思潮社(新本)

  • ¥ 3,418
  • 【出版社内容紹介】 森の中のラビリンスを迷うように、樹木のイメージに導かれて展開される神話と伝説の物語。意識と経験の深奥にある世界の意味と無意味のタペストリーを精緻かつ大胆な詩的言語が織りなしてゆく。詩・生成『高柳誠詩集』『水晶宮』『アリスランド』『卵宇宙』『博物誌』全篇と未刊詩篇。 著者 高柳誠 発行所 思潮社 発行日 1992年11月1日(第1刷) A5判 117ページ

  • ¥ 2,640
  • 【出版社内容紹介】 様々な切断面をきらめかせながら、瞬間の世界として立ち現れる、七つのトポスをめぐる各十篇の短詩群は、詩人の明確な意思と緻密な構築によって、多面的な言語宇宙を開示する。著者初の短詩集。 著者 高柳誠 発行所 思潮社 発行日 1998年7月31日(第1刷) A5判 90ページ

  • ¥ 2,200
  • 【出版社内容紹介】 代表作となった「シジミ」「表札」「くらし」など、68年の初版時より今なお新しい魅力を放ち続ける珠玉の名詩集。歴史を見つめ、未来に手渡す、待望の復刻版。 著者 石垣りん 発行所 思潮社 発行日 2008年5月31日 A5判 126ページ

  • ¥ 2,970
  • 【出版社内容紹介】 鮎川信夫の詩とは何か。初めて明らかにされる、「向上之青年」など父親の雑誌との深い関わり、戦争と〈荒地〉理念の根源、詩友・森川義信、夫人・最所フミとの位相、詩の断念の真相……。日記や証言などの新資料から論究する、ラディカルな詩人像! 著者 樋口良澄 発行所 思潮社 発行日 2016年7月(第1刷) 四六判 290ページ

  • ¥ 2,860
  • 【出版社内容紹介】 荒ぶる季節の唄 幻の野の夢へ、果てなき雪原をさまよい、隘路から隘路へ、漆黒の迷宮をくだってゆく——。冥府の臍にほとばしる、熱い吐息を聞け! 『まばゆいばかりの』から9年、待望の最新詩集。 著者 朝吹亮二 発行所 思潮社 発行日 2019年10月(第1刷) A5判 128ページ

  • ¥ 2,420
  • 【出版社内容紹介】 夏の余白 「なんと現実的なんだろう。確かに存在するあの季節の輝きを掴まえようとして、詩人は日本語に無理をさせる。その成功に、僕は戦慄した」(千葉雅也)。透徹したまなざしで描かれる少年少女たちの世界。躍動感あふれる、待望の新詩集。 著者 望月遊馬 発行所 思潮社 発行日 2019年7月(第1刷) A5判 94ページ

  • ¥ 2,640 SOLD OUT
  •  収録した34の詩篇は、二〇〇四年七月頃から、二〇〇五年の七月頃に渡って、約一年の間に書き留められた。当初から連作を目論み、配列は制作順に依っている。終わるべき詩篇数は34と定め、各章ごとの方位のばらつきは、その予め定められた錘に依拠するところが大きい。 (略)  音韻はたわむれではなく、むしろ無名のシナプスの衝迫を尊重した。それがまたある私的限界を自ずから規定するところが、提示する根拠であるけれども、図りきることの出来ない無名性を招び込む期待は、メディアを祖とする個体間のシナプスという、共通記憶のようなものを措定することにより敢えて方法として取り入れた。(あとがきより) 著者 佐藤勇介 発行所 思潮社 発行日 2007年1月8日 A5判変形 本文 144頁

  • ¥ 2,640
  • 【出版社内容紹介】 1990年夏、アメリカ西海岸の都市オークランドへ「少年」は単身で渡る。湾岸戦争下の国にギターキッドをとどめたのは、熱いジャズと移民たちの友愛だった――。世界の不協和音を刻みこむ22篇。 著者 石田瑞穂 発行所 思潮社 発行日 2019年5月(第1刷) A5判変形 106ページ

  • ¥ 2,640
  • 【出版社内容紹介】 第54回藤村記念歴程賞受賞! 「東京都心での仕事と生活につかれたのか、心因性の難聴を患ってしまった。以来、弱まった耳は、聴くこと、聴こえてくる世界の切実さを教えてくれている」(あとがき)。生の鼓動を聞きとどける、最新17篇。『まどろみの島』(H氏賞)に次ぐ、待望の第3詩集。 著者 石田瑞穂 発行所 思潮社 発行日 2015年10月(第1刷) A5判変形 130ページ

