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 【内容紹介】
あの戦時下18歳の、叫びとつぶやき
生の孤独に耐え抜いた、青年の日記。
1941年から召集の電報が来た1944年3月8日まで。
呉の海軍工廠で勤労奉仕の日々を送る18歳。「待望の召集」と電報が来たことを記している。河村正雄の最後は、ルソン島にて凶弾が胸を貫通し死亡した1945年2月25日。満21歳。この通知は1946年7月に兄の元へもたらされた。
河村正雄の命は国家にとっては何だったのだろうか。
河村正雄の命は誰の物だったのだろうか。
戦地に出発する前日に書かれた兄への手紙(遺書)からの抜粋
 御手紙有難う。便りを貰ったのは故国を離れる最後の日だ。俺たちは長い期日演習に行く事になった。思えば兄を始め、親戚の皆様に色々御世話になり、何不自由なくこんなに成長した事、嬉しく思って居ります。兵長殿から聞えた事と思う。俺は出来るだけ頑張った。時計及び仁丹入れは俺の形見として置いて行く。御守り入れはルイ子にやってくれ。
(略)
何度もくり返すが、御体に気をつけて下さい。
俺は生魚のように張り切っている。
    鉄弥に宜敷く
    彼女を大切にしろよ
*この手紙は兄から来た黒インクで書かれた手紙の用箋の裏に鉛筆で書かれていた。
著者 河村正雄
発行所 七月堂
発行日 2018年11月9日
四六判 307ページ
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