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死者たちからの触発。相米慎二、吉本隆明、築山登美夫、加藤典洋と共に紡がれる言葉。
吉本隆明が時代に与えた言葉は多くの人を驚かせ、身を引き締めさせた。
そんな時代を青春時代に体験した者は令和の時代では高齢者に属する者が多くなった。
日下部正哉が生きてきた時代がつづられている。
この時代は単に時代を批判するだけでなく自らの存在をも精査した。
自分が考えるということは、その本質は何か。
自分が思い描く世界は、本当に自分なのだろうか。
そんな問いの中で言葉はつづられる。
「言語が意味や音のほかに像を持つという考えを、言語学者は認めないかもしれない」。
言語が像を持つという概念は言語によって与えられた知識を超えてゆく。
「そして、像は転移する」のだと日下部正哉は呟くのだ。
【目次】
Ⅰ そして、像は転移する
「芸術言語論 その2」レポート
「芸術言語論」ノート
―語られなかった「五十音図」と『母型論』による照射
Ⅱ 了解と訣別―〈最後の鮎川信夫〉と八〇年代の吉本隆明
吉本隆明と対座する鶴見俊輔
喩としての『アメリカン・スクール』
Ⅲ 築山登美夫の死
築山登美夫、詩批評/批評詩の光芒
天才的に無防備だった人―福田博道さんを悼む
Ⅳ ウィズ・コロナをめぐる九つの走り書き
震災をめぐる断章
死者にことばはあてがわれたか
―辺見庸の二冊の詩集『生首』、『眼の海』を通読する
『台風クラブ』論―十六年ののち、追悼として
さらば映画の友よ―米津景太氏の思い出に
Ⅴ イチローという軌跡/奇跡
死者たちからの触発に応える─あとがきに代えて
著者 日下部正哉
発行所 七月堂
発行日 2022年3月31日
四六判 ページ
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