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ジャコメッティ|エクリ【古本】
¥3,700
【状態】 カバー付、帯折込み カバー:スレ少 本体:天地小口シミ少 著者 ジャコメッティ 訳者 矢内原伊作、宇佐見英治、吉田加南子 発行所 みすず書房 発行日 1994年7月7日 A5判 458ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ジャコメッティ【古本】
¥2,200
【状態】 カバー付、帯折込み 本体:天小口シミ少 著者 矢内原伊作 編者 宇佐見英治、武田昭彦 発行所 みすず書房 発行日 1996年4月20日 A5判 341ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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精神史の中の芸術家【古本】
¥800
SOLD OUT
【状態】 箱付 箱:ヤケ少 本体:ヤケ少 著者 下村寅太郎 発行所 筑摩書房 発行日 1981年9月25日(初版) 四六判 212ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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見えるものとの対話1【古本】
¥800
【状態】 カバー付 カバー:スレ、ヤケ有 本体:天地小口ヤケ、シミ有 著者 ルネ・ユイグ 訳者 中山公男、高階秀爾 発行所 美術出版社 発行日 1962年7月5日(初版) A5判 303ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ヒェロニムス・ボッス【古本】
¥800
【状態】 カバー、帯、ビニールカバー付 カバー:上部ヨレ有 本体:天地小口ヤケ、シミ有 著者 ポール・ラフォン 訳者 大出學 発行所 牧神社 発行日 1976年4月30日(初版) A5判 230ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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セザンヌの散歩道【古本】
¥1,000
【状態】 カバー付 カバー:上部ヨレ有、スレ有 本体:天地シミ有 著者 藤谷千恵子 発行所 牧羊社 発行日 1988年12月28日(初版) A5判 158ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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セザンヌ【古本】
¥1,100
【状態】 カバー付 カバー:スレ、ヤケ少 本体:天シミ少 著者 アンリ・ペリュショ 訳者 矢内原伊作 発行所 みすず書房 発行日 1989年8月10日(初版第3刷) 四六判 440ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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クレーの日記【古本】
¥1,000
SOLD OUT
【状態】 箱、ビニールカバー付 箱:スレ有 本体:天地小口シミ有、ヤケ有 著者 パウル・クレー 訳者 南原実 発行所 新潮社 発行日 1961年10月20日(初版) 145mm×205mm 484ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955 著者 発行所 発行日 年月日 判 ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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パウル・クレー【古本】
¥900
【状態】 カバー付 カバー:上部破れ有、スレ有 本体:経年劣化によるヤケ、シミ有 著者 フェリックス・クレー 訳者 矢内原伊作、土井美夫 発行所 みすず書房 発行日 1962年5月10日 A5判 240ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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フランスの大聖堂【古本】
¥1,000
