1/3

もういちどそばに【新本】

¥1,540 税込

なら 手数料無料の 翌月払いでOK

別途送料がかかります。送料を確認する

【出版社内容紹介】
失われた日常のなかにある、愛おしい瞬間
喫茶店や映画館、それに書店で見知らぬ人と
隣り合わせになる…。
2020年より前の暮らしの中にあって、
いま私たちが恋い慕うなにげない日常の風景を、
瑞々しい感性で世界各国から愛される作家の
エラ・フランシス・サンダースが描き出す。

この本は、さまざまな場面、愛情、ほかの人との相互作用、経験、出来事、思わぬ発見といった、私たちみんなが共有し、取り戻したいと切望しているものの断片を、挿絵とともに集めて見せてくれます。のんきだった時代の、歴史のようにさえ感じられる、夢にまでみるあのさまざまな瞬間。道ばたで出会う、日々の中にちりばめられたワクワク感。生きていることそのものが、今は同じようには起こり得ない美しい偶然です。

それは読者に、手離し、出会う機会を失い、触れられなくなったものについて思い描かせます。やさしく美しい方法で、小さな大切なことが、どれほど価値があるか、思い出させてくれるのです。1日、1週間、1ヶ月に与えられる「生きる意味」。それがはぎとられてしまうと、心は行き場を失い、感情は痛みにおおわれます。

この本の行間には、それら大切なものへの追慕とともに、私たち人間が、きっとまた寄り添いあえるはず、という希望と自信とがつまっています。


【目次】
美術館や画廊に立つ。
バスの中で、同じ本を読んでる人に出会う。
だれかが落としたものを、拾って手渡す。
図書館や書店にいる。
知らない人をなぐさめる。
日々の何気ない美しいことをいっしょにする。
通りすぎる車の中のだれかと目で合図。
映画館の暗がり。(劇場も)
道を教える。
満員電車のぎゅうぎゅうづめ。
遠くにいるなつかしい知り合いのもとにかけつける。
握手。(ふつう遠慮がちに)
郵便局で列に並ぶ。
建物の入り口で雨宿り。
思いがけない特別な場所を発見。
スーパーでひそひそ声のおしゃべり。
だれかといっしょに、列車の窓から外を眺める。
だれかと同じものをとろうとして手が触れる瞬間。
お弁当をシェアしてるのを見かける。
バス停で待つこと。
会えたねのハグ。
待合室で、だれかの靴をほめる。
素敵な犬にごあいさつ。
コインランドリーで待つ。
カフェで見知らぬ人と恋に落ちる。


【著者紹介】
[著]エラ・フランシス・サンダース(サンダース,エラ・フランシス)
エラ・フランシス・サンダース
イギリス在住のライター、イラストレーター。著書に"Lost in Translation: An Illustrated Compendium of Untranslatable Words from Around the World"(邦題:翻訳できない世界のことば)、"The Illustrated Book of Sayings: Curious Expressions from Around the World"(邦題:誰も知らない世界のことわざ)、"Eating the Sun: Small Musing on a Vast Universe”(邦題:ことばにできない宇宙のふしぎ)がある。

[訳]前田 まゆみ(マエダ マユミ)
前田まゆみ(まえだ まゆみ)
絵本作家、翻訳者。京都市在住。神戸女学院大学で英文学を学びながら、洋画家の杉浦祐二氏に師事。著書に『ライオンのプライド 探偵になるくま』『幸せの鍵が見つかる 世界の美しいことば』(創元社)『野の花えほん』(あすなろ書房)など、共著に『しなやかに生きる智慧と希望のことば』(創元社)、翻訳書に『翻訳できない世界のことば』(創元社)『もしかしたら』『だいすきだよ おつきさまにとどくほど』(パイ・インターナショナル)などがある。『あおいアヒル』(主婦の友社)で、第67回産経児童出版文化賞・翻訳作品賞を受賞。



著者 エラ・フランシス・サンダース
訳者 前田まゆみ
発行所 創元社
発行日 2021年12月20日
四六判 64ページ


________________________________________

※送料の変更をさせていただく場合がございます。詳しくは以下のURLよりご覧ください。
https://note.com/shichigatsudo/n/n848d8f375955

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (334)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,540 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      セール中の商品
        その他の商品