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【出版社内容紹介】
草と風を集め 花野を渡り
闇を抱いて 詠い続けた詩魂
生と死を見つめた30年、
1113首の全歌業
『ぼろんじ』によって初めて刊行される、奥田亡羊の第四歌集『虚国』を含む全歌集。
「一人の人間が残すことのできる言葉には限りがある。しかし彼の紡いだ言葉は、この『ぼろんじ』を通して多くの人々の心に届き、これからも生き続けていくだろう。この一書が奥田亡羊という稀有な歌人の軌跡を刻む、かけがえのない証となることを願ってやまない。」 (巻頭言 矢部雅之)
「奥田はずいぶん早く、遠い旅に出てしまった。奥田本人を交えて第四歌集の感想を語り合えないことが寂しい。だが、誰もがいつか行く道ならば、またどこかで会えるはずである。その日まで、奥田亡羊がのこしてくれた四冊の歌集を、大切に読み継いでゆきたいと思う。」 (解説 横山未来子)
「「奥田亡羊」という名前の意味を皆が理解してくれるようになるまで使い続けろ。変な名前でも世の中がそれを当たり前に思うようになれば良いんだ。
名前に負けるな、ということだったと思う。嬉しかった。
「亡羊」という名に、私は少しは追いつけただろうか」 (あとがき 奥田亡羊)
【収録歌】
宛先も差出人もわからない叫びをひとつ預かっている 『亡羊』
鏡の奥にひと月ぶりの髭を剃る空には竜の匂いがした 『花』
大股に来たりて春は岩をしぼる。絞られて岩、水を滴らす 『虚国』
おのづから心は虚(うろ)となりながら空にとどろく海鳴りを聞く 『虚国』
旅ならば草の枕と思ひをり治療マスクの網のさみどり 『虚国』
著者
発行所
発行日年月日
判 ページ
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