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言葉の檻のなかで吼えている獣 中島敦の詩的遍歴【新本】

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【内容紹介】
中島敦の「山月記」をはじめとする連作「古譚」を詩論(詩人論)として読み解いた中島敦「古譚」論

「敦はスティヴンスンに共鳴し、なかば憑依しながら「光と風と夢」という作品を書いた。そして、僕たちは敦の「小説」を読むことで、敦が僕たちにのりうつり、敦に魂を奪われ、敦は僕たちの血となり肉と化していく。そもそも、そういう「小説」を、敦は目指したのだった。それはたしかに実現している。いまなお敦の作品に「心を奪われる」ものは多い。とりわけ、「山月記」の李徴に強烈なシンパシーを感じる人はあとをたたない。それどころか、「山月記」を読んで、「これは私だ」と言う人も少なくない。この強烈な「共感性」は、敦が書く小説の特筆すべき点であると言っていいだろう。それが本書で扱う主題の一つである。」
(「はじめに、にかえて 第一章「古譚」のなかの「山月記」――言葉の根源をめぐる旅」より一部抜粋)


【著者プロフィール】
佐々木蒼馬(ささきあおま)
詩のサロン「26時」同人
第11回「びーぐるの新人」



著者 佐々木蒼馬
私家版
写真・装幀 佐々木蒼馬
発行日 2019年12月4日
B6判 96ページ


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