,970
ある朝、ウサギの目をして母は 親が老いることを若い時は想像もしない。 その時を感じた親子は旅に出る。 珍道中とも鬱道中とも言える時を共有する。 あらゆる状況を未来へ向ける薦田愛の詩力に乾杯を。 【作品紹介】 ふとん、あの家の 予讃線上り列車の進行方向左手は海 海に向かっている 波のかたちはみえないけれど 台風がちなこの季節にも雨は多くない あかるい空に覗きこまれ 今治から川之江へ 父のねむる一族の墓所へゆく 普通列車の一時間はアナウンスも控えめだから うとうとしていたら乗り過ごしてしまいそう どうしよううたた寝には自信がある 乗り越して戻っていたら日が傾く JR四国はそんな時刻表 バブルなんて時代の少し前 たぶん 母を残してひとり川之江へ 夏休みだったろうか 父と三人暮らした社宅を引き払った後だったか 電話すると母の口がおもい どうしたの はじめてパパが夢に出てきてくれたのだけど 出てきてくれたのよかったじゃない それがね うん 日曜の夕方かな野球か何かテレビをみてて ああそんなだったね 私は台所にいるんだけど呼ばれて振り向いたら うん台所でね 振り向いたらパパの顔はみえるんだけど 身体の下のほうから薄くなって みえなくなっていくのよ え、なに? だからねいやだっ消えちゃ! って 自分の声で目が覚めちゃった そう そうだったのきっと きっとパパは夢に出てきたのに 私が四国に来ているとわかって あわててこっちへ来ようとしたのかもしれない 身体はひとつなのに気持ちが ふたつに裂かれて うーんそうねぇあんたがそっちにいるからねぇ 恋愛結婚だった仲のいい夫婦だった 二年で三度の入院手術ははじめてのことだった バスと電車を乗り継ぎ雨の日も雪の日も付き添った 春の明け方さいごのいきにいきをのみ なみだはこぼれないまま しずみきったふちからペンを手に 図書館に通いつめ医師に話をきき ふたりで歩いた町を訪ねなおし二年後 闘病記をまとめた克明に淡々と あとがきに記した生まれ変わってもと うまれかわってもわたしはと しまなみ海道を渡りきった今治では 父方の伯父伯母、いとこが迎えてくれた 画歴約二十年のいとこ・登志夫兄ちゃんが 私設ギャラリーで食事を出してくれるというので あまえた あまえついでに思いついてメールを (母は生の魚介と肉が食べられないのです) やさしい先生だったいとこから (野菜中心で考えてみますね) と返信があったので安心していたけれど 虫の鳴きしきる草むらの扉の奥やわらかな灯しのもと 椎茸と生クリームのスープに喜んでいたら ピザの隅っこにはソーセージ仕方ないよね 急なお願いだったもの 丁寧に淹れてくれたコーヒーに デザートのケーキまでお手製 おまけにギャラリーを埋め尽くす大小の木版画 声をあげるとよかったらお好きなのをと 今治や内子と愛媛ばかりか飛驒に京都 なかに尾道を見つけた母 行ったばかりだからすぐにわかった ぜひ譲ってと頼みこみ包んでもらって うふっと肩先がゆるんだ 小さな作品だからうちにも飾れるね 私はこの桜咲く蔵の一枚がいいな どこの酒蔵だろう 額入り二枚を抱えて宿へ 明日はしまなみ海道のみえる公園へと誘ってくれるのを タオル博物館とねだる みどり深い山せまる博物館は 父の元気なころにはなかったはず 母と二人あまえたみたいに たぶんもっと ねえさん、兄貴とあまえていたらしい末っ子の父 その父の退場が早すぎたぶん弟の家族を 気づかい続けてくれる伯父と伯母 父の齢をとっくに超えた子としては もうだいじょうぶですってばとつぶやく思いと 健在ならこんな年ごろ、と仰ぐ思いがないまぜの 糸になる ああタオルの糸ってきれいだ 父のねむるお墓は一家のものだから あとでうつせないけどいいねと念をおされた 封を取り除いて骨壺からあける 父を見舞った祖母もそこへ加わった 長兄の伯父も 骨となって それはどんなねむりなのだろう ひとりひとりのねむりはまじりあわないのだろうか あの家、川口の 父と母が六畳間となりの四畳半に私 ふすまを隔てて勉強机と本棚 押し入れにふとんと押し入れ簞笥 だったろうか 勉強机の前でうとうとと居眠り ちゃんと寝なさいとたしなめられて敷くふとん 寝返りを打つ間もなく寝入る子ども 手のかからない子どもだったと 母 そのねむりのうっすら浅くなる 深夜 終電で帰った父と話し込む母の時間の果てにふたり ふすまをあける こたつぶとんを手にして 銘仙のだったろうか着物をつぶした布でつつんだ おもくおおきないちまい 赤外線の熱をためたいちまいをふたりふわっと いえずしっと ねむる私のかけぶとんのうえに なだれこむ蛍光灯のまぶしさがまぶたをとおす ねむいねむりのふかみからよびおこされる けれどめざめてはならないきがして ねむい子どもは ときにねがえりをうちながらまぶしさをのがれ ずしっとあたたかいふとんをまちながら ふたつめのねむりへしずみこんでいったのだったろう ふとん、あの家の こたつぶとん、あの家の 著者 薦田愛 発行所 七月堂 発行日 2024年11月11日 A5判変形 224ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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一千暦の帰り道【新本】
¥1,870
