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遊戯哲学博物誌【新本】

¥1,936 税込

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ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』を訳した著者による遊戯の哲学書。
「遊戯」をキーワードに、存在や言葉、倫理や共同体など43個のテーマについての思想が各章で展開されていきます。また各章の節には記号が付されており、その記号によって別の節との連関が示されるといった有機的な構成になっています。
その文体は、物語のようでもあり、あるいは吟遊詩人が詠う叙事詩のようでもあり、この本が哲学に触れたことのない方にも開かれているのがうかがえます。


これは遊戯の哲学書である。「遊戯」という言葉を軸に哲学の全体を捉える。とりわけ古代ギリシアに始まる西洋哲学の伝統を受け継いでいるが、既成の思想にはほとんど触れず、新しい思想を一から築き上げる。そうして、哲学の始まりからひとまずの終わりまでを物語る。
〔中略〕
この本は、世界のなかのありとあらゆるものが遊戯をしている、「なにもかもが遊び戯れている」とみなす。そうした見方のもとで、世界と倫理という哲学において根本的なふたつの問いに答える。同時に、ものごとの理解、記憶、知の営み、言葉、人間とはなにか、幸福、生命、共同体といったテーマへ開かれた連関を広げる。
(「まえがき」より)

【目次】
あ:遊戯、哲学、博物誌について
い:遊戯について
う:Lebenspielについて
え:精神について
お:配置について
か:親和力について
き:オーラについて
く:存在について
け:記憶について
こ:宇宙の塵とひとりのひとについて
さ:表現について
し:展開について
す:知の営みについて
せ:思考について
そ:論理について
た:物語について
ち:運命について
つ:真理について
て:言葉について
と:意味について
な:概念について
に:理念について
ぬ:幸福について
ね:自由について
の:倫理について
は:善く生きることについて
ひ:人間について
ふ:愚かさの混沌について
へ:徳について
ほ:身体について
ま:生命のリズムについて
み:生態系について
む:肯定と否定について
め:多様性、複雑系、生成変化
も:共同体について
や:文化について
ゆ:モナドについて
よ:制度について
ら:資本主義、帝国主義、全体主義
り:伝統、作品、普遍性
る:友情について
れ:パラドックスについて
ろ:不思議について


著者 木村洋平
発行所 はるかぜ書房
発行日 2017年9月10日
A5判 240ページ


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