  • ¥ 1,980
  • 【出版社内容紹介】 ◎「在日を生きる」詩人・金時鐘の半世紀にわたる、肉声がつらなり、響いている傑作詩選集。 ◎本詩選集は、第1詩集『地平線』、『新潟』、『猪飼野詩集』、高見順賞の『失くした季節』ほかの詩集、さらに最近の詩(単行本未収録)などから、代表作38編を厳選。生涯の詩の軌跡を辿ることができ、金時鐘の詩の世界を知る格好の入門書。 ◎巻末の解説は、金時鐘の詩友で編者の丁海玉が、丁寧に詩人の遍歴、詩が問いかけるものを語り、わかりやすい読書案内となっている。 ◎金時鐘夫人、カン・スニの姪で画家パク・ヨニの絵がカバーを飾り、本文には、カン・スニが描いた詩人のスケッチがおさまり、ユニークで個性的な詩集の装いを見せている。 著者 金時鐘 発行所 港の人 発行日 2018年3月(第1刷) B6判 221ページ

  • ¥ 2,420
  • 【出版社内容紹介】 「東京を〈マーガリン色〉でぬりたくってる――これは、おんなのこが撮った言葉のフィルム」(山岡ミヤ)。ものいわぬ暗渠を包み匿し、都会の谷底の街はゴールなきアップロードをしつづける。その、あたらしいひかりのながれるほうへ。 著者 紺野とも 発行所 思潮社 発行日 2019年10月 四六判 104ページ

  • ¥ 1,980 SOLD OUT
  • 【出版社内容紹介】 950篇に及ぶ全詩篇から、吉本隆明に一家言をもつ3名の作家、詩人、評論家が、代表作10篇ずつを選びとる。白熱化した討議が展開され、緊迫した雰囲気のなかで、対立しながら同じものに向い代表詩がスリリングに、果敢に読み込まれ、選びとられてゆく。吉本詩の真髄に触れるための座右に備えたい普及保存版。 著者 吉本隆明 編者 高橋 源一郎、瀬尾 育生、三浦 雅士 発行所 思潮社 発行日 2004年4月(第1刷) B6判 254ページ

  • ¥ 3,960 SOLD OUT
  • 【出版社内容紹介】 30年にわたる吉本隆明論集成 単独で〈世界〉と戦う、その言葉をめぐって考え続けた長く濃密な時間を凝集。吉本隆明の存在を切実に尖鋭に問う、著者畢生の力作評論。 なぜ長い時間、同じ中心を周回するようにして書き続けてきたのかと問われれば、日本の、あるいは外国の、他の思想家を追跡することによっては決して可能にならない、吉本隆明について書くことによってしか可能にならない思考の道筋が、この世界にはたしかに存在するからだ、と答えるのがよいと思う。(あとがき) 著者 瀬尾育生 発行所 思潮社 発行日 2019年7月(第1刷) 四六判 376ページ

  • ¥ 3,960
  • 長田典子詩集 【出版社内容紹介】 チキュウの裏側へ 危ない方の道を行け――「わたし」を縛るモノすべてを超えて、もう一度、“能動的に愛する”ために。そこで見えたもの向き合ったこと、そのすべて。渾身の14篇。 著者 長田典子 発行所 思潮社 発行日 2019年9月(第1刷) A5判 206ページ

  • ¥ 2,860
  • 時里二郎詩集 【出版社内容紹介】 第70回読売文学賞(詩歌俳句賞)受賞! 第49回高見順賞受賞! 「見えない島の 鳴かない鳥の/ささ ここ きき しし け//みなほどかれてそこに ある」(「鳥のかたこと 島のことかた」)。用済みになった人形やアンドロイドが余生を送るサナトリウムの島。過去―未来を貫いて、精妙にスタイルを変容させながら、多層的に織り上げられた、言語の島をめぐる探究の地誌。 著者 時里二郎 装幀・装画 望月通陽 発行所 思潮社 発行日 2019年4月(第2刷) A5判変形 146ページ

  • ¥ 2,860
  • 【出版社内容紹介】 再生を標榜する権力と資本の執行から、生存の原理と形態は廃棄される。その空虚な暴力に対峙するために、「人間の同意」なしに、いま詩が書かれる理由はない。変容する光景のさなか生き尽くす意志。詩と生をめぐる著者20年余の思考の軌跡。著者自装。 著者 稲川方人 発行所 思潮社 発行日 2013年5月(第1刷) 四六判 288ページ

  • ¥ 2,420
  • 【出版社内容紹介】 今日を生き延びる もっとも閉ざされた世界の中に押し込められた、永遠に続いてゆくかのような子どもの時間。からみつく厚い膜から身をはがし、忘れられない痛みを携え「卒業」へと歩み出す、曲がりくねったぼくたちの道程、全19篇。 著者 作田教子 発行所 思潮社 発行日 2019年9月15日 四六判変形 88ページ