【状態】 カバー付、帯折込 カバー:スレ、ヤケ、シミ有 本体:ヤケ有、天シミ有 著者 オーギュスト・ロダン 訳者 新庄嘉章 発行所 東京創元社 発行日 1984年3月31日(初版) 四六判 288ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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セザンヌの手紙【古本】
¥1,500
【状態】 ビニールカバー、帯付 カバー:ヤケ有 本体:天地小口ヤケ、シミ多 編者 ジョン・リウォルド 訳者 池上忠治 発行所 筑摩書房 発行日 1967年12月10日(初版) 四六判 304ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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反絵、触れる、けだもののフラボン【古本】
¥2,300
【状態】 カバー、帯付 カバー:スレ少 本体:天シミ少 著者 福山知佐子 発行所 水声社 発行日 2012年10月30日(初版) 四六判 176ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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ふたりであること 評伝カミーユ・クローデル【古本】
¥1,200
【状態】 カバー、帯付 カバー:ヤケ少 本体:ヤケ少、天地小口シミ有 著者 米倉守 発行所 講談社 発行日 1991年6月13日(初版) 四六判 272ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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音としてひとつ、手のひらにのる【新本】
¥1,650
【著者サイト紹介文より】 喪失から生まれた詩と、三篇のエッセイ。 前詩集『静けさを水に、かきまわす』の流れを汲んだもので、装画は同じくパートナーの nao による顔彩画。表紙には銀箔押し加工をしています。前詩集同様、紙にもこだわった一冊です。 著者 古井フラ 発行日 2023年8月29日 B6判変形 104ページ 著者サイト:https://furufura.com/ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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還るためのプラクティス / インカレポエトリ叢書22【新本】
¥990
今宿未悠詩集 第1回西脇順三郎賞新人賞 受賞作「猿」収録 息を吸って吐くこと は、言葉に回収されなければいい 【作品紹介】 採血 三叉路 がうまれますこれから注射針もう一つの道になって 腕にもりあがる血管のひとすじ、 何度も確認するように撫でる指先、 アルコール液を含んだガーゼは冷たくて、 覆いかぶされる腕 血管のところ 「いたい」 いたいことは、始まる前からわかっていたし、始まった後やわらいでいく 注射針あたらしい脈になって しゃばしゃば 外に流れ出ていく、液体 老朽化したダムの壁と壁のあいだから 豪雨に耐えきれず 外に流れ出ていく、 がさついた映像を眺めていた 頬杖をついて 生中継を 遠くのことだと思った 雨の匂いは、雨が降る前にわかる たとえば氾濫する川のこと マンホールから溢れてとまらない下水 骨の折れたビニール傘 暴風が 犬をまきあげて 攫ってしまった 「ふらつくかもしれないので、おちつくまで椅子にかけてお待ちください」 腕にバンドを巻かれているのは止血のため 待合室の椅子のやわらかく 精神科は精神を整えるための理想的な空間です パウルクレーの絵画、クラシック音楽、淡い水色の壁紙 paul klee klee くれ ください 犬 犬を 追いかけるぞ エスカレーターを駆け降りて豪雨に出ると風が髪をまきあげる髪は頭皮に繋がれているから攫わ れない 「あぶない」 あぶないことは、出る前からわかっていたし、出た後も続いていく 「そんなこといわないでっ」 叫んで走り出した、握りしめた処方箋どろどろになって繊維になって溶けていくのを薬局の人がサンダルを突っ掛けて追っかけてくる ここに持ってくるまでにそれ溶かしちゃいけないんだよお! いやだ犬を迎えにいかなくちゃいけないんですものわたし! いまごろずぶ濡れて雑巾みたいになっている犬かわいそうに 河原にいるかな そう河原にいる 河原にいってみようか! 薬局の人の手を引っつかんで風に乗る ひらり舞う 轟轟轟轟の風に乗れば意外とかろやかだ! 