白い着物の子どもたち【新本】
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【出版社内容紹介】
美しいと思った日々が/絵画のような遠くを散っている
(「草深百合」より)
思い出というものではない、遠い風景の中の懐かしい微笑みやさびしさ。
少女が乗るブランコのこすれる正確な音によって伝えられる生きる生活。
清澄な叙情を伝える25篇の詩。
女の子は
小学校の七夕の短冊に
にこにこ笑っている女の子を描いて
横に大きく
わたしがやさしくなるように
と書いていた
一年生だった
枇杷色の服ならオーバーコートがそうだった
(「絵のなか」より)
【目次】
ひとが通る
白い着物の子どもたち
奄美和光園
線路のサルスベリ
野風山風
死が生を介抱しながらおとずれるということはあるか
習性として
うみづら 海面
一生のこととして
絵のなか
前方
銀杏
声
毎日
友だち
川ふたつ
みえつつもとな
祖母山
ざぶんと
青紫蘇と枝豆
お手伝い
月人
草深百合
影よ
ベンチのチューリップ
【著者プロフィール】
伊藤悠子(いとう・ゆうこ)
詩集
『道を 小道を』(ふらんす堂、二〇〇七年)
『ろうそく町』(思潮社、二〇一一年、第44回横浜詩人会賞)
『まだ空はじゅうぶん明るいのに』(思潮社、二〇一六年、第34回現代詩花椿賞)
『傘の眠り』(思潮社、二〇一九年)
エッセイ集
『風もかなひぬ』(思潮社、二〇一六年)
著者 伊藤悠子
発行所 書肆子午線
発行日 2023年7月15日
A5変形 上製 96ページ
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