果てしのない〝時間〟を越えようと願い描かれた〝歩行/飛行〟 著者渾身の第一詩集 友達、そんなものではない 恋人、それも違う ノオト おまえの村に昔からあった名で呼ぶ ひとりひとりのはずなのに 背中をいつからか重ね合っていたい、誰か たとえば天地や昼夜のように 理由もなく越えようとして 理由もなく時に長居をゆるしてしまう おまえに懐かれるのには 十分な時間だったようだけど でもおとなしくしておいで、ノオト もう一度だけ嵐を抜ける その途中で僕たち 一緒にぶっ壊れたって構わないと信じている 「旅の子ノオト」より抜粋 著者 高嶋樹壱 カバーイラスト ねもとなおこ 発行所 七月堂 発行日 2024年11月25日 A5判 84ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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のほほん手帖2025(フリースケジュールver)
¥1,870
今年もまた、西尾勝彦さんのアイデアで作り始めた「のほほん手帖」が発売となります。 今年は、使いやすさと自由度を増すためにリニューアルをし、年月日やタイトルをご自身で書き入れていただけるようにした「フリースケジュールバージョン」を発売いたします。 表紙に使った紙は光沢がありますが、角度によってはシックな色合いにも見え、上品な手帖に仕上がりました。 ぜひ実際にお手にとってご覧いただきたい一冊です。 タイトルの印字もありませんので、お好きなステッカーやスタンプや画材でコラージュしてお楽しみください。 西尾さんの書き下ろしと手書きバージョンももちろん発売となります! こちらは数量限定となりますので、2025年の西尾さんののほほんとした言葉を手書き文字で楽しまれたい方にはこちらをぜひ。 『のほほん手帖西尾さんバージョン』はこちらをクリック https://shichigatsud.buyshop.jp/items/93744829 今回、本文の刷り色をモノトーンで統一しました そしてどちらのバージョンもメモ部分が3種類。 合計で78頁ありますので、さまざまな方法でのご利用をしていただけます! 【二十四節気の詩(書き下ろし)より】 小寒 いつまでも、寝正月かも 雨水 森の奥、氷柱の光こぼれゆく 啓蟄 まだ寒いね、そうだね、そうかな 穀雨 緑の季節に、あなたの後ろ姿 芒種 闇に入って、そのまま螢となる 小暑 燕のスピード、夏の速さよ! 立冬 柿の落ち葉を、ならべている ◆使用紙 【表紙】ヴィンテージゴールド モス 【見返し】ブンペル ダンボ サイズ 190mm×100mm×11mm 製 本 上製・天開き 内 容 ◉マンスリー14ヵ月分(見開き2頁) ◉西尾さんの「今月ののほほん」(フォント文字・書下ろし) ◉西尾さんのひとこと詩「のほほん二十四節気」(書下ろし) ◉メモ3種:白無地34頁、5mmドット罫線31頁、グレー無地13頁 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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のほほん手帖2025(西尾さんver)
¥2,200
今年もまた、西尾勝彦さんのアイデアで作り始めた「のほほん手帖」が発売となります。 今年は西尾さんの書下ろしと手書きバージョンに加え、使いやすさと自由度を増すためにリニューアルをし、年月日やタイトルをご自身で書き入れていただけるようにした「フリースケジュールバージョン」を発売いたします。 『のほほん手帖フリースケジュールバージョン』はこちらをクリック https://shichigatsud.buyshop.jp/items/93744854 西尾さんの書下ろしと手書きバージョンは数量限定となりますので、2025年の西尾さんののほほんとした言葉を手書き文字で楽しまれたい方にはこちらをぜひ。 今回、本文の刷り色をモノトーンで統一しました そしてどちらのバージョンもメモ部分が3種類。 合計で78頁ありますので、さまざまな方法でのご利用をしていただけます! 【今月ののほほん(自筆・書き下ろし) より】 「自分が傷ついても人を守る、その美しさ」 「いつも裏方のあなたに気づいて、気づかれないように ささえている」 「あなたの笑顔が、あなたを救っています」 【二十四節気の詩(書き下ろし)より】 小寒 いつまでも、寝正月かも 雨水 森の奥、氷柱の光こぼれゆく 啓蟄 まだ寒いね、そうだね、そうかな 穀雨 緑の季節に、あなたの後ろ姿 芒種 闇に入って、そのまま螢となる 小暑 燕のスピード、夏の速さよ! 立冬 柿の落ち葉を、ならべている ◆使用紙と箔 【表紙】OKサンドカラー ペールブルー 【見返し】コニーラップ ホワイト 【箔】村田金箔 スペシャルメタリックカラー コーヒーブラウン サイズ 190mm×100mm×11mm 製 本 上製・天開き・表紙箔押し 内 容 2024年12月~2026年1月 ◉マンスリー(見開き2頁) ◉月ごとに、西尾さん自筆の「今月ののほほん」(書下ろし) ◉西尾さんのひとこと詩「のほほん二十四節気」(書下ろし) ◉新月と満月 ◉二十四節気と雑節を少々 ◉メモ3種:白無地34頁、5mmドット罫線31頁、グレー無地13頁 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ソノヒトカヘラズ【新本】