氾濫する川のこと 河原に向かいますわたしたち河原に向かえばきっとそこには犬がいるはずです助けてあげなくちゃならないかわいそうだ犬だから自分に何が起きているのかすらきっとわかっていないだろうお薬もらうのその後でいいですので自律神経とか整えている場合じゃないんです精神より生命の方が優先すべき事項でしょう! 氾濫する川のこと ほらあそこが隅田川だ! 生中継でさっき見たけれどもこんなにも近かったなんて知らなかったよもう他人事じゃないな、ああ、あんなところに雑巾みたいな犬がいる! 犬をください処方箋はもうこの頃には溶けるどころか握っているものはもはや何もなかった、薬局の人のサンダルは気づいたらふき飛ばされていた、でも犬がいますので大丈夫です犬は生きております! ほら濁流に怯えている茶色い水にかわいそうに今助けてあげるから風の流れから離脱したい! しかしながら離脱できない! どうすればいいんだ私たちずっと風に乗ったままこういうのって普通犬を助けようとした人も一緒に濁流に飲み込まれて行方不明になる理想的な結末からほど遠く! 自律神経が不安定な私とサンダルを飛ばされてしまった薬局の人がずぶ濡れになった雑巾みたいな犬を見ながら、空中で混乱している! 著者 今宿未悠 発行所 七月堂 発行日 2023年8月20日 四六判 98ページ 【関連】 インカレポエトリ / インカレポエトリ叢書:https://shichigatsud.buyshop.jp/categories/2851576 ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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あかるい身体で【新本】
¥1,650
海老名さんの詩を読んでいると、いつのまにか呼吸が深くなっていることに気がつきます。 読み進めていくほどに身体が軽くなっていくような気さえしてきます。 それはきっと、他の誰に与えられるものでもなく、自分でみつけることが出来たからこそ大げさに表明しなくたっていい。 そんな淡い光を放つ、やわらかな肯定感のように感じるのです。 この一冊の詩集を包み込んでいるものは、そのようなものたちなのだと思うのです。 「灰色の猫」 足がしびれて朝です もうこれで最後と繰り返して フローリングの床を滑ってしまう 終わりにしたい物事を 持っていることは 少し背中を丸くする わたしは装置なので 故障しやすい部分もあるし 通り抜けていくいろいろの感触を 受け取ったり流したりする 言葉は わたしが生めるものではなくて 組み合わせだけを考案できる 研ぎ澄ました指先で感触を編んで 片隅から放つ 重さは絡まり合ってほどけない糸 背中に猫を作っている 抱きかかえられることを拒んで そのくせ爪を立てて離れない わたしだけの猫 春先のすーっとした冷え込みは ふるい灰色の記憶を引き出す 再生を止めたいのに 毎年律儀に胸をひっかきにくる 終われないから そこに とどまる感触があって ちいさな子どもの身体だったことを 覚えている 灰色の猫を背負って わたしは続いていて 今日も 世界の手を取る 著者 海老名 絢 発行所 七月堂 発行日 2023年8月20日 四六判・小口折・帯付 114ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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SAPERE ROMANTIKA【新本】
¥1,980
【目次】 VIBRATE MODE / マナーモード Salted / プレ・サレ A cucumber sandwich / サンドイッチのきゅうり Epicurean Feast / 美食家の宴 Cidre / アップルサイダー GELATO / ジェラート そ ば [soba] / 蕎麦屋 My Chocolatier / マイ・ショコラティエ Kiss me in the night instead / キス・ミー・イン・ザ・ナイト・インステッド Iced Coffee / アイスコーヒー [BONUS LYRIC] Koiwai Strawberry Farm / 小岩井ストロベリー農場 <寄稿> 「ライオンのおくち」横田祐美子(フランス哲学研究者/立命館大学衣笠総合研究機構助教) 「満ちたりない、完璧に」来馬哲平(アメリカ文学研究者/青山学院大学文学部准教授) 【推薦コメント】 たくさんのひとが、世界をどうやって見ることができるか頭を悩ませているあいだ、あなたは世界がこちらをじっと見つめていることに、とっくに気がついている。たくさんのひとが、世界を切り取ることに躍起になっているあいだ、あなたは世界と毎晩ダンスをしている。そんなひとが、詩を書いたらどうなるのだろう。 