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市場のことば、本の声【新本】

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【出版社内容紹介】
ここは沖縄・那覇の市場通り
今日も私はかわらず店を開ける


店に立ち、市場のことばに耳を傾ければ、今日も人と本が豊かに、楽しげに行き交う──。 沖縄の本を地元で売ることにあこがれて、那覇に移住して9年。店先から見えてきた、そして店先で考えてきた、本のこと、人のこと、沖縄のこと……。古本屋の店主にして気鋭のエッセイストが新たな視点で綴る、珠玉のエッセイ集。


「引用でも立ち読みでも、読んだ人にはいつでもいくらでも与えてくれる、言葉の気前のよさ。似合わないとも高いとも言わずに、誰にでも惜しみなくさし出されている。さびしいときもお金のないときも、本屋に行けばなにかを受けとれる。」――本文より


【目次】
i 市場の時間

「さよなら」/椅子/お茶/お盆/休みの日/730/しーぶん/辻占/二千円札/猫/水まわり/傘/時計/古着 /ミルク


ii 地元の町、遠くの町

小さな冊子/四足のくつ下/地元の人/かつての隣町/春よ来い/ものを片づけて手入れをするのは/オキナワで考え中/黒い瞳/髪を切る/◯と☓/“Can you speak English?”/人生の最後に読みたい本


iii 月日のかけら

お風呂で/店番の時間/バス停にて/古本屋のような町/万年筆のたてる音/その土地の本/知らない店/夏休み/灯台守の話/言葉のはぎれ/瓶を放る/古本たちの読書会/腹心の友/ミトン/ケースのなかの時間/花見/小休止/ドラムセット/市場の夜/昨日の続き/ダンボールガール/帰ってきた人たち/そばを嚙む/電気やガスのように/日々を区切る/ほんやくコンニャク/初雪の日/旅人のように/パラレルワールド/日食の朝/その場限り/筆圧/レンズ/塗りこめる/待合室/古本と風呂敷/夢の鳥/王国の面影/新年を祝う/青色の灯火/台北の市場にて/左手の言語/ミシン/命のお祝い/電気どろぼう/かわいいもの/サンライズ/メッセージ


あとがき


【著者プロフィール】
宇田智子(うだ・ともこ)
1980年、神奈川県生まれ。2002年にジュンク堂書店に入社し、池袋本店で人文書を担当する。09年、那覇店の開店にともない異動。11年7月に退職し、同年11月11日、那覇市の第一牧志公設市場の向かいに「市場の古本屋ウララ」を開店。著書に『那覇の市場で古本屋──ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』(ボーダーインク)、『本屋になりたい──この島の本を売る』(ちくまプリマー新書)がある。14年、第7回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。現在、古本屋店主として働きながら、さまざまな新聞、雑誌に執筆活動を行っている。



著者 宇田智子
発行所 晶文社
発行日 2018年6月10日
四六判 240ページ


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