¥2,970
帰らなかった その人が 帰るという こみあげてくる時の流れを言葉で拭いながら 馴染の調べと共にテラコッタは生れていく 【作品紹介】 アンモナイトの見た夢 そしてまた 千日が過ぎて アンモナイトの見た夢 どこかで誰かがつぶやいた 大仰だな 数億年の古層に 降りそそいだ夢のことなんて 土と火と灰の渦まくダンス! 炎上の釜はもうひとつの燃える天体 帰ってこなかったソノヒトの 一挙手一頭足がくりかえし オーロラダンスを踊っている 思い出さないわけにはいかない アンモナイトの反時計回りの螺旋 * 鼻の形が美しい反ダダの詩人と 鼻のつぶれた老ボクサーが 地中海の夏のジュラの幻影のなか 浮遊する玉虫色の 巨大巻貝に嚥みこまれ 永遠をありがとう 黄昏をありがとう 殴り合い 絡み合い 睦み合い そして いつか来る さようなら 白い絹の言葉を吐き続けていた * 日帰り小舟が停まるデロス島の船着場 粗末な小屋に泊めてもらった翌朝 黒光りする石窯で パンを焼く 草臥れた影絵のような老夫婦 哀歌だったのか 笑話だったのか 歌うように 絶えず呟いている 八月の太陽は容赦ないが 五頭の獅子たちは身じろぎもしない アポロンが生まれたというこの島で ピレウスから帰還した次男は 腰巻きひとつ半裸の含蓄の男 挨拶は 目くばせひとつだった コツコツと岩を削り 太陽が傾いて沈むまで 残酷に素朴なアポロン像を ささやかな ドラクマに替える 著者 南椌椌 発行所 七月堂 発行日 2024年11月5日 173mm×210mm 210ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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妃 26号【新本】
¥800
SOLD OUT
田中庸介さんが編集・発行人となって1989年に創刊された同人詩誌です。 編集・発行人 田中庸介 発行所 妃の会 装幀 室井良輔 カバーアート ライシャド・ジャバー・グラバー 発行日 2024年10月6日 B5判 120ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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とても小さな理解のための【新本】
¥2,200
SOLD OUT
【出版社内容紹介】 日々の息苦しさからの解放。 ここに綴られた詩は、あらゆる事象の境界を 溶かし、生まれたての眼で世界を見せてくれる。 又吉直樹(お笑い芸人) 幼さを内包しながら、少女は溶ける。 羽化した大人の身体。虫の眼で見つめる世界。 日常の美しさと痛みを描き出す、透明な言葉たち。 今日マチ子(漫画家) 「幸福な人間に詩は書けない」とある詩人は言ったが、わたしはそれを信じない。くじらさんは手を伸ばす。いま匂いや重みをもつきみ、おまえ、あなたへと。あなたの向こうの窓やその先へと。その道すがら、出会う誰かと互いに呼吸を渡し合って、生きて詩を書きつづける彼女のことを、わたしは誰よりも信じている。 堀静香(歌人、エッセイスト) 名著、復活。 向坂くじらデビュー詩集、増補・新装版。 【目次】 星座 ●キッチン 二十七歳 迷子 四月の昼 月子、ハズゴーン 満潮 サービス 怒りだ 誤認 潮鳴り トマトポークカレー(もっとも個人的な) ●玄関口 牛乳を一杯わけてください ほしがる 棲みうつる日 ちいさな群れ 城塞 変態 ●子どもたち 区別 線とハサミ クライスト 踊り 月が欠ける 性的な誘い 目撃 提案 あったかくして ●波のうつ部屋 君の帰りを待ちながら書いた詩 食いちがう 波のうつ部屋 カウント 水べ ディナーテーブル 許しが訪れるのを待って 航路 死ぬ前の話 ●窓 ショウ ベッドタウン・パレード 見せてあげる ぶん 同い年 肉眼 豊穣 えり子を知りませんか 新しい足 ねえ、おかあさん ●とても小さな理解のための おとなりは ねずみを殺す いてもいても メッセージ・イン・ア・ボトル 詩がどこにもいなかった日 ディスカウント 理解へ(家庭的な解釈) アンダスタン 青いしっぽ 冬に光る 週末 【前書きなど】 合わさることを知らないひとつの声に 【著者プロフィール】 向坂 くじら (サキサカ クジラ) (著) 詩人。1994年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書にエッセイ集『夫婦間における愛の適温』『犬ではないと言われた犬』(百万年書房)、小説『いなくなくならなくならないで』(河出書房新社)ほか共著など。慶應義塾大学文学部卒。 著者 向坂 くじら 発行所 百万年書房 発行日 2024年10月30日 四六変形判 232ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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sleeping cloth スリーピングクロス(サイン・ポストカード付)【新本】