永井玲衣(哲学研究者) 著書『水中の哲学者たち』晶文社 私たちは皆、翻訳し、複数の言語を生きている。人は頭に浮かぶイメージを言葉にして考える。ある言語から別の言語への変換は翻訳だ。日本語しか使わない人も複数の言語で話している。相手に応じて言葉を使い分けるから。高田怜央は、私たちにとって実は身近な、翻訳と複数の言語が生みだす奇跡を提示する。それは翻訳という行為を通して英語と日本語という複数の言語を往復しながら展開される思索・詩作の結晶としての軌跡だ。 山本浩貴(文化研究者) 著書『現代美術史:欧米、日本、トランスナショナル』中公新書 原文の英語の詩と日本語訳の双方を、亡霊的な原詩から剥がれ落ちた片割れ同士の関係に置くように読者に促す本書のかたちは、遠い恋人との合一を願う言葉を紡いだサッフォーの穴だらけのパピルスのような断片性を身にまとう。 来馬哲平(アメリカ文学研究者) 寄稿「満ちたりない、完璧に」より 言語と舌が同じであるように、知ることと味わうことは切り離せない。 そして、書くことと語ることも。 横田祐美子(フランス哲学研究者) 寄稿「ライオンのおくち 」より 【著者プロフィール】 高田怜央(Leo Elizabeth Takada) 翻訳者・詩人。1991年横浜生まれ、英国スコットランド育ち。上智大学文学部哲学科卒。主な翻訳に、ヴィム・ヴェンダース監督「Perfect Days(原題)」(脚本・字幕)など。英日詩に『ユー・メイド・ミー・ア・ポエット、ガール』(海の襟袖)、「FUTURE AGENDA [未来の議題]」他 二篇(『ユリイカ 』2023年3月号、青土社)など。連載中エッセイ「記憶の天窓」(SIDE TRACK by TWO VIRGINS)。 著者 高田怜央 発行所 Paper Company 発行日 2023年8月1日 173mmx105mm 72ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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夢にも思わなかった【新本】
¥1,650
佐野豊詩集 「いちばんやさしい重み」 迷うことをする。 誰かといっしょに。 私といっしょに。 たとえ今日も答えにたどり着かなかったとしても、そんな日々が、いつしか帰る場所になっていく。 本作をお読みいただき、秋山花さんに描き下ろしていただいた絵を装画として使用しました。 栞文は、佐野さんが初期の頃より通われていた「詩の教室」主催の松下育男さんです。 ぜひたくさんの方にお手にとってご覧いただきたい一冊となりました。 どうぞよろしくお願いいたします。 【著者コメント】 この『夢にも思わなかった』という詩集を読んで、いきている切なさも、迷いながらの毎日もいいんだと、詩のことばっていいなと誰かに思ってもらえたら幸いです。 詩のすきな方だけでなく、本がすきな方、こころのことに関心のある方にも届いてくれたらいいなと思います。 【作品紹介】 「ただなか」 いつのまにか 洗濯物の干し方も覚え 自分で珈琲を淹れている 天気のいい休日に はりきって台所に立ち レモンケーキをつくる その傍らで僕は 詩を一つ つい何日か前 腕の中に 泣いているきみを包んだ夜があった べつに もう大丈夫になって けろっとしてるわけじゃない そのことを知っている あわだつ ただなかに ふたりまみれて まだ午前中 昼はチャーハンだったね かまぼこ マスターからもらったやつ まだすこしあるよね 一日三度 飯を食い 歯を磨く そうだよね と 思うんだよ 一日にたった三度でいい きみといるただなかのこと ちゃんと思っていたい 毛布のような マントだということが わかってくるから ほら こうばしい ただなかの香りが こちらへ伝ってきた 著者 佐野豊 装画 秋山花 栞文 松下育男 発行所 七月堂 発行日 2023年5月26日 四六判 106ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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絵にしかできない【新本】
¥1,100