  • ¥ 2,200
  • 【出版社内容紹介】 第22回中原中也賞受賞! 「「故郷」を失って「東京」を彷徨う「私」には、だが凜々しさがある」(中本道代)。「野崎さんの作品に勇気づけられたり励まされたことがある」(中尾太一)。もう一人の私に会いに行くこと――。片隅の生をやわらかく灯す、12の詩篇。2015年の現代詩手帖賞詩人による第1詩集。 著者 野崎有以 発行所 思潮社 発行日 2018年4月30日(第3刷) 四六判 96ページ

  • ¥ 2,640
  • 【出版社内容紹介】 第50回高見順賞受賞! 言葉を通じて、この場所へかならず戻ってくる。遥かなる道をたずねる14年ぶりの新詩集。 著者 江代充 発行所 思潮社 発行日 2019年9月30日 四六判 120ページ

  • ¥ 2,200
  • 【出版社内容紹介】 第25回中原中也賞受賞! 「言葉を超えてゆくフィジカルとしての絵画のように、語り得ない何ごとかにはるかその射程を伸ばしている」(田野倉康一)、「柔軟性とスター性を兼ね備えた、唯一無二の書き手。肉体の細部を捉えるまなざしが、語りの中できらきらと乱反射する」(文月悠光)。生物の枠をこえ、転生と変容を重ねてゆく言葉の身体。第54回現代詩手帖賞受賞詩人、待望の第1詩集。 著者 水沢なお 発行所 思潮社 発行日 2020年3月15日(第2刷) 四六判 120ページ

  • ¥ 2,420
  • 関西在住の詩人、髙塚謙太郎さんの第一詩集。 「こうして詩は更新される」 顔の巣の中で、弔鐘は鳴りやみ、列車の過ぎた唇となり、窺う、時折浮いては沈む母の仕組み。 森は微熱を退けた、季節とともに勤勉に老いる山林、そして発車の鐘は聴かれている、何処から。 何処から、晩夏は膝を抜き、悪辣のかぎりに匂い立つ、それは命名の挙句の報い、はや、祈りは独りでに滅亡している。 (「美しすぎて」) 髙塚謙太郎 著 2009年10月25日発行 発行所 思潮社 本文98ページ 12.7×19

  • ¥ 2,640
  • 望月遊馬詩集。第18回中原中也賞候補作、第4回鮎川信夫賞候補作。 あの子はおしゃれをして街にでるのだろうか 夕ぐれのころ 綿のストールを首にまいて 頬を赤く染めて 色ちがいのトレンカをはいて 石鹸をくちにふくんで眼をほそめた あなたがまるであの子のようだと 笛のように笑ってた 日から日へ受け渡していた絶唱のような紙がどうか なくなりませんように 雨のなかあの子は舗装された路を傘をさして歩いている 赤い服 ゆらめく風景 どこでもない形式としての抱擁 がながく保たれるときの 手はつながれていない、目は閉じられ て いない からだをもっていかれて アパートのなかでずっと包丁をといでいた おはよう 眩しいですね 手をかざした太陽の保温性はたしか に感じていて だから 目のむこうでは いつも正気ではいられ なかった 肌がぬくもりのなか ゆっくりと崩れてい く もう冬の季節でしたね (「非日常」より) 著者 望月遊馬 発行所 思潮社 発行日 2012年7月31日 A5判 107ページ

  • ¥ 2,090 SOLD OUT
  • 小笠原鳥類詩集 ひろがるテレビ、イソギンチャク色彩カラーテレビ、鮮やかな花のような生き物達を集合させるテレビ……くねくね泳ぐカラフルな魚たち文字たち。実用性をなくした画面で言葉が生き生きと、うねる。大量の色彩破片の乱反射にはじまる未来の〈放送〉10篇。 (帯文より) 著者 小笠原鳥類 発行所 思潮社 発行日 2006年6月15日 A5判 91ページ

  • ¥ 2,420
  • 川田絢音詩集。第23回萩原朔太郎賞受賞作。 喉声で鳴き 光らない眼差しを交わし 人をも聴いている 雁の群れを見ていると 人の姿の視線をそそぐにたえないのが感じられる 穴を穿ち 黄の影で満たして タンポポの低い顕れもわたしたちには真似できない 橅は内と外との裂け目を身に刻み 貨車で運ばれ 深い傷でみずからを覆って通っていく 貨車の上で 老いた妻をかばう掌 オシフィエンチムに着くまで (「雁の世」より) 著者 川田絢音 発行所 思潮社 発行日 2015年5月31日 A5判 82ページ 2刷