¥2,750
【出版社内容紹介】 夢のなかで言葉は糸のように紡がれ、つらなり、無数の物語として手渡されるーー 『ひとりごとの翁』『ノトーリアス グリン ピース』に続く、待望の第三詩集。 毎週ドラマを見ているような感覚だった ホノカの目線は 、 カメラの立ち位置であって、 けっしてその夢の中の登場人物たちと接触をすることはできない、 時々、場面は転回し、物語は数日後に唐突に変わっていたりもした ーー「(green) daphne」より 【目次】 Ⅰ Innocent/水蚕ノ伝 消える花札 キラー・カール・クラップ 百式 Ⅱ パレード 母のうしろ姿 (green)daphne 黒式 Ⅲ 草達磨と残雪 Type-β 火星の植物 月の廃園 Ⅳ under the s(e)wing machine almond paraiso sleep talking 【著者プロフィール】 田中さとみ (タナカ・サトミ) 詩集に『ひとりごとの翁』『ノトーリアス グリン ピース』(ともに思潮社)。 著者 田中さとみ 発行所 左右社 発行日 2024年10月22日 A5判 144ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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杉本さなえ カレンダー 壁掛 Season's Calling 2025
¥1,870
朱と墨の2色がいざなう絵世界にトリップ! 毎年大人気のイラストカレンダー。墨汁の朱と墨の2色から繰り広げられる美しくも想像力を刺激する絵世界は、いちどはまると抜け出せない魅力にあふれています。インスタフォロワー約10万人。雑貨、布地など大活躍の杉本さなえの絵を飾ればそこは素敵なコーナーに変身します! イラスト 杉本さなえ デザイン 浜田純子 発行所 オレンジページ 255×255mm(閉じた状態) ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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出久根育 チェコの猫の12カ月カレンダー2025壁掛
¥1,870
昨年またたく間に完売した美しい猫の絵のカレンダー。 今年、個展が大盛況だった画家&絵本作家・出久根 育が描くチェコの猫カレンダー第2弾。撫でたくなるような毛並み、目が離せなくなる瞳の輝き。額装したくなるような美しい猫たちが表情ゆたかに毎月を彩ります! 発行所 オレンジページ 発売日 2023年9月18日 255mm×255mm ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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2025年カレンダー「鉄三、うちの猫たちはね。」
¥770
【発行元内容紹介】 ミロコマチコさんによる、表紙をふくめ、13枚で構成された月毎の2025年版カレンダー。ミロコさんと生活をともにするネコのソトとボウ、テンテン、スイカ頭、コロナにまつわる、微笑ましく愛おしいエピソードを、絵と文章にまとめました。 ファン必携の完全書きおろしカレンダー、シリーズ第16弾です。 イラスト ミロコマチコ 発行所 ブロンズ新社 297×105mm ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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2025年 カレンダー ミロコマチコ レタープレス
¥1,540
ミロコマチコが描くけものたちを活版印刷で生き生きと表現したカレンダー。 ブランド GreetingLife(グリーティングライフ) サイズ 10.16 x 10.16 x 18.42 cm ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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2025年カレンダー チョークボーイ レタープレス
¥1,540
チョークボーイ渾身の描きおろしイラストの豪華な活版カレンダー。 ブランド GreetingLife(グリーティングライフ) サイズ 10.16 x 10.16 x 18.42 cm ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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2025年 カレンダー Noritake ダイカット キャット 卓上
¥1,045
人気イラストレーター「Noritake」のシンプルでキャッチーのイラストのカレンダー。 ブランド GreetingLife(グリーティングライフ) サイズ 7.11 x 7.11 x 11.94 cm ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955