【出版社内容紹介】 カタリココ文庫10号は画家、諏訪敦と大竹昭子による対談『絵にしかできない』をお届けいたします。諏訪敦は緻密な描法で知られ、制作には尋常ではないエネルギー、技術、パッションは注ぎ込まれます。 一見写真のように思えますが、深く探っていくと、そこには大きな隔たりがあります。「写真みたい」という一言で片づけてしまうと決して見えてこない深淵が、そこには横たわっているのです。 スペイン留学を機に日本人の身体が気になってはじめた舞踏家の大野一雄・慶人のシリーズ、父の遺体を描くことで互いの関係を見つめ、死の存在を問うた<father>、満蒙開拓団として大陸に渡った祖父母の足跡を調査して描いた<棄民>シリーズなど、彼の創作は詳細な取材を通して自分の足下を深く掘り下げることからスタートします。その過程はまるで文学者のようです。 本号では2019年9月のトークと朗読会<カタリココ>と、彼のアトリエでおこなったつづきの対談を収録し、巻末には彼の活動歴を示す詳細な年譜を載せました。美術家の図録には年譜がないことが多いので、本号でそれが実現できたのを嬉しく思います。 2022年12月17日から東京・府中市立美術館で諏訪敦「眼窩裏の火事」展が開催されます。この小さな本が諏訪敦というたぐいまれな画家を理解する一助になればさいわいです。 著者 諏訪 敦、大竹昭子 発行所 カタリココ文庫 発行日 2022年11月20日 文庫判 88ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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絵のうら側に言葉の糸をとおす【新本】
¥990
【発行元内容紹介】 東日本大震災後の2011年3月、大竹昭子の呼びかけにより「ことばのポトラック」がおこなわれました。 本書はいまも継続しているこのトークイベントの、美術家・鴻池朋子が登壇した回の内容を再構成した鼎談集です。聞き手は大竹昭子と堀江敏幸がつとめ、三人それぞれが自分の発言多くの言葉を足しました。 鴻池朋子は大震災のとき、ちょうど個展の最中で、揺れが収まって会場にいくと、自分のつくった作品に少しも情熱がもてなくなっているのに気が付いたといいます。。 そこでいったん制作を停止し、描くとは? 創るとは、作品を見せるとは? など、つぎつぎと湧きおこる本源的な問いに全身全霊でむきあい、模索し、そこから絵画パネルという既存の表現形式を超えて、動物の皮革に描いたり、糸で縫ったりという手法が編み出されていきました。 「描くこと」「創ること」ことを、人間の営みの歴史や地球の活動にまで広げてとらえようとする彼女の意欲は、既存の「美術」を超えた刺激と発見に満ちています。 「ポトラック」の会場はその日、大変な熱気に包まれましたが、人々が集うことがしづらくなったいま、そのときのエネルギーと思考の軌跡を活字にしてお届けしたいと思いました。 コロナ禍と津波は同じではありませんが、人間の想像力を超えた事態に直面したとき、それに立ち向かおうとする姿勢には希望が感じられます。 日常が滞りなく過ぎているときには見えにくい事柄が、行く手がふさがれたときにあらわになります。そのときに立ち止まって考えることができれば、つぎの山を登る力が蓄えられることを鴻池さんの言葉は教えてくれます。 著者 鴻池朋子、大竹昭子、堀江敏幸 発行所 カタリココ文庫 発行日 2020年9月12日 文庫判 53ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955
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声を差し出す【新本】
¥900
海老名絢詩集。2018~2019年の詩をまとめた1冊です。 マンネリの中に 新しい一日がある 開かれている カーテンを開けると 明るさが始まったところ 少しずつ動き出した人の音がする バスと電車はもう始発が出ただろう 今日はよい天気だ 昨日も悪くない霧雨だった 明日のことは、夜に考える うずうずと揺れる青空は いまにも 水を弾いて駆け出しそうだ ひかる輪っか掲げて 水玉もようのワンピースを 引っ張り出す、 陽に誘われて 町に飛び込んだら 水玉跳ねて わたしの 存在した跡になる 踏みしだかれて すぐに わからなくなるだろう まだ見ぬ今を 見に行ったしるし 身体に降り積もって 一日を開く鍵を生む (「鍵」より) 著者 海老名絢 発行日 2019年11月22日 B6判 60ページ
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ベラスケスとバロックの精神【古本】
¥1,200
【状態】 カバー、帯付 カバー:ヤケ、スレ有 本体:天地小口シミ有、ヤケ有 著者 エミリオ・オロスコ 訳者 吉田彩子 発行所 筑摩書房 発行日 1983年5月30日(初版) A5判変型 148ページ ________________________________________ ※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。 https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955